2011年12月20日火曜日

Lesson for Age 4&5 Children "Clock and Time"

●金正日の死


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昨日、金正日の死が発表された(12月20日)。
69歳であったという。
「69歳」。


若い人たちは、この数字をどう見ているかは、
私自身の若いころをさぐってみれば、わかる。
たぶん、「69歳か」で終わってしまうだろう。
それなりの年齢に見えるかもしれない。
つまりいつ死んでもおかしくない年齢、と。


しかし私の現在の年齢と、それほど違わない。
私は64歳。
5歳年上ということになるが、私の年代で、
5年など、何の意味ももたない。
あっという間に過ぎてしまう。


金正日の死を知り、それぞれの人は、それぞれの
受け止め方で、彼の死を考えたにちがいない。
が、私はどういうわけか、「69歳」という
年齢が気になった。


「私も、いつ死んでもおかしくない年齢になったの
だなあ」と。


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●地面を叩いて泣き叫ぶ人たち


 テレビで、金正日の死の報を聞いた北朝鮮の人たちの姿が報道された。
同時にネットでは、「地面を叩いて泣き叫ぶ人たち」という内容の記事が配信された。
北朝鮮全体が、今、深い悲しみの中にある。
たとえ国によって作られた(悲しみ)であるにせよ、その人たちにとっては、それなりに悲しいのかもしれない。


 が、どこかで違和感を覚えるのは、これはたぶんに国民性の違いによるものだろうが、その姿が、私たち日本人から見ると、大げさだからではないか。
北朝鮮のことはよく知らないが、韓国には昔から、「泣き女」と呼ばれる、それを商売にしている女性がいる。
葬儀の席などで、大声をあげて、ワーワーと泣いて見せる。
大げさに泣けば泣くほど、故人を偲ぶということになるらしい。


葬儀の仕方は、国によってみな違うから、それについてどうこう言うのは、許されない。
どうであるにせよ、今は、そっとしておいてやる。
それが大切。


●様子を見る


 北朝鮮のこれからについては、少なくとも今は、様子を見るしかない。
どういう人たちが、どういう政治を始めるか。
あるいはどう混乱と収拾を繰り返すか。
今のところ、まったくわからない。


 できれば、もう少し国際的な常識の通ずる国になってほしいと思う。
が、これは無理だろう。
その国の人たちがもっている「意識」などというものは、そう簡単には変わらない。


「独裁者」という言葉も、報道の中によく出てくる。
しかし独裁者がいるから、独裁国家があるのではない。
独裁者を支える人たちがいるから、独裁国家が生まれる。
金正日が死んだからといって、その支える人たちまで死んだわけではない。
その(支える人たち)が、この先、同じような思考回路で、同じような政治を始める。
だから基本的には、中身は変わらない。


●38度線以北は、中国の植民地


 中国にとっては、北朝鮮の核兵器など、痛くもかゆくも、何ともない。
そんな中国に、6か国協議の議長を任せたこと自体、そもそものまちがい。
今の今も、その状況は何も変わっていない。


 中国がその気にさえなれば、北朝鮮は1日で、崩壊する。
中国がその気で脅せば、北朝鮮は1日で、核兵器を放棄する。
が、なぜか、中国はそれをしない。


 ……という政治の話は、今朝はここまで。
どうも気分が乗らない。
それよりも驚いたのは、昨日、書店で、本を買ったとき、こんなことがあったこと。
昼の2時ごろだった。
何冊かの本を包装紙に包んでもらっていた。
そのとき店員の若い女性(25歳くらい)に、ふと私が「金正日が死んだそうですよ」と声をかけると、その女性はこう言った。


「だれですか?」と。


 私は「あの金正日です」と、2度、3度言ったが、その女性は、まったく反応しなかった。
「金正日」という名前すら、知らないといったふうだった。
横にワイフも立っていたが、どこかあきれ顔だった。


 私はむしろそういう(現実)のほうに、驚いた。
私の住む世界では、金正日を知らないということ自体、ありえない。
が、知らない人は知らない。
本当に知らない。

が、これも現実。
金正日など知らなくても、何も困らない。
生活できる。
仕事もできる。
大半の人たちにとっては、そうなのかもしれない。


どうであるにせよ、今朝は、政治の話は、やめ。


Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司


【年中児に時計を教える】(幼児と笑おう、1、2,3!)











Hiroshi Hayashi+++++++Dec.2011++++++はやし浩司・林浩司

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