●静岡県知事選挙
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私は「浮動票の王様」。
支持政党はない。
が、そのつど私が投票する候補者は、
かならずといってよいほど、当選する。
今回も、そうだった。
が、それについて、中央のJ党は、
「僅差で敗れたのだから、政権には
影響はない」と言っている。
しかしこれは、ウソ。
「僅差」ではない!
J党は、SK氏(前副知事)を推した。
M党は、KK氏(前大学学長)を推した。
しかし実際には、M党からは、候補者が2人出ていた。
もう1人のUN氏は、元M党参議院議員。
つまりM党支持者は、2つに割れた。
割れた上で、J党が推したSK氏が敗れた。
もしUN氏が立候補していなければ、KK氏の圧勝で終わっていたはず。
具体的には、J党:M党=1:2で、終わっていたはず。
それを「僅差」とは?
なお、J党は、この静岡県を、「地方」「地方」と切り捨てている。
TBS-iビュースは、つぎのように報道している。
『…… 「地方選がこうだから、“総選挙がかくあるべし”ということは理念としては、切り離して考えるべき」(甘利明 行政改革相)
「地方選挙によって解散戦略が影響することは、ここはやはり私はないというふうに思っております」(自民党・菅義偉 選対副委員長)
「落胆することなく今回の東京都議会議員選挙は、東京都の議会の代表を選ぶ選挙ですから」(自民党・石原伸晃 幹事長代理)
「我々も国政との関連は切り離して考えてきたわけであります」(河村建夫 官房長官)』と。
選挙前は、よほど「勝つ」という自信があったのか、静岡県知事選挙をはずみに、
国政選挙(衆議院議員選挙)に打って出る予定だった。
が、敗北したとたん、「地方の選挙にすぎない」と切り捨て、一方で、解散を延期する
動きを見せている。
「今、国政選挙をすれば不利」と、J党は呼んだ。
しかしこの「地方」という言葉に、カチンときたのは、私だけではないと思う。
全国の人たちも、そう感じたはず。
何が地方だ!
何が中央だ!
日本人に、地方も、中央もない!
この中央集権意識こそが、奈良時代からつづいた日本の負の遺産。
今、それが音をたてて崩れ始めている。
2009年7月7日火曜日
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