2010年4月22日木曜日

Kenzi Tamaru

●田丸謙二先生

 昨日、田丸先生について原稿を書いた。
それを先生に送ると、返事が届いていた。

(私は先生についての原稿を書いたときには、
発表する前に、かならず、先生に前もって
原稿を届けるようにしている。
当然のこととして……。)

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林様: メール有り難うございました。私のホームページに短く書き足しました。 「八十を過ぎて…」の項の最後にです。何時お迎えが来るか、です。 
田丸謙二

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●先生のhpより

 『齢が八十を超えて来ると、何時お迎えが来る
かが気になります。いくら考えても分かる話ではない
のですが、遅かれ早かれ遠からずに何時かは寿命
が来ることは明らかなことです。それだけに自分の死
に対処することも気になりますし、死んだあとに後継
ぎの人たちが困らないように気を配ることにもなりま
す。やらなければいけないことはできるだけ翌日に
伸ばすことは避けなければという意味で気が短くセッ
カチにもなるわけです。自分の身体のどこかが痛ん
だりしても、いよいよ来たかとか、何かの前兆ではな
いかと気にもなるわけです。携帯電話には救急車を
呼ぶ番号、病院やタクシイのも入れておきます。よろ
け易くなっているだけにその注意も肝要です。一日一
日無事に過ぎるだけでも、毎日が感謝で満ちるように
もなるわけです。本当に有難いことです。
(2010年4月18日: 86歳)』

 何度も読んでいると、先生の一言一句が、そのまま私の
人生観の骨になっていく。
私にとって、田丸謙二先生というのは、そういう人である。


Hiroshi Hayashi+教育評論++April.2010++幼児教育+はやし浩司

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