2012年2月5日日曜日

*Japan vs Korea Economic War

●ダイワロイネットホテル(浜松)

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

今夜は、ダイワロイネットホテルに一泊。
浜松市内の駅前。
東宝シネマ劇場からも、歩いて1分。
「寒空を歩いて帰るのも……」ということで、
ダイワロイネットホテル(浜松)に1泊。
1泊1名、3700円前後。

先月、三島市のドーミーインホテルに一泊した。
そのときもハイテク機能に驚いた。
が、ここダイワロイネットホテルも、それに負けずハイテク。
エレベーターも、カードがないと、作動しない。

で、さっそく、会員に……。
その場でのこと。
住所、名前、生年月日、電話番号など、詳しく聞かれた。
で、私が、「こんなホテルから何か連絡が届くと、離婚されてしまうよ」と一言。
それを言うと、フロントの女性が笑ってこう答えた。
「いえ、何も送りませんから、ご安心ください」と。

それを聞いて、横に立っていたワイフが笑った。
フロントに立っていた、ほかの2人の従業員も、声を殺して、笑った。
私も笑った。

それにしても、ホテルも日進月歩。
驚いた。

これから近くのレストランで夕食。
そのあと映画を見る。
タイトルは、『ペントハウス』。

……窓の外には、アクトタワーが見える。
それを見てワイフがこう言った。
「いつか、あそこに泊まりたいわ」と。

若いころは、デートはしたくても、できなかった。
お金がなかった。
暇がなかった。
やっと今、それができる。

ワーイ!

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●戦艦大和(TAMIYA 350分の1)

 息子が、TAMIYAの「戦艦大和」を作っている。
プラモデル。
350分の1。
巨大!

 その模型を見ながら、毎晩のように会話がはずむ。
戦艦大和については、私も詳しい。
息子も詳しい。
……ということで、近く、広島県呉市にある、「大和ミュージアム」※に行くことにした。
新幹線で行けば、3時間半。

(注※……呉市宝町5-20、呉市海事歴史科学館)

●美し過ぎる

 戦艦大和は沖縄への特攻作戦のため、出動した。
その途中で、アメリカ軍の猛攻撃を受け、沈没した。
息子が今作っている戦艦大和は、その「特攻仕様」。
それを見ながら、こう思った。

「美し過ぎる」と。

●土嚢(どのう)

 こんな評論を書いた人間はいない。
日本でも、私が、最初と思う。
つまり戦艦大和は、美し過ぎる。
こういうこと。

 戦艦大和は、「特攻」を目的として出撃した。
当然、アメリカ軍の攻撃を予想していた。
だったら、どうしてもっと泥臭い仕様にしなかったのか?

 私なら、甲板に、土嚢を山のように積み上げる。
塹壕のように、それを並べる。
その間に、所狭しと、機銃を並べる。
土嚢を積めば、(あくまでも結果論だが)、直撃弾を避けることもできたはず。
戦艦大和は、その直撃弾が、爆弾倉庫に落ち、爆発、沈没した。

 が、戦艦大和は、美し過ぎるほど、美しい。
並べられた機銃も、規格通りのものばかり。

●官僚主義

 こういうのを官僚主義という。
たとえば学校の校舎にしても、美し過ぎる。
整然と並んだ校舎。
規格通りの校舎。
きれいに舗装された通路。
運動場、などなど。

 昔、私が知っていたような泥臭さが、どこにもない。
「人間臭さ」と書き換えてもよい。
つまり(でき過ぎ)。

 こんな話がある。

 英語教育の講師としてやってきた、オーストラリア人が、こう話してくれた。

ある日、子どもたちを連れて、近くの公園へ行こうとした。
オーストラリアの学校なら、みな、そうしている。
が、それを止めたのが、その学校の校長。
校長がやってきて、それは、だめ、と。
理由を聞いても、だめと言うだけで、何も話してくれなかった、と。

 そこで私に、「どうして?」と。
みなさんなら、この答はわかるはず。

●特攻作戦

 いいか、特攻作戦だぞ。
殺し合いだぞ。
そんな修羅場に、化粧してでかける戦艦があるか!
私ならなりふり構わず、戦闘態勢で出かける。
それが先に書いた、「土嚢」である。

●豆腐型人間

 総じて言えば、今、この日本から、その泥臭さが消えてしまった。
みながみな、美し過ぎる。
管理、管理、また管理。
何をするにも、管理、管理、また管理。

 その結果、日本人全体が、キバを抜かれた子犬のようになってしまった。
私は「豆腐型人間」と呼んでいる。
野生臭さがなく、おとなしい。
もちろん子どもの世界とて、例外ではない。
昔風の(わんぱく少年)が消えて、もう30年になる。
(ガキ大将)が消えて、もう40年になる。

