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子育て最前線の育児論byはやし浩司 10月 19日号
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★メルマガ(6万3000誌)の中で、2008年度、メルマガ・オブ・ザ・イヤーに
選ばれました!
★2009年、2010年、連続、カテゴリー部門・人気NO.1に選ばれました。
【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
●9月30日
【幼稚園児に方程式を教える】2011年9月30日
●はじめてのチャレンジ!
今日、幼稚園児を相手に、方程式を教えてみた。
私にとっても、はじめての試み。
おそらく、世界でもはじめての試みではないか?
「できるかな?」という心配と不安は、あった。
それもあって、レッスンの前、いつもになく緊張した。
気合いを入れた。
「やってやる!」という、意気込み。
それがないと、失敗する。
自分でも、それがよくわかっていた。
だから気合いを入れた。
入れながら、「ええい、ままよ!」と、レッスンを始めた。
一度、途中で「このあたりでやめて、ふつうのレッスンに
戻そうか……」と迷った。
しかし子どもたちのほうが、私を支えてくれた。
レッスンに乗ってくれた。
で、結果は、大成功!
めでたく最後まで教えることができた。
幼稚園児が、方程式を解くところまで、指導することができた。
うれしかった。
楽しかった。
またまた幼児のもつ能力のすばらしさに、驚いた。
これがあるから幼児教育は、やめられない!
今回は、高画質版で、YOUTUBEにUPした。
私にとっても、記念すべき録画となった。
(1)
(2)
(3)
(4)
(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司
BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 幼児に方程式 方程
式のレッスン 実験教室 幼児に方程式を教える 方程式の学習 はやし浩司)
Hiroshi Hayashi++++++Oct. 2011++++++はやし浩司・林浩司
【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
休みます。
【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
●近所の老人
+++++++++++++++++++++
私の兄が、ボケたときのこと。
兄が67、8歳のときのことだった.
兄は、近所のあちこちで、おかしな行動を繰り返した。
植木鉢の葉を摘んでしまう。
小鳥を籠から逃がしてしまう。
ゴミを他人の家の隅に、捨ててしまう。
車のナンバープレートに落書きをする。
そのつど、近所の人たちから、苦情が届いた。
同じく、そのつど、私たち家族は身を切られるようなつらい思いをした。
それから7、8年。
今度は逆の立場になった。
私の近所に、少し頭のボケた人がいる。
あちこちで、おかしな行動を繰り返している。
近所といっても、私の教室のある地域でのこと。
たとえば道路脇にじっと立ち、私の教室の生徒が出入りするのを、見つめるなど。
男性。
75歳前後。
そのつど私は、「何か用ですか?」と声をかける。
声をかけたとたん、サッと振り向いて、去っていく。
こういうことが、ここ1、2年の間に、何回もあった。
が、そのたびに、私は兄のことを思い浮かべた。
黙った。
その男性……。
どこのどういう人か、よく知っていた。
20年ほど前には、ある時期、毎日のように会っていた。
が、断絶した。
私がその男性の信仰を批判したのがきっかけだった。
以後、私のところへやってきては、「林さん、あなたは地獄へ落ちる」と言った。
ほかにもいろいろあって、私はその男性から遠ざかった。
……というより、無視して、避けた。
それはともかくも、家族も、きっとつらい思いをしているにちがいない。
その気持ちはよくわかった。
が、とうとう、実害が現れるようになった。
その男性が、私の教室の前に立ち、生徒たちに声をかけるようになった。
ワイフにも、声をかけるようになった。
「林さんは、まだいるかね?」とか、「まだこの教室をやっているかね?」とか。
意味のない質問である。
よほど私のことが気になるらしい。
で、ワイフに相談すると、ワイフはこう言った。
「私たちだって、ああなるかもしれないから……」と。
つまり許してやれ、と。
やがてその男性を生徒たちが気味悪がるようになった。
「また、あのおじいさん、立っている!」と。
が、今回、つまり数日前、生徒に話しかけたのが、私は許せなかった。
私のことを、あれこれ、聞いていたという。
もちろん危害を加えるような男性ではない。
それはよくわかっていたが、私は電話した。
