2010年10月13日水曜日

*In the Floods of Informations

●情報の洪水の中で……

【NIKKEI・生き生き健康より】

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今朝(10月13日)は、『NIKKEI・生き生き健康』から読み始めた。
http://health.nikkei.co.jp/hsn/hl.cfm?i=20101007hk000hk
タイトルだけ、並べさせてもらう。

+++++++++++以下、NIKKEI・いきいき健康++++++++++++

■認知症の早期発見は医師よりも身近な家族や友人のほうが優れる
■ティーンエイジャーはスポーツ飲料が健康的であると誤解
■遺伝子組み換えサケのラベル表示を消費者らが要求
■インフルエンザ予防接種で心臓発作リスクが軽減
■放射線被曝により2次癌(がん)リスクが増大
■女性アスリートの腱損傷にエストロゲン値が関連
■基礎体力テストで死亡リスクを予測
■若い親や子どもの誕生から1年以内の親はうつ病になりやすい
■骨粗鬆(しょう)症薬の長期使用が食道癌(がん)に関連
■減量薬で心臓発作リスクが増大
■癌(がん)予防にはサプリメントよりも健康的な食事を
■慢性疲労症候群にウイルスの関与を示す新たな証拠
■物資が乏しい国でも安全な手術が可能-国境なき医師団
■ノート型パソコンによる損傷に注意
■ストレスが妊娠を妨げる
■7~8歳で思春期の始まる女児が増加
■地面を掘らずに死体を発見できるデバイスを開発
■音楽を聴きながらの勉強は学習効果を妨げる
■一般消費者向けの遺伝子検査の問題点
■カルシウムサプリメントにより心臓発作リスクが増大
■うつ状態の人は灰色の世界を見ている
■PTSDのピークは男女で異なる
■ヒトの精子遺伝子は6億年変化していない
■自殺未遂の手段がその後の自殺の予測因子に
■夏場のネコの細菌感染症はヒトへの感染の危険も
■レディー・ガガを真似たコンタクトレンズに米国眼科学会が警告
■円形脱毛症に遺伝子が関連-新しい治療法に道開く可能性
■公共交通機関の利用が体型維持に有効
■ペットも睡眠中に過去の出来事の夢を見る
■経験不足の女性アスリートは重大な健康リスクに要注意
■サッカーワールドカップの応援でメンタルヘルスが向上
■10代男子で血圧値が正常域でも早期に高血圧発症の危険性
■高齢の父親から生まれた子は非ホジキンリンパ腫のリスクが高い
■ストレス緩和プログラムが乳癌(がん)再発患者に有用
■米国少女のHPVワクチン接種率は3人に1人
■ネット販売されるED薬は危険
■土壌中の細菌が学習能力を向上させる
■合唱で過敏性腸症候群が軽減する可能性
■男性と女性の脂肪は遺伝的に異なる
■高齢者やうつ病患者は美容形成術の満足度が高い
■若い男性と結婚した女性は早く死亡する
■勃起不全(ED)治療薬が脳腫瘍治療を手助け
■配偶者がアルツハイマー病になると自身の発症リスクも高い
■40歳未満の若年女性ではマンモグラフィの有効性は高くない
■ゲノムスキャンで将来の健康リスクがわかる
■玄米や胚芽米は心臓の健康によい
■米北西部で発見された致死性の空中浮遊真菌が拡大の可能性
■女性の肺癌(がん)増加に遺伝子、エストロゲンが関連
■女性版バイアグラの研究が前進
■血糖インデックスの高い炭水化物の摂取は女性の心疾患リスクを増大させる
■3D映画に酔う人もいる
■果物、野菜を多く摂取しても癌(がん)リスクへの効果は小さい
■癌(がん)研究に参加する小児は十分な説明を受けていない
■自宅でできるSTD検査を女性は歓迎
■重度の月経痛を緩和する新薬が臨床試験中
■「最後の晩餐」に見る食事量の変遷
■リハビリプログラムにより腰痛患者の仕事復帰が早まる
■癌(がん)に関する記事はポジティブな成果に焦点を当てる傾向
■ジャンクフードの消費は価格に影響される
■適度な飲酒は女性の体型維持に有用
