2012年5月24日木曜日

BW Children’s Learning Club, Hamamatsu, Japan

【BW教室】

●BW教室(BW子どもクラブ)

(新年中児3&4歳児クラス)



(新小1&2児クラス・立体図形)



(新小2&3児クラス・立体図形)




Hiroshi Hayashi+++++++May. 2012++++++はやし浩司・林浩司

【浜名湖かんざんじ荘にて】はやし浩司 2012-05-23

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

テレビで紹介されたとか。
風呂で会った男性(60歳)がそう言っていた。
それを見て、千葉県千葉市から来たという。
そのせいか、いつもなら、ガラガラの浜名湖かんざんじ荘が、今日は、いっぱい。
風呂場にも、10~12人前後の男たちがいた。

今日は水曜日。
平日。
近くにある遊園地も休み。
ということで、やってきた。
が、この混みようでは、のんびりできない。
毎月のようにやってきた浜名湖かんざんじ荘だが、それだけにうれしい。
ひいきのホテルが繁盛するのは、うれしい。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●午後5時

 「夕食までに、10枚、書いてやる」と宣言。
現在、時刻は5時11分。
夕食は、午後6時。
49分!

 脳みそというのは、飛行機のエンジンと同じ。
スイッチ・ONで、空を飛べるというわけではない。
まず、エンジンを暖める。
回転数をあげ、空を飛ぶのは、そのあと。
いきなりあげると、温度差で、エンジンがバラバラになってしまう……という。

 もっとも、脳みそは、バラバラにはならない。
しかしすぐには、働かない。
しばらく慣らし運転をする。
あれこれいろいろと考える。
適当にキーボードを叩いてみる。
慣らし運転。
慣らし運転をしている間に、書きたいことが、ブクブクと湧いてくる。

●サイエンス(5月号)

 今、いちばん興味があるのは、「日経サイエンス05月号」(5月22日発売)。
昨日、発売になったはず。
まだ買ってない。
テーマは、「こころと脳のサイエンス」。

特集1:成功と失敗の心理学
特集2:学習効果を高める

 脇書きに、こうある。
「ミスをする脳
 良い親になるには
 他人の不幸は蜜の味 
 手作業でうつ病を防ぐ
 好きな音楽で性格がわかる」と。

 いくつか、思い当たることがある。

●他人の不幸は蜜の味

 「他人の不幸話ほど、おもしろいものはない」と、どこかのだれかが言った。
たぶん、バーナード・ショーか、だれかではなかったか。
口の悪さでは、バーナード・ショーの右に出る人はいない。
私が2009年2月14日に書いた原稿をそのまま紹介する。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●ねたみのメカニズム(2009年02月14日記byはやし浩司)

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たいへん興味深い記事を見つけた。
まず、その一部を紹介する。

『自分が妬みを持つ相手が不幸になったとき快感を得る、いわば「他人の不幸は蜜の味」と感じる脳の働きが日本の研究グループの実験で初めて明らかになりました。

 これは、千葉市にある放射線医学総合研究所などのグループが明らかにしたものです。

 大学生19人を対象に、「妬み」を感じるときや「人の不幸を喜ぶ」ときの脳内の働きを画像診断装置で解析しました。

 研究は、「自分は希望通りにならなかった就職や恋愛が同級生は希望通りになっている」という文章を読ませて、妬みの感情を持たせる手法で行われました。

 その結果、「妬み」の感情が強いときには、体の痛みなどを処理する前頭葉の一部が活発になっていることがわかりました。
また、「妬んだ相手に事故など不幸が起こった」という文章を読むと、快感を感じるときの脳の部位が活発になりました。

 「文字どおり『他人の不幸は密の味』というように、密の味をあたかも味わっているかのような脳活動が認められました」(放射線医学総合研究所 高橋英彦 主任研究員)

 研究グループは、「妬み」に関する脳内の活動が強い人ほど、「不幸を喜ぶ」領域の活動が活発で、「他人の不幸は蜜の味」と感じやすいことが脳科学的に初めて証明されたとしています』(13日11:09・ヤフー・ニュース)と。

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 「やはり他人の不幸話はおもしろい……」と考えてはいけない。
たとえ脳の中の反応がそうであっても、それと闘うのが人間。
人間の理性であり、知性ということになる。
脳の命ずるまま行動していたら、人間はそのまま原始人にまで退化してしまう。

 しかし今後こうしたメカニズムは、ますます解明されていくだろう。
ほとんどの人は、脳が命ずるまま、つまり(私であって私でない部分)に
命じられるまま、ものを考え、行動している。
が、自分では、「私は私」と思いこんでいる。
ここでいう「ねたみ」についても、そうだ。
人をねたむこと自体、「私はそう思う」と、「私は」と言う。
しかしそれはけっして、(私であって、私)ではない。

 では、「私」とは何か?

 むしろ「私」というのは、「私」を否定したところにある。
たとえば腹が減った。
そのとき、「何かを食べたい」と思うのは、(私であって私でない部分)という
ことになる。
が、そのとき、「腹は減っているが、この食べ物をもっと減っている人にあげよう」と
考えて行動したら、それが(私であって、私である部分)ということになる。

そういう意味でも、この記事は、おもしろい。
最近になく、頭の中で火花が飛ぶのを感じた。

(はやし浩司 Hiroshi Hayashi 林浩司 教育 子育て 育児 評論 評論家 他人の不幸は蜜の味 はやし浩司 他人の不幸は、蜜の味 他人の不幸 他人の不幸話 嫉妬の科学)

