2009年8月19日水曜日

*Pressure brings out Devils

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 彡彡人ミミ      彡彡彡彡彡
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凸/Σ▽乃q ・ ・ p ̄Σ▽乃 ̄` /
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 子育て最前線の育児論byはやし浩司      8月   19日号
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【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

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●痛ましい事件(抑圧は悪魔を作る)

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またまた13歳の少年が、父親を殺害する
という事件が起きた。

まず、その記事(産経新聞・7月18日)を
読んでみたい。

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+++++++++++++以下、産経新聞より、抜粋転載+++++++++++++

島根県I市で中学2年の少年(13)が、父親(43)を殺害した事件で、少年の付添人
となった弁護士が17日、M市内で会見し、少年が「父親の勉強に対する指導が厳しかっ
た」との内容を話していることを明らかにした。

 付添人によると、これまで4回、少年に面会しているが、落ち着いた様子で応じている
という。付添人は「父親に対する恐怖心が拒絶感になり、事件に至ったのではないかと考
えている」と話した。今後は、少年の主張を代弁するなど少年の権利を保障するとともに、
聞き取りをしていくなかで更生に助力するとしている。

 I市教委などによると、少年は昨年11月、スクールカウンセラーに「成績のことで父
親に頭などをたたかれる」と訴え、竹刀でたたかれる体罰行為もあったという。

 県警のこれまでの調べに、少年は「父親を殺すしかないと思った」と説明。さらに、同
級生には事件前、「おやじ殺しちゃう」と殺害を予告し、当日朝には、「殺した」と伝えて
いた。少年の部屋からは、殺害方法などが書かれたメモやナイフ数本が見つかっており、
県警は少年が計画的に父親を殺害した可能性があるとみて慎重に調べている。

+++++++++++++以上、産経新聞より、抜粋転載+++++++++++++

●「抑圧」の恐ろしさ

 イギリスの教育格言に、『抑圧は悪魔を作る』というのがある。
心理的に抑圧状態が慢性的につづくと、人の心が悪魔的になることを言ったもの。
子どものばあい、それが顕著に現れる。

 まずつぎのテストを受けてみてほしい。
このテストは、表面的には、穏やかで従順な子どもを対象にしたものである。

あなたの子どもは……、

(  )表面的には穏やかで従順である。(親の前では、見た目には静か。)
(  )感情表現、とくに喜びの表現が乏しい。
(  )ときにツンとした人間的な冷たさを感ずる。
(  )ものの考え方が、消費的で刹那的。(小遣いなどもすぐ、使ってしまう。)
(  )「殺す」「死ぬ」という言葉をよく使う。(あるいはあちこちに、書く。)  
(  )「銃(ガン)」「戦争」などに興味をもっている。
(  )ノートなどに残酷な絵を描くことが多い。(「血」をテーマにした絵が多い。)
(  )善悪の判断にうとく、ときに常識はずれなことをする。
(  )何を考えているのか、親にもわからないときが多い。
(  )小動物や人形などに興味を示さない。

 もしこのテストで、5個以上思い当るところがあれば、あなたの子どもの心は
かなりゆがんでいるとみてよい。
(即席で作成したテストなので、信頼性はあまりない。)

 表面的に穏やかで従順であるからといって、「いい子」とは限らない。
それは子どもの世界では常識。
表面的な様子に、だまされてはいけない。
とくにあなた自身が権威主義的なものの考え方をしているなら、注意したらよい。

(権威主義:悪玉親意識が強く、上下意識も強い。
子どもが口応えしただけで、「親に向かって、何てこと言うか!」と怒鳴りつけるような
タイプの親をいう。
「産んでやった」「育ててやった」と、親風を吹かすことも多い。
妻に向かっては、「食べさせてやる」「稼いでやる」とか言う。
家父長意識も強い。)

 今回、I市で起きた事件の背景が、そうであったというのではない。
しかしこの種の事件は、まさに氷山の一角。
その一歩、あるいは二歩手前で、あやうく事件にならないで、闇に隠れている
ケースとなると、ゴマンとある。
ひょっとしたら、あなたの親子関係も、そうかもしれない。

 もしそうなら、(1)権威主義的発想を捨てること。
(2)友として、子どもの横に立つこと。
(3)今の状態を、これ以上悪くしないことだけを考えて、対処すること。

 この3つに心がけてみてほしい。
時間はかかるが、(というのも、この種の心の問題は、一朝一夕には解決しないので)、
やがて子どものほうから、心を開いてくる。

 それにしても、「『成績のことで父親に頭などをたたかれる』と訴え、竹刀でたたかれる
体罰行為もあった」とは!

