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子育て最前線の育児論byはやし浩司 4月 16日号
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メルマガ(6万3000誌)の中で、2008年度、メルマガ・オブ・ザ・イヤーに
選ばれました!
【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
●真剣勝負
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今日(2010年3月16日)、
年中児クラスで、3歳児を相手に
真剣勝負をした。
「真剣勝負」だ。
たまたまS君(年中児)の妹(3歳児)が、
母親といっしょに、参観に来ていた。
で、最初は、「いっしょにやらせてみませんか」と、
私が軽く声をかけた。
3歳児にしては、鋭い目つきをしていた。
孫の芽衣を思い出した。
親近感が、ググーッとわいてきた。
で、みなと一緒にレッスンを始めた。
ほかの子どもたちは、4歳児(3人)と、
5歳児(3人)。
その女の子を入れて、計7人。
が、そこは3歳児。
ニコニコと、そのつど笑ってはくれるが、声は
出さない。
そこでいつもの私の真剣勝負が始まった。
そういう子どもを見ると、がぜん、……
というより猛烈な闘志がわいてくる。
「何とか声を出させてやる!」と。
で、真剣勝負!
まさに真剣勝負!
50分のレッスンである。
刻々と時間が過ぎていった。
「今日はだめか……」と思った、その瞬間、
その女の子が声を出した!
あと数分でレッスンが終わるという、そのとき
だった。
「1、2、3、4、5」と。
声を出して、数えた!
うれしかった。
内心で、「ヤッター」と歓声をあげた。
そのときの様子を、ビデオに収めた。
興味のある人は、ぜひ、見てほしい。
【年少・年中児(引き算の学習)】BW幼児教室byはやし浩司
Hiroshi Hayashi+教育評論++March.2010++幼児教育+はやし浩司
●性的暴行
+++++++++++++++++++++++++
福岡県内で英会話学校を経営する米国人の男(69)が、
教え子の小学生女児に性的暴行をしたとして、
婦女暴行容疑で福岡県警に逮捕されていたという。
確たる証拠はないが、私の近辺でも、似たような事件が、
起きている。
その男(アメリカ人、現在50歳と少し)の手口は、こうだ。
「個人レッスン」とか、「夕食に……」とか言って、
子ども(女子高校生が多い)や、母親を自宅へ呼び出す。
そしてそのとき、アメリカ式に、軽く抱き、頬に接吻する。
そのときの反応を見て、そのアメリカ人は、その後の行動を
決める。
何をどう決めるかは、みなさんが勝手に想像したらよい。
日本人にはそういう習慣はないから、アメリカ人に
そうされただけで、我を忘れてしまう女性は多い。
うっとりとして、身体の力を抜いてしまう。
++++++++++++++++++++++++++
+++++++++++++以下、ヤフー・ニュースより+++++++++++++
福岡県内で英会話学校を経営する米国人の男(69)が、教え子の小学生女児に性的暴行
をしたとして、婦女暴行容疑で福岡県警に逮捕されていたことが、捜査関係者への取材で
わかった。
男は別の女児の裸を撮影したとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)容疑で
すでに逮捕、起訴されている。県警は、男が十数年前から、児童を中心に40人以上に性
的暴行を繰り返していたとの疑いを強め、余罪を追及している。
捜査関係者によると、男は数年前、福岡県内の自宅で、小学生女児に乱暴したとして、
今月上旬に逮捕された。容疑を認め、「女児にせがまれたのでやった」と供述しているとい
う。
男は1月、別の女児にわいせつな行為をしたとして、児童福祉法違反(淫行(いんこう))
容疑で逮捕されたが、処分保留となった。
その際の捜査で、自宅から数百本のビデオテープなどが見つかり、県警が押収して映像
を分析した結果、十数年前から、少なくとも40人の女性に暴行していた疑いが強まった。
