2009年11月2日月曜日

*Cunning People

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子育て最前線の育児論byはやし浩司   09年 11月 2日
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11月2日  第1273号になりました!

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メルマガ(6万3000誌)の中で、2008年度、メルマガ・オブ・ザ・イヤーに
選ばれました!

【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●ユーモア(日本人と笑い)(Humor and the Japanese)

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私が若いころ、だれかが言った。
「日本人には、ユーモアがわからない」と。

それから40年ほど。
今になって、それを再確認しつつある。

たとえば子どもたちでも、私が何かユーモアを
話しても、内容そのものが、理解できない。
中には、「どうして、そんな話がおもしろいの?」と
聞いてくる子どもさえいる。

昨日も、小4の子どもたちに、こんな話をしてみた。

「あるアメリカ人が、1時間ほど、講演をした。
たいへんおもしろい話をした。
しかしみな、英語がわからなかったのか、だれも
笑わなかった。
そこで横にいた通訳に、通訳してくれるように
頼んだ。
その通訳は、みなに、こう言った。
『今、このアメリカ人はたいへんおもしろい話を
しました。
みなさん、笑ってやってください』と。
すると、みなが、ドッと笑った。
それを見て、講演をしたアメリカ人は驚いて
こう言った。
『君は、すばらしい通訳だ。
私が1時間もかかって話したことを、たった一言で
通訳した』と」と。

先にも書いたが、小4の子どもたちはだれも笑わなかった。
またそのあとの小6のクラスでも、同じ話をしてみたが、
だれも私ら笑わなかった。

そこで、私が「どうして君たちは、笑わないのか?」と聞いた。
すると、1人の男の子がこう言った。
「おもしろいのはわかるけど、笑うような話ではない」と。

+++++++++++++++++++

●ユーモアと詩

 民族性というか、国民性というか?
日本人はユーモアが苦手。
それはそれとして、ユーモアと同じように、もうひとつ気になっているのが、「詩」。
アメリカでもオーストラリアでも、また欧米でも、「詩の朗読会」というのがある。
あちこちである。
音楽会と同じように、開かれている。
しかしこの日本で、少なくとも私の周辺で、詩の朗読会が開かれたという話は、聞いたこ
とがない。

 声のすばらしい人が、ピアノの演奏などのような軽い音楽をBGMに使いながら、詩を
朗読する。
英語国の人は、声が太いので、意味はわからなくても、聴いているだけで、うっとりする。
もちろんだからといって、日本人が異質であるとか、遅れているとかいうのではない。
日本には日本のよさがある。
外国にはなくても、日本だけにあるものも多い。
しかしことユーモアとなると、これはセンスの問題。
つまり学習と訓練の問題。
日本人は子どもときから、そういう訓練を受けていない。

 一般論としては、思考の柔軟な人ほど、ユーモアを楽しむ。
ユーモアに対して、おおらか。
つまりその分だけ、日本人は、頭が固い(?)。
まじめすぎる(?)。

 いろいろ理由は考えられるが、しかし子どもたちにユーモアを話してみて、これほどま
でに、日本人がユーモアを理解できない民族だったとは知らなかった。
再発見というか、驚いた。

 ついでに今朝、証券会社の女性から電話がかかってきたから、こんな話をしてみた。
その女性(30歳前、未婚)も、笑わなかった。
話の内容も理解できなかった。
こんな話だ。

『ある男は、毎晩、床へ入る前に、バイアグラと鉄剤を飲んで寝ている。
だからその男の体は、朝になると、いつも北を向いているそうだ』と。

 このユーモアを読んで笑ったあなたは、かなり思考の柔軟な人ということになる。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hay
ashi 林浩司 BW はやし浩司 ユーモア ユーモアのセンス 日本人と笑い)


【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●老害問題

+++++++++++++++++

「老害」という言葉が、使われ始めている。
この先、10年ほどで、3人に1人が、満
65歳以上の高齢者になると言われている。
(現在は、4人に1人。※)