 そこまでひどくなくても、毎日、毎晩、「勉強しろ!」「うるさい!」の大乱闘を
繰り返している親子は、少なくない。
もしあなたがそうなら……。
 
「子どもの成績があがったら、どうなのか?」
「それがどうしたというのか?」
そのあたりからもう一度、考え直してみてほしい。

 もし殺された父親に、そういうものの見方の一片でもあれば、少なくとも今回の
ような悲劇は避けられたはず。

(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て 
Hiroshi Hayashi 林浩司 BW 父親殺害 抑圧は悪魔を作る)


Hiroshi Hayashi++++++++July.09+++++++++はやし浩司

●スパイ・テスト

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私は、幼児を教えて40年になるが、たとえば、
幼児のもっているバッグの中に、手を入れたことは、
ただの一度もない。
ほんとうに、ない。

たとえばその日のレッスンが終わると、出席表にシール
を張ることにしている。
そのとき、バッグから出席表を出さない子どもがいる。
何か、ほかのことに気をとられて、隣の子どもと、
ふざけて遊んでいたりする。

そういうとき、私はその子どもに向かって、「出席表を
出してください」と、何度も促す。

バッグの口は開き、そこに出席表が見えている。
手でつかめば、さっと取りだすことができる。
それでも私は待つ。
子どもが自分で出席表を取りだすまで、待つ。

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●スパイ・テスト

 こうしたテスト方法(入学試験方法)は、今では、全国のあちこちの小学校で
行われている。
あえて名前をつければ、「スパイ・テスト」ということになる。
もちろん学校によって、呼び方はちがう。
浜松市のある小学校では、「遊びの部屋」と呼んでいる。
しかたは、こうである。

 まず(1)7~8人、1グループの子どもたち(園児)を、ひとつの部屋に集める。
そこで(2)教師が、あれこれと指示をする。

 「青い線から外へ出てはいけません。青い線の中にあるおもちゃでは遊んではいいです。
しかし青い線の外にある、ピアノやパソコンには、さわってはいけません。
タンバリンの音が聞こえたら、遊びをやめて、後片づけをしてください」と。

 こうして指示をしたあと、(3)教師は、外へ出ていく。
言い忘れたが、子どもたちは胸に、大きなぜっけん(番号)をつけている。

●モニター

 「遊びの部屋」には、テレビカメラが設置してある。
教師は子どもたちの様子を、外(職員室)から監視し、子どもたちの様子を見る。
どの子どもが言いつけどおりに遊んでいるか、あるいは遊んでいないか、など。

 時間にすれば、20~30分ほど。

 このテスト方法は、子どもたちのありのままの様子を見るテスト方法としては、
たいへんすぐれている。
というのも、この時期の子どもには、現実検証能力というか、自己評価力が、
まだほとんどない。
自分の姿を、第三者的な視点から、客観的に見ることができるようになるのは、
小学3年生~以上である。
それまでは、自分がどういう立場にあった、他人にどう思われているか、それを判断
することはできない。
子どもたちは先生がいないことをよいことに、ありのままの自分を、さらけ出してしまう。

 だから親たちが、「そういうテストがあるから、先生の言いつけをよく守って遊ぶのよ」
と言っても、意味はない。

●だから、それがどうなの?

 このテスト方法が、親たちとの懇談会の場で話題になった。
「子どものありのままの姿を知るには、よいテスト方法かもしれませんね」と、
私が話すと、親たちは、みな、笑った。

 しかし具体的な話になると、みな、「それはおかしい」と言いだした。
たとえば教室の天井の隅に、テレビカメラを設置する。
私や親は、そのまま廊下に出る。
廊下に設置してあるテレビを見ながら、子どもたちの様子をさぐる……。

 そこで問題!
このテスト方法には、「だからどうなの?」という部分がない。
たとえば私の指導に従わず、勝手にパソコンやピアノに触って遊んだ子どもがいたとする。
そういうとき、どうするのか?

 あとで、その子どもを叱るということもできない。
まさか「外から、スパイしていました」とは、とても言えない。
もしそんなことを言えば、私とその子どもとの信頼関係は、そのまま破壊される。
いくら相手が幼児だからといっても、信頼関係なくして、教育は成り立たない。

●人間性の問題

 学校という集団教育の場では、監視カメラは必要かもしれない。
不審者による犯罪も、心配される。
しかしそのカメラが、子どもの方を向いたとき、監視カメラは、別の意味をもつ
ようになる。

 それは必要なのか。
そこまでしてよいのか。
またそれは許される行為なのか。

 いろいろ議論はあるだろう。
あるだろうが、現実に今、しかしそれがそのままテスト方法として採用されている。
ありのままの子どもの姿を知るためには、よいテスト方法かもしれない。
しかし私はどうしても、こうしたテスト方法には、生理的な嫌悪感を覚える。
……覚えてしまう。
それがわからなければ、冒頭に書いたバッグの話を思い浮かべてみてほしい。

 つまりあえて言うなら、このテスト方法は、子どものバッグの中に手を入れ、
バッグの中身を調べるのと、どこか似ている(?)。

 さらに言えば、子ども部屋に親が勝手に入って、(あるいは教師もいっしょに
入って)、子どもの机の中を調べる行為にも通ずる。
こうした方法は、何度も書くが、ありのままの子どもの様子を知るためには、
よい(?)方法かもしれない。
が、このテスト方法には、それをする人たちの人間性の問題がからんでくる。

