2012年12月19日水曜日

129 日本の謎+中日ショッパー連載記事よりbyはやし浩司


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 子育て最前線の育児論byはやし浩司     12月  17日号

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【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
 
【中日ショッパー連載記事より】
 
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
 
中日ショッパー連載が、15回を迎えました。
原稿をまとめて、送ります。
 
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Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
 

●アルバムを大切に

 

 おとなは過去をなつかしむため、アルバムを見ますね。しかし子どもは、自分の未来を見るために、アルバムを見ます。ある子どもは父親の子どものころの写真を見て、こう言って驚いたそうです。

「パパも、子どもだったの!」と。

 が、それだけではありません。アルバムには、心をいやす作用があります。それもそのはず。悲しいときやつらいときを、写真にとって残す人は、少ないですね。つまりアルバムには、楽しい思い出がぎっしり。別の子どもは、学校でいやなことや、つらいことがあると、決まって、アルバムをのぞいていたそうです。

 そんなわけで、親子の絆(きずな)を太くするためにも、アルバムを、子どもの手の届く、部屋の中央に置いてみるとよいですよ。

 なおこんな笑い話しも。

ある子ども(幼稚園女児)は、両親の結婚式の写真を見て、こう怒ったそうです。

「どうして(いとこの)Sちゃんが写っているのに、私がいないの!」と。

 お母さんは、「あなたはここにいたのよ」と、自分のお腹を指さして、そう教えてあげたそうです。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

●親の仕事はすばらしいと言う

 

 「お父さんの仕事は、すばらしい」「お母さんの仕事はすばらしい」を、口ぐせにします。その一方で、仕事から帰ったら、「ああ、今日も楽しかった」を口ぐせにします。そういう親の姿勢を見ながら、子どもは自分の未来を作っていきます。が、それだけではありません。

 生き生きと楽しそうに仕事をしている親の姿ほど、子どもに安心感を与えるものはありません。またその安心感が、心の基盤になります。まちがっても、父親や母親の仕事をけなしたり、不平や不満を口にしてはいけません。

 「お父さんの給料が少ないから、みんなが困っているのよ」と。いわんや父親や母親の悪口、批判は、タブー中のタブー。子どもの心を暗くするばかりか、家族の心をバラバラにしてしまいます。

 平等とは、高次元な立場で、たがいを認めあうことをいいます。「お父さんのおかげで、私たちは生活できるのよ」「お母さんのおかげで、みんな楽しく過ごせるのだよ」と。

 中には家業を継いでもらいたいと願っている人もいますね。そうであるなら、なおさら、そうします。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

●名前を大切に

 

 子どもの名前は大切にします。「あなたの名前は、すばらしい」「いい名前だ」と。ことあるごとにそう言います。

 子どもは、自分の名前を大切にすることをとおして、自尊心、つまり自分を大切にする心を学びます。そしてその自尊心が、何かのことでつまずいたようなとき、子どもの進路を自動修正します。

 たとえば子どもの名前が、新聞や雑誌に載ったようなときは、それを切り抜き、高いところに張ったりする、など。そういう親の姿勢を見て、子どもは、名前のもつ意味を知ります。

 子どもの名前を茶化したり、からかったりするのは、タブーです。名前は、神聖不可侵の「人格」そのものと考えてください。

 が、こんな話しも。あるときたいへんじょうすに絵を描いた子ども(年中児)がいました。そこで私が花丸を描き、その横に「ごくろうさん」と書いてあげました。が、その子どもがメソメソと泣き出してしまったのです。で、「どうして?」と聞くと、こう言いました。

「ぼく、たくろうってんだ。ごくろうじゃ、ない」と。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

●計算力は速数えで

 

 1~30まで数えられるようになったら、速数えの練習をします。

「ひとつ、ふたつ、みっつ…」から、「イチ、ニ、サン…」と。さらには、「イ、ニ、サ…」と。

 少し訓練すると、数を信号化し、「ピッ、ピッ、ピッ…」と数えられるようになります。それができるようになれば、たとえば「2+3」も、「ピッ、ピッ、ピッ…」と計算できるようになります。

