2010年1月21日木曜日

*Jan 21st

【雑感・あれこれ】(1月21日)

●民主党、小沢一郎幹事長

 民主党の小沢幹事長が、東京地検の事情聴取に応ずると言いだした。
しかし・・・「遅すぎた!」。

 すでに小沢疑獄は、底なしの様相を示し始めている。
疑惑の裏金は、4億円どころか、10億円~とも言われ始めている。
小沢一郎は、裏金と銀行融資を巧みに組み合わせて、そのつどマネーロンダリングしていた。
最終的には、自分名義の土地を購入することによって、私腹を肥やしていた。
そのあくどさ。
醜さ。
今さら「事情聴取に応ずる」と言っても、だれも相手にしない。
すでに民意は、地滑り的に、民主党から離れ始めている。
この先、小沢幹事長が逮捕、起訴されるということにでもなれば、その流れはさらに加速する。

 この虚脱感。
この敗北感。
そして怒り。

●イラン問題

 なりを潜めていたイスラエルが、動き出した。
裏舞台から、表舞台に出てきた。
イラン攻撃のための布石?
あるいはそのお膳立て?
どちらにせよ、イラン情勢が、急速に悪化している。
緊張感が高まっている。

 仮にイスラエルがイランを攻撃するようなことにでもなれば、一気に原油価格は高騰する。
が、それだけではすまない。
その波状的影響は、繰り返し、世界を襲う。
世界経済は、再び、奈落の底に。
おおかたの評論家は、リーマンショック程度ではすまないだろうと、予測している。

 ア~ア!

●上海B株

 世界経済が上下運動を繰り返しながら低迷する中、上海B株だけは、不気味な上昇をつづけている。
明らかにバブル。
一般大衆を巻き込んでの、狂乱状態。
おそらく今ごろ中国人たちは、仕事そっちのけで、株価の動向に一喜一憂しているにちがいない。
その不気味さ。

 「何とかして、元だけは取り返したい」と思っているのだろう。
数字の動きだけを見ていても、それがよくわかる。
つまり先のリーマンショック、ドバイショックで損した分だけは、取り返したい、と。

 しかしそれは無理。
絶対に無理。
その1、2歩手前で、中国経済は、崩壊する。
(その日)は、刻々と近づきつつある。

 みなさん、ご用心!

●心中事件

 1月の中ごろ、近くの住宅で、一家心中事件があった。
3人が亡くなり、1人が意識不明の重体。
不幸な事件である。
が、新聞記事を読んでも、家族構成が、どうしても理解できない。
新聞には、こうある。

 死亡したのは、X氏(62歳)と、その妻(62歳)。
私と同年齢なので、たいへん気になった。
もう一人死亡したのが、「養女」(59歳)。
さらに1人、意識不明の重体なのが、「孫の長女」(中学3年生)。
新聞には、「4人家族」とあった。
(「」内は、新聞記事のまま。)

 で、それを発見したのが、「長男」(39歳)とか。
「様子がおかしい?」ということで、実家へ来てみたのだろう。
そこで一家が心中しているのを、発見したらしい。

 何があったのか?
それはだれにもわからない。
どんな事情があったのか?
それもだれにもわからない。

 ただこの家族構成だけをみても、何か、複雑な事情があったことだけは、わかる。
「家庭」というのは、そういうもの。
100の家庭があれば、100のちがった問題をかかえている。
1つとて、同じ家庭はない。
つまりこのことには、重要な教訓が隠されている。

 その家庭のことは、その家庭の人たちにしか、わからない。
あなたがいくら頭がよく、また今までの知識や経験を総動員しても、その家庭のことを理解するのは、不可能。
それぞれの家庭がかかえる問題は、その向こうにある。
だからそっとしておいてやることこそ、肝要。
あれこれ口を出すのは、タブー中のタブー。

 もちろん向こう側から相談があったときは、別。
そのときは、親身になって相談に乗ってやればよい。

●久々にATOK

 以前、「ATOK」という日本語入力システムを利用していた。
で、今回、WINDOW7マシンにしてから、再度、ATOKを使ってみることにした。
先ほど、再インストールを終了したところ。

 そのつど辞書表示があるのが、助かる。
漢字を確定する前に、「Ctrl+end」キーを押すと、ズラリと、意味や説明が並んだりする。
よくできたソフトである。
この文章は、そのATOKを使って、書いている。

 で、またまた脳みその問題。

 私は1年ほど前、CASIOの電子辞書を買った。
今も、パソコンの左側に置いてある。
ときどきそれで漢字の使い方を調べたりしている。

 ところがである。
ATOKにも、辞書が入っている。
しかも使い勝手もよい。
楽。
ここにも書いたように、「Ctrl+end」キーだけで、用例などが、ズラリと並ぶ。
たとえば「欄」
「欄」と書いて、「Ctrl+end」キーを押すと、こうなる。

『らん【欄】
〘名〙
(1)新聞・雑誌などで、決まった記事を掲載するための区切られた部分。「投書ー・テレビー」
(2)印刷物などで、罫けいなどで区切られた部分。「解答ー」
(造)てすり。「ー干」「勾ーこうらん」
明鏡国語辞典』と。

 こうしてそのままコピーすることもできる。
ATOKをもっていても、それを使わず、わざわざ電子辞書を購入する。
この愚かさ・・・。
つまり脳みそがそれだけ柔軟性を失ったことを意味する。
ATOKを再インストールして、そんなことを考えた。

 さあ、今日も始まった。
1月21日。


Hiroshi Hayashi++++++++Jan.2010+++++++++はやし浩司

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