2009年6月1日月曜日

*What is the Desiere for Men? Are we slaves of the desire?

●5月31日(夜)~6月1日

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午前中、ワイフと2人で、佐鳴湖を一周した。
歩いて一周した。

途中どこかの団体が、「健走会」を開いていた。
いつもなら静かな佐鳴湖だが、今朝はちがった。
まるで祭の会場のようになっていた。
ワイフと私はその人ごみを避け、「私たちも、
負けじ」と思いながら、歩いた。

佐鳴湖は、以前はといえば、富塚町を出て、医療
センターまで歩く部分は、一般市道を通らないと
一周できなかった。
距離にして、1・5キロはあるだろうか。
それが今度新しく、遊歩道ができ、一般市道を
通ることなく、歩いて一周できるようになった。
富塚町へ出る手前で、佐鳴湖側に橋で渡り、
そのまま湿原を通り抜けて、医療センターの
手前のところまで出る。
ぐんと安全になった。

「いいね」「いいね」と言い合いながら、私たちは
その遊歩道を歩いた。

それを除いて、今日は、おかげでのんびりと
した1日を過ごすことができた。
夜、6月からの講演の練習をした。
6月から、新しい内容で、講演をする。

夜、田丸先生からメールが届いていた。
愛知県のT大学で教授をしている、弟子の方が
亡くなり、葬儀に行って、奥さんと2人で、
お骨を拾ったとか。
さみしい内容のメールだった。


Hiroshi Hayashi+++++++JUNE. 09+++++++++はやし浩司

●アクセス数、3561PV達成!

今朝、Goo-Blogのアクセス数を見たら、何と、3561件(5月31日分のみ)
を達成しているのが、わかった!

閲覧数……3561 PV
訪問者数……639 IP
アクセスランキング……742位/1238180ブログ

ずっと1200~1400位あたりを、行ったり来たりしていた。
それがこの数日、アクセス数が、ふえつつあった。
順位も、3桁台に入った。
それで「今日あたり、800位台に入るかな」と思っていた。
で、見たら、742位!

123万もあるブロッグの中で、742位。
がぜん、やる気が出てきた。
つぎは、500位台を目標!

それにしても、すごいことだと思う。
639人の人たちが、3561回もアクセスしてくれた。
平均すれば、1人が5回前後、あちこちのページを見てくれたことになる。

Goo-Blogの読者のみなさん、ありがとう!
このところ電子マガジンのほうが低調で、やる気を失っていました。
ここしばらくは、Blogのほうに、力を入れてみます。


Hiroshi Hayashi++++++++June.09+++++++++はやし浩司

●「貯金、10億、自由に使えるお金、10億」

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どこかの球団の監督が、こう言った。
「貯金、10億、自由に使えるお金、10億。
それを目標にすればいい」と。

発想が貧しいというか、球団の監督ともあろう
人物が、こういう発言を堂々とするところが、
悲しい。

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●強欲

「強欲」という言葉がある。
欲の皮がつっぱったような人をいう。
いや、欲が悪いわけではない。
みな、ある。
私にもあるし、あなたにもある。
大切なのは、その欲の向け方と使い方。

一般論として、欲の(1)向け方と、(2)使い方は、世代連鎖しやすい。
親が強欲だと、子どもも強欲になる。
中に、反対に親を反面教師として、見た目には正反対の考え方を示す子どももいる。
そのばあいは、多くのばあい、極端な考え方に走るケースが多い。

(1)向け方

欲を何に向けるか。
向ける先には、いろいろある。
仕事、ボランティア活動、趣味、名誉、地位、研究などなど。
もちろん金(マネー)に欲を向ける人も多い。
何に欲を向けるかは、人それぞれ。
みな、ちがう。
大切なことは、それぞれがそれぞれを認めあうこと。
そのバラエティが人間の社会を、うるおい豊かにする。
楽しくする。

で、その欲は、向け方によって、2つに区別することができる。
内面的欲と外面的欲。

「もっといろいろなことを知りたい」「世界中を旅してみたい」と思うのは、
内面的欲ということになる。
「自分に向かった欲」と考えればよい。

一方、他者に働きかけ、「有名になりたい」「名誉や地位がほしい」と思うのは、
外面的欲ということになる。
「自分以外に向かった欲」と考えればよい。

子育てについて言うなら、「子どもは幸せになってほしい」と思うのは、内面的
欲ということになる。
「子どもには、有名大学を出てほしい」と思うのは、外面的欲ということになる。