電話口に、その店の従業員が出た。
私は、最初は穏やかに、話した。
が、その従業員も、神経質になっていた。
あちこちで、何かのトラブルを起こしているにちがいない。
私が何かを言うと、即座に反論してきた。
「言っても、すぐ忘れます」「私が言っても、聞きません」とか。
すなおに「すみません」とでも言ってくれれば、私も救われる。
が、そう反論されると、こちらとしては、強く出るしかない。
「ともかくも、ですね、私の教室の前に立って、教室を見上げるような行為だけは、やめ
てください。
それと生徒に話しかけるのもやめてください。
生徒たちが気味悪がっています。
私が言いたいのは、それだけです」と。
相手の女性はまだ何か言いたそうだったが、私は、電話を切った。
気分はよくなかった。
兄のことがその男性にだぶった。
その従業員のつらさが、よくわかった。
……「明日は、わが身」。
ボケた人でも、温かく迎える。
迎えて、私たちの仲間に入れてやる。
それが理想。
それはよくわかっている。
わかっているが、現実は、そんなやさしくない。
+++++++++++++++++++++
●32インチテレビ
昨夜、32インチ液晶テレビを買ってきた。
近くのショッピングセンターで、3万2000円前後で売っていた。
シャープのAQUOS。
現在、韓国のサムスン製の27インチモニターを使っている。
その替わりに、……ということで買ってきた。
モニターは大きければ大きいほど、使いやすい。
21インチより、27インチ。
27インチより、32インチ。
しかしテレビ用はテレビ用。
パソコンにつないでみたが、文字がどうも荒い。
いろいろ調整してみたが、どうも荒い。
そこでHDMIでの接続をあきらめ、アナログで接続してみた。
少し改善した。
しばらく、これで使ってみる。
【読者のみなさんへ】
★パソコンには、パソコン用のモニターのほうがよい。
パソコンとパソコン用モニターを、デジタルで接続する。
ただし27インチまでは、安いものがあるが、それを超えると値段が4~5倍にはね
あがる。
文字を打つときは、モニターは大きければ大きいほど、よい。
そのほうが疲れない。
●生き様
生き様を変更して、もう2年になる。
2年より、もう少し長いかもしれない。
それまでは「老後」を意識して、何かにつけ小さく生きようと心がけてきた。
「コンパクト」という言葉を使う人もいる。
「老後はコンパクトに生きるのがよい」と。
が、今は、ちがう。
「どうして小さく生きなければならないのか」。
歳を取ったからといって、小さく生きる必要はない。
死ぬまでの命。
その命に、年齢はない。
年齢制限もない。
死を意識して生きる必要もない。
死の準備をする必要もない。
年齢というのは、あくまでも数字。
今日できることは、今日、する。
懸命にする。
明日は、その結果としてやってくる。
●爽快感
たしかに体力は弱ってくる。
気力も弱ってくる。
それは、今、私が経験しつつある。
しかし一方、こんな喜びもある。
たとえば昨夜も、怠けた心にムチを打って、自転車にまたがった。
30分ほど、全力で走った。
家に戻るころには、全身、汗で濡れていた。
額からは、ポタポタと汗が落ちていた。
それは「運動した」という満足感より、「怠けた心を叩きのめした」という満足感。
もしあのとき、「今夜は疲れているから、運動をやめよう」と、やめてしまっていたら、今
ごろは敗北感を味わっていたことだろう。
その敗北感が、不愉快。
それを知っているから、自転車にまたがる。
あえて自分にムチを打つ。
その爽快感。
その爽快感がたまらない。
●「週刊新潮」(10月6日号)
週刊新潮(10月6日号)を読む。
「大増税のその前に一言、言いたいことがある」という特集。
それを読みたかった。
内容は、
(1)国会議員の定数を半分にせよ。
(2)宗教法人に課税せよ。
(3)医師の優遇税制を見直せ。
(4)学校法人の減免措置を見直せ。
(5)公務員の天下りを見直せ。
(6)特別会計400兆円を見直せ、ほか。
一読したあと、「ホウ~」と、息だけが漏れた。
どれもすでに知っている話だが、だからといって、どうにもならない。
だれも動かない。
その前に、だれも怒らない。
だから何も変わらない。
言うなれば、こうした記事は「ガス抜き」のようなもの。
国民が日ごろ感じている不平、不満を、こうして週刊誌が代弁する。
それを読んで、私たちは、「これで何とかなる」という淡い希望をいだく。
あるいは「だれかが、何とかしてくれるだろう」という淡い期待をいだく。
つまりそのままこの問題を、自分から切り離してしまう。
だから「ガス抜き」。
その証拠に、こうした問題は、10年後も解決していないはず。
むしろ悪化しているはず。
賭けてもよい。
というのも、どの問題も、すでに20~30年前から、あった。
いまだに何一つ、解決していない。
解決していないばかりか、むしろ悪化した。
●コオロギ
昨日、山荘の庭で、コオロギを10匹ほど捕まえた。
成虫になる、やや前の大きさ?
