2010年6月14日月曜日

*Why not was Hayabusa reported on TV in Japan?

●テレビvsインターネット(テレビ局の、「はやぶさ」無・報道に抗議して……)
(Why not was the news about "Hayabusa" reported on TV last night in Japan?)

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昨夜、映画『アイアンマン2』を観てきた。
いつもはもっと遅い時間帯に、深夜映画を観る。
しかし昨夜は、早めに帰ってきた。
小惑星探査機「はやぶさ」の帰還を、テレビで
観るためである。

……ところが、である!
どこのテレビ局も、中継どころか、話題にも
していなかった!
NHKも定時のニュースで、そのときの様子を
流しただけ。
BS1も、BS2も、地上デジタルも、どこも
中継していなかった!
中継どころか、報道もしていなかった!

そのころ(午後10時過ぎ)には、サッカーの
実況中継も終わっていた。
例によって、どこのテレビ局も、緊急性のない番組ばかり。
私たちはすぐパソコンを開き、JAXAのHPを開いた。
そこからU・STREAMへアクセスした。
そこではやぶさが、無事地球に帰還する様子を見た。

日本経済新聞社は、つぎのように伝える。

+++++++++++以下、日本経済新聞社+++++++++++++

小惑星探査機「はやぶさ」が約60億キロメートル、7年間に及ぶ宇宙の旅を終えて日本時間の13日午後11時ごろ地球に帰還した。本体から切り離されたカプセルからの電波を受信、上空から目視でも着地を確認した。はやぶさは地球から約3億キロメートル離れた小惑星「イトカワ」に着陸、その際に舞い上がった砂ぼこりなどがカプセルに入っていると期待されている。月以外の天体に着陸した探査機が地球に戻るのは、世界初の快挙になる。

+++++++++++以上、日本経済新聞社+++++++++++++

●繁栄ボケ

 「平和ボケ」という言葉がある。
この言葉を借りるなら、今のこの日本は、明らかに「繁栄ボケ」している。
たまたまどこかのテレビ局では、同じ時刻に、韓国経済について論じていた。
1人の女性の経済学者が、こう言っていた。

「日本は、戦後、アメリカから技術をもらい、今の日本を築いた。
同じように韓国は、今、(日本から、技術をもらい)、それをしている。
韓国を責めても意味はない。
技術の移転は、しかたのないもの」(記憶によるものなので、内容は不正確)と。

 こういう経済学者がいるから、日本の経済は、衰退する。

(経済学というのは、未来を見越したものでなければならない。
その経済学者が、過去において、技術移転(=略奪)に警告を鳴らしていたというのなら、話もわかるが……。)

●日韓経済戦争

 日本はアメリカから技術移転を受ける前から、アメリカと同等、もしくはそれ以上の技術力、それに組織力をもっていた。
航空機産業にせよ、造船業にせよ、アメリカに見劣りするものは、何もなかった。
加えて、戦後、たしかに日本は、「廃墟の中から立ち上がった」(同、評論家)。
が、アメリカから「もらった」ものは、何もない!
アメリカはそんな甘い国ではない!

 一方、韓国は、日本全国に産業スパイをはびこらせた。
日本全国、津々浦々に、だ。
そして「これは!」という技術を見つけると、つぎつぎとそれを盗んでいった。
「盗む」という言い方に語弊があるなら、「買収して」いった。
また、あのノ前大統領は、毎朝、(毎朝だぞ!)、日本追い落としのための経済閣議を開き、その前日の成果(?)を報告させていた。
その結果が、「今」である。

 日本の先端技術は、韓国につぎつぎと奪われていった!
今、韓国の基幹産業といえば、どれも、もとはと言えば、日本の基幹産業だった。
それを「日本もしたではないか……」とは!

●日本の国益

 なぜ、この日本で、こんな愚かなことが起きるのか?
起きたのか?
その理由の第一として、私は「繁栄ボケ」をあげる。
そしてその一例として、今回の「はやぶさ報道」をあげる。

 本来なら、こうした快挙をとらえて、日本は世界中に、このニュースを発信すべきである。
が、肝心の日本が騒がない。
盛り上がらない。
が、どこのチャンネルも、ワールドカップ一色!
肝心の日本が騒がないから、世界も、騒がない。
ワールドカップも重要だが、今の日本にとっては、それ以上に重要。
少なくともその時間帯には、先にも書いたように、現地での試合は、すべて終わっていた。

日本の未来、将来、さらに国益を考えるなら、はやぶさ帰還を、もっと報道すべきだった。
オーストラリアからNHKが実況中継しても、何ら、おかしくなかった。
またその価値は、じゅうぶん、あった。
で、先の韓国だが、いまだにロケット一基、打ち上げられないでいる。

 つまりこんなことばかりしているから、足下から技術が盗まれいく。
盗まれても、気づかない。
ノー天気というか、問題意識もなければ、喪失感もない。
あげくのはてには、「技術移転は仕方ないこと」と、バカげたことを平然と言ってのける。
やがてロケット技術、宇宙工学のノウハウも、すべて韓国に盗まれていくだろう。
そうした危機感が、この日本には、まったくない!

●情報の能動性

 U・STREAMでは、視聴者がチャット形式で、つぎつぎと書き込みができるようになっている。
その中では、テレビ局を批判するコメントがつづいた。
「どうしてテレビ局は、実況中継をしないのか?」と。
それに答えて、「テレビ局とインターネットは仲が悪いから」というのも、あった。

 どうして?

