2011年11月4日金曜日

*Break-Up of Families

●緊張する世界経済

++++++++++++++++++

世界経済が、極度に緊張している。
キーンと張り詰めた糸のよう。
目を凝らし、記事を読む。
息を詰める。
私のようなまったくの部外者でも、
経済ニュースを拾い読みしているだけで、
体がこわばってくる。

まさに今は、世界大戦前夜。
世界中が、今、ひっくり返るか返らないか。
その瀬戸際に立たされている。

+++++++++++++++++

●ヨーロッパ製はどこにある?

 ざっと家の中を見回してみる。
私の家も、そうだ。
あなたの家も、そうだ。
どこにヨーロッパ製のモノがある?

 何かないかとさがしてみるが、やはり、ない。
あるとすれば、ワインだが、最近は南米産のワインを飲むことが多くなった。
が、それでもさがしてみる。
食料品は、どうか?
飲料水は、どうか?

 私には縁がないが、あるとすれば、ドイツの高級車。
それだけは、今でも健在。
が、それを除くと、ヨーロッパ製のモノは、何もない。
本当に、何もない。

●アメリカでも

 7~8年ほど前のこと。
アメリカに行った。
そのときのこと。
リトルロック(クリントン大統領の出身地)にある、ホテルに泊まった。
リトルロックの中でも、一流ホテルと呼ばれるホテルだった。
そこでのこと。
私は部屋の中のモノを見て、驚いた。

アメリカにありながら、アメリカ製のモノは、何もなかった。
テレビも、電灯も、時計も、すべて外国製。
洗面具もに至るまで、外国製。
かろうじてひとつだけあったのが、クロゼット。
見栄えだけは立派だったが、扉を開けて、これまたびっくり!
内側からはベニア板が、無造作に打ちつけられていた。
(あのクロゼットにしても、たとえばメキシコ製ではなかったか?)

 それを見て、私はワイフにこう言った。
「これじゃあ、日本では売れないよ」と。

●日本でも

 それから7、8年。
アメリカで見たのと同じ現象が、私の家でも起こりつつある。
あなたの家でも、起こりつつある。

 どれもこれも、みな、Made in China。
日本のブランド名をつけてはいるが、よくよく見てみると、Made in China。
が、まだ日本製がないわけではない。
あのときのアメリカほどひどくはないが、今、それに近い状況になりつつある。

●モノ

 私の経済学は、こんなところから始まる。
つまりヨーロッパには、もうその「力」はない。
アメリカにも、ない。
この日本にも、ない。

 で、アメリカがアメリカなのは、アメリカには軍事力があるから。
日本が日本なのは、日本が世界のサラ金国家になっているから。
産業の空洞化がよく問題になるが、貿易収支(モノの売買で稼ぐマネー)は、11%しかない。

 ……で、そうした視点で、ギリシアやイタリアをながめてみる。
「ギリシアやイタリアのものはあるか?」と。
フランスのモノでもよい。
が、ご存知のように、ギリシアやイタリアのものなど、どこをさがしても、ない。
フランスのモノといえば、装飾品や香水などということになる。
しかし必需品ではない。

●サラ金国家

 欧米先進国とは言うが、今ではそれが有名無実化している。
何をもって、「欧米先進国」というのか?

ヨーロッパだけではない。
アメリカにしても、衰退の一途をたどっている。
世界に君臨した軍事国家も、イラクから撤退。
アフガニスタンすら、制圧できないでいる。

 一方、この日本についても、ここ半年、銀行や証券会社は、軒並み大幅に株価を下げている。
あちらで大損失、こちらで大損失。
サラ金国家も、いまや、風前の灯火。

 つまり今、世界中で、大シャッフルが起きつつある。
新旧交代?
わかりやすく言えば、「富の再配分」が始まりつつある。
今まで、欧米先進国と呼ばれる国々が、世界の富をあまりにも独占しすぎていた。
それほど働かなくても、楽な生活ができる欧米先進国。
働いても働いても、貧しいままのそれ以外の国々。
日本も、一応欧米先進国の一員だったが、戦後は懸命に働いた。
金(マネー)をためた。
その金(マネー)を世界中に投資することで、今の地位を築いた。

●自衛

 あくまでも私の経済学によれば、大恐慌は、もう避けようがない。
どういう形であれ、ギリシアは破綻する。
イタリアとフランスが、それにつづく。

 アメリカと日本も、その嵐に巻き込まれる。
日本でも、メガバンクの1つや2つは、つぶれるだろうと言われている。
大手の証券会社も、あぶない。

 ……ということで、私たち庶民は、自衛するしかない。
「あぶない」とささやかれている銀行や証券会社とは縁を切る。
こんな時期に、株や債権を買って儲けようなどというのは、まさに自滅行為。
正気の沙汰ではない。