それを今日、自宅へもってきて、自宅の庭へ、放した。
数年ごとにそうしているが、数年もすると、コオロギの数が減ってくる。
今年は、1匹しか、自宅の庭で鳴かない。
どこかさみしそう……。
ということで、10匹ほど、自宅の庭へ、放した。
例年だと、これから秋が深まるにつれ、にぎやかに鳴き出すはず。
楽しみ。
●プルトニウムの発見
福島第一原発の事故地から、45キロも離れたところで、放射性プルトニウムが発見さ
れたという。
それについてNHKラジオは、簡単に事実を伝えたあと、「(たいへん重い)プルトニウム
がそんなに遠くで発見されたことに驚いている」「改めて放射性物質が広く拡散されている
のがわかった」などと、報道していた(2011年10月1日)。
しかしこれは、「?」。
放射性プルトニウムは、すでに4月の段階で発見されていたはず。
何かのニュースでそう知ったのを覚えている。
それに対して当時の枝野官房長官は、「重い金属なので、遠くへは飛びません」などと言っ
ていたはず。
プルトニウムの比重は、約19。
たしかに重い。
しかしいくら重くても、微細であれば、風に舞って飛び散る。
大きさは、大腸菌ほど。
プルトニウムの毒性は、他の放射性物質の比ではない。
たった一個(大腸菌の大きさ)でも肺に入ると、そこにとどまって肺の細胞を破壊しつづ
ける。
肺ガンを引き起こす。
つまり私のような素人にも、そんなことまでわかる。……わかるようになった。
が、NHKラジオは、その毒性にまでは言及しなかった。
本来なら、そこまで報道して、NHK。
で、その放射性プルトニウムはどこから来たか?
もちろん1号機や2号機ではない。
プルサーマル発電を試みていた3号機。
3号機から来た。
つまり3号機は、やはり爆発していた!
原子力発電事故で、最悪のことが起きたと考えてよい。
この先、どんな被害が出てくることやら。
それを考えると、ゾッとする。
「避難勧奨地区が、解除されました」と聞いて、喜んでいるばあいではない。
改めて原子力発電所、とくにプルサーマル発電所には、強く反対したい。
●おい、そこの老人! ずるいぞ!
老人たちよ、もっと声をあげよう。
もっと行動しよう。
死の待合室で、おとなしく椅子に座って並んでいてはいけない。
「自分さえよければ」と、小さな世界に閉じこもっていてはいけない。
私たちがすべきことは、今まで生きてきた「生」を、つぎの世代に還元すること。
藤沢市で塾の教師をしている池田英雄先生が、そう教えてくれた。
……私の知人の中に、55歳で退職、以後30年間、自分の家の庭いじりだけで過ごし
ている人がいる。
(この話は、本当だぞ!)
