2012年7月19日木曜日

Questions from Mothers

【子育て相談・2例】

●17日、18日に、掲示板の方で、子育て相談を2例受けた。

Hiroshi Hayashi+++++++July. 2012++++++はやし浩司・林浩司

[投稿日時]2012年 7月18日(水)
[題名]5歳娘の行動のこと
[投稿者]MK

先生はじめまして。
年中5歳娘のことで相談をさせて下さい。
娘は一人っ子です。今年の4月から初めて保育園に通園し始めました。
引っ付き虫だった娘は、当然4月は「ママ、さみしいよー」と泣きながら通園してました。
私の姿が見えなくなると友達とニコニコあそんでたみたいです。

5、6月は「ママが帰るとさみしいよー」と、少しぐずって言ってましたが、だんだん泣かないで通園できていました。

7月に入ってからまた泣きながらの通園がはじまりました。
帰宅後、「ママ、○○はオシッコでるから、お水飲まない」と言ったり、今オシッコ行ったから寝てる時はおもらししないよね?、と聞いたり、もらしたらどうしよう・・・、今○○がこれ触った手でお友達触ってもどうにもならない? 
大丈夫?、と先の心配ばかりしています。

いつもと少し違うなと感じ始めました。
いつ手洗ったりトイレいったらいいかわからない・・・と。

「夏は暑いから汗でるからたくさんお水飲んで大丈夫よ。
おもらししたって大丈夫だよ、心配ないよー」と、その都度言いました。
ちなみに一度もおもらしした事はないです。

保育園のお友達がもらしたのを見て心配になったのかなと思いましたが、それもなさそうです。
とにかく色んな事が心配になってきたみたいで、担任の先生に相談しました。

娘の保育園は年長10人位年中児、6人の縦割りクラスです。
先生も娘のことを気にかけて下さりました。
年長さんや年中さんなので自主性を求めるために少しずつ「手洗ってきなさい、トイレ行ってきて下さい・・・」を言うのを減らしてきました。
だからまだ3か月しか園生活していない娘さんは不安になったのではないかな、とのことでした。
実際、先生が○○ちゃんは言った方がいい?、と尋ねられたところ、娘はそっちがいいと答えたそうです。

それから少し落ち着くかな、と思ってましたが、それに加えて手を洗わないと心配と言い出したり、床触ったから洗ってくるといいだしたりします。
「耳の所触ったけどお友達触ってもどうにもならない?」と、すべてが不安になりだしました。
「大丈夫大丈夫それ位で皆どうもならないよー」と、私が言いますが、心配不安の様子。
おとといは、朝から着替える時、頭から服を被った時に、よだれがついたから着替える!!」、大丈夫よと言ってもカーっとなって我を通すだけです。

足で踏んだから汚いからこの服は洗って!!と言ったり、なだめようと抱っこしようとしたら、「ママ汚いの触ったから今は触らないで・・・」と。
さすがにこの言葉に私は泣きたくなりました。
主人が帰ってきても「パパお仕事して洋服汚れてるけど、抱っこしたからパジャマ着替える・・・」とか。

手におえない位にグズることがありどうしようもなくなってしまいます。
抱きしめたくても汚れてる、と言われたりしてできない時はどうしたら良いでしょうか?
娘の気が済むようにあれもこれも着替えを気の済むようさせるべきですか?
どうしたらイイかわからない時があります。
時折、自分の手が床に付かないように手を挙げてるような時もあります。
通園時、靴のテープも朝は触りたがらなくて困りました。
お迎えの時は自分で履いてました。

保育園ではお利口にしすぎてるのかな?、と先生がおっしゃってました。
自宅ではママが困ると分かるからチョット気に食わないと行動づるのかなともおっしゃってました。
3か月通園して廻りの子は慣れてるから何でも出来るし指示されないと不安になるし張りつめた気持ちが破裂してしまったのかな。。。
かんしゃく時、私には気に食わないと、足で弱めに蹴ったりもしてきました。

先生、抱きたくても触れない時、着替えると泣き喚く時とかどのように対処したらよいでしょうか?
汚れを気にし過ぎないで今までの娘に戻るにはどうしたらよいでしょうか?
これまで寝るとき保育園に行くときなど「、ママ大好き~。チユとしたりギュっとだきしめたりしてました。
昨夜も添い寝してると娘からチユとしてきました。
ホント難しいです。
どういう時に機嫌損ねるか分からないし対処できない時もあって・・・。