その老害の中でも、とくに深刻味を帯びてきたのが、
認知症の問題。
いわゆるボケ老人の問題。

数日前、家に遊びに来た、N君(同級生)が、
こんな話をしてくれた。

N君の近くに、1人の女性(現在満72歳)がいた。
この女性は、現在、アルツハイマー型認知症になり、
そういった施設で入所生活を送っているという。
が、「そこに至るまでが、たいへんだった」(同級生)と。

近所とのトラブルは日常茶飯事。
親類とも、言った、言わないの、騒動の連続。
約束など、日なたの道路に昇る陽炎(かげろう)のようなもの。
何か約束しても、つぎの日には忘れてしまう……。
この繰り返し。
町内で預かったお金を、使い込んでしまった、
(あるいは紛失してしまった?)、こともあるという。

それについて預けた人が抗議すると、「私は、
預かった覚えはない」と、語気を強くして争う。
N君も一度、同じようなトラブルに巻き込まれた
ことがある。

N君の家の駐車場が、その女性の土地と入り組んでいて、
わかりにくくなっていた。
そこでその女性と話し合い、覚書の形で、N君の
土地のほうを直線的にした。
70万円ほどの土地代も、そのときその女性に渡した。

ところが、である。
1年もたたないうちに、その女性が、その土地を他人に
転売してしまった。
こういうケースのばあい、つまり不動産というのは、
一度登記簿上で移転されてしまうと、N君としては、
なすすべもない。

で、N君としては、その女性に抗議するしかなかった。
が、その女性は、「そんな話は知らない」「覚書を
書いた覚えもない」「私に責任はない」と。

そこでN君が、「この署名はあなた自身の直筆によるもの」
「印鑑はあなたのもの」と主張したが、「私の字ではない」
「印鑑はなくしてしまったから、ない」と。

すでにこのときその女性の認知症が始まりかけていた(?)。
結局N君は、泣き寝入り。
「民事調停をするような話でもないし……。
相手も相手だし……」と。

本来なら、土地を買ったとき、一度土地測量士に入ってもらい、
土地を分割し……という手順を踏まねばならなかった。
しかしN君は、それを怠った。

……というようなケースは、この先、ふえてくる。
行為能力に欠ける人には、禁治産者、準禁治産者
という制度がある。
認知症の老人も、同じように法律行為を制限するなど
の措置が、この先、必要となってくるかもしれない。
これは老人自身のためでもある。
が、これにはもうひとつ、問題がある。

家族がそれを認めたがらないという問題である。
N君の近くに住んでいた、その女性にしても、
ほぼ同年齢の夫と同居していたが、夫は最後の
最後まで、自分の妻がそうであることを認めよう
としなかったという。
親類の1人が、「一度、検査を受けさせてみたら」と
勧めたこともある。
が、夫は「オレの女房は、思い込みは激しいが、
頭はいい」と。
そのまま大激怒。
話し合いにならなかったという。

N君が言うには、「夫のほうも、血栓性の認知症の
疑いがあった」と。
 
そのN君は、こう言う。
「これから先、認知症患者は、100万人単位で
ふえていく。
そうなったとき、ぼくらはぼくらで対策を考えて
おかないと、それこそ、老害として、社会そのもの
から排斥されてしまう」と。

アルツハイマー型認知症に限らず、認知症の問題は、
その人自身にとっても、深刻な問題である。
それは認める。
しかし同時に、認知症の人たちが、そこに至る過程の
中で、多くの人たちに多大な迷惑をかけるという事実も
忘れてはいけない。

つまりこの問題は、現在進行形の、私たち自身の問題である。
あなた自身の問題である。
それを忘れてはいけない。

(補記)
この話を市内に住む義姉に話すと、義姉もこんな話をしてくれた。
義姉の義母(=夫の母親)も、最後は、認知症になった。
そして孫たちが遊びに来ると、孫たちがサイフからお金を盗んだ
といって騒いだという。
もちろん孫たちは、お金など、盗んでいない。
で、義姉の子どもたちが、それによって、ひどく傷ついた、と。
「今では、笑い話かもしれないけど、そのときは、本当に不愉快でした」
と義姉は付け加えた。