 それができる人は、できる。
しかしできない人には、できない。
そういうテスト方法である。

●人権の無視

 どこかでこっそりと監視しながら、子どもの様子をさぐる……。
いくら相手が幼児だからといっても、本来なら、許されるテスト方法ではない。
それがわからなければ、あなた自身のこととして、考えてみたらよい。

 あなたが家庭の主婦なら、こうだ。
あなたの家庭での様子を知りたいと思ったあなたの夫が、家のどこかに監視カメラを
設置する。
それをあなたの夫が、携帯電話に転送して、ずっと見ている……。

 想像するだけで、ぞっとするような話ではないか。
あなたにまともな神経があるなら、あなたはきっとこう叫ぶはず。

 「そういういやらしいことは、やめて!」と。

 そう、こういうテスト方法は、いやらしい。
子どもというより、人間としての人権を無視している。
子どもにも人格があり、人権がある。
そうしたものを、無視している。

 ……といっても、今ではこのテスト方法は、全国の小学校で、広く採用されている。
何もこの浜松市の小学校だけが、しているわけではない。
しかしもし学校側に、少しでも子どもへの人権意識があるなら、どこかで抵抗感を覚える
はず。
それとも、今では、学校の先生たちは、子どもの持ち物などを、平気で調べているとでも
いうのだろうか。
子どものバッグの中に、勝手に手を入れて……!

 10年ほど前に、こんな原稿を書いたことがある(中日新聞発表済み)。

++++++++++++++++++++

ついでに、子どものプライバシーは、どのように
考えたらよいか。それについて書いたのが、つぎ
の原稿である。
この原稿は、中日新聞に掲載して
もらったが、かなり反響のあった原稿である。

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●逃げ場を大切に

 どんな動物にも最後の逃げ場というものがある。動物はこの逃げ場に逃げ込むことによ
って、身の安全を確保し、そして心をいやす。人間の子どもも、同じ。

親がこの逃げ場を平気で侵すようになると、子どもの情緒は不安定になる。最悪のばあい
には、家出ということにもなりかねない。

そんなわけで子どもにとって逃げ場は、神聖不可侵な場所と心得て、子どもが逃げ場へ逃
げたら、追いかけてそこを荒らすようなことはしてはならない。説教をしたり、叱ったり
してもいけない。

子どもにとって逃げ場は、たいていは自分の部屋だが、そこで安全を確保できないとわか
ると、子どもは別の場所に、逃げ場を求めるようになる。A君(小2)は、親に叱られる
と、トイレに逃げ込んでいた。B君(小4)は、近くの公園に隠れていた。C君(年長児)
は、犬小屋の中に入って、時間を過ごしていた。電話ボックスの中や、屋根の上に逃げた
子どももいた。

 さらに親がこの逃げ場を荒らすようになると、先ほども書いたように、「家出」というこ
とになる。

このタイプの子どもは、もてるものをすべてもって、家から一方向に、どんどん遠ざかっ
ていくという特徴がある。カバン、人形、おもちゃなど。D君(小1)は、おさげの中に、
野菜まで入れて、家出した。

これに対して、目的のある家出は、必要なものだけをもって家出するので、区別できる。
が、もし目的のわからない家出を繰り返すというようであれば、家庭環境のあり方を猛省
しなければならない。過干渉、過関心、威圧的な子育て、無理、強制などがないかを反省
する。激しい家庭騒動が原因になることもある。

 が、中には、子どもの部屋は言うに及ばず、机の中、さらにはバッグの中まで、無断で
調べる人がいる。しかしこういう行為は、子どものプライバシーを踏みにじることになる
から注意する。

できれば、子どもの部屋へ入るときでも、子どもの許可を求めてからにする。たとえ相手
が幼児でも、そうする。そういう姿勢が、子どもの中に、「私は私。あなたはあなた」とい
うものの考え方を育てる。

 話は変わるが、98年の春、ナイフによる殺傷事件が続いたとき、「生徒(中学生)の持
ちものを検査せよ」という意見があった。しかしいやしくも教育者を名乗る教師が、子ど
ものカバンの中など、のぞけるものではない。

私など結婚して以来、女房のバッグの中すらのぞいたことがない。たとえ許可があっても、
サイフを取り出すこともできない。私はそういうことをするのが、ゾッとするほど、いや
だ。

 もしこのことがわからなければ、反対の立場で考えてみればよい。あるいはあなたが子
どものころを思い出してみればよい。あなたにも最後の逃げ場というものがあったはずだ。
またプライバシーを侵されて、不愉快な思いをしたこともあったはずだ。それはもう、理
屈を超えた、人間的な不快感と言ってもよい。自分自身の魂をキズつけられるかのような
不快感だ。

それがわかったら、あなたは子どもに対して、それをしてはいけない。たとえ親子でも、
それをしてはいけない。子どもの尊厳を守るために。

(はやし浩司 家の間取り 子ども部屋 プライバシー 子どもの尊厳 家出 
はやし浩司 ナイフによる殺傷事件 子どもの持ち物 スパイテスト スパイ・テスト)
(040401)


+++++++++++++++++++++

そう言えば、「子どもにはナイフを与えろ」と説いていた教育評論家がいた。
最後は、麻薬所持で逮捕され、しばらくこの世界から姿を消したが、またその名で、
原稿を書き始めているという。
いいのかなあ?