先生ニコニコの気にし過ぎない娘にまた戻れるようになれますか。
宜しくお願い致します。

Hiroshi Hayashi+++++++July. 2012++++++はやし浩司・林浩司

[題名]3歳児(男児)が荒れはじめました
[投稿者]高齢出産の母 (以下、KRさん)

4か月前から3歳半の息子が少しずつ荒れ始めました。
先生がお書きになっている幼児の神経症の症状がいくつもみられます。
明るく活発で無鉄砲な反面、利口で神経質な性質の子供です。
緊張しやすいですが、直接的な態度には表しません。

幼稚園入園や海外滞在、おむつトレーニングなどが重なり、荒れた行動→方々から感情的に叱られることも多々あり、神経が疲労してしまったのかと思います。

幼稚園では真面目な児童のようです(過剰適応気味)。

母親の私自身は長く精神不安をかかえており、父親はストレス状態にあり、息子には不安定な家庭環境を与えてしまいました。

自我がめばえてからは本人の主張が強いあまりに、私は言いなりになっていることが多く、甘えの欲求にも応えようとしてきました。
父親は筋違いの厳格さなどもあり、ちぐはぐな躾だったのかもしれません。

息子は好奇心が旺盛で、人と関わりたい、注目を集めたい、褒められたい、などの欲求が強く、最近では自分の欲求が満たされなかったり、自分の思う通りに相手が動いてくれないと、かんしゃくを起したり、暴力で訴えたりします。

神経が衰弱しているため、ストレスは避けたいところですが、自己形成の時期であるため思い通りにさせてはいけないと、ジレンマに陥っています。

大切な年齢ですので、ぜひ先生からアドバイスをいただきたく存じます。

Hiroshi Hayashi+++++++July. 2012++++++はやし浩司・林浩司

【はやし浩司より、MKさん、KRさんへ】

 回答が長くなりそうなので、掲示板ではなく、BLOGのほうで、書いてみたいと思います。
今しばらくお待ちください。
明日(7月20日朝)は、時間ができそうなので、そのとき考えてみます。
ともに「神経症的な症状」ですね。
基本的には、不安先行型の子育て、心配先行型の子育てが、基本的な原因と考えてください。
母親自身の「心」をそっくりそのまま受け継いでしまっているというわけです。
つまり「何をしても心配だ」式の子育てを、恐らく妊娠時からしてしまったというわけです。
そういう点で、「基本的信頼関係」の構築に、失敗したとみます。

 で、こうした神経症的な症状を見せる子ども(チック~夜尿症~潔癖症など)は、珍しくありません。
私がどこかの小学校で調査した、調査結果もありますので、また明日にでも、BLOGのほうで紹介します。

 では、今日は、これで失礼します。


Hiroshi Hayashi+++++++July. 2012++++++はやし浩司・林浩司

【雑感・あれこれ】(2012年7月18日記)

●梅雨明け

 昨日(7月17日)、梅雨が明けた。
長くつづいた曇り空が、一転、澄んだ青空に変わった。
気温は、30度前後。
自転車で走る。
半時間も走ると、全身がさわやかな汗に包まれる。
家に入る。
頭から水をかぶり、扇風機に当たる。
その爽快感がたまらない。

●台風

 台風X号が、九州の西を北上している。
気象庁の天気図を見る。
どうやら北朝鮮へ。
ピョンヤンの直撃コース。
台風から伸びる雨雲が、すでに朝鮮半島を覆っている。
が、こう書くからといって、北朝鮮のことを心配しているのではない。
「かわいそうだ」とは、思うが、そこまで。

 降らなければ大干ばつ。
降れば大洪水。
今度の台風が、金正恩政権の命取りになるかもしれない。
問題は、そのあと。
静かに崩壊してくれれば、それでよい。
そうでなければ、そうでない。
それを思うと、気分が重くなる。

●懇談会

 今朝、父母懇談会をもった。
その中で、こう言った。
「受験競争を子どもに強いることは、虐待です」と。

 昔、ベッドから引きずり出されていた子ども(小5男児)がいた。
その子どもは、毎日、5ページ、問題集を解くことになっていた。
その日のノルマ(問題集)をしていないと、引きずり出された。
話を聞くと、母親はこう言った。

「父親は、毎晩夜遅く帰ってきます。午前1時とか、2時になることもあります。そのあと息子の問題集をチェックし、ノルマを果たしていないと、息子をベッドから引きずり出し、勉強をさせています」と。

 これを「虐待」と言わずして、何と言う?

