2011年9月18日日曜日

What are the Japanese people now?

●日本人の危機意識と危機管理(草食系危機管理と対策)

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前回の台風で、いくつかの土砂ダムができた。
さらに雨が降り続ければ、土砂ダムが決壊する
恐れもあるという。

が、現在、国交相以下、対策本部が取っているのは、
「住民の避難」だけ?

日本よ、日本人よ、どうしてこうまで日本人は
草食系になってしまったのか!
どうして自分で考え、攻撃的な対策を講じないのか。

TBSーiニュースの一部を紹介する。

+++++++++以下 TBSーi++++++++++

紀伊半島に降り続ける雨。台風12号の影響でできた土砂ダムへの警戒が続いています。決壊のおそれがある土砂ダムは奈良と和歌山で5か所。うち3か所は17日、国が想定した決壊までの累積雨量を大幅に超えました。

(中略)

 「不安でいっぱい。何も考えられない」
 「腰痛い、しゃあないわな」(避難してきた人)

 しかし、土砂ダムの水位にあまり大きな変化は出ていません。国交省は、最近の晴天続きで乾いた大地に雨が染み込んでいるためとみていますが、このまま雨が続けば緩んだ地盤が崩れる可能性は依然として残されています。

 奈良と和歌山では8つの地区が災害対策基本法に基づく警戒区域に定められ、立ち入りが禁じられています。奈良県十津川村では3つの地区が警戒区域になっていて、一般の人は出入りできないため、村の職員が水や食料の搬送に追われていました。

 「これ以上道路が寸断すると、今届けられているものが届けられなくなる。長雨は心配」(十津川村の職員)

(中略)

 「あんまり降ると、またあちこち崩れる。心配です」(避難してきた人)

 「現在、私は奈良県十津川村の役場近くにいます。今は小雨状態です。十津川村では降り始めからの雨量が既に230ミリに達しています。気象庁などによると、この雨は18日朝まで続き、18日の日中は十津川村も晴れるとのことです」

 「ただ、来週からは再び雨の予報で、住民たちは茶色く濁った川を見て、また新たな土砂ダムができるのではと不安を募らせています」(奈良・十津川村からの報告、午後5時半すぎ)

+++++++++以上 TBSーi++++++++++

●攻撃的対策

 歯がゆい。
実に歯がゆい。
役人根性というか、失敗したときの責任追及を恐れて(?)、攻撃的な対策を講じない。
対策と言いながら、中身は、保身。

 たとえばこれ以上増水したら、決壊の心配があるという。
だったら、こうすればよい。

(1)現在の土砂ダムの上に、パイプを何十本も並べる。
   このパイプを通して、増水した分だけ、上流の水を、下流へ流す。
(2)その上に、土のうを必要な数だけ積み、ダムの高さを高くする。
   とりあえずはこの方法で、土砂ダムが崩れるのを防ぐ。
   そのあと、側溝を掘り、コンクリートで固めたあと、少しずつ水抜きをする。

img209.jpg

 今のままでは、増水し、一か所からでも水が流れ始めたら、それをきっかけに、ドッと土砂ダムは崩れる。
こんなことは、(泥んこ遊び)の常識。
あるいは国交省にも、県にも、村にも、泥んこ遊びをした人はいないというのか?
もし方法がわからなければ、そこらの幼児に聞け。

●万事、受け身

 あの阪神大震災のときのこと。
火事は刻一刻と、神戸の町を呑み込んでいた。
地震による被害者より、火事による被害者のほうが、はるかに多かった。
しかし最後の最後まで、航空機による消火活動は、なし。
理由は、「水で、死ぬ人が出るかもしれない」と。

 あるいは中州にキャンプ客が取り残されるという事件が起きた。
上流のダムで放流が始まったからである。
で、その客を救出するために、まず川に直角にワイヤーを張った。
しかも何時間もかけて!
ワイヤーで船を渡すためだったという。
が、そのうちキャンプ客たちは、流れに呑まれ、多くが命を失った。

 どうしてあのとき、たった一本でもよいから、「命綱」を渡さなかったのか?
川の上流からロープを流せば、それができたはず。
あるいはロープを投げ渡すことだってできたはず。
最初は細いロープ、順に太いロープにすればよかった。

 今回の福島第一原発事故でも……。
この話は現在進行中だから、ここまで。
……などなど。

 日本人の特性というか(?)、すべて事なかれ主義。
後手後手主義。
つまり万事、受け身主義。

●草食系対策

 今回も、対策と言えば、「避難」だけ?
「立ち入り禁止区域」「警戒区域」をもうけるだけ?
アメリカ映画の見過ぎかもしれないが、何のために自衛隊はあるのか?
ヘリコプターでパイプを運び、それを並べ、あとはピストン輸送で土のうを積む。
アメリカ映画なら、そうする。
が、すでに1週間もたっているが、報道で見るかぎり、何も変化なし。

 こんな原稿を書くと、「じゃあ、お前、やってみろ!」と言われそう。
ならば言う。
「今は、そういう後ろ向きな反論をしているばあいではない」と。

 もし土砂ダムが決壊すれば、何百戸という家々が流され、田畑は、そのあと長く使えなくなる。
橋も流される。
その被害を考えるなら、考えられることを、今する。
そのひとつの方法として、幼児たちのしている泥んこ遊びを、思い出した。

●いいのか、このままで!

 原発事故と比べれば、土砂ダムなど、何でもない。
失敗しても、……失敗ということはありえないが……、被害が拡大するということはない。
それとも国交省以下、役人たちは、何を恐れているのか。
管轄以外のことは、何もしようとしない?
できない?
まさに草食系。

 ……こんな状態では、たとえば外国の軍隊が侵略してきたら、日本はあっという間に、占領されてしまうだろう。
あちこちで小田原評定を繰り返しているうちに、日本はおしまい。
「どうしよう、どうしよう、どうしましょう」と。

 いいのか、日本、日本人!
このままで!


Hiroshi Hayashi++++++Sep. 2011++++++はやし浩司・林浩司

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