 インターネットのもつ、双方向性、さらに情報の多様性、即時性、能動性については、テレビには、勝ち目はない。
「情報の多様性」というのは、ジャンルの広さをいう。
テレビのばあい、いくらがんばっても、チャンネル数は、せいぜい10~20局。
一方、インターネットのほうは、ほぼ無限!

昨夜も、「志賀直哉 城の崎にて」を、私は検索してみた。
たまたま志賀直哉のことを思いだし、「城の崎にて」を読んでみたくなった。
私は高校生のとき、志賀直哉に傾注した。
これを「情報の能動性」という。
私はそのときの私の意思に従って、情報を得ることができる。

 が、テレビでは、こうした芸当はできない。
志賀直哉の番組を待っていたら、数年はかかるかもしれない。
つまりテレビでは、情報は、つねに一方的に、たれ流されるだけ。
番組を選ぶことはできるが、それでもある「範囲」に限られる。
言うなれば、「しくまれた自由」(尾崎豊・「卒業」)。
それにすぎない。

●テレビ局の偏見性

 テレビ局にせよ、新聞社にせよ、インターネットで流れる情報の価値を、認めていない。
認めたとたん、自分で自分のクビを絞めることになる。
それはわかるが、それ以上に、インターネットを枠外へ追い出そうとしている(?)。

 もしテレビ局が、「今、ネットではやぶさの大気圏突入が、中継されています。興味のある人は、そちらを観てください」とか言うようになれば、話もわかる。
あるいは新聞社が、新聞に、「興味のある人は、以下のHPを開いてください」とか書くようになれば、話もわかる。
しかしあえて、それをしない(?)。
あえてインターネットを無視する(?)。
私はここに情報の閉鎖性というか、人種偏見に似た、あの狭小性を覚える。

●影響力は……

 しかし忘れてはいけない。
現実には、テレビや新聞よりも、インターネットのほうが、この世界を動かし始めている。

 たとえば私のBLOGについても、Goo-Blogだけでも、昨日は、計3500件ものアクセスがあった(6月14日)。
ほかに「はてなーBlog」「Blogger-Blog」「楽天ーBlog」へのアクセスも含めると、軽く1万件を超えた。
これにHPへのアクセスを加えると、1万5000件以上になる。
(1万5000件だぞ!)
ほかに電子マガジンの読者、計4000人など。

 しかしこうした数字を、テレビ局や新聞社は、認めない。
認めようともしない。
が、実際、この世界を動かしているのは、インターネット。
私が書いているこの記事にしても、明日までに、数万人の人たちが読む。
が、それを「価値がない!」と。
私はそれを「偏見」という。

●はやぶさ

 日本経済の衰退を導いたのは、「テレビ」と断言してもよい。
さらに言えば、「テレビ」を支える、「テレビ局の人間」と言ってもよい。
問題意識もなければ、危機感もない。
日本人を、「一億総ハクチ化」(大宅壮一)しながら、その意識もない。
さらに恐ろしいことに、「テレビ」のもつ、影響力そのものを、悪用している。
バラエティ番組にみられるように、日本人を愚民化している(?)。

 こうした弊害をさけるためには、たとえばアメリカのように、テレビ局を細分化し、「多様性」をもたせるという方法がある。
スポーツ番組だけを流すテレビ局、宗教番組だけを流すテレビ局、映画だけを流すテレビ局などなど。
アメリカには、そうしたチャンネルが、60~100局ほど、ある。
視聴者は、自分で選んで、自分の観たい番組を観ている。

現在のように、「総合雑誌的なテレビ局」は、雑誌の世界で、すでに先行証明されているように、早晩、衰退する。
衰退すると言うよりは、見向きされなくなる。

 ともあれ、今回の「はやぶさ報道」は、ひとつの象徴的なできごととして、しっかりと記憶にとどめておきたい。

●ウーメラ砂漠(蛇足)

 サッカー選手にインタビューを求める前に、(あるいは同時に)、どうしてはやぶさを帰還させた科学者に、インタビューを求めなかったのか。
南アフリカから実況中継する前に、(あるいは同時に)、どうしてオーストラリアから、実況中継しなかったのか。
はやぶさが帰還した「ウーメラ砂漠」と言えば、私の親友のボブ君の農場があったところである。

ボブ君の実家は、その一角のナンタワラ(Nantawarra)というところにあった。
休暇ごとに、私は、そのナンタワラで、1~2週間を過ごした。
遠くに、フリンダース連峰を眺め、当時は、緩やかな傾斜のつづく農地だった。
(現在は、砂漠化が広がり、だれも住んでいないが……。)
それだけに、つまりそういう個人的な思いもあったから、今回の、テレビ局による「はやぶさ無・報道」は、残念でならない。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 小惑星探査機 はやぶさ 報道の偏向 イトカワ 日本経済衰退論 繁栄ボケ)

(警告)
★私が韓国の大統領なら、日本の技術者を、超高給で引き抜く。
あるいは韓国へ超高額で、講師として招き、技術指導を受ける。
ロケットを作っている日本企業を買収する。

★私が日本の総理大臣なら、技術移転には、しっかりとした制限を設ける。
技術者の引き抜きには、制限を設ける。
企業買収を不許可とする。

★私が日本の科学者なら、日本に見切りをつけ、さっさと韓国企業へ移籍する。
(これは冗談!)


Hiroshi Hayashi+教育評論++June.2010++幼児教育+はやし浩司

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