2011年7月7日木曜日

:At Hamanako Kanzanzi-So






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子育て最前線の育児論byはやし浩司   2011年 7月 15日
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メルマガ(6万3000誌)の中で、2008年度、メルマガ・オブ・ザ・イヤーに
選ばれました!

【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

休みます。

【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【浜名湖かんざんじ荘にて】2011年6月29日

●ストレス解消

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過度の精神的ストレスが、脳ストレスを引き起こすと言われている。
免疫細胞がサイトカインという悪玉ホルモンを分泌する。
どちらが先で、どちらがあとでもよい。
同時進行の形で、脳ストレスが起こる。

脳ストレス(脳内ストレス)になると、気分が沈む。
重くなる。
ゆううつになる。

で、こうなったら、気分転換を試みるのがよい。
いろいろな解決策があるが、そのひとつとして、ドーパミンの分泌を促すという方法が考えられる。
つまり何らかの形で、欲望を満たす。
ドーパミンは、欲望と快楽を司るホルモン。

(これは私という人間の、素人考え。
しかし現象的には、たいへんうまく説明できる。)

 私のばあい、何か新製品を買うこと。
何でもよい。
説明書が、分厚いものほど、よい。
買うことによって、欲望を満足させる。
サイトカインとドーパミンの関係については、知らない。
ほしいものを手に入れたという満足感が、脳ストレスを軽減する。

しかし脳ストレスを甘く考えてはいけない。
うつ病などさまざまな精神的疾患を引き起こす。
長引けば長引くほど、慢性化、重症化する。

 だから私には、買い物依存症の人の気持ちがよく理解できる。
買い物依存症の人は、それがほしいから、買うのではない。
買うことによって、欲望を満足させる。
言うなれば条件反射。
アルコール中毒やニコチン中毒と同じ。
同じメカニズムが、脳内で働く。
だから逆に言うと、そういう人たちは、(私も)、すでに何らかの心の病気をかかえているということに
なる。
心の病気を代償的に解消するために、ものを買う。

 先にも書いたように、これは私という人間の素人考え。
あくまでも参考程度に考えてほしい。

+++++++++++++++++++++++

●温泉

 このところ、温泉巡りがつづく。
講演に招かれるたびに、それにかこつけて、温泉に泊まる。
先週は、伊豆長岡温泉に一泊した。
「正平荘」という、伊豆でも10本の指に入る名旅館である。
そこで京風割烹料理というのを食べた。
おいしかった。
温泉もよかった。
中庭もすばらしかった。
その私、京料理など、食べたことがない。
どういうものを京料理というのかさえ知らなかった。
遠い昔、一度食べたことがあったはずだが、味は、覚えていない。

 で、そのことを、先日、Mさん(女性)に話した。
生徒の母親で、今でも京都弁を話す。
「鴨(丸)ナスのグラタンを食べました」と話すと、「鴨ナスは、京都のものどす」と。
Mさんは、本当に美しい。
父母の間でも、よく話題になる。

 で、今日は、ここ浜名湖かんざんじ荘。
先日、ワイフの誕生会をかねて、ここへ来た。
よかった。
それでまた来た。
何と言っても、展望風呂がよい。
浜松イチのローケーション。
温泉で、ゆっくりと体を温める。
浜名湖かんざんじ荘は、いつ来ても、私の期待を裏切らない。
脳ストレスの解消には、最高!

●喧嘩

 脳ストレスの話を書いたので、もう少し、その前後を書く。

 このところ何かと不愉快なことがつづく。
災難は忘れたころやってくるという。
私がまいた種が原因なら、まだあきらめもつく。
対処の仕方もある。
しかし災難という災難は、私とは関係なく、やってくる。
原発事故もそうだが、頭のおかしな人にからまれるのも、そのひとつ。
先週は、その頭のおかしな人に、2度もからまれた。
そういう人というのは、まともな論理が通用しない。
話しても、無駄。
突発的に錯乱状態になる。
あたりかまわず、怒鳴り散らす。