 数日前も昼食時に、ある証券会社の前を歩いてみた。
株価も300円を切った、某証券会社である。
店頭には、「~~債」という大きな広告が張ってあった。
で、中を見ると、それらしき客が、若い女子店員の説明を受けていた。
知らぬが仏というか、私にはその客が、証券会社のカモに見えた(失礼!)。
ネギを背負ったカモ。

 少なくとも、証券会社の幹部には、そう見えるにちがいない。
……というのは、書き過ぎ。
それはよくわかっているが、今がどんなときぐらいかは、ほんの少しネットをのぞいてみれば、わかるはず。

●11月4日

 先のところまで書いて、私はYOUTUBEをのぞいてみた。
昨夜、11時ごろのことだった。

まず飛び込んできたのが、「3号機は核爆発していた」という映像。
1号機の爆発との比較映像が収録されていたが、たしかに3号機の爆発はすごい。
茶色のキノコ雲が、目測で500メートル近くまで昇っている。
これに比較して、1号機のほうは、水平に爆発。
煙も白い。

 で、そのあとが悪かった。
ついでに……ということで、YOUTUBEの映像をつぎつぎと見た。
その中には、あの3・11大震災で、津波に呑み込まれる人々の映像もあった。
泣き叫ぶ人……。
「逃げろ」と大声を出し、走り回る人。
そういう人たちが、路上で、つぎつぎと津波に呑み込まれていく……。

 30分ほど、見ただろうか。
とたん、眠気が吹き飛んでしまった。
そうした映像が、脳に焼きついてしまった。

 一度床の中に入ったが、1時間以上も、眠れなかった。
で、起きて書斎へ。
やっと眠気を感じたのが、午前3時ごろ。
で、今朝は、午前9時半起き。
ワイフが心配そうに、「だいじょうぶ?」と聞いた。
私は「あまり気分がよくない」と答えた。

●電子マガジン

 書斎でパソコンを開くと、マガジン(11月4日号)が配信されていた。
それを読む。

 自分で自分の書いた原稿を読みなおす。
そのまま紹介する。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

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子育て最前線の育児論byはやし浩司   2011年 11月 4日
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【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●小5のIGさん

 昨日、小5のIGさん(女児)がこう言った。
「私、SR進学塾にも通っている」と。
隣にいたMTさん(女児)がそれを聞き、「受験するの?」と。
するとIGさんは、「ううん、ただ通っているだけ。中学も高校も、ふつうの学校にする」
と。

 ……今、そういう子どもがふえている。
子どもというより、親の意識が変わりつつある。

●外へ出る

 もう10年ほど、前のこと。
名前は忘れたが、こんなことを言っている祖母がいた。
「へたに学力をつけると、外へ出て行ってしまうから、子どもには学力をつけさせない」
と。
そのため、「勉強しなさい」と子どもを叱る母親と、「勉強なんかしなくてもいい」と諭(さ
と)す祖母との間で、嫁姑戦争が起きている、と。

 当の母親からそういう相談を受けたときには、「何という祖母!」と思った。
……というか、当時の私の常識には、まったく反していた。
が、今にして思うと、その祖母には、祖母の哲学があった。
「外へ出て行ってしまう」ということは、家族崩壊を意味する。
「崩壊」とわからないまま、崩壊してしまう。

●家族崩壊

 「家庭崩壊」ではない。
「家族崩壊」。
たとえば欧米では、「家族」というときは、そこには「祖父母」は含まれない。
両親と子どもたち。
それを「家族」という。

 それが欧米では常識になっているから、子どもが社会人になってからは、祖父母がその
下の親子関係に顔を出すことは、まず、ない。
(国や地方によっては、祖父母とのつながりを大切にするところもあるが……。)
祖父母は祖父母として、それまでの家族から自らを切り離し、独立して生計を立てる。
子どもは子どもで、今度は自分たちの「家族」を作り始める。

●「経済的に余裕があれば……」

 もう何度も書いてきたが、総理府(現在の内閣府)は、毎年青少年の意識を調査してい
る※。
それを見ても、「将来、親のめんどうをみる」という若者は、どんどんと減っている。
10年前(2000年ごろ)でさえ、28%前後。
3人に1人もいなかった。
多くは、「経済的に余裕があれば……」という条件をつけている。
が、こういう世相。
経済的に余裕のある若者(若い世代)など、まずいない。
以前書いた原稿を添付する。

●希薄になる親子関係(資料)

 自分の子どもが行方不明になれば、親は、必死になってその消息を
求める。
が、子どものほうは、どうか。
つぎの調査結果をみてほしい。
それが結論ということになる。

あるいは親子というのは、もともとそういうものなのか。
またそう考えてよいのか。

 今どきの若者たちに、親が、「親のめんどうはどうするのか?」と聞くと、こう答える。
「お前は(=親は)、見返りを求めて、オレたち(=自分)を育ててきたのか!」と。
あるいは気持ちをたずねただけで、「干渉」という言葉を使って、はねのける。

 日本と韓国は、双子国と揶揄(やゆ)されるほど、中身がよく似ている。
日本人の親子関係も希薄なら、韓国人の親子関係も希薄。
もう一度、日本の内閣府がした調査結果を、よく見比べてみてほしい。

+++++++++++++++

●第8回世界青年意識調査より

(将来、親のめんどうをみるか?)