被害者の多くが小学生だった。
県警は2月、女児をビデオカメラで撮影したなどとして、男を児童買春・児童ポルノ禁
止法違反(製造)容疑で再逮捕。男は今月上旬、同法違反(製造)で起訴された。男は「撮
影は子供が大人になった時、成長記録として見せてやるつもりだった」などと話している
という。
男はわいせつな行為をする際、「勉強会をする」と言って、女児らを自宅に誘い込んでい
た。「親も先生も逮捕されてしまうから、内緒にしていてね」と口止めをしていたという。
+++++++++++++以上、ヤフー・ニュースより+++++++++++++
●ある女性(母親)
ある母親(夫もいて、2児の母親。当時40歳くらい)が、アメリカ人の英会話講師に
夢中になってしまった。
ことの発端は、娘(小学生)といっしょに、そのアメリカ人講師のマンションに招かれた
こと。
いっしょに夕食を楽しんだ。
甘いムードと、あやしげな雰囲気。
あいさつがわりの軽い接吻。
ソファに座ると、アメリカ人講師は、身体をぴったりとつけて、その母親に横に座る。
その瞬間から、ほとんどの女性は、そのアメリカ人講師に夢中になってしまう。
その母親もそうだった。
アメリカ人講師がアメリカへ帰ることになったときのこと。
その母親は半狂乱になり、夫との離婚まで考えたという。
が、「女」は、その母親1人ではなかった。
10人近くもいた!
(これは本当の話だぞ!)
よくある話である。
もっとも私が知っているのは、ここまで。
それに(おとな)と(おとな)の関係。
「?」とは思った。
が、この問題だけは、どうしようもない。
だから以前から何度も、書いてきた。
「個人レッスンで、自分の子どもを外国人の自宅へやることだけは、やめたほうがいい」
と。
とくに相手の講師が独身のときは、タブーと考えてよい。
私は、白人の手口(?)をよく知っている。
また日本人の女性が、白人の誘惑(?)に、いかに弱いかも知っている。
彼らは日本人の私たちとちがって、子どものときから、そういう(くどきの訓練)を重ね
ている。
言い替えると、日本の女性たちは、あまりにも無防備すぎる。
日本の男性(夫)たちは、あまりにも無知すぎる。
こうした私の見方を、「偏見」と、どうか誤解しないでほしい。
彼らのもつ常識と、私たち日本人がもつ常識の間には、明らかなズレがある。
それなりの男と女が、一対一で、独立した部屋に入れば、彼らはそれを「チャンス」と
とらえる。
が、けっしてそういった思惑は、顔には出さない。
そういう作法が、実に、うまい。
感心するほど、うまい。
私はそういう光景を、留学時代、何度も見てきた。
だからあえて言う。
「外国人講師の自宅へ、けっしてひとりで行ってはいけない」と。
これには母親も女性もない。
男児も女児もない。
私は今度のニュースのような事件は、まさに氷山の、そのまた氷山の一角にすぎないと断
言する。
【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
【援助論】
++++++++++++++++
意識のズレというのは、恐ろしい。
ズレていても、それに気づくことはない。
脳のCPU(中央演算装置)そのものが、
ズレる。
が、それにとどまらない。
さらに恐ろしいことが、起きる。
ズレたまま、それを基準に、世界を見る。
たちえばこんな話がある。
A氏とB氏は、兄弟。
A氏は、ビジネスに成功して、かなりの余裕が
ある。
一方、B氏は、何をしても失敗。
B氏には、これといった定職もない。
暴力団に属しているといううわさもあるが、
下っ端。
貧乏のドン底を這うような生活をしている。
毎日の食事すら、ままならない。
そこでA氏は、B氏を何とか援助してやろうと、
ときどき庭仕事を頼むことにした。
最初は土日だけの、アルバイト的な仕事だった。
たいしか金額ではなかったが、そのつどA氏は
B氏に、現金で日当を払った。
が、B氏がA氏に感謝したのは、最初だけ。
B氏の仕事は、月を追うごとに雑になって
いった。
一度は、飼い主の犬がほえたことに腹を立て、
棒でたたいてけがをさせたこともある。
B氏は、短気だった。
それに気分屋で、言うことがクルクルと変わった。