 私は逃げたが、本来なら、殴り飛ばしてやりたかった。
ポカーンと一発、殴り飛ばしてやりたかった。

そういう私は子どものころ、喧嘩が得意だった。
10人くらいの子どもを相手に、たった1人で戦ったこともある。
小学5年生か、6年生のときのことだった。
相手が「決闘したい」と言うから、そこへ行った。
学校の裏手の、山のふもとだた。
そこに10人ほどがずらりと並んで、私を待っていた。

 私はそれを見た瞬間、真ん中の親分格の子どもに、頭から突っ込んでいった。
相手に逃げるスキを与えなかった。
相手は、私の頭突きを受け、そのままうしろへひっくり返った。
たぶんそのとき、相手は後頭部をぶったのだろう。
そのまま大声でうめいた。

 私は相手を頭突きした勢いを借りて、そのままその場を走り去った。
あとのことは知らない。
知らないが、その相手は、それ以後、私の姿を見ると私におびえるようになった。

 そういう思考回路や行動回路が今でも残っている。
だからそういうわけのわからない連中に出会うと、先に書いたように、殴り飛ばしたい衝動にかられる。

●キーボード

 もうひとつの解消法として、こうしてパソコンを使って文章を叩き出すという方法がある。
今、使っているのは、ドコモの携帯端末を買ったとき、おまけでもらったパソコン。
TOSHIBAのダイナブック。
性能はそれなり。
しかしワープロとして使う分には、問題はない。
キーボードのタッチ感が心地よい。
私は、パソコンは、キーボードのタッチ感で選んでいる。

 ……そういえば、将来的には、現在のようなキーボード付のノート(ミニ)パソコンは、姿を消す運
命にあるそうだ。
あと4~5年で、タッチパッド式のパソコン(iPadなど)に置き換わるとか。
何かのパソコン雑誌に、そう書いてあった。

 が、それはどうかな?
そうなるかな?
キーボードの感触を楽しむために、パソコンを使う人もいる。
ピアノだって、そうだ。
タッチパッド式の鍵盤など、どう考えても、おもしろくない。
たぶん私はそういう時代になっても、キーボード付のノート(ミニ)パソコンを使いつづけるだろう。

●モヤモヤ

 思いついたことを、つぎつぎと書いていく。
頭の中にたまったモヤモヤを吐き出す。
これが私には、よいストレス解消法になる。
今が、そうだ。

 読んでくれる人には、申し訳ない。
しかし読者の方を利用しようなどという、失礼な思いは毛頭ない。
できるだけ何か、役に立てることを書きたいという気持ちは、ある。
たとえば今、私がここに書いたストレス解消法が、だれかの役に立てばよいと願っている。
脳ストレスにしても、それが脳ストレスによるものと気づかないまま、それに振り回されている人は多
い。

 が、少し慣れてくれば、(もちろんその知識も必要だが)、自分で自分の脳の中の様子を客観的に知る
ことができるようになる。
脳の機能そのものが、重ぼったくなってくる。
不平、不満が多くなる。
こだわりが強くなり、ささいなことで悶々と悩んだりする。
ものごとを悪いほうへ、悪いほうへと考える。

 ……まさにうつ病の症状?

 が、甘く考えてはいけない。
サイトカインの分泌が慢性化すると、免疫細胞の活動が鈍くなる。
免疫機能が低下する。
その結果、がん細胞が活性化する。
最近では、「がんも生活習慣病」と位置づけられるようになった。
原因の第一は、もちろん、ストレス。

●孤独

 最大のストレスと言えば、もちろん「孤独」。
孤独から生まれる、絶望感。
疎外感。
虚無感。

「孤独は心のがん細胞」。
孤独感が高ずると、人は自殺まで企てるようになる。
だから「がん細胞」。

 その孤独。
逃げる方法と、闘う方法がある。
ひとつは、自分をごまかして、孤独であることを忘れる。
しかしこれは邪道。
もうひとつは、生きがいを確保する。
が、これがむずかしい。
一朝一夕には、できない。
10年単位の準備も必要。
「定年退職しました。明日からゴビの砂漠でヤナギの木の植樹をしてきます」というわけには、いかな
い。
そんな取ってつけたようなことをしても、長つづきしない。

