2011年11月25日金曜日

●Diary Nov. 25th

●11月24日(夜)

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今日、居間にガスストーブがついた。
工事に1時間半ほど、かかった。
そのあと試運転。
暖かい空気を手であおりながら、ワイフがうれしそうに言った。
「これで暖かいわね」と。

書斎は、私の「城」。
台所と居間は、ワイフの「城」。
……というのは、少しおおげさ。
しかし私はいつも、そう考えている。

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●薬害頭痛

 「薬害頭痛」という言葉がある。
同じ頭痛薬を、慢性的に服用していると、頭痛薬そのものが頭痛を引き起こす。
それを「薬害頭痛」という。
肝臓が抗体を作るためではないか。
「薬」というのは、基本的には、毒物。
肝臓は、薬を毒物と判断する。

 頭痛薬をのんで、頭痛になる。
が、こういう例は多い。
子どもの世界でよく経験するのが、ワークブック。
能力を超えたワークブック(問題集)を買ったために、勉強がそこでストップしてしまうというようなケースは少なくない。
かえって成績がさがってしまう。
塾にしても、家庭教師にしても、そうだ。
家庭教育では、とくにこの点を注意する。

 親というのは、どこの親でもそうだが、難しいワークブックを買い与えれば、それで子どもの学力は伸びると考える。
しかも字数が多く、問題数が多ければ多いほど、「得」と考える。
が、問題集は、スーパーのバーゲン品とはちがう。
安ければ、それでよいというものではない。

大切なのは、達成感。
「やった」「できた」「やり終えた」という達成感。
その達成感が、子どもを前向きに伸ばす。
そのためワークブックは、簡単なものを選ぶ。
子どもの能力で、楽にできるものを選ぶ。

●失われた10年?

 いまだに「失われた10年」という言葉を使う人がいる。
驚く。
実際には、「失われた20年」。
10年ではなく、20年。
この20年で、日本は、1980年代に戻ってしまった。
時計の針は、20年前で止まったまま。

 ドイツのメルケル首相が、EU債の発行にひとり抵抗している。
「そんなことをすれば、モラル・ハザードが起きてしまう」と。
つまり安易に債務国を助ければ、そういった国々は、自らの努力をやめてしまう、と。

 どこまでがんばれるかは、わからない。
しかしこういう根性のある政治家がいるドイツは、すばらしい。
少なくとも、この日本にはいない。
あちらでいい顔、こちらでいい顔……。
八方美人。
一本のスジ(筋)が通っていない。

 なぜ今、この日本が韓国との間で、スワップ協定を結ばなければならないのか。
そのひとつ取りあげても、日本政府のふがいなさが、なさけない。
政府が言うように、「日本の進出企業が被害を受ける」というのであれば、その後、つまり韓国がデフォルト(債務超過)した後、そうした企業を救済すればよい。
またそのほうが、安くつく。
どうしてそれくらいの危機意識を、日本はもたないのか。

 日本よ、おかしな大国意識は、もう捨てろ!
お人好し外交は、もうやめろ!
日本は日本第一に考え、行動する。

 ロイターですら「日本の凋落ぶり」をつぎのように書いている(2011/11/24)。

『……東京株式市場の値動きは、香港や上海などアジア市場の値動きにさえ振りまわされる従属的な状況。
もはやアジアのメイン市場との見方はされていない」(外資系投信)という』と。

++++++++++++++++++はやし浩司

●11月25日

 日は替わって、今日は11月25日。

 昨夜遅く、従弟(いとこ)と電話で話す。
柿を送ってくれた。
その礼の電話が、長くなった。
1時間ほど、話した。

 しめくくりのエッセーを書くつもりだったが、そのまま就寝。

●仕事

 EUの金融危機がどういう形で決着するにせよ、つぎは日本。
すでにこの3月、あの3・11大震災が起こる直前まで、日本の経済破綻は時間の問題とささやかれていた。
「可能性の問題ではない。時間の問題」と。

 が、そこへあの3・11大震災。
とたん、「経済破綻」は、どこかへ消えてしまった。
が、それで問題が解決したわけではない。
今の今も、この問題はくすぶりつづけている。
あるいはいつなんどき、この日本へ飛び火してくるか、わからない。

