2011年7月25日月曜日

@BW Children's Learning Club

●7月25日

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今朝の経済各紙を読むと、「米債務問題が
重荷」「米債務問題を警戒」という文字が並ぶ。
野党共和党との会談も決裂。
オバマ大統領は、振りあげたコブシ(拳)を、
どうすることもできなくなってしまった。

このままアメリカは、デフォルト(債務超過)
に突っ走ってしまう?
それとも土壇場で、オバマ大統領は折れるのか。

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●貧困国・アメリカ

 藤井巌喜(「超大恐慌の時代」)によれば、アメリカ人の7人に1人が、年収2万2000ドル以下の貧困層に属するという。
現在の為替レート(78円/7月25)で計算すると、172万円。
これを12か月で割ると、月収14万3000円!
かなりきびしい額である。

 そこでアメリカでは、「フードスタンプ」というのが発行されている。
「食料配給権」のことである。
その受給者が、「2010年11月に、4360万人となり、史上最高を記録した」(同書)という。
失業率は改善したとはいえ、フードスタンプの受給者がふえたということは、それだけ「ワーキングプア」の人たちが多いことを示す。
「働けど、働けど……」という状態ということになる。

●巨額の財政赤字

 アメリカの財政赤字については、今さらここで論じても意味はない。
公表されている数字だけを見ても、まさに天文学的数字。
それに加えて地方財政もガタガタ。
アメリカでは、州単位、地方政府単位の独立採算制をとっている。

 さらに個人の借金もふえつづけている。
つまり政府、企業、地方政府、個人、すべてが借金漬け。

 藤井氏はこんな事実も指摘している。
「30日以内に、通常の収入以外に2000ドルの現金を工面できないと答えたアメリカ人が、50・1%もいる」(全米経済調査局・5月23日付ウォールストリィート・ジャーナル)と。

 2000ドル!
15万6000円!
アメリカ人の半数が、まさにギリギリの生活を強いられている!

●どうなるか?

 来る8月3日に、オバマ大統領はどのような決断をくだすか?
それを知るひとつのヒントが、金(ゴールド)価格の上昇。
今朝の田中貴金属店のでの金価格は、グラム4301円(小売価格)。

 「4301円」と聞くと、「そんなものかなあ」と思う。
が、ドルベースでみると、1オンス6000ドルを超えている。
仮に、数年前の1ドル=120円で計算しなおしてみると、グラム6616円になる。
1キロバーが、何と、660万円!
(TOYOTAのプリウスを2台買っても、まだおつりが来る。)
世界のお金(マネー)は、「ドルがあぶない」と読んでいる。
その資金が、貴金属市場へと流れている。
そう言えば、ガソリン(レギュラー)も、ここ数日、リッター155円を示している。
 
 ほかにもあるが、すべての指標が、「アメリカの破綻」=「ドル帝国の崩壊」を示している。
オバマ大統領に、何か奇策はあるのか?
唯一あるとすれば、第二次ITバブルの継続と、問題の先送り。
今の今も、インターネットのサービス会社が、何百万ドル単位で売買されている。

●ババを引く庶民

 結局は、私たち庶民が、結局は最終的には被害者になる。
たいした情報も与えられず、最後のババを引く。
よい例が、銀行の窓口で売られていた外国債券(外債)。
リーマンジョック&ドバイショックで、大損をした人も多いはず。
そのせいか、最近は、すっかりなりをひそめている。
銀行へ行っても、外債の「ガ」の字もない。

 では、今度は、どうか?
つまり8月3日は、どうか?
が、今度は、ババを引くのは、庶民ではない。
日本という「国」が引く。
何といっても、外貨(外貨準備高)が、1兆ドル強(2010年3月)もある。
が、これとて、公式の数字。
さらに各企業がもつ外貨まで含めると……?
ヘタをすると、そういったドルが、紙くずと化す。

 第一に影響を受けるのが、銀行。
つぎに庶民の私たち。
もちろんそうならないことを願うが、経済界の論理は、私たちの常識の外にある。
この先、何が起きてもおかしくない。
その警戒心だけは、ゆるめないでおきたい。
2011年7月25日記


Hiroshi Hayashi+++++++July. 2011++++++はやし浩司・林浩司

●スカイツリーの謎の回転(地球の自転によるものではないか?)

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昨夜(7月24日)、NHKテレビを観た。
スカイツリーの建設現場の様子を報道していた。
その中に、こんなシーンがあった。

話しを進める前に、スカイツリーについての基本構造。

スカイツリーは、二層の構造になっている。
外側の「殻」の部分。
内側の「芯」の部分。
外側の殻の部分ができあがったところで、内側の芯の部分を、
少しずつ上に伸ばしながら、建設していく。

そのときのこと。
内側の芯の部分が、原因不明の回転をし始めた。
回転といっても、10センチ前後のわずかなズレだが、
スカイツリーにとっては、致命的な事故につながる。
へたをすれば芯そのものがはずれ、下に落ちてしまうという(番組)。

そこで建設はストップ。
工事の責任者たちが部屋に集まり、原因を検討し始めた。
が、結論は、「原因不明」。
「わからない」「わからない」で終わってしまった。

しかし……。
ここから先は、あくまでも私というド素人の推察。

芯が回転するのは、当然のことではないのか。
地球の自転の影響を受けていると考えれば、わかりやすい。
たとえば北極にスカイツリーを建設したばあいを考えてみよう。
外側の殻の部分は、地球に固定してある。
地球の自転のまま、回転する。
上から見たばあい、時計と反対回りに回転する。
しかし内側の芯の部分は、摩擦による抵抗が少なければ少ないほど、
その反対方向に回転し始める。
つまり相対的に、時計回りに回転し始める。
北極に船を浮かべてみたばあいを、想定してみればよい。
船は、自転と反対方向に回る。
日本は、北半球にあるから、北極ほどではないが、当然、
自転の影響を受ける。

私は原因は、それと思った。
が、最後まで、地球の自転を口にする技術者はいなかった。
私には、それが歯がゆかった。

……こう書くと、自転の影響?、と疑う人も多いかもしれない。
しかし台所の排水口ですら、水は、渦を巻いて流れる。
地球の自転の影響を受けるからである。

が、赤道直下では、渦はできない。
南半球では、今度は、渦の向きは逆になる。
3か月前、オーストラリアへ行ったとき、私はそれを確かめた。
……というか、ワイフが私の話しを信じなかったので、それを証明してみせた。

ここに書いたことは、あくまでも、「そうではないか?」という話し。
あれほどの技術者たちが、……つまりスカイツリーを設計、
建造した技術者たちが、そんなことを知らないはずがない。
日本でも超一級の頭脳をもった人たちである。
が、可能性としては、ありえない話しではない。

……というふうに、この原稿を理解してほしい。
スカイツリーの「芯」が回転したのは、地球の自転によるものではないか。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 スカイツリー 謎の回転)

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●ストレス解消ビデオ




Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●4~5歳児(年中児)に、「長さ」を教える

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Hiroshi Hayashi+++++++July. 2011++++++はやし浩司・林浩司

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