●老人、お断り

 老後の最大の問題は、「孤独」ということになる。
今朝も、友人のR先生と話した。
R先生は、産婦人科医として、10年ほど前まで、医者をしていた。
5年ほど前、夫をなくし、それを機会に、現役から引退した。
そのR先生が、こう言った。

「息子がね、タクシーにでも乗って、温泉へ行って来いとよく言います。
でもね、ひとりで温泉に行っても、つまらないし……」と。

 そこでピンときた。
ひらめいた。
「そういう1人ぼっちの老人は多い。そういう人たち用の、特別コースを用意すればよい」と。
送迎は、タクシーですればよい。
旅館では、そういう老人たちのための親睦会を開けばよい。
カラオケ大会やダンス教室でもよい。

 この先、旅館業が生き残ろうとするなら、老人を考える。
老人をどう取り込むか、それを考える。
方法はいくらでもある。
が、こんなさみしい話もある。
隣の韓国では、こんな旅館がふえてきたそうだ。
旅館にも年齢制限のようなものがあって、「介護者なしの老人の1人客は、お断り」と。
つまり老人は、この先、敬遠される。
そういう流れができつつある。

●金貨金融

 先ほど、ニュースサイトをのぞいた。
TBS・News-iに、こんな記事が載っていた。

いわく『2人は、「金貨金融」と呼ばれる新たなヤミ金業を営んでいたのです。
その仕組みはこうです。
和田容疑者の店はまず、金を借りにきた客に相場より高い価格で、かつ後払いで金貨を買い取らせます。

 客は、金貨を買い取り業者に持ちこんで現金を受け取る。最終的には、客が後払い金を店に戻す。客
は現金を手にするものの、法外な金利を負担する形です』と。

 ゆっくりと読んでみたが、(しくみ)がよくわからなかった。
で、2度、3度、読みなおしてみた。
「金」を「ゴールド」の意味と、「マネー」の意味で使っている。
まぎらわしい。

 つまりこういうことらしい。

 お金(マネー)を借りに来た客に、金貨(ゴールド)を買わせる。
たとえば時価20万円の金貨(ゴールド)を、法定金利の83倍というから、……ウーン、かなりの金
額になる。
15~20%(法定金利)の83倍として、4万x約80倍=約320万円。
320万円で買わせる。
客は、その金貨を、別の業者のところへもっていき、そこで売る。
20万円の現金を受け取る。
客は20万円の現金を手にすることができるが、同時に、320万円の借金を背負うことになる。
(法定金利内であれば、1年後に23・6万円だけ返せばよい。)

(注)金銭消費貸借契約における上限金利は、基本的には利息制限法で定めている金利(元本10万円
未満は20%、元本10万円以上100万円未満は18%、元本100万円以上は15%)が適用される(A
ll About マネーサイトより)。

 しかしこうしたインチキ高利貸しは、30年前にもあった。
手口は、こうだ。

 1人の客が、金融業者のところへ、たとえば100万円を借りに行く。
すると金融業者は、その場では金(マネー)を貸さないで、電気店へ客を連れて行く。
そこで片っぱしから、電気製品を買わせる。
高額なパソコンなど。
支払いは、すべてローン。

 で、その電気製品を、そのまま買い取り屋へもっていく。
そのとき客も連れていく。
値段の30~50%で、買い取り屋に買わせる。
それで得た現金を、客に渡す。
200万円で売れたら、100万円を客に渡し、残りの100万円を自分のものにする。
買い取り屋は、買い取った電気製品を、「未開封の新古品」として、別の業者に安く売る。

 客は、さらなる多額の借金をかかえ込み、やがて自己破産。
私の知人は、最初の借金は、たったの700万円。
1年半後には、それが1億5000万円になり、結局は自己破産に追い込まれた。
 
●ワル

 ワルはいつの世にもいる。
が、こんなワルは、そうはいない。

 自分の腎臓がだめになった。
そこで若い男と養子縁組。
その若い男から腎臓を摘出し、自分の体に移植した。
大病院の院長だったというから、開いた口がふさがらない。
なお現在、その若い男は、行方不明。
その若い男は、もうこの世にいないかもしれない。
が、もしそうなら、この医師こそ、本物のワル。
前代未聞のワル。
そのワルと比べたら、金貨金融をするワルなど、……何と表現したらよいのか。
私にはよくわからない。
どちらも、ワルはワルだが、レベルがちがう。