 方法としては、手をパンパンと叩き、それを数えさせる、丸を描いた紙を見せ、それを速く数えさせる、など。3~5秒で、10まで数えられるようにするとよいでしょう(年中児)。

 なお年長児になったら、「口を閉じて数えてね」と、頭の中で数えさせる練習もしておくと、あとあと計算力のすぐれた子どもになります。

 なお計算力と「数の力」は、まったく別です。計算力があるから、数の力があるということにはなりません。数の力…つまり「減った」「増えた」「得した」「損をした」の感覚は、日常的な生活の場で養われます。そのためには、子どもの生活を、ややハングリーな状態にするのがコツです。

 

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

●欠点は、ほめる

 子どもに何か、欠点を見つけたら、ほめます。たとえば参観授業で、ほとんど手をあげなかったとしても、「手をもっと、あげなさい」ではなく、「この前より、手がよくあがるようになったわね」と言うなど。子どもが皆の前で発表したようなときも、そうです。「大きな声で言えるようになったわね」と。押してだめなら、思い切って引いてみます。

 子どもは、自分を認めてくれる人の前では、自分のよい面を見せようとします。(おとなも、そうですが…。)さらに英語の格言にも、「相手は自分が相手を思うように、自分を思う」というのがあります。

 これを心理学の世界では、好意の返報性と言います。つまりあなたが自分の子どもをすばらしい、いい子だと思っていると、子どももまた、あなたという親を、すばらしい、いい親だと思うものです。そうでなければそうでない。やがて悪循環の中で、親の子の心はバラバラになっていきます。

 なお子どもを伸ばすコツは、得意面をさらに伸ばす、です。得意面が伸びれば、不得意面も自然とあとから伸びてきます。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

●お父さんの役割

 

 母親と子どもの関係は、絶対的なものです。母親は子どもを宿し、産み、そのあと乳をくれます。しかしその一方で、母子関係が濃密過ぎるのも、これまた問題です。子どもは、ナヨナヨとした性格のまま、自立できなくなってしまう可能性もあります。で、そこで父親の登場です。

 イギリスではこう教えます。「子どもを産み、育てるのは母親だが、子どもに狩りの仕方を教えるのは父親」と。

 発達心理学の世界でも、

(1)母子関係の是正、

(2)社会性の構築、と。

 つまり濃密になりがちな母子関係にクサビを打込み、同時に社会性(=狩りの仕方)を教える。それが父親の役割、とです。

 なお年齢的には、満10歳前後から、子どもは親離れを始めます。男児だと、学校での話しをしなくなる。女児だと、お父さんとの入浴をいやがるようになる、など。

 親としてはさみしい時期ということになりますが、子育ての目標は、「よき家庭人として自立させること」(欧米)です。けっしてベタベタの親子関係が望ましいわけではありません。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【親や先生の悪口はタブー】
 心理学の世界にも、「三角関係」という言葉がある。わかりやすく言えば、父親、母親、子どもの関係が、それぞれバラバラになった状態をいう。

 よくあるのは、母親が父親の悪口を言うケース。「お父さんの給料が少ないから、生活が苦しいのよ」「あなたはお父さんのようにならないでね」と。 

 母親は同情を買うためにそう言うかもしれない。子どもはそのときは、それに同調するかもしれない。が、やがて母親の指示にも、父親の指示にも従わなくなる。つまりこの時点で、家庭教育は、崩壊する。

 同じように、園や学校の先生の悪口、批判もタブー。同調するのもタブー。子どもが先生の悪口を言ったら、すかさず、こう言う。「それは、あなたが悪いからでしょ」と。

 先生の悪口を言ったり、批判したりすると、子どもは先生の指示に従わなくなる。

 教育というのは、信頼関係で成り立つ。その信頼関係が崩壊したら、先生とて生身の人間。やる気をなくす。これは子どもにとっても、たいへん不幸なことと考えてよい。 

 なお先生に問題があるときには、子どもとは関係のない世界で、おとなどうしで解決する。

 たがいに高い次元で、尊敬しあう。それを平等という。「あなたのお父さんはすばらしい人よ」「あなたの先生はすばらしい人よ」を、口ぐせにする。


Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【逃げ場を大切に】
 どんな動物にも、最後の逃げ場というのがある。子どもも、またしかり。子どもは、その
逃げ場に逃げ込むことによって、身の安全をはかり、心をいやす。たいていは自分の部屋
ということになる。

