2009年6月6日土曜日

*War Game

●まるでゲーム感覚?

+++++++++++++++++++++

韓国の中央N報の記事を読んでいて、
ふと「これが現実か?」と、わが目を疑ってしまった。
まるでゲーム感覚。
ゲームそのもの。
ゲームの世界での話ならわかる。
私も、パソコン草創期のころには、ゲームソフト
を買ってきてよく遊んだ。
その中には、「大戦略」というソフトもあった。
武器を配置ながら、戦争をするというゲームである。
それなりに楽しんだが、しかしそれはあくまでもゲーム。
しかし中央N報の記事は(現実)。
まぎれもない(現実)。
だから、わが目を疑ってしまった。
こんな感覚で戦争が始まったら、それこそたいへんな
ことになる。
何も「西海紛争」だけで終わるはずがない。
もしこの通りにして終るとしたら、(終わるはずもないが)、
それこそゲーム。
報復は報復を呼び、やがて引き返しがつかないところまで
進んでしまう。

+++++++++++++++++++++

●K国軍は、壊滅?

 韓国の中央N報はつぎのように伝える(6月6日)。

『K国の核実験に続くミサイル発射で西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)の緊張が高まっている。4日にはK国警備艇が西海延坪(ヨンピョン)島付近で中国漁船の取り締まりを口実にNLLを51分間侵犯した。K国の挑発はミサイル発射とともに西海NLL付近で行われる公算が大きいものと軍当局は予想している。北東アジアの火薬庫で戦闘力が最も密集された西海NLLでの南北戦力を比べてみる。

K国は西海NLL北の沙串(サゴッ)とチョ島などに80~100隻の哨戒艦と警備艇、魚雷艇を集結させている。有事時、一挙に下って韓国の海軍を攻撃するものと予想される。またK国は序盤に韓国艦艇はもちろんペンリョン島、延坪島を制圧するために100丁以上の海岸砲を長山串と壅津郡に集中配置した。ペンリョン島の海兵隊は地下陣地の中にいるが、K国軍の砲火は非常に荒いものとみられる。K国軍は初期奇襲に向け、平壌南側の黄州、クァイル、谷山基地に110機のミグ21とミグ19戦闘機も配置している。

K国陸海空軍の奇襲は韓国軍の防御に相当な負担となる。しかし軍当局はK国軍が奇襲すれば現場指揮官が直ちに強力対応するよう指示した状態だ。特にわが軍は自動化されて正確度がかなり高い武器で警戒する計画だ。これによって海上戦は3~4日でK国艦艇がほとんど潰滅できるものといわれている。またK国のシルクワームなどの地対艦とSA5などの地対空ミサイル基地は、F15Kで発射されたスラム-ERが、海岸砲はF15KとF16が投下した合同直撃弾(JDAM)が精密破壊する。K国空軍機の大規模攻撃は韓国型構築艦に装着された艦対空ミサイルSM2によってほとんど撃墜されるものとみられている』(以上、中央N報 09年6月6日)と。

 以上を要約してみると、こうなる。

(1) 紛争は西(=黄海)で起こる可能性が高い。
(2) K国軍は、奇襲作戦をとるはず。
(3) K国の兵力は、80~100隻の哨戒艦と警備艇、魚雷艇。
(4) ほかに、100丁以上の海岸砲、
(5) 110機のミグ21とミグ19戦闘機。

これに対して韓国側は、

(1) 自動化されて、正確度がかなり高い武器で警戒する計画をもっている。
(2) 地対空ミサイル基地は、F15Kで発射されたスラム-ERで攻撃。
(3) 海岸砲はF15Kと、F16が投下した合同直撃弾(JDAM)で精密破壊する。
(4) K国空軍機の大規模攻撃は、艦対空ミサイルSM2によってほとんど撃墜する、と。

 こうした記事を読むまでもなく、K国側に勝ち目はまったくない。
たとえて言うなら、弓と矢で機関銃に立ち向かうようなものである。
たとえば数日前、K国側の海岸基地の写真が載っていたが、驚くなかれ、
それは粗末な木造づくり。
まるで壊れたブタ小屋か、犬小屋のようでもあった。
屋根にはトタン板が載せられ、その上に土がかぶせられていた。
今どき信じられないような話だが、私が見たかぎり、これは事実である。

 が、戦争をすれば、韓国側とて、ただではすまない。
またK国側が、そのまま敗退するとは、考えられない。
へたをすれば、そのまま全面戦争へと突入する。
それこそソウルは、火の海となる。
もちろん日本も大きな影響を受ける。

その瞬間から、日本の株価、債権、円は急降下。
ノドンが一発でも日本で爆発すれば、日本の経済はマヒする。
被害を勘案すれば、戦争をしてよいことは、何もない。
けっしてゲーム感覚で、戦争などしてはいけない。

が、もしそれでも……、ということになれば、今まで私が繰り返して書いてきたように、
K国を、自然死にもっていく。
そのためには、K国に対しては、国際的な圧力を加えていく。

 で、これには条件がある。

(1)日本はけっして、単独でK国を相手にしてはいけない。
(2)鍵を握るのが、中国ということになる。
(3)圧力を加えすぎて、K国を暴発させてはいけない。

 圧力というのは、ズバリ兵糧攻めをいう。
食糧、原油、マネーの3方向から、ジワジワと、K国を締めあげる。
……こう書くと、「それでは、日本は日本だけのことを考えれば、それでいいのか」と
反論する人がいるかもしれない。
そう、それでよい。
これは戦争である。
まさに戦争である。
日本は、何も(いい子)ぶることはない。
こちらにはその気はなくても、向うには、その気がある。
その気があって、ミサイルや核兵器を用意している。
そんな国に対して、日本は遠慮する必要は、まったく、ない。
平和もけっこうだが、「戦争はいやだ」と逃げ回るのは、けっして平和主義でも
何でもない。
ただの「おく病」という。

世界はそれほど完成されていない。
日本のように(できのよい国)ばかりでもない。
だったら、日本も腹を据えて、日本の国益を第一に考えて行動する。
日本のことだけを考えて行動する。
それが「戦争」というものである。

大切なことは、ただの1人も、日本人の犠牲者を出さないこと。
ただの一発も、この日本に爆弾を落とさせないこと。
それだけを考えて、あとは、賢く、ただひたすら賢く行動する。
繰り返すが、戦争では、けっして(いい子)ぶってはいけない!
(09年6月6日記)

(付記)
正義はどうなるのかと心配する人もいるかもしれない。
「日本人としての正義はどうするのか」と。
しかしあんな国を相手に、正義を説いても意味がない。
またその価値もない。
相手は頭のおかしい、ただの独裁者。
自国の失敗を他国に押しつけ、ありもしない他国の脅威を勝手に作りあげて、
独りで騒いでいる。
独りで芝居をしている。
どこまでも悲しく、どこまでもあわれな国である。
だから、ここは『負けるが勝ち』。
要するに相手にしないことこそ、懸命。
それがわからなければ、街角で、チンピラに因縁をつけられたときのことを想像して
みればよい。
あなたはそんなチンピラを相手に、正義など説くだろうか。
たぶん鼻先でフンと笑って、無視して通り過ぎるだろう。
が、それでも殴りかかってきたら……。
そのときは警察、つまり国際社会に訴えていけばよい。
正義を説くなら、相手を選ぶ。
それができてこそ、日本は、先進国なのである。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。