Yahooニュースより、一部転載。

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生体腎移植を巡る臓器売買事件で、逮捕された開業医、堀内利信容疑者(55)が移植を受けた宇和島
徳洲会病院(愛媛県宇和島市)を運営する医療法人沖縄徳洲会の顧問弁護士は29日、堀内容疑者が同
病院に提出した書類などを公開した。

養子縁組したドナー(臓器提供者)男性(21)が提供を決めた心情を記した手書き文書など7点で、
同病院で移植の可否を判断する倫理委員会にも提出された。

弁護士は「倫理委はできる限りのことをした結果、親子関係はあったと判断した」と説明している。(以
上、Yahooニュース・2011・6・30日より)

+++++++++++++++++++++

●6月30日

 6月30日になった。
風呂へは、朝5時半から入れる。
朝食は7時半。

 家までは20分足らずで帰れるから、9時以後は、ふだんの日常生活。
ちょうど月末。
毎月月末には、ワイフとどこかのレストランで、月末の打ち上げ会をすることにしている。
「今月も、無事、終了!」と。

 窓のカーテンを開けると、朝モヤに包まれた浜名湖が目に飛び込んできた。
窓の下の浜名湖では、水上スキーを楽しんでいる人がいた。
ボートが、走る。
そのあとを、波を切りながら、じぐざぐに別の人がスキーを走らせる。
幻想的だった。
ビデオに収めようとしたが、あいにくのバッテリー切れ。
残念!
今日も、暑くなりそう。
昨日は、全国的に、39度近くまで気温があがった。

 39度!

 もうメチャメチャな気温だが、今ではだれも驚かない。
私が子どものころは、30度を超えたら、真夏日。
それに夏も短かった。
盆の8月15日を過ぎると、秋風が吹くようになり、川の水も冷たくなった。
それが今では、6月に39度!

●新しい試み

 数日前から、新しい試みを始めた。

 まず動画を撮影する。
教室の子どもたちの様子や、町の風景など。
(昨日は、浜名湖の風景を撮った。)

 その風景を背景に、マイクを使って、子育て論を講演風に録音して重ねる。
そうすれば、ビデオを観てくれる人は、私の子育て論を聞きながら、観光も楽しめる。
私のジジ臭い顔も観ないですむ。

 で、今度の休みに、浜松市内のあちこちの観光地の様子を、ビデオカメラに収めてみるつもり。
とりあえず浜松城公園あたりがよい。
あのあたりには、いくつかの観光スポットがある。
YOUTUBEでは、最長15分までという制約がある。
そのため録画も15分前後に収める。
それに同じく15分前後の子育て論を、マイクを使って、載せる。
なかなかよい企画だと、自分ではそう思っている。

●生きた証(あかし)

 が、ここでふと考える。
「この世界は、どこまで進歩するのだろう」と。
今、私が今、書いていることにしても、10年後には、消えてなくなってしまうかもしれない。
現に、10年間つづけた、Eマガ(電子マガジン)は、この5月末をもって廃刊にした。
Eマガ社(無料版)そのものが、閉鎖になってしまった。

 こういうとき大切なことは、過去が消えたことを嘆かないこと。
新しいものに向かって、また歩き出すこと。
今はFACEBOOKとか、TWITTERが、全盛を極めている。
が、それもやがて別のサービスに置き換わっていくだろう。
ただ私のばあい、インターネットを利用する目的がちがう。
FACEBOOKやTWITTERでは、私の目的を達成することはできない。
「文」を書いて、「文」を伝えたい。
「心」を書いて、「心」を残したい。

 人間関係の拡大や情報の拡散を図る、FACEBOOKやTWITTERでは、それができない。
だからしばらくはかじってはみたものの、そのまま遠ざかったままになっている。
ただふとさみしさを覚えるのは、先が見えないこと。

 「10年後はどうなっているのだろう」「20年後はどうなっているのだろう」と。
それを考えると、さみしくなる。
現在使っているHP(ホームページ)にしても、「金の切れ目が縁の切れ目」。
むしろ無料HPサービスのほうが、より長く原稿を保持してくれるかもしれない。
読者がいるかぎり、つまりアクセスする人がいるかぎり、サービスは存続する。
今すぐというわけではないが、そういうことも考えながら、HPのあり方を考えていきたい。

 名誉や地位、それに肩書など、とっくの昔に捨てた。
私は、「はやし浩司がこの世に生きてきたという証(あかし)」を、この世に残したい。
が、それとて、10年もつか、どうか?

