2011年6月25日土曜日

Do we deserve to survive or not?

Do we deserve to survive or should we be wiped out?
(人類に生存の価値は、あるや否や?)

●6月24日(金曜日)

●「私たち人間には、存続するだけに足りる価値があるや否や」と。


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今日から、映画『スーパー・8』が始まった。
『E.T.』のリメイク版ということらしい。
ということは、粗筋(あらすじ)は、もうわかった。

が、今夜は、おとなしく家に帰った。
この暑さ。
温度計も見ず、散歩に出た。
40分も歩いた。
疲れた。
バテた。

仕事の帰りに、ワイフと「山岡家」でラーメンと餃子を食べた。
こういうときは、ニンニクがうまい。
ちょうど明日は休み。
餃子にニンニクをたっぷりとつけて、食べた。
おいしかった。

……何でも埼玉県の熊谷市で、気温39・8度を
記録したとか。
原発事故の陰で忘れていたが、地球温暖化
(火星化)は、かなり進んでいるらしい。

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●3凶

 今、世界&日本には3つの凶事がある。
地球温暖化(火星化)、EU&中国の経済崩壊+日本のデフォルト、それに福島第一原発の原発事故。


 どれも深刻。
2番目の経済問題は、まだ何とかなる。
しかし経済が崩壊すると、人心も崩壊する。
ウソか本当か知らないが、韓国へ逃げた脱北者の1人は、こう告白している。
「人肉を食べていた。残りは市場で、羊の肉として売っていた」(韓国紙)と。

 原発事故は、今の今も、継続中。
現場では、必死の作業がつづいている。
作業の成功を祈るしかない。
作業員の方には、頭がさがる。
もしこういう方たちに万が一のことがあれば、日本政府は(=私たちは)、最後の最後までめんどうをみる。
手厚い災害年金に障害補償。
それでも足りないかもしれない。

 また地球温暖化については、(温暖化程度ではすまないから、私は「火星化」と呼んでいるが)、自然災害がますます大型化している。
大洪水に、大型ハリケーン。
場所も選ばない。
そんな印象をもっている。

 で、これらの3凶。
それぞれがバラバラのように見えるが、その実、複雑にからみあっている。
化石燃料の消費を減らそうと思えば、原子力発電に頼るしかない。
原子力発電を減らそうと思えば、化石燃料に頼るしかない。
つまり温暖化は進む。
一方、化石燃料には限りがある。
価格が高騰する。

 そこで主要国は、札を印刷する。
アメリカ、日本、EU、中国……。
それに耐えられない国は、崩壊していく。
今、ギリシア、ポルトガルがあぶない!

●VOTER(投票者)

 VOTER……SF映画のタイトルにもなりそうな言葉である。
「投票者」。

 10日ほど前、友人のT氏と電話で話しているとき、こんな言葉がひらめいた。
「VOTER」。

 かなりSF的な話になるが、こういうこと。

 今、宇宙のどこかで、宇宙人たちが、(神でもよいが)、こう話し合っている。
「地球の人間を存続させるべきか、滅亡させるべきか」と。
人間1種類で、ほかのあらゆる生物が、絶滅しようとしている。
人間1種類を滅ぼせば、ほかのあらゆる生物は、生存しつづけることができる。
そこで「投票」。

 が、ここで2つの問題が起きる。

 ひとつは、仮にすべての生物が滅んだとしても、地球には再生能力がある。
再び生命を生み出す力がある。
火星のようになってしまえば、おしまいだが、海が残れば、まだ何とかなる。
あわてて人間を絶滅させる必要はない。

 つぎに「投票」といっても、だれに投票させるか。
天の神々か、人間自身か?
その投票する人を、「VOTER(投票者)」という。

●絶滅か、存続か

 旧約聖書の中には、ソドムとゴモラ(創世記19章)の話が出てくる。
もしその話が事実とするなら、旧約聖書の中の神は、一度は、(あるいは何度も)、人間を滅ぼそうとしたことになる。
核兵器のような兵器を使ったという説もある。
今でもその地域には、ガラス化したテクタイトという岩石(注※)が散らばっている。