(補記2)
アルツハイマー型認知症のばあい、「忘れる」というよりは、記憶そのものが、脳から「欠
落」してしまう。
そのため、本人には、「忘れた」という自覚すらない。
事実や証拠をつきつけられても、初期の段階では、取り乱して混乱状態になってしまう。
自らその恐怖心からか、それを否定しようとする。
が、それも一巡すると、今度は、「わからない」という言葉をよく使うようになり、さらに
(言い訳)(とりつくろい)がうまくなる。
ものごとを確認するため、(指差し行為)もふえてくる。
こうした経緯をたどりながら、病状は進行する。

(注※)(全日本病院協会資料)

高齢者の割合は最近では一貫して上昇しています。現在、高齢者は全人口の18.0%で
すが、2010年には23%、2020年には28%に増加すると推計されています。日本では、
高齢者のスピードが諸外国に比較して非常に速いのが特徴です。


【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●今日から、マガジン11月号

+++++++++++++++++++

今日から11月号!
マガジンは、ちょうど1週間遅れ!
本来なら今は、11月9日(月)号の
発行予約を入れていなければならない。
それが11月2日(月)号。

書きたいことは、多い。
頭の中はモヤモヤしている。
が、書こうとする前に、「つまらないからやめた」となる。
そこに書きたいことがあるのに、
それが何であるか、つかめない。
この歯がゆさ。
このもどかしさ。

+++++++++++++++++++

●人間のレベル

 ウソ、いんちき、小細工のかたまりのような人は、少なくない。
世間体を気にし、見栄、メンツにこだわる。
虚栄心が強く、ものの考え方が自己中心的。
自分勝手でわがまま。
少しでも批判されると、ささいなことにこだわり、大騒ぎする。
他人の心が読めない。
心の広さがない。
思慮の深さもない。

●一貫性

 「一貫性」という言葉がある。
ふつうは、よい意味で使う。
人格の完成度の高い人ほど、一貫性がある。
どんな状況になっても、動じない。

しかし悪い意味での一貫性もある。
一事が万事というか、なにかにつけて、小ずるい。
ある女性から、こんなメールが届いた。
何でも職場の上司(女性)が、そのタイプの人で、会社をやめるかどうか悩んでいるとい
う。

「何か気分が悪いと、露骨な態度で、私を嫌ったり、避けたりします。そこで理由を聞く
と、その2週間ほど前、その人が嫌っている人と、楽しそうに話していたのが気に入らな
かったから」と。

●化けの皮

 しかし見た目には、ふつう。
むしろよくできた人という印象を与える。
とくに初対面の人には、そうだ。
しかしそれは仮面。

 このタイプの人は、男性、女性にかぎらず、つねに自分がどう見られているかを気にす
る。
またどうすれば、よい人間に見られるかを、研究している。
つまりそういうことも含めて、ウソ、いんちき、小細工がうまい。
が、先にも書いたように、仮面は仮面。
わかりやすく言えば、「化けの皮」。

●口がうまい

 このタイプの人は、口がうまい。
相手をその気にさせたり、喜ばせたりするのが、うまい。
それ自体は害はないのだが、反対に、悪口を言いふらすのもうまい。
涙声で、こう言う。

「かわいそうに、あの家の息子さんは、万引きをして警察に逮捕されたんですってねえ。
これで前科者よねエ・・・」と。

 もちろん涙は一滴も出ない。

●接触を避ける

 私のばあい、そういう人とわかれば、接触を避ける。
(私のほうが避けられているのかもしれないが・・・。)
 つきあってよいことは、何もない。
ないばかりか、しばらくつきあっていると、その毒気に染まってしまう。
感覚が麻痺してくる。
ウソをウソと思わなくなる。
インチキをインチキと思わなくなる。
小細工を小細工と思わなくなる。
そしていつの間にか、自分も、同じことをするようになる。

●疑り深い
 
 話は変わるが、『泥棒の家ほど、戸締りが厳重』という。
これについては、もう何度も書いてきた。
同じように、ずるい人ほど、疑り深い。
小細工を重ねる人ほど、相手の小細工を警戒する。
さらに言えば、ウソつきほど、ウソをつかれると、激怒してみせる。