●読者からのメール

 ネットを開くと、こんなメールが届いていた。
私のYOUTUBEを見ている人からのものだった。
うれしかった。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

Hi, I am B's father, say hello to you from Shanghai China. My son enjoys your great lesson very
much and learns lot from it. He is now in Japan visiting his grandparents (at Ixxxx) and his great
grandparents (at Ixxx). You are a great teacher, it's a good luck for children to have a teacher like
you. Children have their own little worlds and their own languages, you are the one who can go into
their worlds. As a father, I also think it is meaningful to watch your video. Thank you!

私はBの父親です。
上海からあいさつします。
私の息子は、あなたのレッスンをたいへん楽しんでいます。
たくさんのことを学んでいます。
彼は今、祖父母を訪問しながら、日本にいます。
あなたはすばらしい先生です。
あなたのような先生をもった生徒は幸福です。
子どもには子どもの世界が、子どもの言語があります。
あなたはそういう子どもの世界に入れる1人です。
父として、あなたのビデオを見ることに、意味を感じています。
ありがとう。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 ここに書いてある、「子どもには子どもの世界が、子どもの言語があります」というのは、事実。
子どもを教えるときは、その世界へ入らなければならない。
それができなければ、教えていても、疲れるだけ。
また子どもも反応してこない。

 私が言うのもおかしなことだが、私には、それができる。
たとえばショッピングセンターなどでも、目と目が合った瞬間、その子どもの心を、私は捕えることが
できる。
これは私の特技のようなもの。
つぎの瞬間、子どものほうが、私を見て、ニコッと笑ったりする。

 ワイフはそういう様子を見て、よくこう言う。
「あの子、知っている子?」と。
が、私はいつもこう言う。
「知らない子だよ」と。

(付記)

 その日の午後、K君兄弟が、私の教室へ来た。
お父さんとお母さんが、水上スキーをしているという話を聞いていた。
で、浜名湖で見た人たちの話をした。
するとあっさりと、こう認めた。

「うん、それ、ぼくのパパとママだよ。
赤と白のボートだろ。
朝、4時半ごろ出かけていって、7時ぐらいに帰ってくるよ」と。

 K君の父親は、日本でも1、2位を争う、水上スキーの選手だった。
「トロフィーが、50個くらいあったけど、この前、20個くらい、捨てたよ」とも。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はや
し浩司 浜名湖かんざんじ荘)


【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【幸福論と死の覚悟】


●私が考える『幸福になるための10の鉄則』byはやし浩司


(注:あくまでも努力目標として……)


(1) 去る者を負わず
(2) 失ったものは忘れる
(3) 今を原点として考える
(4) 孤独を友とする
(5) 私を飾らない
(6) 争わない、競わない
(7) 負けるが勝ち
(8) 今、すべきことをする
(9) そこにいる人を大切にする
(10)生きていることを喜ぶ


+++++++++++++++++++++


(1) 去る者を負わず

人は常に去り、またやってくる。
親や兄弟であれ、はたまた子であれ、友であれ、去る者は追わず。
来るものは拒まず。
人の心は、管理できない。
コントロールもできない。
人それぞれ。
私は私。
あなたはあなた。


(2) 失ったものは忘れる

   基本的には、人は何も失わない。
   森の木々を見ろ。
   青い空を見ろ。
   天の星々を見ろ。
   失ったと思うものは、あなたの我欲だけ。
   もともと価値のないもの。
   だから忘れる。
   あとは考えない。


(3) 今を原点として考える

すべては「今」から始まる。
過去はない。
未来もない。
繰り返しつづく、「今」だけ。
今を原点に、今を大切に生きる。
その結果として、明日はやってくる。
未来はそれにつづく。