で、A氏は、土日の仕事を断わることにした。
が、これにB氏のほうが、激怒した。
「仕事をよこさないなら、たいへんなことになる」と。
「暴力団の、元仲間を呼び寄せて、報復する」とまで、
言った。
意識のズレというのは、そういうもの。
A氏はB氏を、見るに見かねて、助けの手を伸ばした。
B氏は、それに感謝した。
しかし援助もしばらくつづくと、やがて当たり前になる。
さらにしばらくつづくと、援助される側が、それを
要求するようになる。
援助してもらっているという意識が、消える。
そしてB氏のように、それまでの恩義を忘れ、
逆に、「援助しなければ報復する」と、A氏を脅す。
ソウル発、聯合ニュースは、つぎのように
伝える。
++++++++++以下、聯合ニュースより++++++++++++++
【ソウル2010年3月14日聯合ニュース】
北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会が4日の報道官談話で金剛山・開城観光事業の破
棄を警告したことについて、週刊新聞「統一新報」は13日付で、「南朝鮮(韓国)当局に
与えられた最後の機会であり警告」だと報じた。
北朝鮮ウェブサイトの「わが民族同士」が14日に伝えた。統一新報は、韓国当局が本
当に金剛山・開城地区観光の再開を考え、南北関係がさらに取り返しのつかない対決局面
に駆け上がることを望まないなら、ア太平和委員会報道官談話に慎重に対処しなければな
らないと主張している。
この報道官談話発表後の韓国側当局者らの発言についても言及し、「事態の厳重性にまっ
たく気付かない愚鈍な行為にほかならない」と非難した。
また、韓国当局は、機会はいつでも訪れるものではなく、時間は常に彼らだけのために
流れるのではないということを知るべきだと指摘。「彼らの固執的でふそんな態度が観光再
開はもちろん北南(南北)関係に及ぼすことになる厳重な結果を正しく知り、分別をもっ
て身を処すとよい」と威嚇した。
++++++++++以上、聯合ニュースより++++++++++++++
●何も韓国の肩をもつわけではないが……
この記事は、読めば読むほど、「?」マークが並ぶ。
援助してもらう側が、逆に、援助してくれる側を、脅迫している。
要するに韓国は、観光事業を再開して、金(マネー)をよこせと言っている。
別のニュースでは、「観光事業を再開しないなら、(韓国側が建てた設備すべてを)、
没収する」と、韓国側を脅している。
しかしこの論法すべてが、おかしい。
私たちのもつ常識(意識)と、大きくかけ離れている。
が、何も韓国の肩をもつわけではない。
今から25~30年ほど前、これとまったく同じことを、韓国は日本に対して
繰り返していた。
そのためにストにつぐ、スト。
嫌気がさした日本企業は、韓国からつぎつぎと撤退した。
が、韓国人は、日本国内まで追いかけてきて、「金よこせ!」を繰り返した。
もちろん設備は、「補償」と称して、そのまま韓国側が、没収。
●独裁国家
話は少し脱線するが、発達心理学の世界には、「自己愛」という言葉がある。
自己中心性が極端に肥大化した状態を、「自己愛」という。
つまり自己中心性のかたまりのような人を、「自己愛者」と呼ぶ。
やることなすこと、自分勝手。
自分のことしか考えない。
「自分だけがよければ、それでいい」と。
自分の失敗すら、他人のせいにする。
軽蔑してさしつかえない人ということになる。
現在のK国を見ていると、まさにその感じがする。
とくにK国のように、きわめて独裁色の濃い国では、独裁者の心情がそのまま、
国の姿勢となって外に現れる。
K国のおかしさイコール、あの独裁者のおかしさと考えてよい。
が、それにしても、常識をはずれている。
問題は、しかし、そのことではなく、どうしてこうまで意識がたがいにズレて
しまうかということ。
似たようなことを、私たちも、日常生活の中で経験する。
冒頭に書いたような話は、いくらでもある。
●援助
話を戻す。
日本は戦後、毎年数兆円規模の海外援助を繰り返してきた。
国連への供出金も、相当な額になる。
しかしその分だけ、外国の国々が日本に感謝しているかというと、それはない。
日本のバブル経済がはじけたとき、それを笑った国はあるが、日本を助けて