 言い換えると、もしあなたが、疑り深い人なら、相手を疑う前に、自分自身を一度、疑
ってみたほうがよい。
実は私も、その疑り深い人間。
若いころは、だれにも負けないほど、ウソつきで、インチキで、小細工ばかり重ねていた。
しかしそんな私を正してくれたのが、オーストラリアでの留学生活だった。

●欧米人のウソ嫌い

 欧米人は、ウソを嫌う。
その嫌い方は、日本人からみると、ふつうではない。
日本人には何でもないウソでも、彼らは許さない。

 こんなことがあった。
ある日、友人が、昼食に誘ってくれた。
すかさず私は日本式に、「今、ちょうど終えたところだ」と言ってしまった。
ウソというよりは、軽く断るための方便として、そう言った。

 が、そのあと別の場所で、別の友人たちと食事をしているところと、先の友人に見つか
ってしまった。
とたん、その友人は、激怒。
「ヒロシ、どうして君は、ぼくにウソをついたのか?」と。

●独裁国家

 またまた話が脱線するが、独裁国家ほど、独裁者の人間性が、そのまま外に表れる。
独裁性が強ければ強いほどそうで、それは道理にかなっている。

 どこの国と今さら、言うまでもない。
あの国である。
ウソとインチキと小細工のかたまり。
その上、世間体を気にし、見栄、メンツにこだわってばかりいる。
そんなにすばらしい国なら、外国の人たちに公開すればよい。
自信をもって、自国の人たちを、外の世界に出してやればよい。

 いろいろな報道を聞いていても、「ここまでやるか!」と感心するほど、小細工を重ねる。

●K国 

 金xxが存命中は、核兵器の放棄など、ありえない。
それはどこかの教団が、本尊を否定するようなもの。
K国は、全体としてカルト化している。
その本尊が、核兵器。
核兵器あっての、金xx。
K国。
核兵器の放棄など、ありえない。

 が、09年10月はじめ、K国が核兵器を放棄するかもしれないというビッグ・ニュー
スが世界を駆け巡った。
しかしこういうニュースは、まず疑ってかかる。
というか、案の定、そのニュースは、数日後には、消えた!
今までの経緯を見れば、そんなことがありえないことは、だれにもわかるはず。
むしろ反対に、K国が、5000トン近い、化学兵器と生物兵器をもっていることが明ら
かになった。

 威力という点では、核兵器も、化学兵器も、生物兵器も、それほどちがわない。
一発で、約20万人の人を死傷できるという。

●悟りの境地

 人間のこうした、ウソ、いんちき、小細工は、もとはといえば、醜い欲望に根ざしてい
る。
その欲望が姿を変えて、ウソ、いんちき、小細工へとつながる。
世間体、見栄、メンツにしても、そうだ。
で、それをコントロールするのが、理性であり、知性ということになる。
もっと具体的には、人間性であり、その人がもつ文化性ということになる。

 が、それがない人には、ない。
さらに悲しいことに、加齢とともに、こうした人間性や文化性は、そのまま退化していく。
それは健康論に似ている。
究極の健康法というのがないのと同じように、究極の人格完成法というのはない。
よく「私は、仏の境地に達した」とか「悟りの境地に達した」とか言う人がいるが、それ
を口にする人というには、まず疑ってかかってみてよい。

 たまたま何も問題なく、不自由なく暮らしているだけ。
何も問題なく、不自由もなく暮らしている間は、だれだって善人になれる。
善人らしく振舞うことができる。
それを「悟りの境地」と錯覚する。
が、問題が起きたとたん、化けの皮がはがれる。

●では、どうするか

 そこでまたまた同じ結論。
「日々に精進(しょうじん)あるのみ」。

 その努力を怠ったとたん、健康はもちろん、人格は後退する。
若いときは、体力や気力があるから、ある程度はごまかせる。
しかし50歳を過ぎると、そうはいかない。
60歳をすぎると、そうはいかない。
認知症が加われば、なおさら。

●自分を高める

 気持ちよく生きるというのは、たいへんなこと。
『平凡こそ美徳』というが、その平凡がむずかしい。
そのためにも、身のまわりから、ウソ、いんちき、小細工を排除していく。
努めて排除していく。