 だいたい学校の先生ですら、みな、おとなしすぎる。(失礼!)。

●日韓経済戦争

 野生臭の復活。
それがこの日本を再生させるゆいいつの方法。
たとえば……。

 今朝の報道によれば、あのパナソニックですら、7000億円の赤字という。
他の電気メーカーも、似たような状況。
テレビ事業からの撤退が、大きく響いた。

 敵は言わずと知れた、「韓国」。
だったら、日本は、なぜ戦争をしないのか?
経済戦争という戦争である。

 いい子ぶって、何もしない。
お人好しを繰り返しているだけで、何もしない。

その韓国は、東京で日本円を借り、それを資金に、事業をどんどんと拡大している。
私が日本の総理大臣なら、ウォン高に誘導し、資金の貸し出しを規制する。
表だって、それができないなら、裏で、すればよい。
陰謀と策略で、それをすればよい。
それが「泥臭さ」。
国際政治。

 それともこの日本は、韓国の、するがままに任せ、それでよいのか。
指をくわえて、それを見ているだけでよいのか。

が、本当の勝者は、アメリカ。
韓国の銀行は、そのほとんどがアメリカの資本下にある※。
つまりアメリカは韓国を操り人形にし、この日本から利益を吸い上げている。

 ……というようなことは、12年も前から書いてきた。
うそだと思うなら、「はやし浩司 日韓経済戦争」で検索をかけてみればよい。

【注※……韓国の銀行の外資比率

大手7行の株主保有構造(外資比率:1997年末→2005年末,主要株主)

・国民銀行★
外資比率:41.2%→85.68% 主要株主:Bank of New York(15.21%)

・ウリィ銀行
外資比率: 8.6%→11.10% 主要株主:ウリィフィナンシャルグループ(韓国預金保険公社)(77.97%)

・ハナ銀行★
外資比率:21.3%→72.27% 主要株主:ゴールドマンサックス(9.34%)

・新韓銀行
 外資比率:23.4%→57.05% 主要株主:新韓フィナンシャルグループ(100%)

・韓国外韓銀行★
 外資比率: 2.7%→74.16% 主要株主:ローンスター(50.53%)

・韓美銀行★
 外資比率:29.4%→99.90% 主要株主:シティグループ(99.91%)

・第一銀行★
 外資比率: 0.1%→100.0% 主要株主:スタンダード・チャータード(100%)
(ソース:信金中金月報 2006年10月第12号)

 以上、この中で、韓国の銀行のほとんどが、アメリカの資本下にあることに注目。
表中(★)でそれを示しておいた。
つまりヒュンダイ(自動車)にしても、サムスン物産にしても、アメリカの会社。
そう思っても、まちがいない。】

●殺し合い

 再び、戦艦大和。
沖縄特攻作戦。
が、中身は、殺し合い。
だったら、どんな卑怯な手を使ってもよかったはず。

(1) 長いひもをつけた気球を無数に、あげる……上空からの飛行機による攻撃を避ける。
(2) 周囲の駆逐艦に、煙幕をもうもうとあげさせる……敵の飛行機の視界をさえぎる。
(3) ダミーの木造戦艦を並べる……敵の攻撃を分散させる。

 ほかにもいろいろあるだろう。
どこかマンガぽい発想だが、知れば知るほど、あの特攻作戦は、美し過ぎる。
まさかとは思いたいが、これも「武士の美学」なのか?
そう言えば、先日見た映画、『山本五十六』の中にも、こんなセリフがあった。
山本五十六が、こう言う。

「たとえ寝込みを襲うにしても、武士たるもの、枕を蹴り、相手を起こしてから切る」と。
(記憶によるものなので、不正確。)

 そのときは、なかなかかっこいいことを言うと感心した。
しかしそれはどうか。
はじめから戦争するつもりなら、こんなきれいごとは、通用しない。

 真珠湾攻撃にしても、そうだ。
奇襲作戦で、襲う。
飛行機の日の丸は、すべて消す。
あとになってそれが問題になったら、日本は、「知らぬ、存ぜぬ」で通せばよい。
つまり本気で戦争をしかける。

●甘え

 何かにつけ、日本人は、甘い。
「これだけのことをしてやったのだから、相手も……」と、甘える。
心のどこかで甘える。
反対のことも、言える。
「そこまではしなかったから、相手も手加減をしてくれるだろう」と、甘える。
心のどこかで甘える。
が、こんな甘えは、日本を一歩出れば、通用しない。

