●10月4日(素人投資家は静観のとき)
●世界大恐慌
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一晩ごとに、ガラッと変化する。
朝、起きてみると、経済の世界は一変している。
それが現在の国際経済ということになる。
今朝はニュースサイトをのぞくと、
悲観論のオンパレード。
ささいな動きに、一喜一憂。
そのたびに投資家たちは、株を買ったり、
売ったり。
右往左往。
今日あたり、日経平均株価は、ここ数年で
最安値を記録するはず(朝、8:05分)。
ギリシアが、もうどうしようもない状態
であることは、すでに1年も前から
わかっていたこと。
そのギリシアが破綻すれば、フランスと
ドイツの銀行が大打撃を受ける。
もしそうなれば、連鎖的に、ポルトガル、
スペイン、イタリアも影響を受ける。
日本が保有しているギリシア国債は微々
たるもの。
が、安心してはいけない。
日本は、フランスとドイツの国債を大量に
保有している。
だから『最後にババを引くのは、この日本』
(某経済誌)と言われている。
今朝のロイター・ニュースによれば、
アメリカのNYダウは、258ドル安。
いわく、『3日の米国株式市場は商いを伴って大幅続落し、S&P総合500種は約1年1カ月ぶり安値で引けた。ギリシャ情勢の悪化が欧州銀大手の経営を脅かす恐れがあるとの懸念から銀行株が売られた』(ロイター・ニュース)と。
が、本当にあぶないのは、新興国。
こうした新興国から、資金が引きあげ始めている。
韓国もそのひとつ。
8月のはじめ、アメリカの債務上限問題の時、
イ大統領は、「このとき」とばかり、ウォン安の
大ばくちに打って出た。
一気に輸出攻勢に出れば、世界制覇も夢ではない。
そう考えたらしい?
が、それがここにきて、裏目に出た。
外資の引きあげにともなって、ウォンが必要以上に
下がってしまった。
モノを売りたくても、買い手のほうが、元気が
なくなってしまった。
こうなると、国内経済はメチャメチャ。
ガソリンの高騰と並んで物価高。
今さら金利をあげようにも、あげようがない。
あげたとたん、個人債務者が、オール破綻。
つまり韓国は、新興国のひとつに過ぎなかった。
今度ばかりは、韓国も、それを思い知らされたことだろう。
日本経済も崖っぷちに立たされている。
しかしあえて言うなら、まだ持ちこたえられる。
モノの売買で得る貿易収支は、11%前後。
(産業はすでに空洞化しており、貿易として売れるモノは、
今、ほとんど、ない。)
大半の90%近くは、資本収支。
わかりやすく言えば、日本は、巨大なサラ金国家。
世界中に金(マネー)を貸し、その利息で
何とか、生き延びている。
一方、借金も多いが、95%は、身内の借金。
外国から借りている借金は、5%前後。
みなががまんすれば、何とかこの不況をしのげる。
がんばろう、日本!
ただし一言。
私も素人だが、こういうときは、「株」に
手を出してはいけない。
プロは、ロボット取り引きを繰り返している。
1000分の1秒単位で、取り引きを繰り返している。
世界のマーケットを相手に、24時間、取り引きを
繰り返している。
「95%の一般(素人)投資家は損を重ねている」
という情報もある(某経済誌)。
証券会社が「いい株がありますよ」と言って
きたときには、すでにあなたはカモ。
ぜったいに手を出してはいけない。
いらぬ節介かもしれないが……。
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●年中児(4ー5歳児)に、負の数を教えてみました。
今日(10月3日)は、予定を変更し、年中児に「負の数」を教えてみました。
途中でできなければやめようと考えてのスタートでした。
最終的に(ー4+6)の計算ができるようにしたかったのですが、途中で時間切れ。
あと15分あれば、すべて教えられたと思います。
こうして幼児の知的能力を、四方八方から刺激する。
それが私の教え方です。
次回は年長児、小学1年生に、同じ教材を使ってチャレンジしてみます。
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Hiroshi Hayashi++++++Oct. 2011++++++はやし浩司・林浩司
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