年老いた親を養うことの意識は、欧米に比べ、日・韓で弱い。


★年老いた親を養うことについてどう思うか

『どんなことをしてでも親を養う』(1)
イギリス  66.0%、
アメリカ  63.5%、
フランス  50.8%、
韓国  35.2%、
日本  28.3%


★将来、子どもにめんどうをみてもらいたいか?

自分の子どもに老後の面倒をみてもらいたい日本の青年は5割弱で、韓国に次いで低い。


★「自分の子どもに老後の面倒をみてもらいたい」と思うか

『そう思う』(2)
イギリス  70.1%、
アメリカ  67.5%、
フランス  62.3%、
日本  47.2%、
韓国  41.2%
(以上、内閣府、平成21年調査より)


++++++++++++++++


 ここでは何も書きたくない!

 この数字がすべて。
しかしこの問題は、結局は自分人に返ってくる。
それとも今どきの若者たちは、永遠に、若いままと思っているのだろうか。
もしそうだとするなら、これほど、オメデタイ話はない!

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW はやし浩司 内閣府 親子関係 どんなことをしてでも親のめんどうをみる 親の
めんどう 親のめんどうをみる 成人男女の意識調査 はやし浩司 将来親のめんどうを
みる 親を養う)

●掛け軸の言葉

 が、多くの親たちは、「うちにかぎって、そういうことはない」と思い込んでいる。
つまり幻想にしがみついている。
しかし幻想は、幻想。
いくら親ががんばっても、子どもたちは子どもたちの世界で、自らの哲学を作り上げてい
く。
親がもっている価値観など、子どもたちの世界では、床の間の掛け軸ほどの意味もない。
いくら立派なことが書いてあっても、ただの飾り。
意識というのは、そういうもの。

 社会へ出たとたん、吸い取り紙が水を吸い取るように、周囲の哲学を吸収していく。
それがわからなければ、あなた自身を観察してみればよい。
あなたは将来、親のめんどうをみるか。
その意識はあるか。

●社会的重圧感

 たいていの人は、「もちろんある……」と答えるだろう。
が、待ったア!

 その意識にしても、相対的なもの。
私たちの世代は、外に出たものは、そのほとんどが、実家への仕送りを欠かさなかった。
私の意識というよりは、それが当時の常識だった。
私も、吸い取り紙のように、周囲の常識を吸収していた。
みながそうしていたから、私もそうした。

 今のワイフと結婚するときも、毎月、実家への仕送りが条件になっていた。
毎月だぞ!
だからワイフは結婚してからも、以後、私が45歳になるまで、一度もそれを欠かさなか
った。
それだけではない。
27歳ごろからは、実家での冠婚葬祭の費用、さらには税金の支払い、商品の購入代金の
支払いまで、私が負担するようになった。

 が、経済的な負担というより、社会的な負担……「重圧感」と書いた方が正確かもしれ
ないが、それには相当なものがあった。
母は、冠婚葬祭だけは、派手にやった。
そのたびに、20万円~30万円の現金が消えた。

 その哲学と、私の哲学が、まっこうから対立した。
私はそれを乗り越えなければならなかった。

●恋愛第一主義

 私たちの世代にとっては、「親のめんどうをみる」というのは、それをいう。
またその程度のことをして、はじめて、「親のめんどうをみた」となる。
が、その意識も変わった。
盆と暮れに実家へ帰る程度で、「親のめんどうをみている」と、多くの若い人たちは考えて
いる。
が、今ではそれすらしない若い人たちもふえている。
多くは、結婚したとたん、「ハイ、さようなら!」。
おかしな恋愛第一主義が、はびこっている。

 古い世代と思われるかもしれないが、私たちの時代には、そうではなかった。
親の許可がないと、結婚できなかった。
が、いまどき「許可」を求める若い人たちはいない。
恋愛したとたん、それがすべて。
後先のことも考えず、「結婚します!」と。
「恋愛」を、一世一代の大仕事と誤解している。
が、そんなことなら、そこらのイヌやネコでもしている。
サルでもしている。

 (だからその一方で、離婚率も鰻上り。
現在離婚率は、30%近くになっている※。)