 また見栄、メンツ、世間体については、それを気にしないほどまでに、自分自身の人間
性と文化性を高めるしかない。
高めた上で、相手を見おろす。
見くだすとか、軽蔑するということではない。
大きな視野で、相手を見る。
マズローという学者は、そういう人を、道徳の完成度の高い人と定義づけた。

●後記

 とかく人の世には、トラブルは、つきもの。
こちらにその気はなくても、向こうから飛び込んでくる。
ふとした油断をついて、やってくる。
そういうケースは、多い。

 人はこうしたトラブルを乗り越えながら、より賢くなっていく。
しかしそれ以上に大切なことは、こうしたトラブルで無駄な時間とエネルギーを使わない
こと。
もしそうした時間とエネルギーがあるなら、それらはもっと有効なことに使いたい。
より賢くなるにしても、正攻法というものがある。
できるだけこうしたトラブルは避ける。
それ自体が、賢い生き方ということになる。


Hiroshi Hayashi++++++++OCT.09+++++++++はやし浩司

●ことわざ事典

++++++++++++++++++

座右に、一冊の本がある。
「ど忘れ、ことわざ事典」(人文社)という本である。
座右にあるが、めったに開いたことがない。
が、それではいけない。
先ほど、それを開いてみた。

▼貝殻で海を測る
▼解語の花
▼海賊が山賊の罪をあげる、など(P78)

改めて、自分の無学を知る。

++++++++++++++++++

▼貝殻で海を測る

 貝殻で海の水をくみ、海の水量を測ることから、浅薄な知見をもとに、おおきな物事を
論ずること。

▼解語(かいご)の花

 言葉のわかる花。つまり美人のこと。玄宗皇帝が楊貴妃を表現した故事から。

▼海賊が山賊の罪をあげる

(このことわざの意味は、このエッセーの最後に……。)

 こうした(ことわざ)のほとんどが、Made in China(中国製)というところが、恐ろし
い。
中国の歴史の長さというか、文化の深さを知る。
というより、世界的に見れば、日本は中国の文化圏の一部。
「日本は中国とはちがう」と思いたい気持ちは、よくわかる。
しかしそれは、ちょうど佐渡島の人たちが、「私たちは日本人でない」「佐渡人だ」と言う
のに似ている。
(そんなことを言う人はいないが……。)

 順に考えてみよう。

「貝殻で……」という発想が、おもしろい。
つまり貝殻いっぱい程度の知識しかないのに、「海」のような大きなことを論ずることをい
う。

 しかしあえて擁護するなら、みんなそうではないのか?
私のように貝殻いっぱい程度の知識にしがみつきながら、天下国家を論じている者もいる。
ただほかの人と違うところは、(多分?)、それを貝殻いっぱい程度の知識と自覚している
こと。
あのニュートンだって、同じようなことを言っている。

 『真理の大海は、すべてのものが未発見のまま、私の前に横たわっている』(ブリュータ
ー・「ニュートンの思い出」)と。

どうであるにせよ、真理の探究は貝殻いっぱいの水から始まる。
宇宙の研究については、なおさらだ。
このことわざをもじれば、「耳かきで、海を測る」と。

 こんなことわざに負けて、あきらめてはいけない!

▼解語の花

 「言葉を話す花」という意味だが、「花」というのは、「楊貴妃」をいう。
しかし最近、私は、女性の見方が大きく変わってきた。
「美しい」ということは、女性にとって、とても重要なことかもしれないが、その美しさ
に、疑問をもつようになってきた。

 化粧と整形美容。
むしろこの2つが、女性の本来の美しさを、台無しにしているのではないかとさえ、思い
始めている。
女性にかぎらない。
今では、男性だって化粧をするし、整形美容もする。

 が、それはそれとして……というのも、今どき、化粧や整形美容を否定すれば、かえっ
て私のほうが、袋叩きにあってしまう。
100%の女性を、敵に回してしまう。

 しかし女性というより、人間本来の美しさというのは、心の美しさをいう。
どこまでも誠実で、どこまでも濁りのない心をいう。
ただ単なる理想論かもしれないが、その理想に向かって進む。
そこにその人の(美しさ)がある。