それについて書いた原稿が、つぎのもの。

+++++++++++++++++++++

●ニセ科学(pseudo science)

In Japan very strangely most of the young people believe that each man’s personal
character is decided by the blood type. It is only one of pseudo science, which widely
spread throughout Japan.

++++++++++++++++

家具屋の店員に、重い家具を搬入してもらった。
そのとき、私が「こんな家具、地震で倒れたら、たいへんだなア」と、ふと漏らすと、そ
の店員は、こう言った。
「重いから、倒れません」と。

私は、その言葉を聞いて、あっけに取られた。

血液型による性格判定についても、しかり。
つまり科学性、ゼロ!

++++++++++++++++

「Imidas、時事トレンド」の中に、こんな記事が載っていた。同志社大学教授の左
巻健男氏の書いたものだが、「人はなぜ、ニセ科学を信ずるのか?」というのが、それ。

 左巻氏は、ニセ科学として、いくつかの例をあげている。そのひとつが、マイナスイオ
ン。

(1) マイナスイオンとは、化学で学ぶ「陰イオン」ではなく、これに近いのが、大気科
学の「負イオン」である。「滝にマイナスイオンが発生している」と言うばあいには、負イ
オンだが、これが健康によいという根拠はない。

プラスイオンは「吸うと心身の状態が悪くなる」のに対して、マイナスイオンは空気を浄
化し、吸うと気持ちのイライラが解消し、ドロドロ血はサラサラに、アトピーや高血圧症
にも効き、健康にもいい」というのである。

これは「納豆ダイエット」でねつ造が発覚したテレビ番組「発掘、あるある大辞典」(フジ
テレビ系)が火付け役で、1999年から2002年にかけて、特集番組で驚くべき効能
がうたわれた。

そこから有名企業までが、マイナスイオン類似の効果をうたう商品を製品化し、エアコン、
冷蔵庫、パソコン、マッサージ機、ドライヤーや衣類、タオルなど、広範囲の商品が市場
に出されるに至った(以上、P162)、と。

 ニセ科学は、血液型による性格判定だけではなかったというわけである。電気店へ行く
と、たしかにその種のうたい文句を並べた商品は多い。私はマイナスイオンにとくにこだ
わっていたわけではないが、今度、新しく購入した冷蔵庫にも、それがあった。

 しかし左巻氏に言わせると、それもニセ科学だったとは! しかも火付け役が、あの「発
掘、あるある大辞典」だったとは! 

 左巻氏は、こうつづける。「マイナスイオン測定器でこれらを測定すると、1ccあたり、
数10万個との数値を示すが、空気の分子数とくらべると、微々たる数値にすぎないこと
に注意を要する」(同書)と。

 だからといって、つまりImidasにそう書いてあったからといって、左巻氏の意見
を全面的に信ずるのもどうか、ということにもなる。しかしここは、やはり科学者である
左巻氏の意見を尊重したい。相手が、「発掘、あるある大辞典」では、話にならない。

 左巻氏も書いているが、本当の問題は、こうしたニセ科学にあるのではなく、「人はなぜ、
ニセ科学を信ずるのか?」という部分。

 もうひとつ、こんな例をあげている。

(2) 容器に入った水に向けて、「ありがとう」と「ばかやろう」の「言葉」(文字)を書
いた紙を張り、その水を凍らせる。

すると「ありがとう」の水は、対称形の美しい六角形の結晶に成長し、「ばかやろう」の水
は、崩れた汚い形の結晶になるか、ならない。

ゆえに「水が言葉を理解する」と主張する『水からの伝言』(江本勝著)という本が話題に
なった。

水という物質が、言葉によって影響を受けるということはない(同書)、と。

 こんなアホなことは、だれにでもわかる。何も、左巻氏の説明を借りるまでもない。し
かし、だ。こんなアホな説を根拠に、教育界でも、「きれいな言葉を使いましょう」運動が
広まったという。

 理由は、「人間の体の6~7割は水だから」と。が、批判が高まると、「それに加担した
教育団体は、ホームページからその授業案を削除したが、いまもどこかで、こうした(道
徳)の授業が行われている」(同書)と。