 その逃げ場を荒らすようになると、子どもの心は、一挙に不安定になる。だから子どもが逃げ場に入ったら、その逃げ場を荒らすようなことはしてはいけない。追いつめ、叱ったり説教したりしてはいけない。それが日常化すると、「家出」ということにもなりかねない。

 ある子どもは、トイレや公園の電話ボックスに逃げていた。犬小屋の中に逃げていた子どももいた。

 同じように、子どもとて、1人の「人格者」。中には子どもの机の中まで調べる親がいる。それがいかに不愉快なものであるかは、逆の立場で考えてみればわかるはず。

 …というような話を、ある会場でしたら、「親子の間で秘密は作らない方がいい」と言った母親がいた。が、個人の尊厳と秘密は、区別する。守るべきは個人の尊厳。さらに言えば、信頼関係。相手の秘密が気になるようであれば、すでにたがいの信頼関係は、危機的状態とみる。友人や夫婦の関係も同じ。

 子どもが逃げ場に入ったら、そっとしておく。しばらくすると、子どもは心をとりなおし、そこから出てくる。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【赤ちゃん返りに注意】
 年長6歳児にぬいぐるみを見せると、「かわいい」と言って、やさしそうな表情を見せる子どもが、約80%。しかし残りの20%は、ほとんど反応を示さないか、中には、キックしてくる子どももいる。

 一般的に豊かな愛情に包まれて育った子どもは、心が穏やかで、やさしくなる。そうでなければ、そうでない。とくに気をつけたいのが、嫉妬。

 たとえば下の子どもが生まれたりすると、ばあいによっては、上の子どもがはげしく嫉妬することがある。その嫉妬が心をゆがめる。「赤ちゃん返り」という現象も、それによって生まれる。

 ネチネチと赤ちゃんぽくなるタイプと、下の子に攻撃的な暴力を繰り返すタイプがある。「突然、下の子が生まれた」という状況にすると、そうなりやすい。親は「平等にかわいがっています」と言うが、下の子にしてみれば、それまでの愛情が半分に減らされたことが不満。

 なお赤ちゃん返りは、本能的な部分で原発的に起きる現象なため、叱ったり、説教したりしても、意味はない。症状がひどいようであれば、もう一度、100%の上の子に愛情を注ぎなおしてみる。「求めてきたときが与えどき」と心得る。「あとでね…」「今、忙しいの」は、禁句。すかさずぐいと抱いてやる。それだけで子どもは落ち着く。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【国語力は母親が決める】
 子どもの国語力は、母親の会話力によって決まる。たとえば幼稚園バスがやってきたとき、母親が「ほらほら、バス。ハンカチ? 帽子? 急いで」というような言い方をしていて、どうして子どもに、国語力が育つというのか。そういうときは、めんどうでも、「バスがきます。あなたは急いで、外に行きます。ハンカチをもっていますか。帽子をかぶっていますか」と話す。

 あるいは夕日を見ても、「すてきね」「すばらしいわ」「美しいわね」と、いろいろな言い方で表現してみせる。みせるだけでは足りない。実際、子どもに使わせてみる。

 相手が乳幼児でも、幼稚発音、幼児語(たとえば自動車を「ブーブー」)を使う必要はない。

 また世界広しといえども、幼児期に発音教育をしないのは、この日本。「口をしっかりと動かし」「息をたくさん吐き」「あいまいな音を避ける」。もちろん正しい発音で!