が、これら2つは、必ずしも択一的なものではない。
それぞれが、たがいに混ざり合うこともある。
中には、「自分を試すためにエベレストに登りたいが、同時に有名になりたい」と
思う人もいるかもしれない。
あるいは「有名大学を出れば、子どもは幸福になれるはず」と思う人もいるかも
しれない。

(2)使い方

欲は言うなれば、自分の中の野生馬のようなもの。
生きる原動力としても働く。
が、うまく使いこなさないと、たいへんなことになる。
強欲な人を例にあげるまでもない。
このタイプの人は、他人の人生など、平気で犠牲にする。

で、それをコントロールするのが、自己管理能力ということになる。
理性や知性ということになる。
一般論として、有名人や、その世界で活躍している人ほど、欲が強いということに
なる。
フロイトの言葉を借りるなら、「性的エネルギーが強い」ということになる。
ユングの言葉を借りるなら、「生的エネルギーが強い」ということになる。
最近の大脳生理学の言葉を借りるなら、「ドーパミンの分泌が激しい」ということになる。

どうであれ、欲というのは、あらゆる方向に作用する。
昔から『英雄、色を好む』という。
それもそのひとつ。

「国家的な英雄になるような人というのは、それだけ欲も強く、その欲は性欲の
ほうに向きやすい」という意味。
が、それをコントロールするのが、先にも書いたように、理性や知性ということになる。

●10億円?

どこかの球団の監督が、こう言った。
「貯金、10億、自由に使えるお金、10億。それを目標にすればいい」と。

発想が貧しいというか、球団の監督ともあろう人物が、こういう発言を堂々とする
ところが、悲しい。

というのも、興業といっても、プロ野球というのは、日本の娯楽以上の娯楽になって
いる。
老若男女、みなが楽しんでいる。
その裏で、札束が乱舞しているとはいえ、その「長」にもあたる人物が、「10億円」
とは!
以前から品格のない人物とは思っていたが、ここまで下品とは思ってはいなかった。
まさに「あの妻にして、この夫」という感じ。

だいたいあの年齢で、20億円も金融資産をもっていて、どうするの?
そういう資産の偏(かたよ)りがあるから、お金に困る人は、困る。
そういう矛盾を、どう考えているのか?

いいのか、日本のスポーツ界?
つい先日は、どこかの相撲部屋の親方が、殺人罪で、実刑判決を受けている。
その少し前は八百長疑惑で、週刊誌が騒いだ。
そういう醜聞はどこの世界にもあるが、いくらなんでも、ケタがちがう。
億単位の金(マネー)が、それこそ春の蝶のように、その上を飛び交っている。

……しかしそういう人物たちこそ、「強欲の人」という。
欲の奴隷になりながら、奴隷になっていることにすら、気づかない。
「私」というものが、どこにもない。
そのため貴重な「命」をどぶへ捨てるようなことを、平気でしている。

たかが球(たま)の投げ合いであはないか。
球の打ち合いではないか。
いや、これはその監督に言っているのではない。
プロ野球を楽しむ、私たち自身への言葉である。
つまりそういう意識をどこかにもって、自分の欲の暴走にブレーキをかけないと、
私たち自身も、その欲の奴隷になってしまう。
そしてこういう監督を「長」にいだきながらも、そのおかしさに気がつかなくなって
しまう。

「いいなあ、オレもプロ野球の監督になって、それくらい稼いでみたい」と、あなたが
思うようだったら、すでに、あなたもその欲の奴隷になっているということ。

どうであるにせよ、監督なら監督らしく、もう少し言葉の使い方を選んで、
ものをしゃべってほしい。
高校野球からプロ野球球団へ。
純粋な心をもって球団へ入ったとたん、あの高校生たちが、欲の奴隷になると考えるのは、
あまりにも悲しい。

そうそうどこかの相撲の親方も、こう言った。
「土俵の中には、札束が埋まっている。
そう考えって、稽古しろ」と。
新弟子の指導のときに放った言葉である。

(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi
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Hiroshi Hayashi++++++++June.09+++++++++はやし浩司

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