(注※……離婚率の算出の仕方はむずかしい。
たとえば平成19年度に結婚した人の数が719,822人に対して、離婚した人の数は254,832
となっている。
単純に、離婚した人を、結婚した人の数で割ってみると、35・4%という数字が出てく
る。)

●無縁老人

 それもあって独居老人がふえている。
しかも従来、親子関係が濃密と思われていた農村部で、ふえている。
もちろん都会部でも、ふえている。
この先すぐ、つまり私たちが後期高齢者になるころは、約60%の人たちが独居老人にな
ると言われている。

 が、今はさらに一歩進んで、「無縁老人」。
それもそのはず。
2050年には、1・2人の勤労者が、1人の老人を支えなければならなくなる。
(現在は、2・6人の勤労者が、1人の老人を支えている。)
少子高齢化の問題が、いかに深刻なものであるかは、この数字を見ただけでもわかる。
「2050年」と言えば、39年後。
あなたの年齢に、39歳を足してみればよい。
それがあなたの老後ということになる。

●加山雄三
 
 どうしてこのエッセーに、「加山雄三」が出てくるか?
理由は簡単。
あの加山雄三がギターを片手に、「♪二人を夕闇がア~」と歌った。
そのとたん、日本人の意識は大きく変わり始めた。
すでにその時、底流はあったのかもしれない。
ともかくも、そのときから、恋愛至上主義が始まった。

 いや、ひょっとしたら、私たちは「恋愛」の中に、「自由」を見たのかもしれない。
それまでの私たちは、体中を、ぐるぐると取り巻いていたクサリに、もがき、苦しんでい
た。
加山雄三はアメリカ式の恋愛映画を見せてくれることで、それを取り除いてくれた。
たとえひと時の幻想ではあっても、甘い夢を見ることで、自分をなぐさめることができた。

 加山雄三がまちがっていたというのではない。
加山雄三は、そのクサリを解いてくれた。
が、今、そのクサリを解きすぎてしまった。
ユルユルから、パサパサに。

●親としての限度

 老後は、確実にやってくる。
それもあっという間にやってくる。
私自身もそうだった。
つまり私も、20代、30代のころは、老後なんて、ありえない世界のように考えていた。
だから50歳になった人を見たとき、とんでもないジーさんのように感じた。

 が、その私ももうすぐ64歳になる。
そういう自分を振り返ってみても、「あっという間」だった。
つまり今、もしあなたが、「老後の問題など、私には関係ない」と思っているとしたら、そ
れはとんでもないまちがい、ということになる。

 回りくどい言い方をしたが、あなたはあなたで、自分の老後を最優先で考えたほうがよ
い。
子どもは子ども。
子どもの学費は学費。
しかしそこには一定の限度をしっかりともつ。
「親としてやるべきことはする。しかし限度を超えてはしない」と。

 でないと、……というか、現実に、60歳の定年退職時に貯金ゼロという家庭は、現在
50%もいる(S生保会社調査)。
全体でも約33%程度の家庭は、貯金ゼロ(財務省)。
年金など、もしあなたが公務員でないなら、まったくアテにならない。
そんな状態で、どうやってこれからの老後を生きていくというのか。

●親子関係の復権

 IGさんが、そう言ったとき、私はすかさず、こう言った。
「君のお母さんは、賢い人だよ」と。
「あなたも、お父さん、お母さんの近くで住みなさいよ」と。
言い忘れたが、IGさんは、ひとり娘。
それを聞いて、IGさんは、にっこりと笑った。

 が、これはけっしてIGさんの両親のことだけを考えてでのことではない。
IGさん自身にとっても、そのほうがよい。
そうでなくても、……つまり家族の絆があっても、生きていくだけでたいへん。
こんな世の中で、家族がバラバラで、どうやって生きていくというのか。

●日本の将来

 とても悲しいことだが、日本の将来は、暗い。
この8月から始まった大不況を契機に、日本も、やがてすぐ他のアジアの国々と同等、あ
るはそれ以下になる。
日本人が外国へ出稼ぎにいかねばならなくなる時代は、すぐそこまできている。
これは可能性の問題ではない。
確実な数字として、そう予測されている。

 わかりやすく言えば、きれいごとだけでは、子育てはできないということ。
それとも死ぬか、生きるかという瀬戸際に立たされたときでも、あなたは子どもに向かっ
て、こう言うことができるか。

「親のめんどうはみなくてもいい。お前はお前で、自由に空をはばたけ」と。
羽ばたき方に、意味があるのなら、それもよいだろう。
が、それは怪しい?
それほどまでに意味のある仕事をしている人は、少ない?

