2010年3月18日木曜日

On a Quiet Night

【静かな夜に……】

●夜行便

 夕食後、ワイフに、「山荘へ行こうか?」と声をかける。
すかさず「いいわ」と。
「9時に行こうか?」と言うと、「早ければ早いほうがいいわ」と。
それで8時半になった。

 一度DVDショップへ寄る。
借りたビデオを返し、新しいビデオを借りる。
ワイフは、山荘ではいつも、DVDを見る。
で、そのまま山荘へ。

 たった今、時刻は10時20分。
あれこれルーティンをこなし、やっと落ち着く。
ワイフは横で、『アザーマン』というDVDを見ている。
私は、半分横目で見ながら、こうしてパソコンのキーボードをたたいている。
妻の不倫の映画らしい。

妻ががんで死亡する。
携帯電話を残していく。
その携帯電話に、別の男(アザーマン)からの伝言が残っている。
夫は、その内容から、妻が不倫を重ねていたことを知る。

●不倫

 非公式な調査によれば、(非公式に決まっているが)、約30%の既婚者に、
不倫の経験があるという。
現在進行中の人も多いはず。
が、私の持論は、ただひとつ。
「不倫をするなら、命がけでせよ。
その覚悟がなければ、不倫などするな」。

 ……とまあ、わかったようなことを書くが、本当のところ、私には何もわかって
いない。
で、その私だが、「不倫したことがあるか?」と聞かれたら、「YES」とも「NO」とも、
何とも答えようがない。
「ないなら、NOと言えばいい」と思う人もいるかもしれない。
しかし「NO」と書いたところで、どうせウソと思われる。
もちろん「YES」とも書けない。

 それに「浮気」ということになれば、毎日のようにしている。
意識の中で、している。
「意識」と「行為」の間に、一線を引くのは難しい。
引いても意味はない。
美しい女性を見たとき、頭の中で不倫を想像する。
意識的な不倫ということになる。

一方、行為的な不倫を重ねながら、ただの「排泄行為」ととらえる人もいる。
このばあいは、不倫ということには、ならないのではないか。

これはワイフの持論。
私のワイフは、いつもこう言っている。
「本気でなければ、いつでも浮気してもいいわよ」と。

 私のワイフは、少しふつうの女性とはちがう。
だから「YES」とも、「NO」とも、私には答えられない。

●A子さんの不登校問題

 ここへ来る前、コンビニに立ち寄った。
何冊かの週刊誌に目を通した。
皇室に関する記事が、目にとまった。
A子さんの不登校問題。
読んだ。
読んだが、ここまで。

 私に立場などあるわけないが、立場上、何も書けない。
非難を恐れているわけではない。
この種の問題は、「too private」。
英語ではそう言う。
「あまりにもプライベート」。

 皇室の問題だから、というわけではない。
私の生徒の問題であっても、その相手とわかるときには、私は何も書かない。
何も書いては、いけない。
そんなことは、この世界では、常識。

ただ言えることは、こうまでプライベートなことを、おおげさにしてよいものか
ということ。
皇室にも、プライバシーというものがある。
子どもはまだ、小学生。
女の子。
そっと静かにしておいてやることこそ、大切。
仮にそうであっても、記事にしてはいけない
どうしてこの日本では、そういう常識が働かないのか。

●『アザーマン』

 この原稿を書きながら、ずっとDVDを見ていた。
実話以上の実話というか、どこまで掘り下げても、矛盾がない。
奥が深い。
ありきたりの想像力では、ついていけない。
「なるほどな」とか、「そういうものだろうな」とか、映画を見ながら、
そういう言葉がつづく。

 最後は、夫は、不倫相手といっしょに、追悼パーティをもつ。
構成は、映画『マジソン郡の橋』に似ている。
妻は、不倫を重ねていた。
しかし本気だった。
だから(?)、がんの治療もこばんだ。
自ら「死」を選んだ。
夫への罪の意識からか。

 妻は、赤い靴を、ある湖に捨ててほしいという遺言を残して死ぬ。
男との思い出の靴。
男との思い出の湖。

久々に、男と女の、深い愛についての映画を見た。
(わかったようなことを書いて、ごめん。)
星は3つの、★★★。
『マジソン郡の橋』を見て感動した人には、お奨め。

●原稿

 今夜は、山荘で10枚以上、原稿を書くつもりだった。
しかし今のところ、たったの3枚。
映画に気をとられてしまった。

 私は意志が弱い。
誘惑に弱い。
ああでもない、こうでもないと言いあいながら、映画を見た。
で、終わったのが、午前0時ごろ。
「映画が終わったら、原稿を書こう」と思っていたが、その前に眠くなってしまった。
だから今夜は、ここまで。

 みなさん、おやすみなさい。

Hiroshi Hayashi+教育評論++March.2010++幼児教育+はやし浩司

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