 しかし、『水からの伝言』とは何か? 江本勝という人物は、どんな人物なのか? 少し
前、麻薬を所持していて逮捕された教育評論家がいた。彼は以前、「子どもにはナイフを持
たせろ」「親が子どもを信頼している証になる」と説いていた。

 その教育評論家は、都会で子どもたちによるナイフ殺傷事件がつづくと、いつの間にか、
自説をひっこめてしまった。私は、左巻氏の意見を読みながら、その教育評論家のことを
思い浮かべていた。

 で、さっそくヤフーの検索エンジンを使って調べてみると、それは、そこにあった。

いわく、「私たちは、水の結晶写真技術に基づいて、愛・感謝の気持ちが水を美しく変化さ
せるということを、実証してきました。水をきれいにすることにより、私たちの心身もき
れいになり、健康を取り戻し、本来持っている才能を開花することができるのです。水が
変われば世界が変わります。いっしょに波動と水の可能性を探究しましょう」(「水からの
伝言」HPより)と。

 どうやら、本気らしい。

 しかし……? 「?」マークを、1ccあたりに存在する水の分子の数ほど、つけたい。
その数は、約3x10の22乗!(ヤフー・知恵袋参照)

 数字で表してみると、こうなる。

300,0000,0000,0000,0000,0000個!

 しかし、左巻氏ではないが、どうして人は、こんな珍説を信ずるのだろう。あの占星術
にしても、そうだ。科学性は、さらに低い! ゼロどころか、ゼロにもならない!

 これも教育の欠陥といえば、それまでだが、その先には宗教があり、カルトもある。け
っして、軽く考えてはいけない。

(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て はやし浩司 
Hiroshi Hayashi education essayist writer Japanese essayist ニセ科学 非科学 納豆ダ
イエット マイナスイオン マイナス・イオン 水からの伝言 水の結晶)


Hiroshi Hayashi++++++++July.09+++++++++はやし浩司※


【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●イライラする若者たち(文部科学省所管の統計数理研究所)

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このほど文科省は、「日本人の国民性・
宣告調査」の結果を公表した。

産経新聞、7月17日の記事を、そのまま
紹介させてもらう。

++++++++++++++++++

●産経新聞の記事より

+++++++++++以下、産経新聞(090717)+++++++++++

 経済の低迷が続く中で「自信喪失」から抜け出せず、心のよりどころを模索する傾向が
強まっている……。文部科学省所管の統計数理研究所は16日、5年ごとに実施している
「日本人の国民性」全国調査の結果を公表した。「生活は貧しくなる」と将来を悲観する人
が57%を占め、若者層を中心に「いらいら」が募っているという。同研究所は「調査は
不況の影響が広がり始めた昨秋に行った。影響が深刻化している現在は不安感がさらに増
しているはず」と分析している。

 調査によると、最近20年間で「社会に対する悲観的な見方」が急速に浸透。バブル崩
壊後では4回目となる今回の調査でも、「自信喪失」は続いている。

 日本の経済力に対しては「非常によい」「ややよい」を合わせた肯定的な評価が37%で、
日本経済への自信に満ちていた昭和63年の82%には遠く及ばない。将来展望では「人々
が貧しくなる」が5年前の47%から57%に跳ね上がり、「豊かになる」と希望を持つ人
は14%から11%に減った。

 今回の調査で目立ったのは、社会状況を反映して「いらいら」を募らせる若者が急増し
たこと。1カ月間に「いらいら」した」人の割合が、20~40代で急増し、20、30
代では初めて6割を超えた。

 一方、家庭や職場での人間関係を重視し、精神的な充足感を求める傾向も読み取れる。
自分にとって一番大切なものは、「家族」が最も多い46%で、50年前(昭和33年)の
12%の4倍に迫る。また、「仕事以外で上役とのつき合いがあった方がよい」とする人が
20、30代では6割を超え、若い社会人が職場での人間関係を見直す傾向が強まってい
る。背景には、派遣社員など不安定な雇用環境の広がりがあるとみられる。

 人間として大切な道徳を2つ選ぶ質問では「親孝行」(76%)や「恩返し」(57%)
を上げる人が多く、「個人の権利を尊重」(27%)や「自由を尊重」(36%)に差を付け
た。

 初めて質問項目となった「生まれ変わりたい国」では77%が日本と回答。また、科学
技術の水準が「非常によい」とする人が10年前の24%から今回は35%に、芸術では
7%から13%に伸び、経済以外の分野では「自信回復」の兆しも読み取れる。

 調査は昭和28(1953)年から実施。今回は昨年10月下旬から約1カ月かけ、無
作為に選んだ20歳以上80歳未満の男女約3300人から回答を得た。

+++++++++++以上、産経新聞(090717)+++++++++++

 記事の中に出てくる数字を、まとめると、つぎのようになる。

「生活は貧しくなる」と将来を悲観する人……57%

日本の経済力に対しては「非常によい」「ややよい」……37%
(注:日本経済への自信に満ちていた昭和63年の82%には遠く及ばない。)
「人々が貧しくなる」……5年前の47%から、57%に増えた。
「豊かになる」と希望を持つ人……14%から11%に減った。