●長野県のN君

 私がN君を尊敬するようになったのは、つぎのようなことがあってから。
現在、S市で、司法書士をしている。

 で、何かの仕事を頼んだときのこと。
そのときのこと。
「林君(=私)は、どうして地元の司法書士に仕事を頼まないのか?」と聞いた。
それに答えて、「理由を話せば、長くなるよ」と言うと、「じゃあ、聞かない」と。
あっさりと、そう言った。
つまりこちらの事情は聞かないで、仕事をする、と。

 ふつうなら……というか、俗人なら、こういうとき、相手の不幸話に聞き耳を立てる。
が、N君は、「じゃあ、聞かない」と。
いろいろ悩んでいたときのことでもあり、私はN君のその一言に救われた。
同時に、以来、N君を尊敬するようになった。
「この友人は、ただ者ではない」と。

●同窓会

 先日、高校の同窓会に出た。
私にとっては、15年ぶりの同窓会である。
が、その同窓会で、だれひとり、同窓生の不幸話をしなかった。
亡くなった仲間もいる。
行方不明になった仲間もいる。
家庭の中のことはわからない。
それぞれがぞれぞれの不幸をかかえている。

 しかし、だれも、そういったことを、話題にしなかった。
口にしなかった。
それが私には、うれしかった。

ただ1人、私に近寄ってきて、「お前の家の内情をよく知っているぞ」と、言外に臭わせた男がいた。
が、私は相手にしなかった。
鼻先で、フンと笑って、その場を離れた。
が、1人だけ。
その1人だけ。

 同窓会というと、他人の不幸話で、花が咲く……と私は思っていた。
事実、今までの同窓会は、そうだった。
が、今回は、なかった。
みな、健康論、思い出、老後論などを話していた。
それが楽しかった。

●手仕事でうつ病を防ぐ

 手仕事は、脳の老化を防ぐという話はよく聞く。
指先に刺激を与えると、それが脳を刺激し、活性化させる。
東洋学でも、経絡(けいらく)は、手や足の先から出発している。
(あるいは、手や足の先で終わっている。どちらでもよい。)

 が、「うつ病」という話は、知らなかった。
念のため、「はやし浩司 うつ病 手の刺激」で検索をかけてみる。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

ストレスとうつ病に関する原稿が見つかった。
日付は、2011年06月09日になっている。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●ストレス論byはやし浩司

昨夜、知人(65歳、男性)が、こう言った。
「私たちの年齢になると、勇気を出して、外出する。
それが心の健康に、とても重要です、と。
同感!
賛成!
ともすれば、私たちは外出するのがおっくうになる。
「できれば家の中で、のんびりしたい」と思うようになる。
が、それは心の老化のはじまり。
心が老化すると、

(1)刺激を嫌うようになる。
(2)変化を嫌うようになる。
(3)現状維持のまま楽をしたいと願うようになる。

 どれも同じようなもの。
だから「勇気を出して」となる。
その「勇気」が途絶えたとき、私たちの心は、ジジ臭くなる。
ババ臭くなる。

 ……ということで、昨夜は会食。
たがいに勇気を出して、行ってきた。
その席で、「ストレス」が話題になった。
「人間関係がストレスの原因」と、その男性は言った。
同感!
賛成!
それに答えて、私はこう言った。
「孤独は、心のがん細胞」と。

●ストレス学説

人間関係ほど、わずらわしいものはない。
もし人が、そのわずらわしさから解放されたら、どんなにこの世は、住みやすいことか。
いうまでもなく、我々が「ストレス」と呼ぶものは、その(わずらわしさ)から、生まれる。

 このストレスに対する反応は、二種類ある。攻撃型と、防御型である。
これは恐らく、人間が、原始動物の時代からもっていた、反応ではないか。
ためしに地面を這う、ミミズの頭を、棒か何かで、つついてみるとよい。
ミミズは、頭をひっこめる。

 同じように、人間も、最初の段階で、攻撃すべきなのか、防御すべきなのか、選択を迫られる。
具体的には、副腎髄質からアドレナリンが分泌され、心拍を速くし、脳や筋肉の活動が高まる。
俗に言う、ドキドキした状態になる。

 ある程度のストレスは、生活に活力を与える。
しかしそのストレッサー(ストレスの原因)が、その人の処理能力を超えたようなときは、免疫細胞と言われる細胞が、特殊な物質(サイトカイン)を放出して、脳内ストレスを引き起こすとされる。

そのため副腎機能の亢進ばかりではなく、「食欲不振、性機能の低下、免疫機能の低下、低体温、胃潰瘍などのさまざまな反応」(新井康允氏)が引き起こされるという。
その反応は「うつ病患者のそれに似ている」(同)とも言われている。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 孤独感、絶望感は、ただ単なる感情ではない。
肉体をもむしばむ「がん細胞」ということになる。
こわいのは、脳内ストレス。
年齢的なことはよくわからないが、50歳を過ぎたら、要注意!

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW はやし浩司 ストレス 免疫 免疫機能の低下 免疫機構 サイトカイン 孤独
 強力なストレス はやし浩司 絶望 孤独 心のがん細胞 ガン細胞)
以上、2011年06月09日記

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●好きな音楽で、性格がわかる

 日経サイエンスは、「好きな音楽で性格がわかる」という。
(本文は、もちろん読んでいない。)

 それはそのとおりで、そのときの気分によって、好きな音楽は変化する。
また好きな音楽といっても、ジャンル広い人もいれば、狭い人もいる。
だから一概に、そうとも言えないのでは……と思う。
つまり「好きな音楽で、性格がわかる」と。

 逆に、ある特定の音楽ばかり聴いていると、逆に音楽に性格が影響を受けるということもあるのでは?
演歌ばかり聴いていると、ものの考え方が、演歌的になるとか。

 どうであるにせよ、日経サイエンス(次号)が楽しみ。


Hiroshi Hayashi+++++++May. 2012++++++はやし浩司・林浩司

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