元国家公務員。
が、そういう生活を、けっして理想の老後生活と思ってはいけない。
この30年間を、1日にして生きてきただけ。
大切なことは、「還元する」こと。
でないと、私たち老人組は、やがて社会の粗大ゴミ程度では、すまなくなる。
廃棄物からじゃま物。
そうなったら、私たちの居場所すらなくなる。
私たちは私たちで、社会の中に、自分をしっかりと組み込んでいく。
近所の空地の草刈りでもよい。
ゴミ拾いでもよい。
そういう形で組み込んでいく。
で、そういう人たちの決まり文句は、ただひとつ。
「私たちは払った分を、返してもらっているだけです」と。
つまり在職中に支払ったお金を、年金として返してもらっているだけ、と。
しかしこんな話は、ウソ。
ウソであることは、みな、知っている。
もしそんな老人が、あちらにも、こちらにもいて、若い人たちの目に付くようになった
ら、私たちはどうなるか。
いや、若い人たちは、どう考えるようになるか。
それをほんの少しでも想像してみればよい。
それが私たちの近未来像ということになる。
さあ、老人たちよ、もっと声をあげよう。
もっと行動しよう。
死の待合室で、おとなしくしていてはいけない。
もう一度、「週刊新潮」を読んでみよう。
そこには、こうある。
(1)国会議員の定数を半分にせよ。
(2)宗教法人に課税せよ。
(3)医師の優遇税制を見直せ。
(4)学校法人の減免措置を見直せ。
(5)公務員の天下りを見直せ。
(6)特別会計400兆円を見直せ、ほか。
どれもこれも、私たち老人組が作った、悪習、悪法ばかり。
その責任を取るのは、私たち。
それとも、私たちは、死が近いことをよいことに、「尻をまくり、逃げて」よいのか?
自分だけ、こっそり、豊かな年金生活をしていてよいのか?
おい、そこの老人!
ずるいぞ!
(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司
BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 鵠沼 池田英雄先生)
Hiroshi Hayashi++++++Oct. 2011++++++はやし浩司・林浩司
●10月01日夜記(2011)
++++++++++++++++++
今日は雑務+昼寝で終わってしまった。
これといった成果は、なし。
10月の第1目というのに、さえない過ごし方。
こんなことで、10月も終わってしまうのか。
台所では、ワイフがギョーザを焼いている。
その臭いが、書斎まで、入ってくる。
夕食は近い。
++++++++++++++++++
●「週刊ダイアモンド」(2011-10-1号)
おととい「週刊ダイアモンド」(2011-10-1号)を買ってきた。
もちろんそれだけではない。
経済誌ばかり、このところ、立て続けに買って読んでいる。
その下地ができていたこともある。
この方面にかなり詳しくなってきた。
が、今回、その「週刊ダイアモンド」を読んで、頭の中がすっきりと整理できた。
特集は『世界失速』。
第1幕……「サブプライムローンとリーマンショック」
第2幕……「世界同時不況と景気刺激策が残した禍根」
第3幕……「欧州ソブリン危機と米国国債格下げの衝撃」
第4幕……「世界同時株安と円高を招く欧米景気の失速」
第5幕……「ギリシャ支援で足並み揃わぬユーロ加盟国」
第6幕……「景気失速の米国にのしかかる財政赤字」
第7幕……「日本国債の格下げとふくらみつづける借金」
第8幕……「インフレ過熱と成長鈍化に悩む新興国」
第9幕……「欧米の景気失速に巻き込まれる日本・新興国」
最終幕……「リーマンショックの再来、世界はどうなる?」
たいへん読みやすく、わかりやすかった。
データ類(グラフなど)は、すべてイラスト化してあった。
専門用語にしても、そのつど説明がしてあった。
ページを追うごとに、「なるほど、そうだったのか」「だからこうなったのか」と、感心す
ること、たびたび。
「世界失速」に感心したのではない。
文章に、感心した。
これだけうまく文章をまとめられるライターというのは、そうはいない。
ライターとしても、トップクラスのライターではないか。
で、今、世界経済は、第1幕から始まり、それぞれが連続性をもちながら、最終幕に向
かって、「失速の道」を歩みつつある。
それが「週刊ダイアモンド」を読んで、よくわかった。
ありがとう、「週刊ダイアモンド」誌さん!