1カ月間に「いらいら」した」人……20、30代では、初めて60%を超えた。

人間として大切な道徳を2つ選ぶ質問では、

「親孝行」     ……76%
「恩返し」     ……57%
「個人の権利を尊重」……27%
「自由を尊重」   ……36%

●マイナス変化

 こうしたアンケート調査が公表されたとき、それに驚くときもある。
しかしその一方で、「まあ、こんなものだろうな」と、納得するときもある。
今回の文科省の統計数理研究所の調査結果を見たときは、後者のほうだった。

 私たち団塊の世代は、日本の急速な変化に対して、それについていくだけでたいへん
だった。
が、結構それなりに楽しむこともできた。
実際には、怒涛をかけ分け、船をこぐような緊張感とスリルを、いつも肌で感じていた。
こうした前向きな変化を、「プラス変化」と呼ぶなら、現在の若者たちが感じている
変化は、「マイナス変化」ということになる。

 たとえばボットン便所から水洗便所への変化は、「プラス変化」、
水洗便所からボットン便所への変化は、「マイナス変化」ということになる。

 ものごとは、サッカーの試合でもそうだが、攻勢のときは、おもしろい。
押せ押せムードで、意気もあがる。
しかし一度守勢に回ると、ハラハラドキドキの連続。
それが長くつづくと、この調査結果のように、イライラ感に変化する。
とくに今の20代、30代の若者たちは、日本の高度成長期の波に乗り、飽食と
ぜいたくを、ほしいままにした。

 私は当時から、現在の(結果)を、予測し、心配していた。
「飽食とぜいたくに慣れきってしまったら、この先、子どもたちは、どうなる
のだろう」と。
「今のまま、高度成長がいつまでもつづくはずがない。
経済がマイナス成長になったとき、今の若者たちは、はたしてそれに耐えられるだろうか」
と。
それがそのまま、「60%」という数字になったと考えてよい。

●親孝行

 その一方で、「大切な道徳」として、興味深いことに、76%の人たちが、
「親孝行」をあげている。
年代別の数字がわからないので、コメントできないが、「日本人全体としてみれば、
そんなものだろうな」というのが、私の感想。

 とくに50代以上の人たちは、「親孝行論」を強く主張する。
しかしここで注意しなければならないのは、「親孝行論」には、2側面性があるということ。

(1)自分自身が「子」の立場にいて、健在する「親」をもっているときの親孝行論。
(2)自分自身が「親」の立場にいて、健在する「子」をもっているときの親孝行論。

 76%の人が、(1)と(2)のどちらの立場にいるのか、この報道だけではわからない。
が、もし(2)の立場だったら、親孝行論も、ずいぶんと身勝手なものと言わざるを
えない。
自分の息子や娘に対して、「私に親孝行しろ」とは!

 もっともこういうケースのばあい、ほとんどの親は、「先祖」という言葉を使って、
自分への親孝行論を正当化する。
「先祖を大切にしろ」と。
まさか「自分を大切にしろ」とは言えない。
だから「先祖を大切にしろ」となる。

●若者たちの老人観

 若者たちがいらいらしている気持ちは、これでよくわかった。
わかったが、しかし私はもうひとつの変化を、心配する。
そのいらいらした気分を、最近の若者たちは、私たち古い世代に向け始めているという
こと。
(これは多分に、私の杞憂(=取り越し苦労)か?)

つまり「老人がふえたから、日本は貧しくなったのだ」と。
あるいは「老人がふえればふえるほど、日本は貧しくなる」でもよい。
この先、私たち団塊の世代が75歳になるころには、日本人の約3分の1が、その
老人になる。
そうなったとき、若い世代の人たちは、私たち老人をどう見るだろうか。
想像するだけで、ソラ怖ろしくなる。

 さて、この先、この日本はどうなるのだろう?
日本人は、どう変化していくのだろう?
ただひとつ言えることは、「今のままではいけない」ということ。
 
 産経新聞は、「精神的な充足感を求める傾向も読み取れる」とコメントを寄せているが、
私は、この言葉に期待したい。
こうした閉そく感を打ち破るには、「精神的な充足感」しかない。
カネやモノではない。
心。
そのためにも、ひとりでも多くの人が、精神的な充足感を求めるために、
立ち上がってほしい。
今回の調査結果を見て、私は、そう感じた。


【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【首相、閣僚の脳検査を義務づけよう】

●AS首相

++++++++++++++++++++++++++

夜遅く、山荘にやってくる。
途中、コンビニで、タブロイド紙(日刊ゲンダイ)を買う。
一面の大見出しには、「予想以上にAS自民は大敗する」(7・17)とあった。
それが気になった。
その下に、AS首相の、さらに醜い、あの表情が載っていた。