 このことは、その反対の立場にいる女性(男性もよいが)をみればわかる。
世の中には、見た目だけは美しくても、ウソ、インチキ、ごまかし、小細工のかたまりの
ような女性は、いくらでもいる。
(男性にもいるが……。)
口がうまく、その場その場でいいかげんなことをいい、あとで言い訳ばかりしている。

私が「最近、私は、女性の見方が大きく変わってきた」と書くのは、そういう女性に出会
うと、ぞっとするほど、不快に思うようになったことをいう。
生理的嫌悪感というか、そういう女性に出会ったりすると、ワーッと声をあげて、逃げ去
りたくなる。
いくら見た目に美しくとも、だ。

 で、「解語の花」。

 玄宗皇帝というと、名前だけで立派な人を想像するかもしれないが、古今東西、帝王と
か、将軍とか、大王とか、皇帝とか、戦乱をくぐりぬけて最高位に就いた人間に、ロクな
のはいない。
そういう前提で考えて、まず、まちがいない。
玄宗皇帝にしても、想像以上に、はるかに下衆(ゲス)。
みな、幻想に踊らされているだけ。
だからその玄宗皇帝が、楊貴妃を「解語の花」ともちあげても、私は、フ~ンとしか思わ
ない。
玄宗皇帝は、どういう基準で、(女性の美しさ)を考えていたのだろうか。
玄宗皇帝自身が、下衆なのだから、その美的感覚も、たいしたことない。

ただ感心するのは、「解語の花」という言葉。
「解語の花」というのは、私たちには考えもつかない言葉だが、英語には似たような言葉
がいくつかある。
「walking dictionary(歩く辞書)」というのも、それ。
 たいへんな物知りのことをいう。

だから「speaking flower(話をする花)」と言えば、英語国の人なら、「美しい女性」をす
ぐさま連想するだろう。

 楊貴妃という女性は、一瞬一秒も怠らず、美容に心がけていたにちがいない。
朝から晩まで、だ。
しかし私は、そういう女性を美しいとは思わない。
「バカ」と思う。
つまりこのところ、そういうような目で、女性を見るようになった。
(相手の女性は、私のことを、バカと思っているだろうが……。)

いろいろ書きたいが、ここまで。
これ以上、女性を怒らせると、たいへんなことになる。

▼海賊が山賊の罪をあげる

 これについては、いろいろ考える。
みなさんは、どういう意味に解釈するだろうか。
まず、答を読む前に、自分で考えてみてほしい。
海賊vs山賊、だぞ!

 発想がおもしろい!

 海賊が何かのことで、山賊の罪を問うたという意味である。

 答が思い浮かんだところで、つぎの解答を読んでみてほしい。

『海賊が山賊の罪をあげる』というのは、「双方とも盗賊なのに、罪の非難をすることから、
同類の者どうしでも、利害を共にしていないと、敵対すること」だそうだ。

 よくある。
こういうことは!
ねっ!

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW はやし浩司 ことわざ 海賊 山賊 解語の花 貝殻)


Hiroshi Hayashi++++++++Oct. 09+++++++++はやし浩司

●映画『私の中のあなた』(感想)

 映画『私の中のあなた』は、淡々とした、あたかも事実だけを追うような形で、ストー
リーは展開する。(お涙ちょうだい)式のわざとらしい演技もなく、それだけに観客を、静
かにスクリーンの中に引き込んでいく。

 私はこの映画を見ながら、5、6年前に妻を肺がんで亡くした、オーストラリアの友人
のことを思い出していた。葬儀には参列できなかったので、つづく娘さんの結婚式には列
席させてもらった。そのときのこと。

 私がふと、「ルーシーが亡くなったとき、つらかっただろうね」と聞いたときのこと。そ
の友人は、ポツリとこう言った。
「うれしかった……」と。
「どうして?」と言いかけると、「ルーシーが、あの痛みから解放されたんだから」とも。
 それを聞いて、人を本当に愛するということは、そういうことなのかと、私は知った。

 映画『私の中のあなた』では、死にゆく人、そしてそれを見送る人。この両者の心のは
げしい葛藤がつづく。静かに。どこまでも静かに。そして最後はその両者の愛が、ひとつ
の結晶となったところで、映画は終わる。