 ……という悲観的な見方はさておき、現実は現実。
子育ても、その現実を見失っては、できない。

●私には理解できない

 高校生にしても、大学生にしても、今や携帯端末機は、必需品。
新SNSだの、スマホだの、さらにはi-Padだの、アンドロイドだの……。
話題はつきない。

 しかしそれほどまでの文明の利器を用いて、結局は、何をしている?
アホで馬鹿で、意味のない情報を回しあっているだけ。
つまりそれが今の日本の若い人たちを象徴している。

 たとえば今週号の「A」(パソコン誌)は、あのジョブズ氏の追悼記事を並べている。
前アップル社の会長である。
3人の識者(日本人)が、ああでもない、こうでもないと、ジョブズ氏を称えている。
が、私はそうは思わない。

 1978~79年にかけての、あのホームパソコン(当時)の黎明期を直接経験してい
る。
日本製のパソコンは、アメリカ製につぎつぎと駆逐されていった。
言うなれば、今、ジョブズ氏を称えるということは、サッカーの試合で、オウンゴールで
相手を勝たせた上、さらに相手の選手を称えるようなもの。
ジョブズ氏は、アメリカ人にとっては、英雄かもしれないが、私たちはアメリカ人ではな
い。
原爆を落とされた上に、マッカーサーを称えるような記事を書いて、みじんも恥じない。

●ペンタブレット

 話が過激になったので、話題を変える。

 今日、ワイフが誕生日プレゼントにということで、ペンタブレットを買ってくれた。
前からほしかった、Wacom社製の「Bamboo」。
描画ソフトが4種類も、おまけでついていた。

 が、今日は、どのひとつもじゅうぶん使いこなせいないまま、ギブ・アップ。
この世界も、格段に進化した。
つまり複雑になった。

 10年ほど前には、いろいろなソフトを使いこなしていたが、今日は惨敗。
明日は日曜日だから、もう一度、挑戦してみる。

 ……ということで、今日は、ここまで。
これからワイフと、「キャプテン・アメリカ」という映画を観てくる。
今夜が公開日。
あまり観たいとは思わないが、これもボケ防止のため。
がんばって観てくる。
2011/10/15記

Hiroshi Hayashi++++++Oct. 2011++++++はやし浩司・林浩司


【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

休みます。


【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●10月16日(破綻後の日本の教育)

++++++++++++++++++++++++

先週、証券会社に預けておいた債権の大部分を処理した。
来週中に、わずかに残った債権も処理する。
銀行への預金も必要最小限にとどめ、残りは引き出す。

++++++++++++++++++++++++

●日本の将来

 日本の将来を考えると、教育どころではなくなってしまう。
昨日も、ワイフと旧姫街道沿いを車で走ってみた。
20年前には、町工場がズラリと並んでいた。
が、今は見る影もない。
最後まで残っていた工場がひとつあったが、それも閉鎖。
赤い紙で、「貸し工場」とあった。
「今どき、工場を借りる人もいないだろうな」と思いつつ、その張り紙をながめた。

 日本がこうなった第一の理由は……。
行政改革(官僚制度の是正)の遅れ。
公務員の人件費だけで、26兆円余り(「週刊「ダイアモンド」誌・10・15)。
人件費だけだぞ!
国家税収(44兆円)の約60%!

 行政改革が叫ばれ、もう20年以上になる。
が、その間も、国の借金は増えつづける一方!

●旧国鉄

 私が現在の入野町という町に移り住んだのは、今から32年前。
その当時のこと。
町から入野町までの街道沿いの一か所に、国鉄の工場があった。
(今でも、ある。)
新幹線の定期検査、修理をする工場である。

 その工場の前では、毎日夕方5時になると、帰宅の労働者たちが柵の前にズラリと並ぶ。
5時の開門を待つためである。
そして5時の合図とともに、門が開き、どっと労働者が外に出る。

 が、実際の仕事は、午後4時(記憶によるものなので、不正確。4時15分?)。
帰宅前に「入浴時間」というのがあって、労働者たちは、入浴を済ませてから、門の前に
並ぶ。

 が、それだけではない。
検査工場といっても、「午前、1仕事。午後、1仕事」と決まっていた(隣人の証言)。
つまり新幹線の検査は、1日、2列車(16x2車両)だけ。
たったの2列車だけ。
それ以上はしない。
「どうしてか?」と聞くと、「仕事が多すぎると、それだけ検査がおろそかになるから」(隣
人)と。

 隣人は、検査の中でも車輪検査を受け持っていた。
新幹線が車庫に入ってくると、数人1組で、車輪を金槌で叩いて往復する。
その音で、車輪の不具合を確認する。
「だいたい1車両、30~40分で済む」とのことだった。

 「では、みんな空き時間には何をしているか」と聞くと、こう教えてくれた。
「詰め所で、遊んでいる。酒を飲んでいるのもいたよ」と。
何も旧国鉄の職員を責めているのではない。
それがその当時の、旧国鉄の労働者たちの常識だった。