小見出しには、「どうやら精神に異常をきたしていると見えるバカ首相の
指令で、自爆玉砕選挙に突入していく、まるで勝てない
戦争をした戦前の東条英機政府さながら」と。

一国の宰相が、ここまで酷評される。
その異常さに、驚いた。

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●権力の亡者

 当初、選挙までの暫定内閣だったはずのAS内閣。
1、2週間で、その使命を終えるはずだった。
が、そのつど、ああでもない、こうでもないと、自分勝手な理由をこじつけて、
権力の座に居座ること、10か月。
自称「外交のAS」とか、「経済のAS」とか言って、いろいろやってはみた。

しかし外交面でも、経済面でも、さしたる成果はゼロ。
アメリカには相手にされず、ロシアやドイツを怒らせただけ。
「経済」といっても、日本国内はもとより、世界中に、金(マネー)をばらまいただけ。
自民党内部からでさえ、「AS首相に欠けるのは徳性」とまで、酷評される始末。
しかしそんなことは、当初から、わかっていたはず。

 あのAB元総理大臣の辞任劇の陰で暗躍したのが、AS氏であるという説もある。
AB元総理大臣は、「(ASに)裏切られた」と言って、辞任した。
陰謀と策略。
AS首相に張り付いたイメージは、この10か月、増大することはあっても、縮小
することはなかった。
「精神に異常をきたしていると見える」(日刊ゲンダイ)というのは、少し
言いすぎかとは思う。
しかし今、日本中の人たちが、それに近い印象を持ち始めている。

 たしかに、おかしい。
AS首相は、たしかに、おかしい。

●落下傘(候補)

 横山ノック氏(故人、元お笑いタレント)が、大阪府知事になったとき、だれもが
首をかしげた。
結末は、破廉恥事件を起こして失脚。
私たち日本人は、あの横山ノック氏を通して、何を学んだのか。
そのままその後を引き継いだのが、宮崎県。
宮崎県のAZ知事。

 自民党から衆議院議員への出馬要請受け、「総裁候補にしてくれるなら」という
条件をつけた。
だれしもお笑いタレント特有のギャグかと、わが耳を疑った。
しかしAZ知事は、本気だった。
そこで自民党の出した提案は、東京都X区、比例区第一位候補者……!

 が、日本人も、そこまでバカではない。
自分への逆風を知ると、「師匠のBタケシ氏に、『甘くない』と言われた」とか
何とか、これまた勝手な理由をこじつけて、突然、辞退表明。
「宮崎県知事に戻る」とか、言い出した。
今回の衆議院議員出馬騒動で、振り回されたのは、宮崎県民だけ。
AZ知事にしてみれば、宮崎県など、ただの踏み台でしかない。……なかった。

 この静岡県にしても、中央からやってくる政治家というのは、たいていこの種の
政治家と思って、ほぼまちがいない。
称して、「落下傘(候補)」と言う。
落下傘のように、ある日、突然、空から舞い落ちてくる。
落選すれば、また元の職場に、そのまま戻る。

●幻想主義者

 金(マネー)と女と権力。
まったく異質のもののように見えるが、これら三者は、(煩悩)という欲望を介して、
密接につながっている。
三者一類と考えてもよい。

 権力の魔力とやらを知りたかったら、歴史をながめてみればよい。
一度権力の魔力にとりつかれた政治家は、狂ったように、その座にしがみつこうとする。
政敵を粛清(殺害)することなど、朝飯前。
まともな政治家なら、まだ救われる。
しかしこの類の政治家は、まともでないから困る。
よい例が、あのスターリンである。
彼が率いた恐怖政治のもとで、いったい、どれほど多くの善良な市民が、命を
失ったことか。
何十万人?
何百万人?
あるいはそれ以上?

私はこうした政治家たちを、「幻想主義者」と呼んでいる。
「権力」という、おかしな幻想にとりつかれ、その奴隷となって自分を見失ってしまう。

 権力が人を狂わせるのか。
それとも狂っているから、その人をして、権力に向かわせるのか。
あるいは人は、権力に向かうと同時に、より狂人的になるのか。
しかしそんな政治家を抱いたら、それこそ市民こそ、えらい迷惑。

●自民党の終焉(しゅうえん)

 このまま何ごともなければ、日刊ゲンダイ紙が言うように、AS自民党は、
つぎの国政選挙で、大敗以上の大敗をする。
週刊誌によってちがうが、民主党の単独過半数確保は、ほぼまちがいないようだ。
すでに火事場のネズミよろしく、連立政権を組んでいたK党ですら、連立離脱を
ほのめかしている。

 「何ごともなければ……」というのは、「あのAS首相のことだから、何を画策
しているかわからない」という意味である。
何か問題が起きるたびに、それを理由にして権力の座にしがみついてきた。
今度は、自ら、何か問題を起こす。
そういうことも、じゅうぶん考えられる。
あるいは今、AS首相は、血眼(ちまなこ)になって、その問題をさがしている?
今のAS首相にしてみれば、(失うこと)イコール、自己否定ということになる。
それこそ徳性のある政治家なら、自己否定すらも、自ら心の中で消化することも
できる。
が、AS首相には、その徳性すらない。

