【今日のニュースから】
●プリチャード氏の二枚舌(more and more Japanese are becoming anti-USA now)
+++++++++++++++++++++++
どちらが本当のなのだろう?
プリチャード氏は、韓国と日本で、
まったくちがうことを発言している。
+++++++++++++++++++++++
アメリカのジャック・プリチャード元韓半島(朝鮮半島)和平担当特使は、
韓国の中央N報の取材に応じ、「6か国協議は終わった」と明言したあと、
つぎのように答えている。
「6カ国協議が再開されるのは難しいと思うか」という質問に対して、
「6カ国協議はすでに役目を終えたと思われる。今の状況で6カ国協議が再開されると
いう兆候はどこにも見られない。クリントン国務長官も、議会での聴聞会で6カ国協議に
ついて明言していない」』(中央N報・5月7日)と。
そのあとプリチャード氏は日本へ立ち寄り、まったく逆のことを述べている。
「米朝の2国間協議は、あくまでも6か国協議の枠内でする」(NHK定時ニュース・
5月11日)と。
クリントン国務長官は、基本的には、日本を完全に切り捨てている。
こうしたクリントン国務長官の外交姿勢を、プリチャード氏の発言に重ね合わせてみると、
アメリカがこの先、この極東アジア情勢をどうコントロールしようとしているかが、よく
わかる。
この先、反米感情が高まることはあっても、低くなることはないだろう。
Hiroshi Hayashi++++++++May. 09+++++++++はやし浩司
●M党OZ氏の辞任(Mr . Ozawa resigned his post. Taking the blame against him, but it
is too late!)
+++++++++++++++++++++
見苦しいぞ、OZ氏。
この場に及んでも、「議員辞職はしない」
「離党はしない」は、ない。
+++++++++++++++++++++
スポーツ報日は、つぎのように伝えている。
『民主党の小沢一郎代表(66)が、11日、民主党本部で会見し、代表を辞任する意向
を表明した。自身の公設第1秘書が起訴された西松建設の巨額献金事件後も、一貫して「国
民に理解を得られる」と強気に続投を表明していた姿勢から一変。総選挙に向け、党内の
結束のために辞任するとした。ただし、求められ続けていた、事件についてのさらなる説
明責任は果たさないまま。“辞任するのはメディアのせい”との主張も展開。議員辞職や離
党は否定した。民主党幹部は16日か17日に後継を決める代表選を行う意向を明らかに
した』(5月12日)と。
整理してみる。
(1) OZ氏は代表を辞任する(当然である。しかし遅すぎた!)。
(2) 巨額献金事件についての説明はじゅうぶんではない(みな、そう思っている)。
(3) 「辞任するのはメディアのせい」は、おかしい(責任回避?)。
(4) 議員辞職や離党は否定した(形だけの「辞任」か?)。
OZ氏が、「続投」を表明したとき、M党による政権交代は、ツユと消えた。
で、今回の辞任劇。
OZは、「議員辞職や離党は否定した」という。
であるなら、さらに政権交代は絶望的!
OZ氏ただひとりが、M党のイメージを悪くしている。
どうしてOZ氏は、それに気がつかないのだろう。
「自己愛者」というのは、OZ氏のような人のことをいう。
自己中心性だけが、極端に肥大化している。
もっとわかりやすく言えば、まさに権力の亡者。
あの顔を見ていると、不快感を通り越して、吐き気すら覚える。
Hiroshi Hayashi++++++++May. 09+++++++++はやし浩司
●韓国の情報操作
++++++++++++++++++++++++++++
韓国中央N報は、 『現代(ヒョンデ)・起亜(キア)自動車が、
第1四半期に乗用車を約90万台販売し世界6位となった。
5位のフォードとは7万台差まで追い詰めた』(5月11日)
と報道している。
本当に、そうか?