くれた国は、ゼロ。
韓国や中国にいたっては、「援助を止めるな」「もっと金をよこせ」と要求してきた。
おおざっぱな言い方だが、大筋では、まちがっていない。
つまりここに「援助」の落とし穴がある。
援助される側は、(感謝)→(当然)→(要求)→(脅迫)というプロセスを経て、
「援助の意味」そのものを空洞化させてしまう。
だからというわけでもないが、知人、友人関係、さらには親子関係においても、
「援助」するときは、慎重にしたらよい。
一度、(保護)(依存)の関係ができてしまうと、保護する側は、一方的に保護し、
依存する側は、一方的に依存するようになる。
それを断ち切ることもできなくなる。
意識そのものが、ズレてくる。
話を戻すが、現在の韓国とK国との関係が、その一例ということになる。
●『いっしょに釣りに行け』
私たちは、常に自分の意識をもとに行動する。
それが私たちにとっては、「常識」ということになる。
しかし同時に、そうした意識を、絶対的なものと思ってはいけない。
たとえば援助してやるばあいも、援助するすることによって、相手は感謝している
はずと、考えやすい。
が、そういう意識ほど、アテにならないものはない。
さらに厳密に言えば、金銭的な援助には、意味がない。
あっても、きわめて小さい。
これには、先にも書いたように、知人、友人関係、さらには親子関係においても、
同じ。
もちろん国際関係においても、同じ。
だからイギリスでは、こう言う。
『(子どもの心をつかみたかったら)、釣り竿を買ってやるより、いっしょに釣りに行け』
と。
つまり『金でモノを買ってやるより、いっしょに苦楽を共にせよ』と。
この格言は、あらゆる場面に通用する。
またそれによってのみ、たがいの意識のズレを防ぐことができる。
国際的な「援助」を考えるときの一助になればうれしい。
(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司
BW はやし浩司 援助論 自己愛者 援助 意識のズレ 常識のズレ)
Hiroshi Hayashi+教育評論++March.2010++幼児教育+はやし浩司
●アメリカ人の友人たちへ
(To my friends in USA as to TOYOTA recall problem)
You have almost lost the last friend in Asia!
We, the Japanese, have disappointed very much with Americans.
++++++++++++++++++++++
今度のTOYOTA問題を通して、君たちは、
アジアにおける最後の友人を失いつつある。
それを私たちは、とても残念なことに思う。
You have almost lost the last friend that had remained to be so in Asia through the
TOYOTA problems, for which we feel very sorry.
より多くの日本人が、反米的になりつつある。
新米的であった私でさえ、アメリカに、大きく失望した。
そして今では、こう言うようになってしまった。
「くたばれ、アメリカ!」と。
More and more Japanese are becoming anti-American and even I, whom I supposed
myself to be a pro-American, do not hesitate to say, “Down with USA”.
再現性のない、インチキ実験?
報道映像の捏造?
さらには保険金目当ての、にせ事故?。などなど。
日本では、急加速は、一例も報告されていない。
それもそのはず。
この日本で、両足を、ブレーキとアクセルの両方にのせて運転する人はいない。
「事故の95%は、運転手によるもの。
車によるものは2%にすぎない」(アメリカ国家ハイウェイ安全局(NHTSA)会長)。
リコール後も、600万台のプリウスについて、60件の苦情があったとか。
(600万台につき、60件だぞ!
GM車やフォード車については、どうなのか?)