■腸内細菌が肥満を促進する
■緑内障の初期徴候は眼内ではなく脳に現れる
■膵癌(がん)治療の新しい標的が明らかに
■小児が窒息しやすい食品の形状見直しを小児科医らが要請
■アスピリンにより乳癌(がん)生存率が高まる
■医療ドラマの痙攣(けいれん)発作への対応には誤りが多い
■スエットロッジや蒸し風呂でデトックスはできない
■炭酸飲料を多く飲むと膵癌(がん)リスクが高まる
■ヒトのペースメーカーをイヌでも活用
■ナノファイバーゲルで軟骨の損傷を修復
■70歳以上で過体重の人は寿命が長い
■ランニングには裸足が最適?
■「プラズマジェット」で痛くない虫歯治療
■“リンゴを食べれば医者いらず”のことわざの理由が明らかに
■医薬品の通信販売が服薬遵守に有用
■嗅(きゅう)覚の低下はアルツハイマー病の早期徴候
■自分の食事の速さを知ることが肥満児の減量に有効
■昆虫細胞を利用したインフルエンザワクチンに有望性
■高齢者では腹部手術後のリスクが高い
■母親の職業と先天性欠損リスクの増大に関連性
■色の濃い酒ほどつらい二日酔いをもたらす
■見た目が若い人は長生きする
■モーツァルトの音楽が早産児の成長を速める
■尿検査で小児の睡眠時無呼吸を診断
■エラストグラフィで乳癌(がん)生検の必要性が減少
■若年成人期の運動は知能を向上させる
■職場での怒りをため込むと心臓発作リスクが倍増
■癌(がん)患者の多くが睡眠障害に悩む
■魚食の便益は調理法に左右される
■“女性用バイアグラ”の効果が示される
■癌(がん)が結婚生活を破綻へ追いやる
■近視レーザー手術は長期的にも安全
■うつ病患者は身体症状に関する記憶が不鮮明
■高塩分食、人工甘味料使用炭酸飲料が腎障害に関連
■週末に遅くまで寝ている小児は肥満になりにくい
■吸引した脂肪の乳房増大術への使用に問題なし
■コーヒーがC型肝炎の進行を遅らせる
■体外受精の成功率向上に胚の代謝評価が有用
■携帯電話と脳腫瘍の関連が示される
■禁煙ワクチンの研究が進行中
■体内時計が血糖コントロールに強く関連
■新型インフルエンザ-春に流行した都市では秋の流行が小さい
■先進国の赤ちゃんの半数は100歳まで生きる
■死亡前のマイケル・ジャクソンは健康だった
■季節性インフルエンザワクチンは成人では鼻腔スプレーよりも注射が有効
■“ファンシー”なコーヒー飲料のカロリーに注意
■飼い犬の分離不安
■米国で昨年830万人が自殺念慮を抱く
■アレルギー性鼻炎が性生活に悪影響を及ぼす
■セリ科のアギがインフルエンザ薬として有効
■口紅に含まれる鉛はこれまでの報告より多い
■助産師による自宅出産の安全性は病院と同等
■アスパラガスが二日酔いを軽減
■膵癌(がん)に血流代謝ミスマッチが認められる
■マイクロ針の皮膚パッチで痛みのない「注射」が可能に
■海の生物にヒントを得た新しい骨接着剤
■睡眠時間が少なくても大丈夫な人もいる
■腎提供者の性別がレシピエントの予後に影響
■A、B、AB型血液者は膵癌(がん)リスクが高い
■生体工学によりマウスで歯を再生
■クラミジア尿検査は男性でも有効
■日照時間が少ないとうつ病患者の認知力が低下
■幹細胞を利用した “生物学的ペースメーカー”
■ニューヨーク市のトランス脂肪酸対策は成功
■視力矯正の新たな選択肢
■幼児を車に残すのは常に危険
■肩関節置換術でスポーツへの完全復帰が可能に
■せん妄に対する新しい治療法の必要性が明らかに
■FDAが禁煙補助薬2剤に警告表示を要請
■患者自身の幹細胞を用いた心筋梗塞治療を初めて実施
■性的な健康問題を抱える米国女性は3分の2に上る
■長期記憶には睡眠中の記憶再生が不可欠
■腎移植待機中の60歳以上の約半数が移植前に死亡
■血圧カードの携帯が血圧管理に大きな効果
■赤ワインの健康効果の機序が明らかに
■非肥満者でも首回りのサイズが睡眠時無呼吸の重症度に影響
■Wiiのスポーツゲームはある程度の運動効果をもたらす
■新たな現代病「携帯電話ひじ」