 最近では、「メリー・クリスマス」と言うときでも、鼻から「メリー・クリスモ~ス」という話し方をする女性がいる。流行語、あるいは流行的な言い方というのは、その時代のアワのようなもの。使うとしても、心のどこかで一線を引く。

 国語力は、ほかの科目のでき・ふできにも、大きな影響を与える。小学3年生レベルで、算数の応用問題が読み切れない子どもは、30%はいる。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【許して、忘れる】
 親の愛にも3種類、ある。まず本能的な愛。親は子どもがかわいいしぐさをして見せると、いたたまれない気持ちになる。

 つぎに代償的愛。子どもを自分の支配下の置き、自分の思い通りにしたいと願う。一見、愛だが、愛ではない。よい例が子どもの受験競争に奔走する親。

 3つ目が、真の愛。その真の愛の深さは、どこまで子どもを許して忘れるかで、決まる。英語では、『forgive & forget 』という。
 この単語をよく見ると、「与えるために、許し、得るために忘れる」とも訳せる。(forgive= 許す、 forget=忘れる。「フォ・ギブは、与えるため」、「フォ・ゲッは、得るため」とも訳せる。)
子どもに愛を与えるために、親は許し、子どもから愛を得るために、親は忘れるということになる。
 子育てをしていて、袋小路に入り、行きづまりを覚えたら、この言葉を思い出してほしい。心が軽くなるはずである。
 ただし一言。「許して、忘れる」は、相手に対してはできる。しかし自分に対しては、できない。たとえば親バカ。必要以上のことをしてしまい、子どもがドラ息子、ドラ娘になったとき、親は、深い悔恨の念に襲われる。

そういうとき、親は、自分を許し、忘れることはできない。悶々とした罪の意識を背負って生きる。そのためにも、親自身も、日々に努力し、賢くなる。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【袋小路の3原則】

 ときとして親は、袋小路に入る。そういうときの3原則。

(1)子どもの横を歩く
 親には、三つの役目がある。ガイドとして、前を歩く。プロテクター(保護者)として、うしろを歩く。そして友として、子どもの横を歩く。

(2)ほどよい親である
 やりすぎない。子どもが求めてきたら、与えどきと考えて、そのときは、ていねいに答えてやる。昔から『肥料のやりすぎは、根を枯らす』という。
 いつも、「子どもがそれを求めているか」ということを、自分に問いかけながら、子どもに対処するとよい。手のかけすぎ、サービス過剰は、かえって、子ども自身が自ら伸びていく芽をつんでしまうことになる。
(3)暖かい無視
 親の過剰期待、過関心、過干渉ほど、子どもの負担になるものはない。「まあ、うちの子は、こんなもの。親が親だから…」という割りきりが、子どもを伸ばす。
 親は、いつも子どもから一歩退いた位置で、子どもを見守る。野生動物保護団体には、『暖かい無視』という言葉がある。その言葉は、そのまま、子育てにも当てはまる。
 ちょっと心配のしすぎかな? 手のかけすぎかな? と、感じたら、心のどこかで、暖かい無視を思い浮かべる。子どもを暖かい愛情で包みながら、無視する。


Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【崩壊する、家族意識】

 「将来親のめんどうをみる」と考えている若者は、30%もいない。同時に親のようになりたくないと考えている中高校生は、60%もいる(内閣府)。

 もし今、あなたが「私はだいじょうぶ。私たち親子の絆は絶対」と思っているなら、それは幻想。今、親に感謝しながら、高校や大学へ通っている子どもは、ゼロ。これを私は、「家族崩壊」という。

 もっとも欧米社会では、家族崩壊は、常態化している。「家族」というときは、そこには祖父母の姿は、ない。それを前提として、その分、介護制度も完備している。が、この日本では、そうでない。意識だけが欧米化し、制度がそれに追いついていない。その結果が、孤独死、無縁死ということになる。

 日本の公的教育支出費は、世界でも最低(OECD)。その分、親の負担が大きいということ。『子ども大学生、親、貧乏盛り』ともいう。退職時に貯金ゼロという家庭が、50%もある(F投信調査)。が、親は爪に灯ををともすようにして、子どもの学費を送りつづける。

 が、子どもがやっと社会人になったと思ったら、ドカッとそこに待っているのは、老後。だから私はこう言う。

 「親として、必要なことはしなさい。しかし限度をしっかりとわきまえなさい。余裕があったら、自分の老後を先に考えなさい」と。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【子どもを伸ばす三種の神器】

 ウソ、悪口、盗み。この3つを子どもを伸ばす3種の神器という。

 それを奨励せよというわけではないが、それができないほどまでに、子どもを抑え込んでしまっていけない。子どもはこれら3つを通して、おとなを操ることを覚え、おとなのもつ優位性を打破する。自立期(幼児期後期・4~6歳)の重要なテーマと考える(エリクソン)。