 だから従弟には、こう言った。
「どんなことがあっても、仕事を手放してはいけないよ。
一度手放したら、つぎの仕事はないよ」と。

●危機感

 この浜松市を見ただけでも、危機感のなさには、これまた驚く。
あのバブル経済がはじけたあと、浜松市は「音楽の町」として、名乗り出た。
「楽器の町」が「音楽の町」になった。
豪華な楽器博物館もできた。
結構な話である。

 が、そのあとがまずい。

 浜松市からは、どんどんと工場が消えていった。
HONDA、SUZUKI、YAMAHA……。
名前だけは残っているが、工場はすべて、郊外の他の町へ。

 そこで浜松市がつぎに打った手は、「花木の町」。
フルーツパークができた。
花博も開いた。
これまた結構な話である。

 が、音楽や花木で、いくら稼げる?
外貨はいくら入ってくる?
この浜松市は、金持ちの道楽のようなことばかりしている。
で、最近は、市中心部の活性化。
が、笛吹けど、踊らず。

 もしここに私が書いていることが「?」と思うなら、あのザザ・シティの中央館を見たらよい。
エスカレーターに乗り、2~5階を見たらよい。
西館にしても、ガラガラ。
地下にスーパーがあるが、ついでにその奥ものぞいてみたらよい。
広い空き部屋があって、中高校生たちが、テーブルを囲んでカードゲームをしている。

 いったいどれだけの税金が無駄に使われたことやら!
……使われていることやら!
楽器博物館にしても、今では閑古鳥すら鳴いていない。
言うなれば楽器のガラクタ倉庫。
危機感のなさ、ここに極まれり!

 書き忘れたが、建物だけは、超豪華。
どう豪華かは、皆さんの地域にある官製建物を見ればわかるはず。
エスカレーター付きの、大理石でできたラセン階段を下りたら、そこはスーパーだった!
以前は、100円ショップもあった(ザザ・シティ・西館)。

 ……笑うに笑えない話だが、それにしても不思議なのは、こうした失政を繰り返しながら、だれも責任を追及しないこと。
だれも責任を取らないこと。
民主主義というのは、そういう意味では便利な制度だ。
民主主義を隠れ蓑に、いくらでも失敗をごまかせる。

●精神状態

 ……ということで、今朝の私の精神状態は、あまりよくない。
何を考えても、イラつく。
(見た目には、穏やかでやさしいが……。)

 話題を変えよう。

 冬になったので、庭に鳥の餌をまき始めた。
数日前からである。
ところが、である。
イヌのハナが、それを食べてしまう。

 で、昨日、ハナの目を盗んで、こっそりと庭に餌をまいた。
ハナが食べにくいように、広く、まばらにまいた。
が、ふと気がつくと、ハナが右うしろに!
私が餌をまく手を、じっと見ていた。

●失敗

 これはおとといの話。

 中学生クラスで教えているときのこと。
ふと立ったとき、腸内ガスがブリブリと出てしまった。
本当にブリブリという音だった。

 「しまった!」と思ったが、中3のS君が、それを聞いてしまった。
見ると、笑いを必死でこらえていた。
それがよくわかった。
で、私はS君にこう言った。
「何も言うな!」と。

 が、その反対側にいる、Nさんも、同じように笑いを必死でこらえていた。
私がNさんの顔をのぞくと、そこで視線が合ってしまった。
私が気まずそうに顔をゆがめると、どういうわけか、Nさんも気まずそうに顔をゆがめた。
「あのなあ、君も、何も言うな!」と。

 が、その直後、教室中の生徒が、どっと笑った。
前の席に座っていた生徒たちまで、こう言った。
「聞こえたよオ!」と。

 ……で、そのあと、私は教室の隅で、ずっと小さくなっていた。
何も言わず、黙っていた。
だれと目が合っても、その生徒は笑った。

 教室が終わり、あとでワイフに聞くと、ワイフはこう言った。
「あんな大きな音だったから、みなに聞こえたにきまっているわよ。
ああいうときはね、だまって知らんぷりしているのがいちばんいいのよ」と。

 それにしてもドジな話。

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