 やるなら、やる。
徹底してやる。
やらないなら、やらない。
徹底して、やらない。

 息子の戦艦大和の模型を見ながら、そんなことを考えた。

●南北戦争

 ところでここにきて、韓国と北朝鮮の関係が、にわかにキナ臭くなってきた。
ずっとニュースを追いかけているが、今回は、どうもおかしい。
雰囲気がおかしい。

 2月16日は、故金正日の誕生日。
が、北朝鮮のカレンダーには、2月9日と2月23日にも、赤い印がついているという※。
あの国の情宣活動はふつうではないが、それがこのところさらに過激になってきている。
常識で考えれば、この2月9日から23日の間に、何かある。
最悪のケースを予想するなら、2月9日は、開戦日。
2月23日は、戦争勝利宣言日ということになる。

 北朝鮮は、かねてから2週間で朝鮮半島を征服すると宣言している。
また現在の陸軍の力をもってすれば、それも不可能ではない。
一度、北朝鮮の兵隊が韓国になだれ込めば、あとは内戦状態になる。
アメリカ軍でも、手が出せなくなる。

 最初の1週間が勝負。
1週間を過ぎると、韓国とアメリカ軍が、態勢を整え、反撃に出る。
……とまあ、私ごときが「?」と思うくらいだから、みなも同じ。
韓国もアメリカ軍も、当然その上で、今ごろ臨戦態勢を敷いているはず。

(注※……この赤印は、2月5日になって、消されているのがわかったという。)

●映画『ペントハウス』

 たった今、劇場から戻ってきた。
ワイフは、風呂を浴びている。
私は備えつけのデスクで、お湯を飲んでいる。

 映画『ペントハウス』は、予想通り、星は2つ程度の★★。
そこそこの映画。
まあまあの映画。

●野生臭の復活

 書き忘れたが、野生臭を復活させるためには、こうする。
資格、認可、許可、届け出、登録など、規制を弱める。
規制緩和。
規制緩和あるのみ。
日本人を「自己責任」の世界に置きなおす。

 たとえば小学校の国語教育。
毛筆など、だれも使わない。
どこにもない。
ないにもかかわらず、トメ、ハネ、ハライ?
その上、書き順まである。
驚いたことに、鉛筆の持ち方まで、うるさく言っている学校がある。
矯正器具まで子どもに渡し、「ちゃんと正しく鉛筆を持てるようになりなさい」と。

 左利きについては、少しおおらかになってきた。
……と思っていた、その矢先の話。
鉛筆の持ち方まで、統一する?

 どうして日本という国は、国民をこうまで「型」に押しこめたがるのだろうか。
下は小学生から、上は大学生まで。
が、これでは子どもたちがもつ本来の野生臭まで、つぶしてしまう。

●自己責任

 「自己責任」という言葉を使った。
もし子どもたちに教えるべきことがあるとするなら、「自己責任」。
たとえばオーストラリアの学校には、「camping(野営活動)」という科目がある。
ある学校(メルボルン市内のグラマー・スクール)に電話をかけて確かめてみた。
「必須科目(コンパルサリー)ですか?」と。
答は、「YES」だった。

 「ひとりでも、アウトバック(野生地)でも生きていかれるように」と。
しかしそれは同時に、オーストラリア人の生き様にもなっている。

 繰り返す。
日本国内では、それでよいとしても、日本の外では通用しない。
ルールなど、ない。
反則が当たり前。
そんな世界で、ルールや規則を説いても、意味はない。
かえって「バカ」と思われるだけ。

●ひとりで生きる

 私も、ひとりで生きてみた。
あえてひとりで生きてみた。
肩書や地位とは、無縁の世界で生きてみた。
その結果として、一言。

この日本では、ひとりで生きていくのは、たいへんむずかしい。
ほぼ不可能とさえ断言してもよい。
この日本で生きていくためには、どこかの組織に入る。
どこかの「公的機関」や、「団体」にぶらさがる。
仲間で会社を作る。
資格や許認可に守られて仕事をする。
それもだめなら、安い給料で、貧乏のドン底を、はうようにして、生きていく。

 それ以外に、この日本では、生きていくのは、ここにも書いたように、ほぼ不可能。
事実、1970代、私と同じような立場で仕事を始めた仲間が10人、いた。
が、それから10年を待たずして、生き残ったのは、私1人だけだった。

●自由

 一方、オーストラリアでは、事情は逆。
高校を卒業すると、若者たちは、車1台と、電話1本で仕事を始める。
車に派手な宣伝文句を書き並べ、市内を走り回る。
業種はさまざま。

 「詰まった配管修理」「太陽熱発電専門」「電気修理」「話し相手業」などなど。
友人のK君にしても、そうだ。
喫茶店経営→宝石商→自動車販売→レーサー→……と、さまざまな仕事を渡り歩いた。