 まず、ウソ。代表的なものにウソ寝、ウソ泣きがある。2歳ごろから始まる。

 つぎに悪口。親に向かって「クソババア」と言ったりする。

私に向かっても、「ジジイ」とか言ったりする。そこで私のばあい、つぎのように指導する。

私「もっと悪い言葉を教えてやろうか。でも使ってはだめ」

子「教えて、使わないから」

私「…ビダンシ(美男子)…」

子「ビダンシ、ビダンシ!」と。

 盗みについては、「欲望」と深くからんでいる。慎重な指導が必要。子どものばあい、金銭欲は、年長から小学2年生くらいまでの間に完成する。幼児のころは、100円の菓子で満足していた子どもでも、小学生になると1000円、中学生になると1万円……とエスカレートしやすい。

 親は軽い気持ちで、100円のものを買い与えるが、そによって子どもは、「お金によって欲望を満足させる」ことを覚える。それが盗みにつながる。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【抑圧が作る、心の別室】

 Aさん夫婦は、ともに75歳。が、夫婦げんかになると、40年前、50年前の話を持ち出す。

「あのとき、お前はア!」「あなただってエ!」と。

 強い不平や不満があると、人は心の別室を作り、それをそこへ押し込む。こうした現象を心理学の世界では『抑圧』という言葉を使って説明する。この抑圧には、時効が効かない。40年でも、50年でも、心の別室にそのまま残る。

 またワープロの世界でいう、上書きも効かない。そのあといくら楽しい思い出があったとしても、心の別室にあるため、そのまま残る。残って、時折、顔を出す。「こんなオレにしたのは、テメエだア!」と。

 子どもの世界では、心の別室を作らせない。そのつど、不平や不満を吐き出させる。またそれが自然な形でできる子どもを、素直な子どもという。

 が、一度作ると、子どもは仮面をかぶるようになる。いい子ぶるようになる。見た目には、従順で穏やか。しかしその裏で、不平や不満をためこむ。が、そのままですむことはない。先にも書いたように、折りにつけ爆発する。ふつうの爆発ではない。錯乱状態になる。

 で、もしあなたが、「うちの子は何を考えているかわからない」「話しかけるのもこわい」と感じているようなら、一度、育児姿勢が強圧的、威圧的になっていないか、反省してみる。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【親子の絆(きずな)論】

 イギリスでは、『釣りザオを買ってやるより、いっしょに釣りに行け』と教える。子どもの心をつかみたかったら、「モノより思い出というわけである。

 が、この日本では、「より高価なものを買って与えれば、それだけ子どもは喜ぶはず。親子の絆も太くなるはず」と考える傾向がある。しかしこれは幻想。むしろ逆効果。子どもはかえってドラ息子、ドラ娘化する。

 自分勝手で、わがまま。自分のことしかしない。享楽的で、忍耐力もない。思い通りにならないと気がすまない。根気もつづかない。

 そもそも物欲は、中毒化しやすい。わかりやすく言えば、アルコール中毒、ニコチン中毒と同じ。それがほしいから求めるのではなく、(得た)という満足感を得るために、求める。そうなると、いくら買い与えても、キリがない…という状態になる。

 さらに言えば、親子の絆を深めるのは、「苦労」ということになる。ともに苦労をしたという思いが、絆を深める。そのためにも、「いっしょに釣りに行け」となる。ためしにこんなテストをしてみてほしい。

 あなたの子どもの目の前で、重い荷物を苦しそうに運んで見せてみる。そのとき、「お母さん、もってあげる!」と言って助けにくればよし。そうでなければ、親子の絆はかなり細い…とみる。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【マシュマロ・テスト】

 2~4歳児といえば、幼児期前期。「自律期」(エリクソン)に相当する。

 その4歳児を対称に、1960年代、スタンフォード大学で興味ある実験がなされた。それがマシュマロ・テストである。試験官が、こう指示する。

 「テーブルの上にマシュマロが1個ある。食べたい人は、食べていい。でも、おじちゃんが帰ってくるまでがまんできた人には、マシュマロを2個あげる」と。

 このテストでは、マシュマロを食べた子どもと、がまんして2個手にした子どもの2つのグループにはっきり分かれた。

 で、このテストの興味深いところは、その後、長い年月をかけて追跡調査がなされたという点にある。

 がまんしてマシュマロを2個手にした子どもは、その後、SAT(大学入試検定試験)でも、200点以上の差をつけ、社会人になってからも、責任ある地位で責任ある仕事をするようになったという(ゴールドマン)。

