2009年8月9日日曜日

*Dream Analysis

●今日は日曜日(8月9日)

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ワイフが、このところ睡眠不足気味。
それで昼過ぎ、2人で昼寝。
そのとき、こんな夢を見た。

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●昼寝(夢判断)

 ちょうど目を覚ます前。
あるいはその夢で、目が覚めた(?)。
こんな夢を見た。

 私が何かのカタログを読みながら、道路を歩いていた。
そのとき、若い男女の乗った車に、体が当たった。
私は車に両手をついた。
そのとき車から、若い女が出てきて、こう叫んだ。

 「どこを見て歩いているのよ!
車にキズがつくでしょ!」と。
私があやまっていると、男も車から出てきた。
そして私が手を当てたところを、ていねいに調べ始めた。
私は、「手が当たっただけですから……」と謝った。
イヤーナ気分だった。

 そのとき心臓の鼓動が高くなり、私は目を覚ました。
同時に、私は、それが夢だったと知った。

 「しまった!」と思った。
ぐいと目を閉じて、もう一度、同じ夢を見ようとした。
「夢なら、あいつらの車に、レンガでもぶつけてやる!」と。
しかしそのまま、本当に目が覚めてしまった。

 横にワイフがいた。
「先ほど、サイレンが鳴ったわ」
「そうだ、今日は、長崎原爆の日だ」と。

 そのあと私は、私が見た夢の話をした。

私「もう一度、夢の中に戻って、あの車にレンガをぶつけてやりたい」
ワ「おもしろい人ね。自分で勝手に夢を見て、自分に怒っているんだから……」
私「でも、このままでは腹の虫が治まらない」と。

 しかしこういう現象を、どう理解したらよいのか。

 夢の中に出てきた若い男女は、今から10年ほど前に、出会った男女ではないかと思う。
そのとき私は自転車で、コンビニの前を横切ろうとしていた。
そこへ車がつっこんできた。
私の目の前で急ブレーキをかけた。
すんでのところで、私は車にはねられるところだった。
見ると、若い男女が乗っていた。
男が私を見て、「バーカ」と言っているのが、口の動きでわかった。
女の方は、視線をはずして、ニヤニヤと笑っていた。

 そのときの記憶が、どこかに残っていて、それが夢の中に出てきた(?)。

 では、(車のキズ)の話は、どうなのか?
それにはこんな思い出がある。

 これはもう30年ほど前のことだが、自転車で走っているとき、大型の乗用車に
追突してしまったことがある。
前輪でぶつかったから、車にはキズはつかなかった。
が、運転席のドアが開き、スーツを着た男が、ゆっくりと出てきた。
そして私の前に来ると、ゆっくりと車のバンパーを調べ始めた。
私は何度も、「すみませんでした」を繰り返した。
男は自転車のタイヤの跡を手の平でこすると、ニヤリと笑った。
笑ったまま、何も言わず、再び、車の中へと消えていった。

 こうした記憶が、今日の夢の中で合体して出てきた(?)。
となると、私の感じた(怒り)は、どう理解したらよいのか。
私は本気で、「レンガをぶつけてやる」と思った。
が、それは「抑圧」という言葉で、説明できる。

 コンビニの前で、あやうく車にはねられそうになったときも、また自転車で
車に追突したときも、私は、自分を押し殺した。
そうした思いが、心の別室の中に、(怒り)となって、蓄積された。

私「夢の中に出てきた男と女は、顔は覚えていないけど、あのときの男と女だよ」
ワ「それが何年も、記憶の中に残っていたというわけ?」
私「そう、心の別室に入った記憶には、時間が働かないからね」
ワ「抑圧って、こわいわね」
私「そうだよ。子どもでも、10年前、20年前の話を持ち出して、親を責めることが
あるだろ。
心の別室に入っているため、そのあと楽しい思い出をいくら作っても、上書きされる
ということがない。
つまりいつまでも、生々しい記憶として残るわけ……」と。

 フロイト流の夢判断を、自分に試してみると、そうなる。
しかし、それにしても、もう一度、夢の中に戻ってみたい。
戻って、あいつらの車をメチャメチャにしてやりたい。

 ……というふうに、(現実の世界)と(夢の世界)の区別がつかなくなったら、かなり
あぶない(?)ということになる。
認知症になると、(現実の世界)と(夢の世界)が、混濁するようになる。
私の母も、亡くなる前は、よくこんな話をした。
「今、在所(=母の実家)の、○○さんが、私を迎えに来た」と。

 そういうときヘルパーさんは、こう言った。
「お母さんは、夢でもご覧になったのよ」と。

 夢は夢と、さっと切り替えができなくなったら、おしまい。
だから、この話は、ここまで。
それにしても、不愉快な夢だった。

(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW 夢判断 抑圧 はやし浩司 記憶と夢 夢と記憶)

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