(4) 孤独を友とする

生きているかぎり、孤独はつきもの。
逃れようともがけばもがくほど、キバをむいて襲ってくる。
ごまかしても、無駄。
まぎらわしても、一時的。
だったら、友として、そこに置く。
友として、孤独と仲よくすごす。


(5) 私を飾らない

見栄、体裁、世間体。
心を狂わす、三毒。
ありのままで生きる。
ありのままをさらけ出して生きる。
つまり裸で生きる。
そういう生き方を総称して、「質素」という。


(6) 争わない、競わない

       私は、私。 
       あなたは、あなた。
       たがいに生きたいように、生きる。
       大切なことは、異論を認める。
       私とちがった人間を認める。
       マイペースで生きる。
       あとの判断は、「時の流れ」に任せればよい。


(7) 負けるが勝ち

万事、負けるが勝ち。
人は損をすればするほど、心が広くなる。
強くなる。
損をすることを恐れない。
(あえて損をする必要もないが・・・。)
カッと怒ったら、黙る。
身を引く。
相手がカッと怒ったら、黙る。
身を引く。


(8) 今、すべきことをする

今、すべきことを懸命にする。
今、する。
明日に回さない。
仕事しかり、家事しかり、そして健康しかり。
明日は、その結果として、やってくる。
未来は、その結果として、やってくる。


(9) そこにいる人を大切にする

そこにいる人を、私と思う。
私と思い、大切にする。
無私、無我、無条件。
見返りを求めない。
損得を考えない。
ただひたすら、大切にする。


(10)生きていることを喜ぶ

       息ができる。
       目が見える。
       音が聞こえる。
       ものが食べられる。
       歩ける。
       走れる。
       あたりまえのことに、価値を見出す。
       賢人は、その価値を失う前に気づき、愚人は、失ってから気づく。


●死への覚悟


 今朝(7月2日)、こんな夢を見た。
目を覚ます寸前のことだった。


 ・・・私はどこか高い崖の上にいた。
下を見ると、ちょっと変わった形をした小型機が飛んでいた。
風が強かった。
小型機は前に進めず、そのまま海に着水した。
が、見ると、それは自動車ほどもある大きな、白鳥だった。
その横に自動車が、何台か並んでいた。


 私はほとんど毎朝、このタイプの悪夢で目が覚める。
学生時代からずっとそうだったような気がする。
最近は、その瞬間、呼吸が止まっているようにも感ずるので、睡眠時無呼吸症候群(SAS)にかかってい
るのかもしれない。
ただしSASと悪夢の関係は、はっきりしていない。


 それはともかくも、これまたふと気がつくと、私たちも小型機に乗っていた。
小さな飛行機だった。
風が強く、前に進めなかった。
エンジン音だけが大きく聞こえた。
が、そのとき、飛行機はゆっくりと機首を下に向けた。
前には、海の上に突き出た小岩が見えた。
茶色の小岩だった。


 私はその小岩を見ながら、死を直感した。
直感しながら、私はこんなことを考えた。
死ぬ直前に、海の水の冷たさがわかるだろうか、と。
それとも痛みが脳に伝わる前に、死んでしまうのだろうか、と。
死への恐怖感は、まったくなかった。
「死ぬんだ」ということはわかった。
が、何もこわくなかった。


●恩師、松下哲子(のりこ)先生(幼稚園もと園長、故人)


 若いころ、恩師の松下哲子先生にこう聞いた。
そのとき先生は、80歳を超えていた。
「先生、歳を取ると、死ぬのがこわくなくなりますか」と。
すると先生は、縁側に座ったまま、こう言った。
「林さん、人はね、いくつになっても、死ぬのがこわいもんですよ」と。


 ほかのことは覚えていないが、先生を照らしていた明るい日差しだけは、やけに印象に残った。


 が、今の私は、その覚悟が少しずつできつつあるのを知る。
死ぬのは、こわい。
それは松下哲子先生が言ったとおり。
しかし同時に、やがてくるその日に向けて、覚悟ができつつあるのを知る。
言い換えると、その覚悟を作ることが、これからの私の生きるテーマということになる。
どうすれば、その覚悟を作ることができるか、と。