 子どもにとって忍耐力というのは、「いやなことをする力」をいう。マシュマロを食べないでがまんできた子どもには、その忍耐力(情動の自己規制力)が備わっていたということになる。そのためにはどうするか。

 子どもは使う。家事の緊張感の中に巻き込む。自律期の最大のテーマということになる。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【アルバム&名前を大切に】
 おとなは過去をなつかしんで、アルバムを見る。しかし子どもは、自分の未来を見るため
に、アルバムを見る。が、それだけではない。アルバムには、心をいやす作用がある。ある子ども(小学生)は、何かいやなことや、つらいことがあると、いつもアルバムを開いて見ていた。それもそのはず。悲しいときやつらいときを、写真にとって残す人は、いない。つまりアルバムには、楽しい思い出がぎっしりと詰まっている。

 そんなわけで、親子の絆(きずな)を太くするためにも、アルバムを、部屋の中央に置いておくとよい。
 ついでに、名前。子どもの名前は大切にする。「あなたの名前は、すばらしい」「いい名前だ」と、ことあるごとに言う。子どもは、自分の名前を大切にすることをとおして、自尊心を学ぶ。そしてその自尊心が、何かのことでつまずいたようなとき、子どもの進路を、自動修正する。

 たとえば子どもの名前が、新聞や雑誌に載ったようなときは、それを切り抜いて、高いところに張ったりする。そういう親の姿勢を見て、子どもは、名前のもつ意味を知る。

 心理学の世界では、これを「自己評価力」という。「私はすばらしい」「できる」と信じている子どもには、プラスの力(強化の原理)が働き、ますます前向きに伸びていく。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【子どもの体で考える】

 体重10キロの子どもに缶ジュースを一本与えるということは、体重50キロのおとなが、5本、飲む量に等しい。体重20キロの子どもがソフトクリーム1個食べることは、体重60キロのおとなが、3個、食べる量に等しい。そんな量を子どもに与えておきながら、「どうしてうちの子は、小食なのかしら」は、ない。子どもに与える量は、子どもの体で考える。

 とくに注意したいのが、白砂糖。「砂糖は白い麻薬」ともいう。砂糖を多量に摂取すると、インシュリンが分泌される。血糖値がさがったあとも、さらにインシュリンは、血中に残り、血糖値をさげる。結果として、子どもは低血糖になり、低血糖児特有の症状(イライラしたり、カッとキレやすくなったりする)が現れる。脳の抑制命令が変調するためと考えられている。

 さらに最近の研究によれば、「砂糖断ち」をすると、麻薬に似た禁断症状が現れることもわかってきた(アメリカの国立薬物乱用研究所、N・D・ボルコフ)。使うとしても、精製されていない黒砂糖を使うとよい。

 なお子どもの小食は、母親の買い物習慣を改めないと直らない。しばらくは母親も注意して減らすが、それが過ぎるとまた以前の買い物習慣が顔を出す。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【ペルソナとシャドー】

 だれしも何かの仮面(ペルソナ)をかぶる。ビジネスのときは、とくにそうだ。それはそれでしかたのないこと。大切なことは、それを仮面と意識し、家に帰ったら、それを脱ぐこと。

それを忘れると、本当の自分がどれなのか、それがわからなくなる。

 で、中に、すごく人間味あふれる親を演ずる人がいる。やさしく穏やかで、話し方も温かい。「私、ひとり住まいの老人を見ると、放っておけなくて…」と言っては、ボランティア活動の自慢話を始める。

 が、他人はだませても、自分の子どもはだませない。子どもはうしろから、いつも親を見る。そして親が隠している、邪悪なシャドー(影)を、そのまま引き継いでしまう(ユング)。

