2011年10月3日月曜日

*What is the Noda Cabineto of Japan?

●寒い朝

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急に秋らしくなってきた。
寒い。
もともと私は、寒さに弱い。
(このところ暑さにも弱くなってきたが……。)

つらいのは眠る前。
頭が熱くなり、足が冷える。
そういうときは枕を高くし、足下に布団をかける。
夏場でも、ときどきそうすることがある。

が、脳みそには、気温が低い方がよい。
コンピューターと、よく似ている。
コンピューターも、気温が低い方がよい。
今の今も、半袖のパジャマで、ブルブル震えている。
が、頭の働きは、よい。
ネットでニュースを読んでも、そのつど、
バチバチと火花が脳の中で散る。

今日は、10月3日、月曜日。
手元の気温計は、21度Cを示している。

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●光速を超えた素粒子ニュートリノ

 少し前、素粒子ニュートリノが、光速を超えて飛び回っているのが発見された。
「約730キロ離れた国立研究所の検出器で観測した結果、光速より60ナノ秒(1億分の6秒、ナノは10億分の1)速く到達したのを確認した」(毎日jp)というのが、そのニュース。
当初は、「アインシュタインの特殊相対性理論をひっくり返す、大発見」と、もてはやされた。
が、しばらくすると、「計器の誤差ではないか」という疑問が、あちこちの学者から提起されるようになった。
「速い」といっても、「1億分の6秒」。

 しかしここはコロンブスの卵。
こう考えれば、両者の矛盾を解決することができる。
つまりアインシュタインの説く特殊相対性理論の中で論じられる「光」とは、実は「素粒子ニュートリノのことであった」と。
さらに暴論的に書くなら、こういうことになる。

 アインシュタインの時代には、素粒子ニュートリノはまだ発見されていなかった。
だから光を基本にものを考えたが、これからは素粒子ニュートリノを基本にものを考えればよい。
『この宇宙に、素粒子ニュートリノより速い物質はない』と。
あるいは『素粒子ニュートリノの速度は、一定』でもよい。

 そうすればアインシュタインの特殊相対性理論をひっくり返さなくてもよいし、今回の実験結果を、「計器の誤差」と決めつけなくてもよい。

 たとえばあの野口英世。
顕微鏡を使って一生懸命、ある病原体を発見しようとしたが、できなかった。
当時の顕微鏡では、ウィルスまで見ることはできなかった。
だから野口英世は野口英世なりに、自分の知りうる範囲で、研究をつづけるしかなかった。
アインシュタインも、同じような立場ではなかったか。

 もっとも光と素粒子ニュートリノとの関係については、私は知らない。
同一の範囲にあるものなのか。
それともまったく別のものなのか。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●小沢一郎氏vs司法

 小沢一郎氏が今回の裁判についての結果を、批判している。
自分の3人の部下が、有罪になった。
罪状は、「資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反」。
それについて「民主主義の世界では、考えられないこと」※と。

 3人の部下が有罪になったことで、小沢一郎氏は、かなり不利な立場に立たされる。
それはわかるが、行政府を構成する実質的な支配者である小沢一郎氏が、個人的立場であるにせよ、司法を批判するのは、許されない。
三権分立の精神に、まっこうから違背する。

 で、今回、「金(マネー)の出口」が、裁判所で争われた。
が、本当の問題は、「金(マネー)の入り口」。
4億円という現金である。
それがどういう経路を経て、小沢一郎氏の懐(ふところ)に入ったか。
(うち1億円については、贈賄側の土建業者が、それを認めている※。
一方、小沢一郎氏は、「タンス預金をしていた、そのお金」と弁明している。)
私たちは、それを問題にしているし、それを知りたい。
つまり金(マネー)の出所。

 さらに言えば、「本当に4億円だけだったのか」という疑問も残る。
一連の流れからすると、「4億円どころではなかった」と私は推測する。
が、もしそうなら、それこそ「民主主義の世界では、考えられないこと」ということになる。
今回の判決について、裁判官は、つぎのように断じている。

「……小沢事務所は談合を前提とする公共工事の本命業者の選定に強い影響力があり、影響力を背景に公共工事の受注を希望する企業に多額の献金を行わせていた。規正法の規制の下で、引き続き企業からの多額の献金を得るため、他人名義の寄付を受け、報告書上、明らかにならないよう虚偽記入した」(判決要旨より)と。

注※「「大変びっくりした。何の証拠もないのに推測に基づいて決めてしまうのは民主主義国家では考えられない」と批判した」(Yahoo News)と。
注※当時の水谷建設社長は胆沢ダム建設工事の受注に絡み、大久保被告の要求に応じて、04年10月に5千万円を石川被告に、05年4月に同額を大久保被告に手渡したと証言している。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●野田内閣

 野田内閣の性質(性格ではなく、性質)が、少しずつ明確になってきた。
TBS-iは、つぎのように伝える(一部抜粋)。

『……「事務次官会議の復活、まさにこれが官僚依存であります」(自民党 石原伸晃 幹事長、9月26日)と。

 「“脱官僚依存”の政治を今こそ」(鳩山由紀夫 首相【当時】、2009年9月)
 「“政治主導の貫徹”“脱官僚依存”」(菅 直人 首相【当時】、去年7月)』と。

 鳩山由紀夫元首相や管直人前首相は、「脱官僚」を旗印にあげた。
が、野田首相は、その「逆」に進んでいる。

 数日前、官民の所得格差が、2倍程度になっているという報道(中日新聞)が、あった。
で、人事院は、0・2%程度の給与引き下げを勧告したが、たったの0・02%?
管直人前首相は、「20%」という数字をあげていたはず。
20%から0・2%。
実質、100分の1!
年収850万円の国家公務員のばあでも、たったの1・7万円!

 野田総理への期待感が、急速にしぼんでいくのが、自分でもよくわかる。
残念!


Hiroshi Hayashi++++++Oct. 2011++++++はやし浩司・林浩司

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