それについて、「NHTSAは、さらなる改善策をTOYOTAに命じた」とか。
アメリカよ、少しは、冷静になれ。
これを「日本叩き」と言わずして、何という?
A very doubtful experiment, which was proved to be a fake,
A fabricated report on TV,
False accidents reported in the Congress...,
and more over it is strange that none of these sorts of accidents are reported in Japan.
No stupid men put both feet on each a brake pedal and accelerator pedal at the same
time in Japan.
Be calm!
NHTSA has ordered Toyota to provide a different solution, since 60 complains are
reported among 6 million TOYOTA cars.
Isn't this "Japan Bashing" or what else?
+++++++++++++++++++++
●TOYOTA問題
今回の一連のTOYOTAの、この騒ぎは、何のか。
よくわからないが、ことの発端は、急加速による事故。
それに1教授のインチキ実験が火をつけた。
その教授は、コードの絶縁体を意図的にはがし、それでもって、急加速を再現してみせた。
しかし「(絶縁体がはがれるなどいうことは)、通常の状態では起こらない」。
そんなことは、一般的な常識。
そこで今度は、同教授は、引っ込みがつかなくなってしまったのだろう。
5ボルトの電圧をかけ、「同じようなことが起こる」と実験してみせた。
しかし急加速問題は、何もTOYOTAで始まったわけではない。
それ以前からも、いろいろなメーカーの車で、同じようなことは起きていた。
また同じような実験をすれば、ほかのメーカーの車でも、同じような反応を起こすことが
わかった。
つまりこれは、TOYOTA車の問題というよりは、アメリカ人の車の乗り方に問題とい
うことになる。
当初、「アクセルとブレーキを同時に踏むと……」という報道が流れたとき、私には、そ
の意味がよくわからなかった。
「アクセルとブレーキを同時に踏むとは、どういうことなのか」と。
そのまま解釈すれば、アメリカ人というのは、両足を、アクセルとブレーキの両方に、足
を載せて運転しているということになる。
しかし日本人は、そういう乗り方をしない。
そのためにアクセルもブレーキも右側(アメリカでは左側)に、寄せて並べてある。
●性急な結論は危険
つぎつぎと新事実が、明るみになってきている。
が、今は私もまだよくわからない。
今、ここで結論を出すのは、性急というより、危険。
ただ言えることは、多くの日本人は、アメリカという国に、大きな失望感を覚えつつある
ということ。
報道された記事だけを集めておく。
後日、もう少し事実が明らかになった段階で、このつづきを書いてみたい。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
(注※)疑問だらけのデービッド・ギルバート教授の実験
トヨタ自動車は1日付の米議会あて書簡で、南イリノイ大学のデービッド・ギルバート教
授が先週の公聴会で示した見解に反論した。同教授は、2月23日の下院エネルギー・商業
委員会の公聴会で、自ら行った実験でトヨタ車に発生したとされる急加速の状況を再現で
きたと証言、トヨタの電子系統に問題があるとの見解を示していた。
ASSOCIATED PRESS
南イリノイ大学のデービッド・ギルバート教授(2月23日の公聴会で)
この証言に対し、トヨタは書簡で、独自の調査と同社が調査を委託した技術コンサルテ
ィング会社エクスポネント(米カリフォルニア州)の調査結果に基づいて反論を展開した。
トヨタはトヨタ側の実験でもギルバート教授と同じ結果が得られたが、他のメーカーの車
でも同じ状況が生じたと主張し、同教授の証言は誤解を招くと批判した。
エクスポネントは43ページに及ぶ報告書で、 ギルバート教授の実験を他のメーカー
の5車種で行ったところ、すべて同じ状況が発生したことを明らかにし、実験のような状
況は「きわめて可能性の低い欠陥が重なった場合にしか生じない」と結論づけた。
ギルバート教授は23日の証言で、「トヨタ・アバロン」のアクセル回路に5ボルトを加
えてショートさせた状態で走行テストを行ったところ、車載コンピューターがエラーコー
ドを発することなく、急加速現象がみられた、とした。トヨタは書簡で、ギルバート教授
が指摘した状況を再現するには、2本のワイヤーの絶縁状態を破壊する必要があった、とし
ている。
ギルバート教授から、トヨタとエクスポネントの実験結果に対するコメントは得られな
かった。
トヨタの広報担当マイク・マイケルズ氏は、ギルバード教授の調査を「誤解を招く不適
切なもの」とし、「システムをいじりまわしている」と批判した(以上「ウォール・ストリ
ート・ジャーナル日本語版より)。
★以上の原文
Toyota Motor Corp. rebutted the findings of a study presented at a congressional
hearing last week that claimed to replicate undetected sudden acceleration in its
vehicles and called into question the company's electronics.
