2009年12月2日水曜日

*Let's North Korea Collpse as It Is

【北朝鮮の崩壊】(Let’s North Korea Collapse as It Is Now!)

2009年12月2日現在、北朝鮮は、大混乱に陥っている。
すでに、870万人が、飢餓に直面しているという。

国連の潘基文事務総長は去る9月4日、「国際支援の拒否などにより食糧不足も深刻さを増しており、約870万人が飢餓に直面している」と発表している(産経新聞)。

そんな中、世界の歴史の中でも類を見ないような、めちゃめちゃな経済改革(?)が、このたび、北朝鮮で強行された。

デノミである。
交換額制限付きのデノミである。
その模様を、韓国の各紙は、つぎのように伝えている。

★「北朝鮮が12月1日、これまでの貨幣100ウォンを新貨幣の1ウォンと交換するデノミネーション(デノミ、通貨呼称単位の変更)を行った。1992年に新旧の貨幣を1対1の比率で交換する貨幣改革を行って以来、17年ぶりのことだ。今回の措置で、住民たちは北朝鮮貨幣をドルや中国人民元に交換しようと闇市に殺到するなど、大騒ぎになったという」(朝鮮N報)。

★「北朝鮮当局は当初、旧貨幣を世帯当り10万ウォンまで交換しようとしたが、住民の強い反発を受け、交換限度を15万ウォンへ拡大したという。新貨幣と交換できない旧貨幣はそのまま紙くずになるため、住民の反発が大きいのは必至だ。北朝鮮専門のインターネット新聞「デイリーNK」は、北朝鮮の内部情報筋の話として、昨日、貨幣交換が始まると、突然財産を失うようになった住民の動揺が大きく後遺症が深刻だと伝えた」(東亜日報)。

★「聯合ニュースによると、旧通貨と新通貨の交換比率は100対1。11月30日午後から交換が行われ、平壌市民は突然のデノミに驚き、自宅の現金を両替しようと闇市に殺到。ドルや人民元が暴騰するなど混乱したという。

 北朝鮮のデノミについて、韓国統一省は「現在確認中」としているが、確認されれば今回で5回目の実施となる。統一省によると、北朝鮮の新通貨発行は1992年以来。ただ当時は交換比率が1対1で、新しい貨幣に換えられる上限が決まっていたため超過した分は事実上、国に没収された。

 90年代後半に数百万人が餓死したとの情報がある北朝鮮は2002年7月、「経済管理改善措置」を発令。滞りがちになっていた配給制を取りやめ、公定価格や給料を引き上げるなど、経済の活性化を図った。そのため急激なインフレも起きた。現在、北朝鮮の一般の労働者の給料は月額3000ウォン前後とされるがこれはトウモロコシ2キロの値段にすぎず、それほどインフレが深刻ということだ」(韓国、産経新聞)。

●日本は日本の国益を第一に考える

 日本の国益とは何か?
それは北朝鮮を、自然死にもちこむこと。
自己崩壊させること。

 現在、北朝鮮は、アメリカとの間で、「米朝友好条約」なるものの締結をもくろんでいる。
しかしこれほどまでに日本にとって、危険な条約はない。
仮に米朝友好条約なるものが締結されたら、それ以後、北朝鮮は日本に対してしたい放題のことができるようになる。

 これは憶測でも杞憂でもない。
現実である。
その時点から、日米安保条約は死文化し、北朝鮮は、アメリカ本土にさえ手を出さなければ、日本に対して軍事行動すら可能になる。
仮に核兵器はなくても、日本は北朝鮮の化学兵器、生物兵器にビクビクしながら生きていかねばならなくなる。
現に250~500発のノドン型ミサイルが、実戦配備についている。
「友好」という名前にだまされてはいけない。

 日本にとって、ベストのシナリオは、北朝鮮を自己崩壊させること。
それで拉致問題も、解決する。
今こそ、兵糧攻めの手を緩めてはいけない。
中国、韓国は国境を接しているため、困るだろう。
日本にとっても、朝鮮半島の混乱は、好ましくない。
しかし10年後、20年後の日本のことを考えるなら、ああした国を、生かしておいてはいけない。

 もちろん日本が手をくだすことはできない。
軍事力の行使も許されない。
だからこそ、「自然死」ということになる。
それがまた、北朝鮮の人たちにとっても、ベストのシナリオということになる。
世界でも最悪の恐怖政治から、北朝鮮の人たちも、解放される。

 今こそ、チャンス。

 ちょうど10年ほど前にも同じことが起きたが、そのときは、日本が最大の援助国となって、北朝鮮を助けた。
当時のK外務大臣は、あろうことか、白米120万トンと北朝鮮に届けた。
そのとき金xxは、中国北部への亡命まで画策していた。
そんな愚かな外交を繰り返してはいけない。

 それともあなたは、あのミサイル発射実験のとき感じた恐怖を忘れたとでも言うのか。
今、あの国を自然崩壊させないと、二度と、そのチャンスはやってこない。
「核兵器の標的は日本」
「日本は存在してはならない国」などなど。

そのつど私たちは北朝鮮の脅迫にさらされてきた。
国際政治は、どこまでも現実的に。
現実だけをみて、対処する。
(いい子)ぶって、よいことは何もない!
(09年12月2日記)

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