 ついでながら、オーストラリアの友人は、その後1年ほどして、もう一人の娘さんに連
れられて、私の家を訪れてくれた。あちこちをいっしょに、旅をした。で、ある夜のこと。
私が「学生時代に歌った歌を、いっしょに歌わないか」と声をかけたとき、その友人は、
こう言った。

「ヒロシ、ぼくはルーシーが病気になってから、歌を歌ったことがない」と。そしてそ
の夜も、歌を歌うことはなかった。私はその言葉を聞いて、熱い涙が私のまぶたを下か
ら押し上げるのを感じた。

 映画『私の中のあなた』を見たときも、あの夜と同じ熱い涙を覚えた。泣いた。すばら
しい映画だった。


Hiroshi Hayashi++++++++Oct. 09+++++++++はやし浩司

●10月11日

●TOSHIBA DYNABOOK UX

東芝のダイナブックUXを買って、ちょうど5日になる。
ミニ・ノートは、これで5台目。
「5台も!」と思う人もいるかもしれないが、それぞれに一長一短があって、しばらく使
っていると、「どうも……?」となったりする。

そこで苦肉の策として、私のばあい、旅行用、教室用、山荘用と、それぞれを使い分けて
いる。

しかし今のところ、ダイナブックUXは、気に入っている。
毎日、いつも持ち歩いている。
それで何かを書くということは、あまりないが、とにかく気に入っている。
まあ、言うなれば、新しいガールフレンドのようなもの。
カバーが茶色なので、「ブラウン」というニックネームで呼んでいる。
今もデスクトップでこの文章を書きながら、机の上に並べて置いてある。
私にとって、パソコンというのは、そういうもの。

そうそう5台の中の1台は、OKさんという生徒(中3)に、先週、あげた。
以前から「パソコンがほしい」と言っていた。
私がもっているミニ・ノートを、横目でいつもながめていた。
たぶん喜んでくれたと思う。
もう1台は、息子の嫁にあげようと考えている。
近く会う予定なので、気持ちを確かめてみよう。

●ネット販売

 同じパソコンでも、店頭で買うのと、ネットで買うのとでは、値段に大きな差がある。
カメラにしても、プリンターにしても、そうだ。
ネットでの値段は、店での値段より、だいたい2~3割は安い。
在庫があれば、翌日には代引で届けてくれる。
その上、24時間営業!

 先に書いたダイナブックUXにしても、近くの大型パソコンショップでは、5~6万円。
それがネットでは、3万5000円。
昨夜値段を調べてみたら、それがさらに3万3000円にまでさがっていた。
毎日のように、刻々と(?)、値段が変わっていく。
この即時性は、今までの販売形式には、なかったもの。

 大型店は、小売店を駆逐し、その大型店は、ネット販売に駆逐される。
駆逐されてしまうことはないにしても、今、世の中の流通経路が大きく変わろうとしてい
る。
私が子どものころは、(製造会社)→(大問屋)→(問屋)→(小売店)という流れを経て、
それを手に入れることができた。
が、今は、(製造会社)→(ネット販売会社)から、直接ものを買うことができる。
しかもその(ネット販売会社)というのは、たいていは倉庫だけの会社で、人里離れた山
の中にあったりする。

 私たちは大型店で品物を見て、定めて、それをネットでネット販売会社に注文する。
大型店には悪いが、もし大型店に生き残る道があるとするなら、これからは入店料を取る
ことでしかない。
「品物を見るだけの人は、500円、払ってもらいます」と。
あるいはアフターサービス。
その(サービス)で、決まる。

 といっても、ネット販売会社のほうも、そのあたりのことを熟知している。
数年前とは比較にならないほど、サービスがよくなってきた。
もちろん故障修理も、引き受けてくれる。

 こうした流通革命の中で、悲惨なのは、個人商店。
猛烈な勢いで、店を閉めつつある。
少し前まで、「大型店の進出、反対!」などという運動もしているところもあったが、今は、
その元気も消えた。

 あと5年で、商売の世界は、さらに変わる。


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