TOYOTAは、反証をあげた。
Based on its own study and one undertaken by the Menlo Park, Calif., engineering
research firm Exponent, which has been hired by Toyota, the car maker said it was able
to duplicate the result in Toyota vehicles found by David W. Gilbert, a professor at
Southern Illinois University-Carbondale who testified at a House hearing. But Toyota
said it also created the same response in vehicles made by competitors, which it said
rendered Mr. Gilbert's findings misleading.
ギルバート教授がしたようなことをすれば、ほかのメーカーの車でも、同じようなことが
起きる。
"We have reproduced the engine revving and engine speed increase in Toyota's
vehicles," Toyota said in a statement dated March 1 and sent to congressional
committees. "At the same time, we have also confirmed that a substantially similar kind
of engine speed increase phenomenon occurs with the other manufacturers' vehicles."
Toyota said the tests Mr. Gilbert performed would not happen "in the actual market." To
achieve Mr. Gilbert's results, Toyota said it had to cut and breach the insulation on two
wires.
TOYOTAは、このような急加速は、TOYOTA車だけにかぎったことではなく、ギ
ルバートの行ったようなテスト(=2本の線の絶縁体をはがし、接触させるようなこと)
は、通常の状態では起きないと言った。
Mr. Gilbert said he will provide an official response but declined to comment on the
findings by Exponent and Toyota. He said he may travel to California to meet with the
research concern.
In the last week, Toyota has endured three bruising congressional hearings questioning
its belated response to reports of sudden acceleration in its vehicles. While Toyota
executives acknowledged the company failed to quickly respond to safety issues in the
past, the company has maintained that faults in its electronics are not behind incidents
of unwanted acceleration.
TOYOTAは、安全問題に迅速に答えなかったことは認めるものの、電子部品には欠陥
はないと主張した。
Consumer safety advocates continue to challenge Toyota on that point, charging that
the rise in acceleration reports—which have been linked to 52 deaths—is correlated to the
installation of an electronic throttle control system in Toyota and Lexus models
beginning in 2002.
消費者安全協会は、52人の死亡について、TOYOTA車との関連を追究する。
Mr. Gilbert, who testified before the House Commerce and Energy Committee Feb. 23,
said he was able to replicate sudden acceleration without creating an error code in the
vehicle's onboard computer by introducing five volts into the gas-pedal circuitry of a
Toyota Avalon. In his report, Mr. Gilbert said his findings "question the integrity and
consistency" of Toyota's computers to detect malfunctions.
5ボルトの電圧をかけたら、急加速現象が起きた。
In a 43-page report, Exponent, the research firm hired by Toyota to investigate its
vehicles electronics, applied Mr. Gilbert's test to five models including a Honda Accord
and a BMW 325i and found all five reacted similarly. Toyota added that it tested three
competitor vehicles and found they experienced the same engine revving and speed
increase when their electronics were similarly altered.
同じような急加速現象は、ほかのメーカーの車でも報告されている。
"For such an event to happen in the real world requires a sequence of faults that is
extraordinarily unlikely," Exponent said in its report.
Toyota spokesman Mike Michels described Mr. Gilbert's research as "misleading and
irrelevant." Mr. Gilbert was "gaming the system," Mr. Michels said.