 なお、この「酒を飲んでいた」という話は、ほかの人たちからも聞いた。
「酒臭いのはいくらでもいたよ」(ワイフのテニスのコーチ、元旧国鉄職員)と。
その旧国鉄は、17兆円(当時)という莫大な債務を国(=私たち)に押しつけたまま、
そのあと民営化された。
17兆円だぞ。
そのあとすぐ、債務が20兆円に膨らんだという話までは、新聞か何かで読んだ記憶があ
る。
そのあと、それがどうなったかは、私は知らない。

●年金、月額30~35万円

 で、その隣人も、55歳で退職。
私が住むこの町内は、当時、旧国鉄村と呼ばれるほど、旧国鉄からの退職者が多かった。
そのこともあって、月末になると、近くの郵便局には、年金を受け取る人の列ができた。
が、それは異様な光景だった。
それぞれの老人たちが、100万円近い札束を、鷲づかみにして、もって帰っていく。
年金は3か月ごとに、まとめて支払われることになっていた。
(今でも、この光景は変わらないが……。)

 で、私が郵便局長に聞くと、こう教えてくれた。
「国鉄だけは、退職日を、4月1日にしているのです。
ほかの三公社五現業は、3月31日ですがね」と。

 つまり1日、4月1日にずらすことによって、旧国鉄の労働者たちだけは、勤続年数を
1年長くしていた。
(これは事実だから、疑う人は自分で調べてみたらよい。)
こうして旧国鉄の労働者たちは、平均して、月額30~35万円の年金を手にしていた。

 旧国鉄の人に責任があるわけではない。
が、この傾向は、公務員社会では、そのまま今でも引き継がれている。
(詳しくは、週刊「ダイアモンド」誌、P30~。)

●歴然とした官民格差

 ここにも書いたように、旧国鉄の労働者の人、1人ひとりに責任があるわけではない。
しかし旧国鉄は、その当時の、そして今に到る公務員天国を象徴していると言ってもよい。
週刊「ダイアモンド」誌によれば、こうある。

「守衛、運転手、用務員……同じような仕事をしていても、公務員は民間企業の2倍の給
料がもらえる。
官民格差は歴然としてある。給与だけではない。退職金も公務員なら、ばっちりだ」(「週
刊ダイアモンド・10月15日号)と。
P27には、8職種についての比較が、棒グラフで示されている。
一例として、「役所の運転手の平均年収は、なんと民間の2・3倍」とある。

 もちろん退職金も高額。
「首都圏では、埼玉県が2151万円。
関西の兵庫県も2130万円と高水準だ。
対象を一般行政職を含む、全職種にまで広げると、その退職金額は、両県を含む多くの都
道府県で2700~2800万円台と、大手企業も凌駕するレベルに達する」(同、P28)
と。
3000万円を超える退職金など、公務員の世界では珍しくも何ともない。

 こうした退職金については、「退職手当債」なる地方債の発行で、それに充てている。
 
●年収500万円の人が、1億1500万円の借金

 一方で少子高齢化。
産業の空洞化。
さらに今回、(2011年8月以降)、日本は、通貨の切り下げ戦争で打つ手もないまま、
敗れてしまった。
今の円高が、その結果。

 この先、この日本がどうなるか?
国の借金だけで、800兆円というが、先にも書いたように、地方の自治体がかかえる借
金もある。
それらを含めると、すでに1200兆円を超えているという説もある。

 国の国家税収が、44兆円前後だから、1000兆円としても、約23倍!
年収500万円の人が、1億1500万円の借金をかかえているに等しい。
もちろんそんな借金、返せるわけがない。

●日本の外貨

 8月1日に始まった株価の大暴落は、一連の大不況の序章にすぎない。
「経済収縮」という言葉を使う人もいる。
で、今は、EUがかかえる債務問題、アメリカがかかえる貿易赤字問題だけが、大きくク
ローズアップされている。
しかし最終的にその行き着く先は、この日本と言われている。
日本がもつ、「外貨(ほとんどがアメリカ・ドル)」は、現在、中国についで世界第二位。

 よく「外貨」は、貯金にたとえられる。
が、外貨など、必要以上に多く持っていても、どうしようもない。
言うなれば、タンス預金のようなもの。
海外に投資して、はじめて生きる。
が、その外貨は、戦後ずっと塩漬け状態。

5%でも使おうものなら、アメリカの経済が破綻する。
つまりアメリカが使わせてくれない。

 世界は、今、虎視眈々とその日本の外貨にねらいを定めている。
「最後は、日本の外貨を奪え」と。

 ……その結果、もし日本の経済が破綻し、仮に1ドルが200円とか300円とかにな
れば、もう日本には未来はない。
働く工場もない。
街には失業者があふれ、タクシーの初乗りが、1万円。
今度は日本人が、外国へ出稼ぎに行く番になる。

●「がんばろう、日本」?