 こうしてすばらしい親(?)から、信じられないほど、邪悪な子どもが生まれる。欧米では、牧師による性犯罪が話題にならない日がない。牧師の子どもほど、非行に走りやすいとよく言われる。では、どうするか。

 子どもがそこにいても、いなくても、ルールを守る。ウソはつかない。この2つだけをかたくなに守る。それが10年、20年とつづいたとき、その人の人格になる。またそれを見て、子どもは親を評価するようになる。「私の母は、すばらしい人だった」と。もちろんあなたの子どもも、すばらしい子どもになる。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【心の持病】

 若いときは、何かの持病があっても、それを気力でカバーすることができる。が、歳を取ると、それがドッと表に出てくる。

 同じように、邪悪な「私」も、歳を取ると、それがドッと表に出てくる。いわゆる「地」が出てくる。これがこわい。

 それがよいものであれば、それでよし。そうでなければ、結局はあなた自身が、みなから見放される。

 そこで釈迦は「精進」という言葉を使った。たゆみない努力こそが重要、と。それは健康論に似ている。

 究極の健康法というのはない。1週間もだらければ、その時点から健康は下り坂に向かう。同じように、究極の境地というのはない。1週間もだらければ、その時点から精神は下り坂に向かう。

 さらに人も40歳を過ぎると、脳みその底に穴があいたような状態になる。知識や知恵、経験は容赦なく、そこからこぼれ出て行く。ではどうするか。

 日々に、親は親として、自分を磨く。こぼれ出る以上のものを、補給していく。つまり日々に鍛錬、あるのみ。

 もしあなたが、妬みやすい、いじけやすい、ひがみやすい、意地悪、ウソつき…ということであれば、日々にそれと闘う。あなたの子どもは、それを見て、すばらしい子どもになる。『子は親の背中を見て育つ』というのは、そういう意味。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【タイタニック・シンドローム】

 恋愛こそ、すべて。人生の一大事。恋愛したとたん、何か大偉業でも成し遂げたかのように錯覚する。これを「タイタニック・シンドローム」、つまり恋愛至上主義という。

 今や、結婚についても、親に相談したり、親の許可を求める若者は、まずいない。ある日突然、相手を連れてきて、「結婚します」と。

 まさに問答無用。が、その程度の恋愛なら、そこらのイヌやネコでもしている。恋愛も、脳内ホルモンの作用によって起こることがわかっている。フェニルエチルアミンというホルモンである。賞味期限は、せいぜい3~4年。そのせいか、離婚率もウナギ登り。平成19年度に結婚した人の数が約72万人に対して、離婚した人の数は25万5000人(厚労省)。単純に25万人を72万人で割ってみると、離婚率は、35・4%!

 が、タイタニック・シンドロームも、つまるところ、ドラ娘・ドラ息子症候群のひとつと考えてよい。欲望の趣くまま行動し、理性によるブレーキがきかない。日本の若者…というより、日本人は、飽食とぜいたくの中で自分を見失ってしまった。よい年齢のオバチャンたちが、韓流スターを追いかけ回したりする。そういうことをしながら、みじんも恥じない。

 恋愛至上主義は、亡国への第一歩。強く警戒したい。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【同一性の確立】

 「こうありたい」という自己像。が、そこには現実の自分がいる。この両者が一致した状態を、「同一性の確立」という。思春期最大のテーマである(エリクソン)。

 同一性の確立した子どもは、ものの考え方が前向き、かつ積極的。非行に対しても強い抵抗力を示す。そうでなければ、そうでない。

 が、これは何も子どもだけの問題ではない。退職後の私たちの問題でもある。

 よく誤解されるが、庭いじりと孫の世話。それはけっして老後の理想の姿ではない。退職後であっても、道なき人生を歩む苦しみに、変わりはない。そこで私たちは、(すべきこと)を発見し、そこに自分を統合させていく。これを「統合性の確立」という。

 が、(すべきこと)を発見するのは、むずかしい。それこそ20年単位の準備期間が必要である。そこでエリクソンは、遅くとも人生の正午と言われる40歳ごろから、その準備をせよと教える。

