2009年11月19日木曜日

*The Way We Walk

●11月18日

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揺れ動く。
揺れ動く心理。
その様(さま)は、思春期のそれに似ている。
強気になったり、弱気になったり……。
先日も叔母が他界した。
が、淡々とした気持ちで、それを受け入れることができた。
「悲しい」とか、「さみしい」とかいう気持ちは
なかった。
会ったのは、この30、40年間で、数度だけ。
それもあって、「順送りだな」と思った。

私の「上」で、傘のようになっている人が、1人、また
1人と亡くなっていく。
そういう人が、このところ、毎年のように多くなった。
で、その傘が消え、青い空が見えるようになったら、
つぎは私の番。

悲しんでいるひまはない。
さみしがっているひまはない。
さあ、今日も、急ごう!

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●歩き方

 このところ老人たちの歩き方が気になる。
いろいろな人がいる。
脳梗塞か何かになって、体が不自由になった人は別として、老人には老人の
独特の歩き方がある。
どこかの大学の教授が、それについて詳しく研究したのを覚えている。
しかしそんな論文など、読む必要はない。

(1) ひざを曲げて歩く。(歩くとき、足が前に出ない。)
(2) 前のめりにして歩く。(腰がうしろからついてくるような感じ。)
(3) 足を開いて歩く。(がに股になる。)
(4) かかとをあげないで歩く。(地面に足をこすりつけるように歩く。)

 こういう歩き方を、「老人歩き」という。
中には、ひざが痛くて、独特の歩き方をする人もいる。
しかしたいていは、筋力が弱り、足腰が体重を支えきれず、そういう歩き方になる。

 そこで問題は、どうすれば、そういう歩き方をしないですむか、ということ。

●ウォーキング・マシン

 本当は、「ランニング・マシン」という。
しかし私の買ったのは、ウォーキング・マシン。
走行用にはできていない。
説明書にも、そう書いてある。
それに時速は、6キロが最高。

 そのウォーキング・マシンを使ってみて、気がついた点がいくつかある。
それについては前にも書いたので、ここでは、その先を書いてみたい。

 老人になればなるほど、つま先歩きから、足の裏全体を使って歩くようになる。
ペタペタという感じの歩き方になる。
そこであえて、つま先歩きをしてみる。
とたん、……というより、1~2分で疲れてしまう。
自分では気がつかなかったが、私もいつの間にか、ペタペタ歩きになっていた。
これでは軽快な動きはできない。
ヨタヨタというか、モサモサという歩き方になる。

 で、つま先歩きの練習をする。
10分間の歩行のときは、最後の1~2分、20分間の歩行のときは、最後の、2~3
分を、つま先歩きにする。
(時間は、タイマーでセットできる。)
が、疲れるだけではない。
最初のころは、その翌日くらいに、太ももから、ふくらはぎにかけて、足が痛んだ。
つまりそれだけ、ペタペタ歩きになっていたということ。

 私もそうだったが、たいていの人は、老人歩きを見ても、「私はああならない」と
思うだろう。
しかし知らないうちに、私たちはみな、少しずつ、老人歩きをするようになる。

●ひざ

 昨日の夜も、温泉につかっていると、目の前を、75歳前後の老人が歩いていた。
裸だったから、筋肉の動きが、よく観察できた。
腰は軽くまがり、ひざは曲げたままの角度で歩いていた。
歩くというよりは、上半身を前に倒しながら、その勢いで足を動かしているといった
風だった。
ヨタヨタと。

 太もも(大腿筋)が、鳥のガラのように細いのも、気になった。

 その老人を見ながら、こう思った。
「早めに、ウォーキング・マシンで訓練したほうがいい」と。
まことにもって手前味噌で申し訳ないが、自分でウォーキング・マシンを使うように
なってから、そう思うことがしばしばある。
私も、もっと早い時期から使えばよかった!

 ただし無理をしてはいけない。
おととい、30分間、最高速度の6キロで歩いてみた。
最後はつま先歩き……というよりは、駆け足走行になった。
で、今日は朝から、右足のひざが痛い。
(おとといの夜、重いものを持ちあげたためかもしれないが……。)

 私の観察によれば、ひざというのは、一度痛めると、そのまま持病になりやすい。
とくに60歳を過ぎてからの運動には、注意を要する。

●老人

 歩き方だけではない。
ほかにもいろいろと観察している。
しゃべり方、顔の色やシワ、髪の毛、女性の化粧のし方などなど。
その中でもとくに気になるのは、思考力の深さ。

 もっともそれについて書くと、長くなってしまう。
が、最近は、ほんの10~20分、話すだけで、その人の思考力の深さがわかる
ようになった。
「この人は深い」とか、「浅い」とか。

 60歳を過ぎると、思考力はどんどんと浅くなる。
知力が低下する。
「知力」というより、知力を維持するための緊張感が持続できなくなる。
が、それを自覚できる人は、私も含めて、いない。
この問題は、脳のCPU(中央演算装置)に関連している。

 ……とまあ、歩き方の話から、別の話になってしまった。
しかし「体(月)の要(かなめ)」と書いて、「腰」という。
歩き方を見れば、その人の肉体年齢がわかる。
逆に言うと、歩き方を訓練すれば、自分の肉体年齢を若くすることができる。

 何かあったときに、ヒョイヒョイと、身軽に椅子から立ちあがる。
スタスタと歩く。
パッパッと行動する。

若い人には何でもない行動かもしれないが、それができれば、それでよし。
そのとき、ヨイコラショと身を持ちあげ、ペタペタと前かがみになって
歩くようであれば、あなたの肉体はかなり老化しているということになる。

 何歳から……とは言えないが、あなたも50歳を過ぎたら、私のように
老人観察を始めたらよい。
老後の健康は、まずそこから始まる。
遅かれ早かれ、老後は確実にやってくる。
そうであるからこそ、健康はできるだけ引き伸ばして使う。

(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW 老人観察 歩き方 歩行 老人の歩行)

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