 「がんばろう、日本」という言葉が、よく目につく。
3・11大震災について言った言葉だが、それもこのところ、虚しく聞こえる。
正直言って、「わかっていないなア」と。

 書斎の座右に、現在、チェルノブイリ事故に関する本が、数冊、ある。
そのどれを読んでも、放射線被害が表面化するのは、これから。
「2~5年ごろから被害が出始め、10年後にピークを迎える」と。
つい数日前には、静岡県の伊東市で、規制値を超える乾しシイタケが見つかった。
「湯で煮て食べれば問題はないはず」などという、きわめて非科学的なことを、テレビカ
メラに向かって、ある役人が言っていた。

 湯で煮ても、その湯がまたシイタケにしみこめば、同じこと。
つまり350キロも離れた伊東市でも、そういう被害が出ている。
相手が放射性物質では、がんばろうにも、がんばりようがない。
それに今回の大不況が、拍車をかけている。
何を、どうがんばればよいのか!

●自衛あるのみ

 週刊文春誌によれば、三菱UFJ銀行、ならびに野村ホールディングズの2社が、経営
的に「危ぶまれている」状態にあるという(「週刊文春10・20日号、P24、P25)。
(記事の内容については、週刊文春誌に責任を取ってもらう。)

 銀行はつぶれないというのは、もはや神話でしかない。
証券会社にいたっては、山一証券の倒産劇を見るまでもなく、国の支援はありえない。
我が身は我が身で、守るしかない。
(だからといって、あなたも同じことをしたらよいと書いているのではない。
私がここに書いたことを参考に、あなたはあなたで、自分で調べてみたらよい。
ネットで検索をかければ、即座に事実が把握できるはず。)

●最後に教育論

 ……ということで、今は、教育どころではない。
そんな思いが、心を塞ぐ。
考えるとしたら、破綻後の日本は、どう再起したらよいかということ。
その方法はあるのか。
またそのときに備えて、今の日本の教育は、どうあるべきなのか。
言うまでもなく、日本の資源は、「人」。
人しかいない。

 私はあの「ゆとり教育」を通して、自由な教育が生まれるものとばかり期待していた。
が、結果は、ご存知の通り。
「ゆとり」は「ユルユル」になってしまった。
が、一度緩んだバネは、元には戻らない。
戻すとしても、その何倍もの時間とエネルギーを消耗する。

 教育というのは、いつも20年後を見据えてする。
また20年後に結果が出てくる。
が、今のままでよいとは、だれも思っていない。
カリキュラムの段階から、大改革をする。
日本の未来は、それで決まる。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●私の実践

 私の教室でしていることが正しいとは思っていない。
革新的だが、問題はある。
しかしひとつの例として、現在、私のしていることを、「公開教室」として、公開している。
このあたりまで、教育を、カリキュラムの段階から改革する。
それを日本が、先行する。
世界と同じことをしていて、どうしてこれからの日本が生き残っていくことができるのか。

【BW公開教室】

興味のある方は……

http://bwopenclass.ninja-web.net/page018.html

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Hiroshi Hayashi++++++Oct. 2011++++++はやし浩司・林浩司

●自画像(ペン・タブレットを使って……)

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とりあえず、ペン・タブレットを
使い、自画像を描いてみた。
WACOMのBambooを
使って描いた処女作。

まずは、お笑いあれ!

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Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●映画『キャプテン・アメリカ』(2011年10月15日)

 昨夜遅く、映画『キャプテン・アメリカ』を観てきた。
ああいう映画は、肩が凝らない。
そういう点で高く(?)評価して、星は4つの★★★★。
随所で、私はハハハ、ゲラゲラと笑った。
娯楽映画なので、評価はそこまで。
いろいろ書きたいことはあるが、楽しめば、それでよい。
深く考えない。

 ただ3D映画は、率直に言って、疲れる。
見終ったあと、軽い頭痛が始まった。
今朝も、それがつづいていた。
市販の頭痛薬を、昼食といっしょに、のむ。
幸い、それで頭痛は、消えた。

 同じくワイフも、頭痛が起きたという。
今朝、「だいじょうぶか?」と聞くと、「もう、治った」と。
つぎに観たい映画は、『三銃士』、かな?
その映画も3Dとか?
空中戦が楽しみ。

●鳥

 庭先で、このごろ聞き慣れない鳥が鳴いている。
ピッと鳴いた後、チュクチュクピー、ピーチュクと。
かなりはげしい鳴き方である。
インコの鳴き方にも似ているが、こんなところにインコはいない。
ワイフもそれを聞いて、「あんな鳥、はじめてね」と。
ときどき窓の外を見るが、姿が見えない。
栗の木の間で鳴いている。