ギルバートの報告は、誤解を招くもの。
また車をもてあそんでいるだけ。
Separately, the National Highway Traffic Safety Administration said Thursday it has
received more than 60 complaints from Toyota owners who report they are still
experiencing sudden unintended acceleration despite having their vehicle repaired by a
Toyota dealer under the car maker's recalls.
TOYOTA のリコール後も、60件の苦情が、国家ハイウェイ安全局(NHTSA)
に届いている。
"Officials are contacting each and every consumer to learn more about what they say is
happening," the agency said.
現在、調査中。
If it appears that the remedy provided by Toyota isn't addressing the problem, NHTSA
said it has the authority to order Toyota to provide a different solution.
"We are determined to get to the bottom of this," said David Strickland, administrator of
the auto-safety agency.
国家ハイウェイ安全局(NHTSA)は、TOYOTAに、ほかの解決策を用意するよう、
命じている(以上、ウォールストリート・ジャーナルより)。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
(注※)【ニューヨーク時事】米ABCテレビは12日までに、2月22日に放映したトヨタ
車の急加速原因が電子制御装置の欠陥であることを立証したとするギルバート南イリノイ
大学教授の実験報道について、映像を操作したものであることを認めた。米メディアがABC
広報担当者の話として伝えた。
トヨタ自動車は今月8日、ABCが電子回路を人為的にショートさせるなどした同教授の
実験を一方的に脚色して伝え、トヨタ車の電子制御装置の安全性に疑問を投げ掛ける番組
を放送したとして、非難する声明を発表していた。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
(注※)
【ニューヨーク時事・3月16日】トヨタ自動車は15日、米カリフォルニア州サンディ
エゴ近郊の高速道路で急加速を引き起こしたとされるハイブリッド車「プリウス」につい
て、技術者らが関連部品の徹底的な検査のほか、走行テストなど多岐にわたる検証を行っ
たものの、車両に急加速を引き起こすような異常は見られなかったとの暫定調査報告をま
とめた。
調査は米道路交通安全局(NHTSA)関係者と米議員らの立ち会いの下、10、11の両日
実施された。トヨタは暫定報告で(1)アクセルペダルは正常に機能した(2)前輪ブレーキは著
しく摩耗していたが、後輪ブレーキとハンドブレーキは良好な状態だった(3)正規品のフロ
アマットは留め金には固定されていなかったが、アクセルペダルを妨害もしくは接触する
ような状態は確認されなかった(4)エンジン点火装置は正常だった(5)変速レバーも正常だっ
た(6)アクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏んだ場合、エンジン出力が減退する機能
も正常に作動した-などと説明した(以上、時事通信より)。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
(注※)
【ワシントン】米下院エネルギー・商業委員会が23日開いたトヨタ自動車の大量リコール
(回収・無償修理)問題をめぐる公聴会で、急加速を経験したとして証言したロンダ・ス
ミスさんのトヨタの「レクサスES350セダン」が、現在も使用されており、何のトラブル
も起こしていないことが分かった。米高速道路交通安全局(NHTSA)の広報担当者が
24日明らかにした。
●公聴会で証言したロンダ・スミスさん
同スポークスマンによれば、NHTSAが先週、同車の新しいオーナーに聞いたところ、「走
行距離3000マイル弱のところで購入し、何のトラブルも経験せずに走行距離は2万7000
マイルになった」と答えたという。スミスさんは証言で、2006年にテネシー州のハイウェ
ーで制御不能の急加速に見舞われ、時速100マイル(約160キロ)になった恐怖の経験を