++++++++++++++++++++++++++++
私にはどういう売り方をしたのかわからないが、昨年後半、現代自動車は
山のような在庫車をかかえていたはず。
そうでなくても、韓国車のダンピング販売には、すさまじいものがある。
同一車でも、海外販売車は、国内販売車よりも、20~30%は安い。
「国内販売で儲けて、海外では、損をしてでも売る」と。
国策企業だから、こういう芸当ができるのだろう。
しかし実際には、どうか?
これから先が、韓国の常とう手段。
つごうのよいときは、ウォン建てで計算し、つごうの悪いときは、ドル建てで
計算する。
中央N報の記事をよく読んでみてほしい。
『同研究院は経済専門紙フォーブスが選んだ主要2000社を対象に分析を行った。自国通貨ベースで韓国企業の前年比の増収率は、2007年の13.2%から08年は24.3%へと上昇した。これに対し、円高のあおりを受けた日本企業の増収率は6.9%から0.5%に低下した。米国企業の増収率は8.5%から7.8%に、欧州企業の増収率は7.3%から5.4%にそれぞれ鈍化した」と。
つまりこの記事だけを読むと、韓国だけが、ひとり勝ちしているような印象を受ける。
が、同じ数字を、今度は、ドル建てで計算すると、内容は一変する。
『しかし、為替要因を除いたドルベースでは状況が一変する。韓国企業の増収率は16.4%から5.1%に大きく低下したのに対し、日本企業は5.6%から14.4%へと上昇。欧州企業は17.0%から13.1%に鈍化したものの、韓国企業よりは好業績だった』と。
わかるかな?
今回は、中央N報も、さすがに気がひけたのだろう。
ドル建てでの報告も併記している。
それによっても、『韓国企業の増収率は16.4%から5.1%に大きく低下した』という。
こうした情報操作は、韓国政府というより、韓国のお家芸。
そのつど、自分たちのつごうのよい尺度を使って、世界を煙に巻く。
ふつう、韓国のようなマイナー国は、貿易収支は、ドル建てで計算する。
対外的には、とくにそうである。
その国の通貨で、「~~ウォン、儲かりました」と言われても、世界の人にはわからない。
国内だましとしては通用しても、世界には通用しない。
それにしてもあの(山のような在庫)は、どうなったのだろう?
現代車が、生産調整に入ったというニュースはあまり伝わってこない。
利益を度外視し、販売実績だけを伸ばす、つまり、メチャメチャな
ダンピング販売を重ねているようにしか、私には、思えないのだが……。
Hiroshi Hayashi++++++++May. 09+++++++++はやし浩司
●K国問題(North Korea)
+++++++++++++++++++++
K国は、対米批判のボルテージをますますあげている。
まさに言いたい放題!
それに対して、アメリカ政府は、ダンマリ、無視。
何もアメリカに追従しろというわけではないが、
日本も、ここはダンマリ、無視するのがよい。
やりたいようにやらせ、自ら、墓穴を掘らせる。
6か国協議といっても、中国やロシアがK国の
肩をもつようでは、意味がない。
K国と中国をまず、離反させなければならない。
そのためにも、ダンマリ、無視。
核実験でも何でも、やりたければ、やればよい。
が、やったら最後。
またまた国連を舞台に、ガンガンとK国を攻撃すれば
よい。
ついでにK国を支える、中国やロシアを攻撃すればよい。
K国をかばえばかばうほど、中国やロシアは孤立する。
つまりそのとき、6か国協議は、再び動き出す。
ただし日本としては、米朝直接会談には警戒した方がよい。
仮に米朝間で、米朝友好条約、あるいは相互不可侵条約
のようなものが結ばれたら、そのときこそ、日本は万事休す。
その条約を基に、K国は日本に対して、したい放題のことを
してくるだろう。
「1000兆円の戦後補償」を求めてくる可能性も
ないとは言えない。
「1000兆円払え、さもなくば戦争!」と。
K国の最大のねらいは、日本からアメリカを取り除くこと。
日米安保条約を死文化すること。
その動きもないわけではないので、ここは警戒した方がよい。
++++++++++++++++++++++++
以上、5月12日朝のニュースより。
Hiroshi Hayashi++++++++May. 09+++++++++はやし浩司