 となると、これはあくまでもSF小説の範囲での話だが、人間の存続・絶滅を決定するのは、「神」ということになる。
が、神自身の判断能力にも限界がある(?)。
今のこの世界を見れば、それがわかるはず。
神が創造したはずの人間は、まさに欠陥だらけ。
自動車にたとえるなら、とっくの昔にリコールの対象になっていたはず。

 が、人間が、その「途上」にあるとしたら、どうか。
未熟な存在から完成された存在へと。
いつかこの人間も、神に近い存在になるかもしれない(「ノアの説話」)。
たとえて言うなら、まだ「幼児」。
子どもの段階。
そんな段階の人間を、あわてて滅亡させるのも、どうか?
……ということで、かろうじてリコールされないまま、存続している。
が、それにも限界がある。
その前に地球が火星化してしまったのでは、遅い。
地球のもつ再生能力そのものが、なくなってしまう。

 そこで神は、(宇宙人でもよいが)、人間自身に、それを判断させることにした。
それがT氏と話したときに出てきた言葉、「VOTER」である。

●YES・NO?

 方法は簡単。
無作為に、地球人の中から、数万人とか、数十万人とかの人間を選ぶ。
もちろんそれらの人間には、それを知らせない。
あくまでも無意識下の世界での話。
通信方法は、いくらでもある。

 神は、(宇宙人でもよいが)、こう問いかける。
「君たち人間には、存続するだけに足りる価値があるや否や」と。
で、そう問われた人間は、意識を総合し、やはり無意識下で答える。

「YES、その価値あり」と。
あるいは、「NO、その価値なし」と答える人もいるかもしれない。

 あとはそれを集計すればよい。
つまりこれぞまさしく、民主主義!

 で、K氏とはこんな話になった。

私「あなたなら、どうしますか? YESですか、NOですか?」
K「そうですねえ……。昔、手塚治虫の描いたコミックにも、そんなようなシーンが出てきましたね。いろいろな動物たちが集まって、同じように投票をしました」
私「ああ、ありましたね……。名前は忘れましたが……」
K「……う~ん、むずかしい問題ですね」
私「……むずかしい……」

 が、そのとき、こうも考えた。
何もYESとNOだけで、白黒をつける必要はない。
改造すべき点は、改造すればよい、と。
脳の視床下部あたりを少しいじって、ドーパミンの分泌を、何分の1かにするとか、など。
それだけでも、人間が本性的にもつ攻撃力は、半減するはず。

K「でも、そんなことをすれば、生殖本能も弱体化しますよ。生命力そのものも弱くなってしまう。フロイトも性的エネルギーという言葉を使っているくらいですから」
私「そうですね。それもまずい。男も女も、フニャフニャになってしまったら、それこそ人類、滅亡ですね」
K「じゃあ、前頭連合野を、今の2~3倍にすればいい。宇宙人のような頭になりますがね……」
私「でも、それも困るんですよ。女性の産道にも限界がありますから。今でさえ、出産は、たいへんな重労働。頭の大きさが2~3倍にもなったら、帝王切開でしか、子どもは生めなくなります。あるいは、思い切って、体外受精、人工胎盤で……という方法になりますね」
K「ゆくゆくはそうなるかもしれませんね。SF映画にも、そういうシーンがよく出てきます」

●結論

 では、どうするか。
もしあなたがVOTERとして、選ばれし人であり、どちらに投票するかと迫られたら、どうするか?
もっともそれほど深刻に考える必要はない。
人類の存亡を決定する……などと、気負うことはない。
あなたの無意識下の判断であり、たとえ決断をくだしたとしても、あなたには決断をくだしたという意識すら残らない。
それによって人間が滅亡したとしても、責任を感ずることもない。
何度も書くが、問いかけも、答えるのも、すべて無意識下でなされる。

