2011年7月9日土曜日

*Calendar Lesson for Preschool children aged 5

●小細工(九州電力の小細工)2011/07/09

 先日、ある人の車に、大きなひっかき傷がつけられた。
釘のようなもので、波状に深く、側面がえぐられていた。
買ったばかりの、新車だった。
が、その人は、やったのが、だれかすぐわかった。
道をはさんだ、はす向かいの通りで、化粧品店を経営している女性だった。
それまでの20年間、似たようなトラブルが、ずっとつづいていた。

 が、そのつど化粧品店を経営している女性は、同時に小細工をすることを忘れなかった。
そのときも、自分の店の前に立ててある看板に、同じような傷をつけていた。
つまりそうすることによって、「私の家も、被害者」ということを装った(?)。

 車に傷をつけられた人は、こう言った。
「半分、サビかかったような看板に、わざわざ傷をつける人はいませんよね。
一応、警察の事故調書が必要なので、警察に来てもらいましたが、そのとき、自分が疑われないよう、先に小細工をしたというわけです」と。

 こうした小細工をする人には、いくつかの特徴がある。

(1)気が小さい
(2)住んでいる世界が小さい
(3)ものごとに、こだわりやすい(うつ気質)
(4)表の生活(顔)と裏の生活(顔)が、大きくちがう、など。

しかしこうした小細工をするのが、個人とはかぎらない。
天下の一流企業がすることもある。

 日経新聞は、こんな記事を載せている。

●やらせメール

 『……やらせメール問題を巡っては6月26日に開かれた佐賀県民向け説明会の前、原子力部門を統括していた別の副社長(当時)らが、説明会に「再稼働賛成」「原発推進」といった趣旨の意見を積極的に送るよう指示していたことが既に判明。
これを受け、原子力発電本部の課長級社員が社内や子会社4社に意見メールの投稿を依頼していた。

 九電関係者によると、玄海原発所長と川内事務所長もこの依頼をメールで受け取っていた。玄海の所長はその前に、説明会に意見を出す方針を知っていたという。2人とも異論を唱えることはなく、黙認していたとみられる。九電は2人が意見メール投稿への協力を部下に指示していなかったかについても調査している。

 説明会は経済産業省が主催し、ケーブルテレビやインターネットで生中継された。寄せられた意見メール473通のうち、再稼働への賛成は反対(119通)より多い226通。説明会2日後の28日には九電の株主総会が予定されており、九電の経営陣や原子力部門は説明会の内容に神経をとがらせていたと指摘する関係者もいる』(以上、日経新聞より)と。

 つまりあの九州電力が、「賛成」のやらせメールを、自社や関連会社の社員にさせていたという。
まさに小細工!
私はこの記事を読んで、こう思った。

「あんな大企業でも、小細工をするのだなあ」と。

 常識で考えれば、小細工など、する必要はない。
「企業」と言っても、独占企業体。
ライバル社はなし。
国(官僚)の機嫌だけをうかがっていれば、経営は安泰。
中身は、準公共企業。
社員の身分も、準公務員。
待遇、給与体系は、公務員社会と同じ。
あるいはそれ以上。

●ごまかし論

 小細工というのは、平たく言えば、「ごまかし」。
が、考えてみれば、この世の中、ごまかしだらけ。
あらゆる人たちが、あらゆる場所で、ごまかしをしている。
それが許容範囲にあるか、ないか。
そのちがいはあるが、「私はごまかしをしていない」と断言できる人は、いったい、どれほどいるだろうか。

 上は国会議員から、下は家庭の主婦まで。
レトルトパウチ食品にしても、ほんの少しトッピングを工夫するだけで、一流料理に変身させることができる。
(私は、そういうのが、上手!)
もっともこれは(よい?)ごまかし。
相手をハッピーにする。

 だからふつう「小細工」というときは、その裏に、何かうしろめたさを伴うものをさす。
「だます」というほど強烈なものではないが、言うなれば「インチキ」。
つまり犯意は低いが、まあ、スレスレのところで相手をごまかす。

 で、今回の九州電力の「やらせメール事件」。
時期が時期だけに、これはまずい。
日本中が神経質になっている。
イライラしている。
そういうときに、こういうことをされたら、怒る。
私も怒った。
あなたも怒った。
みんな怒った。
……というか、あきれた。
……というか、電力会社も、そこまで追いつめられている。
こんな小細工をしなければならないところまで、追いつめられている。

 ともかくも、小細工はいけません。
どうせバレる。
バレたとき、信用を、100%失う。
その危険性を考えたら、小細工はしない。
堂々とぶつかり、あとは当たって砕ける。

 ……というのが、今日の私への教訓。
今日一日だけでも、ごまかしをしないで生きてみる。


Hiroshi Hayashi+++++++July. 2011++++++はやし浩司・林浩司

【幼児にカレンダー(曜日)を教える】

●年長児になると、「きのう」「きょう」「あす」が理解できるようになり、さらに少し訓練すると、「おととい」「あさって」まで、理解できるようになります。

こうして時的な空間を広くしていきます。
この時期にこうした種まきをしておくと、「時の流れ」を、あたかも地図で自分の場所を知ることができるように、理解できるようになります。


(1)



(2)



(3)



Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●受験教育の弊害について(小5クラスの様子を背景に)




Hiroshi Hayashi+++++++July. 2011++++++はやし浩司・林浩司

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。