(比較して失礼だが、週刊「東洋経済」誌(9/17号)は、読みにくく、わかりづらい。
特集ごとに、難易度の差がはげしく、読んでいても疲れる。
子どもが使う問題集にたとえていうなら、簡単な問題と難問がごちゃまぜになっていると
いった感じ。)
●熱いときが買い時
「経済誌を立て続けに買って読んでいる」というのは、本当の話。
それには理由がある。
何でも年齢のせいにするのはつらいが、私の年齢になると、こんな現象が現れる。
ふとしたきっかけで、頭が冷えてしまう。
冷えたら最後、頭が働かなくなる。
つまりものごとが、どうでもよくなってしまう。
だから何かのことで興味と関心をもったら、「このとき!」とばかり、そこへ自分のもて
るエネルギーを集中させる。
それを逃すと、ここにも書いたように、頭が冷えてしまう。
そうなると、モノも書けなくなる。
で、今は「国際経済」。
●趣味
私のようなタイプの人は、少なくないようだ。
先日も何かの本を読んでいたら、私のような人間で、出会った。
その人も、「周期的に趣味が変わる」と。
……で、私は若いころからそうで、ひとつのことに夢中になると、それだけを徹底的に
追求する。
が、やがてある程度のところまでくる。
くると、そこで飽きてしまう。
こうして私の趣味は、長くて1、2年、短くて数か月で変化していく。
木工から熱帯魚、ハーブ栽培から魚釣り、模型作りから畑作などなど。
一通り、すべてをしてきた。
「すべて」といってよいほど、あらゆる分野に手を出してきた。
現在はパソコンだが、これだけは、もう30年以上もつづいている。
(最初にコモドール社のPET2001を買ったのが、25、6歳のころ。)
奥が深いというか、底が見えない。
日進月歩で、どんどんと変化していく。
ついていくだけで、たいへん!
プラス、おもしろい。
が、よく自分を観察すると、パソコンの世界でも同じことが起きているのがわかる。
デジカメにこり出すと、頭の中はデジカメでいっぱい。
ビデオカメラにこり出すと、頭の中はビデオカメラでいっぱい。
それがやはり周期的に変化していく。
●結局は、アメリカ
ということで、今は、「国際経済」。
恐いが、おもしろい。
どこかの幽霊屋敷にでも入ったような気分(失礼!)。
が、総じて見れば、こういうこと。
地球がもっている資源、食糧生産能力、それに「豊かさ」にも限界があるということ。
それを世界中の人が、奪い合っている。
もちろん強い国と弱い国がある。
そういった国々が、今、ここにきて急速に入れ替わり始めている。
その混乱が、今回の「大失速」(ダイアモンド誌)の元凶ということになる。
で、最終的に生き残る国は、どこか?
今の状況を見るかぎり、やはりアメリカということになる。
「やっぱり、もつべきものは、米ドル」と。
これが今のところ、私が得た結論ということになる。
(この日本については、あまりにも悲観的なので、ここには書けない。ゴメン!)
●生的エネルギー
要するに、「~~をしたい」というのは、それ自体が「生的エネルギー」(ユング)。
生きる力。
原動力。
その生的エネルギーを感じたら、それを逃してはいけない。
逃したとたん、ジジ臭くなる。
「~~がほしい」「~~を見たい」「~~へ行きたい」でもよい。
それを逃してはいけない。
そうでなくても年ごとに、生的エネルギーは、弱くなっていく。
弱くなっていくからといって、そのままにしておいてはいけない。
闘う!