涙ながらに語った。その後、スミスさん夫妻は同車を売却した。
報告を受けたNHTSAの検査官は、フロアーマットがアクセルペダルに引っかかった
ことが原因と判断した。しかしスミスさん夫妻は、フロアーマットのせいではないと主張。
スミス夫人は、車が速度を上げる前にクルーズ・コントロール・ライトが点滅したことか
ら、電子制御系の問題と考えている(以上、ウォール・ストリート・ジャーナル)。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
(注※)
ただ、2005年のNHTSA調査によると、自動車事故の約95%は運転者のミスに
よるもので、自動車の問題で起こるのは約2%にすぎない。米自動車工業会のマッカーデ
ィ会長は同公聴会で、この報告を引用する予定だ。同会長はまた、車の衝突データを集め
るのにNHTSAがもっと多くの資金を必要としていることを訴える方針だ(以上、ウォ
ールストリート・ジャーナル)。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
(注※)
先週、米カリフォルニア州のハイウェーで起きたトヨタのハイブリッド車プリウスの急
加速事件で、連邦当局の調査によってブレーキに特殊な損耗パターンが見つかり、運転者
の説明に疑問が浮かび上がっている。関係している3人が語った。
先週8日、サンディエゴ近くのインターステート8号線で青の2008年型プリウスを運転
していたジェームズ・サイクス氏(61)は緊急電話をかけて、何もしないのにスピードが
時速90マイル(144キロメートル)まで上がったとオペレーターに伝えた。最終的にはカ
リフォルニア・ハイウェー・パトロールのパトカーが同車に横付けし、止めることができ
た。
サイクス氏は走行中およびその後に、高速走行中に力いっぱいブレーキを踏み込んだと
話した。
しかし、関係者によれば、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)とトヨタの専門家が
共同でこの車を調査したが、高速走行中に一定時間力いっぱいブレーキが踏み込まれた痕
跡は見つからなかった。
ブレーキは変色し、損耗が見られたが、その摩擦パターンは運転者が断続的に普通程度
の力でブレーキを踏んだことを示唆しており、サイクスさんが言うような踏み込みはうか
がえなかったという。
これ以上の詳細は明らかではない。NHTSA当局者は12日、調査に関するコメント
を拒否した(以上、ウォールストリート・ジャーナルより)。
(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司
BW はやし浩司 TOYOTA問題 急加速問題 トヨタのリコール リコール問題
南イリノイ大学 デービッド・ギルバート教授
【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
【3月15日】
●畑作
昨夜遅く、床につく前、畑を見回った。
冬の冷気を残した、やさしい風が、頬をこすった。
無数に立てた棒の間で、風よけにつくったポリ袋が、ゆるやかに揺れる。
土のにおい。
肥料のにおい。
昨日、ショッピングセンターで、ネギの苗を買い足してきた。
それに併せて、畝(うね)を、一列、細く延ばした。
これからは畑作の季節。
部屋に入って、暖めたミルクに、ハチミツを溶かして飲む。
ミルクが9で、ハチミツが1。
それにココア、もしくはチョコレート、あるいはシナモンがあれば、少し。
これが私の好物。
床につく前には、欠かさない。
●DVD『リトル・ランナー』(英語名は、『Saint Ralph』)
夕食後、DVD『リトルランナー』を観る。
星は5つの、★★★★★。
2004年のカナダ映画。
終わりごろ、ボロボロと涙がこぼれた。
バックにやわらかく流れる、「Hallelujah」の音楽もすばらしかった。
劇場で公開されるから、よい映画とはかぎらない。
劇場で公開されないから、悪い映画とはかぎらない。
配給に乗らない映画の中にも、すばらしい作品はいくらでもある。
『リトルランナー』も、そのひとつ。
DVDを見終わってから、YOUTUBEで「Hallelujah」の曲を
探した。
何度も聴いた。
主役の少年の、飾らない、自然な演技がすばらしかった!
●ウォーキングマシン
今朝も、書斎に入る前に、ウォーキングマシンで軽く運動をした。
このところ、朝は、20分と決めている。
その20分がすむころには、背中から頭まで、ジワーッと身体が温まってくる。
寒い朝は、これがいちばん。
今朝は、寒かった。
ふとんから出るのがつらかった。
Hiroshi Hayashi+教育評論++March.2010++幼児教育+はやし浩司
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