 では、どうか?
静かに自分の心の中をのぞいてみる。

「私たち人間には、存続するだけに足りる価値があるや否や」と。

私「Kさんなら、どちらにしますか?」
K「……やっぱり、NOかなあ……。このままでは地球はメチャメチャになってしまうし……」
私「人間、一種類が滅ぶことで、つぎの時代に生物が残せるなら、私もやはりNOかなあ……」
K「でも、人間のような知的生物が滅ぶというのも、もったいないような気がします」
私「心配無用。神にせよ、宇宙人にせよ、遺伝子操作か何かで、またすぐ再生しますよ。それに遺伝子さえ保存しておけば、またいつでも人間を再生できます。人間という形ではないにしても、たとえば人間の遺伝子を、ほかの動物に組み込むとか……」
K「今度は、どの生物を改造しますか?」
私「そうですねエ……。ほ乳類の中では、馬かなあ……。草食動物だし……。難しいですねエ……」と。

 生存欲は常に、闘争欲をともなう。
闘争欲をともなわない生存欲はない。
その闘争欲が、知的生物を狂わす。
生きていること自体が、「罪」と考えてよい。
食卓で、魚を食べる。
肉を食べる。
つまりほかの生物を犠牲にしている。
その罪を、どう認識するか。
それを認識できる人を、善人といい、そうでない人を悪人という。

 あとはそれをどうコントロールするか。
それが大脳の前頭連合野の機能ということになる。
知性と理性の府。
つまりは思考力。
それをどう磨いていくか。

 もし人間に最後のチャンスがあるとするなら、今からでも遅くないから、知性と理性を磨く。
その努力を、神が、(宇宙人でもよいが)、知れば、最後のチャンスをくれるかもしれない。
そうでなければ、そうでない。

私「でも、こうして考えることは、無駄ではないと思いますよ」
K「荒唐無稽な話ですがね」
私「いや、私はね、地球というものを、その外に視点をおいて考えるのは、とても大切なことだと思うのです。それがSFであれ、なんであれ、構いません。視点を変えると、視野が広がります」と。

 最後はいつもの笑いで終わった。
「今度、みんなで集まりましょう」と、K氏は言った。
「どこか、カルト的な会になりそうですから、そこは慎重にね」と私。


(注※……テクタイト)(ウィキペディア百科事典より)

テクタイト(英: tektite、語源はギリシャ語の tektos --溶けた-- から)は、隕石衝突によって作られる天然ガラスである。成分は地球の鉱物と同じで、形状は円形のものや水滴形状のものが多いが、さまざまである。大きさは数センチのものもある。
起源については、地球で形成されたものかどうかで議論されたが、高速で衝突した巨大な隕石のエネルギーで蒸発気化した地表の石や砂などが、上空で急冷して固まったものだと考えられている。テクタイトが見られるのは、その起源から衝突クレーターの位置に関連し、また広く分布する。チェコで採集されるモルダバイト (moldavite) と呼ばれるテクタイトは、ネルトリンガー・リース(リース・クレーター)と関係するものである。


Hiroshi Hayashi+++++++June. 2011++++++はやし浩司・林浩司

●幼児と地図の学習(Study of Maps for preschool children Age 5)

自分の位置を、鳥瞰(かん)図的に空中から知るというのは、たいへん重要かつ、難解な作業。
江戸時代に描かれた地図などを見ても、斜め上方から見た地図が多い。
「真上から見る」というのは、それだけも画期的(革命的)なことであったにちがいない。
そんなことも少し頭のどこかに置きながら、今回のレッスンを観てもらえば、うれしい。
幼児の発達進度は、そのまま人類の発達進度そのままを表している。


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Hiroshi Hayashi+++++++June. 2011++++++はやし浩司・林浩司

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