 この書斎の窓からは見えるはずだが、昨日の大雨のときから、雨戸は閉めたまま。
雨戸を開ければ、鳥の姿が見えるかもしれない。
今夜にでも雨戸を開けておこう。

 居間にはいつも鳥の図鑑が置いてある。
それを使えば、鳥の名前もわかるはず。
いつもそうだが、奇妙なもので、名前がわかるまで、どうも不安。
わかったとたん、安心する。
これはどういう心理的作用によるものなのか。

●運動不足

 この数日間、運動らしい運動をしていない。
ときどき20~30分、歩くが、汗が出るほどではない。
そのせいか、腹のあたりを、重く感ずる。

 で、今、世界中で、格差反対のデモが起きている。
国によって事情がちがうらしい。
その「格差」。
「健康格差」という格差もあるという。

 概して言えば、裕福な人ほど、健康。
貧しい人ほど、不健康(?)。
貧しい人ほど、肥満やニコチン中毒になりやすいという。

 ウ~~ン?

 私が知っている範囲でも、夫が健康、妻が病気がち(あるいはその反対)というケース
は、少なくない。
こういうケースは、どう判断したらよいのか。

 ただ昨日、日本人の離婚率について調べていたときのこと。
離婚率というのは、経済指標と連動しているということがわかった。
町中が不景気になれば、離婚率は高くなる。
町中の景気がよくなれば、離婚率は低くなる。
景況感と離婚率のグラフが重ねて表示してあったが、ピッタシと重なっていた。

 この先、離婚率が高くなるのが、心配される。
(私たち夫婦も、あぶないが……。)

●リズム

 が、こういうことは言える。
借金に追われるような生活になると、生き様もどこか投げやりになるということ。
「健康管理どころではない」と。
そういう人は多い。

 そこで大切なことは、生活のリズムは崩さないということ。
週単位、月単位のリズム。
年単位のリズムというのもある。
そういう意味では、何かの仕事をもつということは、重要。
その仕事が、適度なリズムと緊張感をもたらす。

 ……とは言え、この先、年金の支給開始年齢が、最終的には70歳程度まで引き上げら
れるという。
それもそのはず。
夫婦で、計70万円以上も年金を受け取っている人がいる。
(が、その一方で、子育て盛りの親は、青息吐息。)
こんなメチャメチャな年金制度を維持している国は、そうはない。

 ……そう言えば、週刊文春にこんな夫婦が紹介されていた。
まず偽装離婚をする。
偽装離婚したあと、妻側が、生活保護の申請をし、生活保護費を受ける。

 今、関西方面では、生活保護を受けている人があまりにも多く、市の職員にしても、い
ちいち内情を調べたり、家庭訪問することができないのだそうだ。

 こういう人が多くなったら、日本の経済は本当に破綻してしまう。
まさに「非国民」。
「自分さえよければそれでいい」と。

●官民格差

 ああ、またグチぽくなってしまった。
こういう話を書いていると、私まで精神的に暗くなってしまう。
が、日本人も、そろそろ限界に来始めている。
アメリカやギリシアのことはさておき、この日本では、「官民格差」。
「貧富格差」というよりも、「官民格差」。
この是正を図らないと、日本でもデモは起きる。
(すでに起きているが……。)

 まあ、どうであれ、日本の経済は、そのうち破綻する。
可能性の問題ではなく、時間の問題。
日本の経済も、もう救いようがないところまできている。
……というか、それを通り越してしまっている。
家計が苦しくなったら、支出を切り詰める。
そんな小学生もわかるようなことを、日本はしてこなかった。
それも30年とか、40年前にすべきだった。

 ……ア~ア、もうやめよう、こういう話は……。
私も、もうどうでもよくなってしまった。
「なるようになれ!」と。

 昨夜も劇場から帰るとき、鍛冶町から有楽街(浜松イチの繁華街)を歩いてみた。
が、そこは若者たちのたまり場。
夜の11時近くだったが、祭の日のように、にぎわっていた。
5~20人のグループを作って、若者たちが、大声を出して騒いでいた。
その昔は、仕事帰りのサラーマンたちの世界だった。
が、今は、若者たち。

 学生なのか?
私服を着たサラリーマンなのか?
見た感じ、男は茶髪、長髪……。
女は、ファッション雑誌から抜け出たような服装。
挑発的な服装。

 私とワイフは一列になり、その群衆の間をかき分けるようにして、帰り道を急いだ。
時は2011年10月15日夜。
今は、2011年10月16日、夕刻。


Hiroshi Hayashi++++++Oct. 2011++++++はやし浩司・林浩司


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