●金権主義

 民主主義がこの世に生まれたときはもちろんのこと、この日本に民主主義が
もたらされたとき、民主主義はこれほどまでに金権に毒されやすいものだと
いったい、だれが予想しただろうか。
今の日本の民主主義は、その金権に毒されているというよりは、腐敗しきっている。
民主主義そのものが、金権の奴隷。
金権に操られるがまま操られ、金権の道具として、利用されている。

 はからずも「日刊ゲンダイ」は、AS首相を、あの東条英機にたとえた。
そう、あの東条英機にしても、自分の失敗を認め、すなおに退散していれば、広島の
原爆はなかった。
長崎の原爆もなかった。
東京大空襲もなかったかもしれないし、沖縄の玉砕もなかったかもしれない。

 歴史作家の加来耕三氏の言葉を、このように伝えている。

『まさしく、今のAS首相は東条英機ですね。
つまり冷静な判断力がなく、国民のことを考えられない。
頭にあるのは自分自身の有終の美だけなのでしょう。
いかに自分がかっこよく散るか、それしか考えていないように見えます」(一面)と。

●「精神に異常をきたしていると見える」(日刊ゲンダイ)

 AS首相の精神が、どうなのかということについては、わからない。
しかし一連の言動や失言からして、脳の何らかの障害が疑われても、しかたない。
「精神に異常をきたしていると見える」という発言については、「日刊ゲンダイ」社
(名古屋市中村区名駅4-4-12・購読は、中日新聞出版販売店)に
責任を取ってもらうことにして、もし仮にそうであるとするなら、当然に私たちは、
ドクターストップをかけなければならない。
今は無理なら、そういうシステムを早急に、作り上げなければならない。

 その第一歩として、首相はもちろん、閣僚級の人物については、最低でも、
脳ドックを受けてもらい、その診断結果くらいは、公表すべきではないのか。
就任時はもちろん、半年ごとに、公表したらよい。
認知症、脳梗塞、精神病などなど。
こうした心配のある人物は、そもそも国のリーダーとして、ふさわしくない。
国のリーダーになってもらっては、困る。
また任期途中でも、その心配が発生したら、ドクターストップをかける。

 これは当人のプライバシーがどうのこうのという問題ではない。
またそのレベルの話でもない。
民間航空機会社のパイロットでさえ、半年ごとに精密な健康診断を受けている。
もしその時点で、不適格の判定がくだされたら、以後、そのパイロットは、
操縦桿を握られなくなる。

 民間航空機会社の一パイロットでさえ、そうである。
が、どうして首相には、そういう検査が義務づけられていないのか。
現に、民間のタブロイド紙ですら、AS首相の精神の異常さを疑っている。
気づいている人も多いかと思うが、AS首相の失言の数々、漢字の読み違いなどは、
単なる「ミス」ではない。
ミスではすまされない。
話す言葉ですら、きちんとした文章になっていない。
ズタズタというか、支離滅裂。
私は専門家ではないが、私は、AS首相の認知症の初期症状を疑っている。
その心配をしている。

 そのためにも、つまり私たちがもつ不安や心配を解消するためにも、一度、
脳ドックを受け、それを公表してほしい。
そういうシステムを、一日も早く、確立してほしい。

(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て Hirosh
i Hayashi 林浩司 BW 首相の脳検査 脳ドック 首相の適格性)


Hiroshi Hayashi++++++++JULY 09++++++++はやし浩司

●HPの修理

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「修正」というよりは、「修理」と書いたほうが、わかりやすい。
昨日見たら、私のメインのHPの一部が、ズタズタに壊れていた。
原因は、よくわかっている。

 私はメインのHPには、K7社製のHP作成ソフトを使用している。
が、このソフトは、WINDOW・ビスタには対応していない。
(もともとは、XP用に開発されたもの。)
そのソフトを、だましだまし、使っている。

 そのため、アニメーションや、ロゴ文字を挿入すると、それらが、
あちこちでゾンビのように現れる。
HPを破壊する。
(ウィルスによるものではないので、どうか、ご安心を!)

 その修理に、今朝、2時間ほどかかった。
ひとつずつ、アニメーションを消し、ロゴをふつうの文字に置き換えた。
破壊された写真については、一枚ずつ、(切り取り)→(張り付け)を繰り返した。
結構たいへんだったが、その分、楽しかった。

 秋に、WINDOW7が発売になる。
WINDOW7のほうでは、XP用ソフトが、そのまま使えるようになるという。
それまでの辛抱。
がまん。
プラス、秋が楽しみ。
64ビットマシンとは、どんなマシン?
ゾクゾク!
ワクワク!
市販パソコンの中では、最高性能のものを、買うつもり。


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