 そういう自由が、オーストラリア人の生き様の原点になっている。

●未来像

 残念ながら、この先、日本は、たいへん困難な時代を迎える。
迎えるだけならまだしも、生活全体が下り坂になる。
私たちの時代は、ボットン便所から始まった。
しかしこれからの人は、そういう時代に耐えられるだろうか。

 叩かれるまま。
殴られるまま。
それをやり返すこともできない。
ジクジクと、内へひっこむだけ。
私には、そんな未来像しか、見えてこない。

 ……悲観論ばかりで申し訳ない。
何かパワーのある原稿を書きたい。
しかし考えれば考えるほど、日本の未来は、暗い。

●愛

 話題を変えよう。

 今、横のテレビで、若い人たちが討論をしている。
テーマは、恋愛。
若い男女は、どうすれば、恋愛できるか、と。

 が、内容は、???。
同じ「愛」という文字を使うが、若い人たちが使う「愛」は、「愛」ではない。
「好いた、惚れた」というだけ。
もっとわかりやすく言えば、「肉体を求めている」だけ。
そのための儀式が、恋愛。
もっとわかりやすく言えば、欲望の満たしあい。
それが恋愛。

 だから私は、こう思う。

 若い人たちの使う「恋愛」と、仏教でいう「慈悲」、論語でいう「仁」は、異質なもの。
区別する。
が、アメリカ(欧米)では、同じ「LOVE」という言葉を、使う。
若い人たちがする恋愛も「愛」なら、神が示す愛も、「愛」。
それがまちがいの元。

だから日本の若い人たちは、恋愛をしながら、こう錯覚する。
「すばらしいことをしている」と。
そこらのイヌやネコと同じことをしながら、「すばらしいことをしている」と。

 こういう感覚を、私は「恋愛第一主義」と呼んでいる。
苦労を知らないだけに、やっかい。
好いた、惚れたが、欲望のおもむくまま、そのまま結婚へと突っ走ってしまう。
だから離婚率も、うなぎのぼり。

 離婚届数を婚姻届数で、単純に割ってみると、30%前後になる。
(だから離婚率が、30%前後というわけではないが……。)

 いくたの苦労を乗り越え、その結果として、「愛」が生まれる。
そこらの若い人たちに、愛がどういうものか、わかるはずもない。
わかるはずもないのに、「愛」を口にする。

 ……たった今、若い男性がこう言った。
「彼女がね、私を愛しているなら、毎晩、500字のラブレターを書いてってね。
そんなこと言うんです。
毎日、500字ですよ!
たいへんです」(記憶・テレビ番組)と。

繰り返す。
あの映画『タイタニック』の中で、ジャックとローズがしてみせたのは、愛ではない。
あの映画は、「好いた、惚れた」という、欲望劇。
ただの動物的な欲望劇。
「欲望」イコール、「愛」ではない。
……というのは、書き過ぎだが、しかし今、そんなこともわからなくなってきている。

 愛というのは、古い寺の縁側を流れる風のように、静かなもの。
味もそっけもない。
色も香りもない。
ワイフと、そのあとこんな話をした。

●母の介護

私「ぼくね、お前が寝たきりになったら、便の始末をしてあげるよ」
ワ「そうね。あなたがあそこまでするとは、思っていなかった」と。

 他界する前の2年間、母は私の家で過ごした。
最初の1年間は、私が自宅で世話をした。
が、便の始末だけは、1、2度をのぞいて、すべて私がした。
おむつの取り換えはもちろん、大便や小便の始末など。
一度も、だれかに不平や不満を漏らしたことはない。
それをワイフは言った。

私「1年間、訓練したからね。お前の便など、何でもない」
ワ「ふつう、そういう世話は、女性がするものよ」
私「最初から、お前にはさせないと心に決めていた」
ワ「……よくやったわね……」と。

 いつだったか、母もそう言った。
「お前(=私)に、こんなことをしてもらうようになるとは、思ってもみなかった」と。

 今にして思うと、それが「愛」だった。
だからこう言う。
「そこらの若い人たちに、愛が何であるか、わかってたまるか!」と。

●就寝

 窓の外には、アクトタワーがちょうど全景、すっぽりと見える。
エレベーターが、上ったり下りたりしているのが、よくわかる。
時刻は11時を回っている。

 最後にそれを見届け、パソコンの電源を落とすことにした。

 はやし浩司 2012-02-04夜記
浜松市内 ダイワロイネットホテルにて。

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Hiroshi Hayashi+++++++Feb. 2012++++++はやし浩司・林浩司

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