 が、これは意識の問題ではない。
意識として覚悟するのではない。
水が低いところを求めて流れていくように、生きざまそのものが、その覚悟に向かって進んでいく。
たとえば私はこの数年、それまで買い求めてきた様々なものを、人に与えるようになった。
若いころに買った、小物は、今では、ほとんど、ない。
メダルやコイン、模型や装飾品など。
それが最近は、絵画や、置きものに広がりつつある。
今朝も、20年来世話になった、N氏に、我が家の家宝の大皿を届けることにしている。
江戸時代に制作された、花鳥を描いた絵皿である。


ワイフが、「いいの?」と言うから、「いいよ」と。


だから今は、こう思う。
「やがて私の周囲からは、モノはすべてなくなるだろうな」と。


 これには母の影響もある。
数年前の同じころ、母は他界した。
生前は、恐ろしくモノに執着した母だった。
が、その母も、死ぬときは、数枚の浴衣と、コップなど身のまわりの生活用品だけ。
で、あるとき私は母にこう言った。
「何か、欲しいものがあるか。何でも買ってやるよ」と。
すると母は、こう言った。
「命は、金で買えん!」と。


 それが母の結論だった。
人生の結論だった。
同時に、それが私の結論にもなった。
以来、身のまわりにあるものを、私はどんどんと減らしていった。


 が、もちろん「損をしている」という感覚はない。
人にモノを与えるたびに、さわやかな気分になる。
気が楽になる。
それは楽しいことでもある。


 ・・・で、やがて私も死ぬ。
この宇宙もろとも、私は消えてなくなる。
あの世があるかどうかについては、わからない。
あのホーキング博士は、「ない」と断言した。
そうかもしれない。
そうでないかもしれない。
しかしそれは死んでからのお楽しみ。
が、今は、あの世はないという前提で生きる。
死ぬための覚悟を決める。
・・・覚悟というより、その覚悟も、無理をしなくても、自然な形でできていくものなのか。


 今朝の悪夢は、飛行機で墜落していく夢。
いつもならハラハラ・ドキドキして目が覚める。
が、今朝の私は冷静だった。
悪夢は悪夢だが、ふんと鼻先で笑えるような悪夢だった。


(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW 死の覚悟 はやし浩司 幸福の鉄則 死への覚悟 幸福になるための10の鉄則 はやし浩司 
死への恐怖 死の恐怖)


(補足)

 以上を総論とするなら、各論として、私はつぎのことを守っている。

(1)モノやお金の貸し借りはしない。
(2)私を悪く言っている人とは、交際しない。
(3)私が一度でも文を通して、その人を批判したときには、その人とは交際しない。
(4)意味のない冠婚葬祭には、出席しない。
(5)ウソはつかない。ルールは守る。約束は守る。

Hiroshi Hayashi++++++++July 2011+++++++++はやし浩司・林浩司

●7月3日(日曜日)

●宮崎正明氏のこと(金沢アメリカ文化センター元館長)

+++++++++++++++++

昨夜、深夜劇場に足を運んだ。
観たのは、『マイティ・ソー』。
「宇宙って、こんなものかなあ」と
思いながら、観た。
帰ってきたのは、午前1時ごろ。

星は2つか、3つの、★★+。

その宇宙。
私が学生時代には、アメリカが
その宇宙だった。
遠くて、遠い国。

……金沢に、アメリカ文化センター
というのがあった。
そこに、宮崎という名前の人がいた。
館長だった。
その宮崎さんが、ある日、私に
1冊の本をくれた。
「アメリカ物語」という小さな本だった。
本というより、かわいい詩集。
しかし宮崎さんは、アメリカには
行っていなかった。
空想で書いた、旅行記だった。