 が、親たちには、その意識はない。
「子どものため」と、思い込んでいる。
子どものためと思いながら、子どもを虐待している。

 当然、子どもの心はゆがむ。
傷つく。
最近の研究によれば、脳(扁桃核)に、本当に傷がつくという。
目に見える物理的な傷である。
子どもの心も、親から離れる。

 ……という話は、すでにどこかで書いた。
懇談会では、その話をした。
「受験競争は避けては通れない道かもしれませんが、やり方をまちがえないように!」と。

●眠い

 今、この文章を、歯科医院の待合室で書いている。
私が5人目だったが、今、2人が、診療室に入っている。
たった今、85歳前後の女性が、診療室から出てきた。
骨と皮だけ。
ガリガリにやせている。
動作も鈍い。

 よい医師を見つけるのは、たいへんむずかしい。
よい友だちを見つけるのと同じくらい、むずかしい。
方法がないわけではない。
その地域の、信頼のおける友人か、知人に聞くとよい。
年配の人であればあるほど、よい。

 で、この医院の名前は、金原歯科医院。
浜松市の鴨江町にある。
(元裁判所前。一本、道を入ったところにあるので、通りからは見えません。そのあたりでお聞きになると、よいでしょう。予約制ではなく、たいてい1回の治療で、すべて終わります。)

今日で、3度目。
「いい医院」と確信がもてたので、実名をここに書く。
(今まで、30年以上通ったK医院は、去年の終わりごろ、廃業した。)

 みなさんも、もし歯科医院選びで迷ったら、金原歯科医院にしてみてはどうでしょうか。
私はこの目と、歯で、しっかりとそれを確かめました。
私が保証します。

●イノシシ

 このところカメラをいつも、ぶらさげている。
どこへ行くにも、ぶらさげている。
パナソニックのGF5。
すごいカメラ。
が、すご過ぎる。

 その瞬間、ふつうの写真を撮るのがむずかしい。
あれこれと操作している間に、シャッターチャンスを逃してしまう。

 そこで今夜、車の中で、(ふつうの写真)が撮れるように設定しなおした。
「できれば、UFOを撮りたい」と。

 が、山荘の入り口を入ったところで、ワイフがふつうでない声を張りあげた。
「すわっ、UFOか!」と思った。
が、見ると、車のライトに照らされて、イノシシの子ども。
4頭!

 手に構えていたカメラをそちらに向け、シャッターを切る。
このタイミングのよさ。
ややピンボケだが、そこそこの写真が撮れた。

「UFOのほうが、よかった」と私。

●タヌキ

 イノシシの話をしていたら、ワイフがこう言った。
「昨日、うち(浜松市内の自宅)の庭をタヌキが歩いていたってエ」と。

私「タヌキ?」
ワ「そう、S(息子)が、見たってエ」
私「ネコの見まちがいじゃあないのか?」
ワ「タヌキだってエ……」と。

 ハクビシンは毎年、やってくる。
子連れでやってくる。
ほかにイタチも出る。
ヘビもいる。
サルも出る。
アライグマも出たことがある。

 リスは、いつもいる。
野鳥については、フクロウをはじめ、キツツキも出る。
スズメはもちろん、ホウジロ、ウグイス、メジロ……。
ツグミ、ムクドリ、ヒヨドリ、山鳩、サギ、モズ……など。
ほかに名前のわからない鳥、数種類。
我が家は自然動物園のよう?

 一方、山荘のほうでは、これまた別の野鳥がやってくる。
私が好きなのは、ホトトギス。
ほかにもあるが、ここには書ききれない。
そう言えば、キジを見かけなくなった。
ウズラも、ここ数年、見ていない。
コジュケイは、健在。
ときどき、チョットコイ、チョットコイと大きな声を張りあげる。

 が、今夜はイノシシ。
こういうことがあるから、山の生活は楽しい。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 金原歯科医院 鴨江 元裁判所前)


Hiroshi Hayashi+++++++July. 2012++++++はやし浩司・林浩司

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