 で、子どもを伸ばす、三種の神器といえば、夢、目的、希望。しかし今、夢のない中学生がふえている。「明日は、きっといいことがある」と思って、一日を終える子どもは、男子30%、女子35%にすぎない(「日本社会子ども学会」、04年)。これでは同一性の確立など、望むべくもない。

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【子どもの人格と完成度】(1)

 今、思春期の子どもの心の中では、猛烈な「生的エネルギー」(ユング)が、わき起こっている。
 最近の研究によれば、脳の中の視床下部というところが、どうやらそういった信号の発信源ということがわかってきた(サイエンス誌・08年)。その視床下部からの命令を受けて、ドーパミンという脳間伝達物質が放出される。
 このドーパミンが、脳の中の線条体というところを刺激すると、猛烈な(欲望)となって、その子ども(人)を支配する。ふつうの反応ではない。そうした欲望をコントロールするのが、大脳の前頭前野(理性の中枢部)ということになる。が、「意志の力だけで、こうした衝動を克服するのはむずかしい」(N・D・ボルコフ)。

 もちろん欲望といっても、その内容はさまざま。性欲のほか、食欲、生存欲、物欲、支配欲に始まって、もろもろの快楽追求もその中に含まれる。わかりやすく言えば、脳の中で、どのような受容体が形成されるかによって決まる。たとえばアルコール中毒患者やニコチン中毒患者は、それぞれ別の受容体が形成されることがわかっている。
 では、どうするか? そこでEQ論の登場ということになる。「情動の知能指数」と訳されているが、わかりやすく言えば、「人格の完成度」。(つづく)

 

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 

【子どもの人格と完成度】(2)

 EQ論では、つぎの3つを重要視する(P.サロベイ)。

(1) 自己管理能力
(2) 良好な対人関係
(3) 他者との良好な共感性
 その中でもとくに重要なのが、自己管理能力。その自己管理能力は、どこまで(1)自分で考え、(2)自分で行動し、(3)自分で責任を取るかによって決まる。

 親の過干渉、過関心が度を越せば、子どもは自分で考えられなくなる。非常識な行動をする。

 親の過保護が度を越せば、自分で行動できなくなる。いわゆる「温室育ち」になる。

 また親の溺愛が度を越せば、依存性、服従性が強くなり、その分だけ、行動に責任を取らなくなる。

(A)小遣いを手にしたとき、将来の自分の夢を達成するために、それを貯金に回す。あるいはささいなことでもルールを守り、約束を守る。疲れていても、家事の手伝いなど、やるべきことは、きちんとやる。
(B)小遣いを手にしても、そのときどきに欲しいものがあると、使ってしまう。家庭の中でもルールなど、あってないようなもの。約束を守るということは、まずない。「疲れている」「やりたくない」という言葉をよく使い、家事を手伝わない。
 (A)のようであれば、あなたは自分の子どもを、「すばらしい子ども」と自信をもってよい。

 
【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
 
【日本の謎】90度の線でつながる、日本の文明
 
img756
 
129 Mystery of Japan and the answer to the Mystery of Yamataikoku
(日本の謎+邪馬台国の答)
 
Mystery of Ashitakeyama-Nintoku-Izumo Taisha-Minakamisan-Fujisan-Dazaifu Tenmangu-Usa Shrine-Saitohara, all in Lines with angle of 90 degrees.
Also here is the answer to Yamataikoku, Japan.
 
 
http://youtu.be/grVs7Vplv_I
 
葦嶽山ー出雲大社ー皆神山ー富士山ー座剤府天満宮ー宇佐大社ー西都原古墳群ー仁徳陵を、90度でつなぐ謎の線について。
またこのビデオの中で、邪馬台国の謎についての答を、証拠を添えて説明します。
 
アイデアの転用、盗用、流用を固く禁止します。
Dec.,19th 2012
 
(はやし浩司育,教育,林 浩司,林浩司,Hiroshi Hayashi,幼児教育、教育評論,幼児教育評論,はやし浩司,Hiroshi Hayashi,浜松,浜松市,幼児教室,幼児教育,教育評論,謎の点と線 はやし浩司 葦嶽山ー出雲大社ー皆神山ー富士山ー座剤府天満宮ー宇佐大社ー西都原古墳群ー仁徳陵)
 
 
【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
 
休みます。
 
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