+++++++++++以上、NIKKEI・いきいき健康++++++++++++

●情報の洪水

 こうまでズラリと情報が並ぶと、どれから読んでよいのかわからなくなる。
2つ、3つを選んで読んでみるが、脳の中で消化される前に、つぎの情報に関心が
移っていく。
が、これでは情報に振り回されるだけ。
2、3拾ってみる。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

★若い親や子どもの誕生から1年以内の親はうつ病になりやすい

 子をもつ親の多くが、子どもが12歳になるまでにうつ病を経験しており、子どもが生まれてから1年間は特にそのリスクの高いことが、英国の研究で示された(一部抜粋)。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

★7~8歳で思春期の始まる女児が増加

 米国では女児における思春期の始まる年齢低下が続いており、多くの女児において7~8歳で乳房の発達がみられることが新しい研究で示され、医学誌「Pediatrics(小児科学)」オンライン版に8月9日掲載された(一部抜粋)。

が、その中でも、とくに関心をひいたのが、つぎの記事。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

★米北西部で発見された致死性の空中浮遊真菌が拡大の可能性

先ごろ米オレゴン州で発見された致死性の空中浮遊真菌株が、まもなくカリフォルニア州にも拡大する可能性があると、科学者らが警告している。

 オレゴン州では、この新しい遺伝子型(VGIIc型)のクリプトコッカス・ガッティ(Cryptococcus gattii)の感染により数人が死亡している。太平洋岸北西部で発生した21症例を研究者らが分析した結果、この真菌株による死亡率は約25%であった。

 「この新しい真菌が恐れられているのは、他に疾患のない健康な人にも脅威となる可能性があるためである。通常、移植手術を受けた患者やHIV感染患者にはこの真菌症がみられるが、現在発生している症例はこれに当てはまらない」と、著者である米デューク大学(ノースカロライナ州)メディカルセンターの大学院生Edmond Byrnes 3世氏は述べている。

 このC. ガッティ株は極めて危険であるため、研究グループは注意と警戒を強めるよう呼びかけている。症状は、曝露から2カ月~数カ月後に現れることもあり、数週間続く咳(せき)、鋭い胸痛、息切れ、髄膜炎による頭痛および体重低下などがみられる。動物では鼻水、呼吸障害、神経系障害および皮下腫瘤などの症状が認められている。治療は可能であるが、予防するワクチンはないという。この研究は、オンライン医学誌「PLoS Pathogens(病原体)」に4月22日掲載された(以上、NIKKEI・生き生き健康より)。

●映画『バイオハザード』の世界

 やがて日本でも話題になるのだろう。
(すでにこうして話題になり始めているが……。)
が、「空中浮遊真菌株」とは何か。
「空中浮遊」というのは、わかる。
しかし「真菌株」とは何か。

●真菌株

 わかりやすく言えば、「カビ」のこと。
ナショナル・ジオグラフィック社のHPは、それについて詳しく記事を
書いている。
そのまま紹介させてもらう。

+++++以下、ナショナル・ジオグラフィック社HPより+++++

●真菌の恐怖

 記事をまとめさせてもらう。
これは情報の洪水の中で溺れないため。
要するに、強毒性のカビが現われ、それが全世界的に広がりつつあると
いうこと。

(1)猛毒の真菌、アメリカですでに6人死亡している。
(2)健康な人々を襲い、地理的に拡大しつつある。
(3)この真菌に感染すると、数カ月の潜伏期間を経て、主にひどい咳や息切れなどの症状が起きる。
(4)ただ幸いなことに、ウイルス感染と異なり、真菌による感染症は人から人に伝染しない。
(5)致死率は、25%
(6)人から人への感染はない。
(7)防ぐ方法はないが、治療法は一応、ある。

●どう対処すべきか

 問題は、真菌株のことではない。
問題は、情報の洪水に対して、どう対処すべきか。
強毒性の真菌株も恐ろしいが、いちいち気にしていたら、日常生活が
マヒしてしまう。
ま、そのときは、そのとき……と、ここは割り切るしかない。
幸い抗生物質による治療法もあるようだ。
(死亡率が25%というのも、気になるが……。)
ただそういう恐ろしい病気が、アメリカを中心に広がりつつあるということ。
日本へ上陸するのは、時間の問題ということらしい。
それを脳みその一部に、たたき込んでおく。
私たちが取れる対処法としては、それしかない。

 残りの情報については、タイトル(見出し)を読んだだけで、おおよその
内容が把握できる。
常識的な範囲で、注意すれば、それでよい。

 それにしても情報、また情報……。
情報が多いのはよいことだが、大切なのは、先にも書いたようにそれをどう
脳みその中で消化していくかということ。
つまり自分で考え、自分でどう判断をくだしていくかということ。
いちばんよいのは、それについて、自分の意見なり感想を書くことだが、
現代人には、その時間もない。
ネットであちこちをのぞくたびに、その情報が、倍、倍……とふえていく。

 よく誤解されるが、(情報量が多いこと)イコール、(賢い)ということ
ではない。
情報に振り回されるようになると、むしろ人間はかえってバカになっていく。
大切なのは静かに考える時間。
その時間を、どう自分の生活の中に作っていくかということ。
その習慣のある人を、「賢い人」という。

 今朝は、いちばんに、そんなことを考えた。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 強毒性の真菌株 カビ かび 情報の洪水 賢い人 習慣の問 はやし浩司 考える習慣づくり)


Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2010++++++はやし浩司

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