2010年4月29日木曜日

*H to walk *World Panic

●4月29日(緑の日)

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毎朝、ウォーキングマシンで、運動をする。
それが1日の始まり。
今朝は、とりあえず、10分だけ。
気分があまりよくない。

そのウォーキングマシンを使うようになってから、
1年あまり。
「人の歩行」に興味をもつようになった。

若い人はともかくも、50代、60代の人に
ついては、歩き方を見ると、その人の
健康度を、おおよそ知ることができる。

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●歩行

 歩き方にも、いろいろある。
いろいろあることを、ウォーキングマシンを使うようになってから、知った。
専門用語は知らないので、自分流の(用語)を使う。

 まず、私のようにO脚ぎみの人は、足の裏の外側(小指からかかとにかけての外側)
から地面に足をつける。
そのため、歩くとき、ペッタン、ペッタン……というような音がする。

 そこで歩き方を変える。
足の裏の内側(親指からかかとにかけての内側)から地面に足をつける。
すると、とたんにスタスタという感じになる。

 つぎに大切なのは、大またで歩くこと。
大またで歩こうとすると、ウォーキングマシンの性質として、足を後方へ、ぐいぐい
と引っ張ってくれる。
床が電動で回転している。
そのとき、ふとももが、引きつられるような感じになる。
それが相乗効果となって、ますます大またで歩くようになる。

 で、こうして自分の歩き方を矯正しながら、10分~20分も歩いていると、
背中の下部から上部にかけて、ジワーッと、血が上ってくるのがわかる。
東洋医学では「気」という。
それが自分でもよくわかる。
そしてそれが首に到達するころ、ぼんやりとした頭がすっきりしてくる。

 最後は軽くジョギング風に走って、すます。
が、このときも、つま先で走るようにする。
ひざをできるだけ高くもちあげて走るようにする。
これを1~2分するだけで、とたんにウォーキングが、有酸素運動に変わる。
ハーハーとあえぐようになる。
少し暖かい日だと、汗が上半身ににじみ出てくる。

●老人の歩き方

 で、私はこの半年、通りで歩いている人を見かけると、その人を観察するように
なった。

 まず若くて健康な人だが、そういう人は、つま先を主に使って、ひざを高くあげて
歩いているのが、わかる。
反対に老人になればなるほど、足のかかとのほうを主に使って、足を引きずるように
して歩くようになる。

 さらに何らかの脳の病気をかかえている人は、それぞれ独特の歩き方をすることも
わかった。
パーキンソン病の人は、足がもつれるような歩き方をする。
前かがみに、小またで歩く。
脳梗塞の人は、片方の足を、腰の回転をうまく使って、前へ差し出すようにして歩く、
などなど。
腰痛もちの人は、腰痛をかばうような歩き方をするし、骨に異常のある人は、腰を
曲げて歩く。
またひざに故障がある人は、脚そのものが、外側に大きく歪曲する。
ヨタヨタした歩き方になる。

 だから……というわけでもないが、私はひとつの健康法を編み出した。
そのひとつは、大またで、足をまっすぐ前に差し出して歩くこと。
足をまっすぐ伸ばすことも大切。
そしてつま先をよく使い、かかとをあげながら、歩く。
(つま先で歩いていると、アキレス腱の上部の筋肉が痛むようになるが、それは
よい徴候とみる。)
さらにひざを高くあげながら、歩く。
また私のようにO脚気味の人は、足の内側から地面につけるようにし、左右のひざを
できるだけ近づけて歩くのがよい。

 ……以上のことを、日常的に心がける。
それがウォーキングマシンを使って学んだ、歩き方の健康法ということになる。
なお、近く、乗馬マシンというのを買うつもり。
ときどき近くのショッピングセンターで試乗させてもらっているが、あれはたしかに
腰の運動になる。
それを昨日、自分なりに確認した。

 老化は、腰とひざからやってくる。
今のうちから、予防に心がけよう。


●不気味な足音

 昨日、ギリシアの国家経済が破綻した。
つづいてポルトガル、アイスランドもあぶなくなってきた。
しかし忘れてならないのは、この日本もあぶないということ。
「2011年度の予算は成り立たなくなるのでは?」とも心配されている。
この日本は、国家税収(40兆円前後)の大半(38兆円前後)を、公務員の人件費に
投入している。
そのほかの必要経費は、すべて借金。
「国債」という借金で、まかなっている。

 が、もし国債が売れなくなってしまったら……つまりお金を貸してくれる人がいなく
なってしまったら、日本は、そのとたん、破産。
予算そのものが、成り立たなくなってしまう。

 それを避けるためには、内需を拡大して、日本経済を活性化させる。
が、あらゆるものが、悪いほうへ、悪いほうへと向っている。
日本の国際的格付けも、そのつど、下方修正されている。

 中国のバブル経済もひどいが、韓国のバブル経済も、ひどい。
日本も今、ミニバブルから中型バブルへと向っている。
つまり世界中の国々が、お金をバラまいている。
が、こんなことをつづけていたら、それこそ、世界は、おしまい。
いつか……といっても、その時期はすぐそこまで迫ってきているが、世界経済は、
まとめて破綻する。
世界中の札束が、紙くずと化す。

 どうしたらよいのだろう……?

要するに、個人資産は、私たち個人が守るしかない。
方法については、ここには書けないが、大衆に迎合し、いっしょになって
ザザーッ、ザザーッと動いていたら、火傷(やけど)する。
08年末のリーマンショックで、金融資産を、100分の1程度にしてしまった
人さえいる。
(1億円を、100万円にだぞ!)

 こわいぞ!
今度の嵐は!
(2010・4・29記)


Hiroshi Hayashi+++++++April. 2010++++++はやし浩司

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