2009年8月6日木曜日

*Sparrows in the Yard

●毒殺?

 昨日、2羽のスズメが、庭先で死んでいた。
ワイフがそう言った。
しかしそういうことはありえない。
スズメが、庭先で死ぬなどということは、ありえない。

 で、この話とは別に、最近、気になっていることがひとつ、ある。

私はスズメたちに餌を与えるようになって、もう15年以上になる。
が、ここ1、2年、そのスズメの数が、急激に少なくなった。
10年ほど前には、毎日、数十羽のスズメが、いつも庭で遊んでいた。
が、今は、いても、10~15羽前後。
閑散としている。

 どこかでスズメを駆除しているらしい。
で、近くの農協に電話をしてみた。
「スズメに困っていますが、何か、いい方法はありませんか?」と。

 すると電話口に出た若い男は、こう言った。
「Y農協で、そういった指導をしていますから、そちらへ電話をしてみてください」と。

 で、Y農協に電話をしてみた。
が、はっきりとしたことは言わない。
どうも歯切れが悪い。
「指導会がありますから、また連絡してほしい」とか、何とか。
「どういう指導会ですか」と聞いても、「ええ、指導会です」と。
私はその返事を聞いて、ピンときた。
「毒薬を使っているな……」と。

 もちろん庭先で死んでいたスズメが、毒薬によるものと言っているのではない。
ひょっとしたら、鳥インフルエンザで死んだのかもしれない。
その可能性もないわけではない。
しかしそれにしても、急激に少なくなった。

 おかしいぞ!
 へんだぞ!

 昔から、スズメは、春には益鳥だが、秋には害鳥になるという。
米の収穫期には、米を食べる。
それはわかるが、しかし……。

 ここに書いたことは、あくまでも、私の憶測によるもの。
本当に毒殺しているかどうかは、知らない。
私が、そう疑っているだけという話である。

 が、もし本当にそういうことをしているなら、それだけはしてはいけない。
スズメと同じ餌を食べている野鳥は多い。
ドバトも、そうだ。
(そう言えば、ドバトも少なくなったぞ!)

 一度、この問題を本気で取り上げてみたい。
近く、この問題について、調べてみたい。

(補記)

 そのスズメたち。
数日前に、芝生の種をまいたのだが、あろうことか、私への恩を忘れて、
その種を食べてしまった!

 今朝見たら、種がすべて、もみ殻になっていた。
(「もみ殻」というのは、米の殻のことをいうが……。)

 今度まくときは、浅く掘って、土の中にまく。
ワイフも、そう言っている。
被害額は、1200円あまり。

 しかしこうして(自然)相手に、知恵比べをするのは、楽しい。
相手がスズメでは、怒る気は起きない。

(補記)

 同じ被害の話だが、今度は、猿の話。

 山荘のほうでは、最近、猿害に困っている。
季節になると、そのつど山荘へやってきて、悪さをする。
その(悪さ)が、スズメのそれとは、質的にちがう。
猿のほうは、(やらなくてもよいようなこと)をする。

 たとえば餌を食べるのに、わざわざ大屋根に上って食べる。
そのとき、雨どいを壊す、テレビのアンテナを壊す。
電話線を切る、など。

 山から下りてくるときも、一度、どういうわけか、山荘の屋根を
経由する。
(山)→(山荘の屋根)→(栗の木や柿の木)、と。
山から、直接、栗の木や柿の木に行けばよいと思うが、そこへ猿は、猿的な
遊びをはさむ。
(山荘の屋根)から、電話線や電線を伝って、行く、など。
それだけに、憎たらしい。

 新聞の報道によれば、そのあたりでも、今度、「猿の駆除」を始めたそうだ。
どういうことをするのか、詳しくは書いてなかったが、「駆除」というときは、
ふつうハンターに依頼しての銃殺を意味する。
抵抗を感じないわけではないが、それだけ農家の被害も大きいということか。
もとはと言えば、第二東名高速道路の工事。
その工事で追い出されて、そのあたりまでやってくるようになった。

 言うなれば、白人の開拓団に追われた、アメリカ・インディアンのようなもの。
(インディアンが「猿」というのではない。「立場」が似ているという意味。
誤解のないように!)

猿にも、いろいろ言い分はあるだろう。
(人権)もない。
(言葉)ももっていない。
それだけに、「かわいそうだな」とは思うが、どうしようもない。
何か、よい方法はないものか。
猿は頭がよいだけに、対策もむずかしい。


Hiroshi Hayashi++++++++AUG.09+++++++++はやし浩司

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