当時の日本は、まだ貧しかった。
アメリカ旅行などというのは、
夢のまた夢。
アメリカ文化センターの館長をしていた
宮崎さんにしても、そうだった。

その宮崎さんは、そののち、
どこかの大学の講師となった。
一度NHKのラジオ番組で、
小説が連続で朗読されたこともある。

で、私はそれを聞いて、宮崎さんに即、電話を入れた。
私は自分のことのようのうれしかった。
宮崎さんは、私のことを覚えてくれていた。
それもそのはず。
本多町(金沢市)に下宿していたころは、
毎日のようにそこに通った。
論文(英文)コンテストで、
いくつかの賞をもらったこともある。

が、名前が思い出せない。
「宮崎……?」。

そこでネットで調べてみた。
すぐわかった。
すぐ思い出した。
宮崎正明という名前だった。

現在でも、「日本ローエル協会」の名誉会長をしている。
そのHPには、こうある。

『詩人、元金沢工大助教授。翻訳書「NOTO」
(日本翻訳 文化賞、金沢市民文学賞)、「知られざるジャパノロジスト」など』と。

ネットで知るかぎり、健在のようだ。
無数の著書がズラリと紹介されている。
よかった。

改めてうれしかった。
今朝は、そんなわけで、気分良好!

……ということで、今になって、宮崎さんの
『アメリカ物語』が、ジンと胸にしみる。

いつか人間も自由に、宇宙区間を旅するときが
やってくるだろう。
しかし今は、ただ空想するだけ。
上も下も、漆黒の空間。
虚無の空間。
その間に宝石のように散らばる、無数の星々。
星間物質。
大銀河……。
宮崎さんに負けないで、『銀河物語』という
詩集を書いてみたい。
が、残念ながら、私の詩の才能は、ゼロ。
若いころ、水橋晋(しん)という詩人がいた。
あれこれ指導してくれた。
が、途中であきらめられてしまった。

が、映画を見ながら、空想することはできる。
映画『マイティ・ソー』は、そういう点では、
おもしろかった。
3D映画ということもあって、自分が
宇宙空間を飛び回っているような錯覚を覚えた。

++++++++++++++++++++

●『宇宙物語』byはやし浩司

●あと2か月

あやゆる光を吸い込む漆黒の闇。
星々は、窓に張りついたライトのように近くに見える。
距離のない世界。
だれかがこう言った。
「あの青い星まで、20万光年」と。

20万光年?
手をのばせば、そこにあるではないか。
私は青い星の横に広がる赤茶けた雲を見ていた。
雲といっても、星々の集まり。
何百億個の、そのまた何百億倍もの星々。
ぼんやりとした光で、それが全体として、3本の木のように見えた。

窓は太陽光を避けるため、そのつど静かに開閉している。
そのモーター音が、やさしく耳をかすめる。
音と言えば、それだけ。
慣性航行に入って、もう5年になる。

といっても、ここまで来ると、太陽も、小さな白い点。
太陽系全体が、大きな胎盤のようになっている。
行けども行けども、たどりつくことのない、胎盤。
太陽から届く太陽風が、その胎盤をふくらませている。
が、その向こうには、まだだれも見たことのない宇宙が広がっている。

あと2か月。
地球時間であと2か月。
私とほかの2人のクルーは、人類としてはじめて、太陽系の外に出る。
出たとたん、別の星の胎盤に突入する。
そこは別の星の羊水で満たされている。
太陽風と太陽風が、はげしくぶつかりあう。
私たちが乗っている宇宙船は、その衝撃に耐えられるだろうか。

先行して地球を離れたロボット探査船は、そこで連絡を絶った。
私はふと、昔見た、潮の目を思い出した。
地球を巡回しているときのことだった。
大洋を流れる潮。
その潮どうしが、海の上でぶつかる。
渦を巻く。
それが宇宙からだと、水に流した絵の具のようによくわかった。

胎盤どうしが、激しくぶつかりあう潮の目。
そこまであと2か月。
数週間前に私が目を覚ました。
つづいて2人のクルーが目を覚ました。
その瞬間、無数の火花が見えるという。
言うなれば、国境を越えるときに打ち上げられる花火?
歓迎の花火か、それとも死者を弔う花火か。

(宮崎さんが読んだら、笑い出しそうな詩である。
だからここまで。
どうも詩は苦手。
うまく表現できない。)


Hiroshi Hayashi+++++++July. 2011++++++はやし浩司・林浩司


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