闘って、生的エネルギーを奮い立たせる。
で、今週(近々)の目標。
(1)大阪のユニバーサルスタジオへ、ワイフと行く。
(2)幼児クラスで、正負の数と計算の仕方を教えてみる。
(3)「猿の惑星・ジェネシス」を観に行く。
(4)11月からの講演のレジュメを、全面的に更新(UPDATE)する。
「どちらをしようか迷ったら、両方ともする」が、現在の私のモットーになっている。
遠慮することはない。
やりたいことがあれば、すべてする。
『鉄は熱いうちに叩け』という。
それをもじるとこうなる。
『何でも、熱いうちに、やれ!』と。
いつまでがんばれるか、自信はないが、がんばる。
がんばるしかない。
Hiroshi Hayashi++++++Oct. 2011++++++はやし浩司・林浩司
●寒い朝
+++++++++++++++
急に秋らしくなってきた。
寒い。
もともと私は、寒さに弱い。
(このところ暑さにも弱くなってきたが……。)
つらいのは眠る前。
頭が熱くなり、足が冷える。
そういうときは枕を高くし、足下に布団をかける。
夏場でも、ときどきそうすることがある。
が、脳みそには、気温が低い方がよい。
コンピューターと、よく似ている。
コンピューターも、気温が低い方がよい。
今の今も、半袖のパジャマで、ブルブル震えている。
が、頭の働きは、よい。
ネットでニュースを読んでも、そのつど、
バチバチと火花が脳の中で散る。
今日は、10月3日、月曜日。
手元の気温計は、21度Cを示している。
+++++++++++++++
●光速を超えた素粒子ニュートリノ
少し前、素粒子ニュートリノが、光速を超えて飛び回っているのが発見された。
「約730キロ離れた国立研究所の検出器で観測した結果、光速より60ナノ秒(1億分
の6秒、ナノは10億分の1)速く到達したのを確認した」(毎日jp)というのが、その
ニュース。
当初は、「アインシュタインの特殊相対性理論をひっくり返す、大発見」と、もてはやされ
た。
が、しばらくすると、「計器の誤差ではないか」という疑問が、あちこちの学者から提起さ
れるようになった。
「速い」といっても、「1億分の6秒」。
しかしここはコロンブスの卵。
こう考えれば、両者の矛盾を解決することができる。
つまりアインシュタインの説く特殊相対性理論の中で論じられる「光」とは、実は「素粒
子ニュートリノのことであった」と。
さらに暴論的に書くなら、こういうことになる。
アインシュタインの時代には、素粒子ニュートリノはまだ発見されていなかった。
だから光を基本にものを考えたが、これからは素粒子ニュートリノを基本にものを考えれ
ばよい。
『この宇宙に、素粒子ニュートリノより速い物質はない』と。
あるいは『素粒子ニュートリノの速度は、一定』でもよい。
そうすればアインシュタインの特殊相対性理論をひっくり返さなくてもよいし、今回の
実験結果を、「計器の誤差」と決めつけなくてもよい。
たとえばあの野口英世。
顕微鏡を使って一生懸命、ある病原体を発見しようとしたが、できなかった。
当時の顕微鏡では、ウィルスまで見ることはできなかった。
だから野口英世は野口英世なりに、自分の知りうる範囲で、研究をつづけるしかなかった。
アインシュタインも、同じような立場ではなかったか。
もっとも光と素粒子ニュートリノとの関係については、私は知らない。
同一の範囲にあるものなのか。
それともまったく別のものなのか。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
●小沢一郎氏vs司法
小沢一郎氏が今回の裁判についての結果を、批判している。
自分の3人の部下が、有罪になった。
罪状は、「資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反」。
それについて「民主主義の世界では、考えられないこと」※と。
3人の部下が有罪になったことで、小沢一郎氏は、かなり不利な立場に立たされる。
それはわかるが、行政府を構成する実質的な支配者である小沢一郎氏が、個人的立場であ
るにせよ、司法を批判するのは、許されない。
三権分立の精神に、まっこうから違背する。
で、今回、「金(マネー)の出口」が、裁判所で争われた。
が、本当の問題は、「金(マネー)の入り口」。
4億円という現金である。
それがどういう経路を経て、小沢一郎氏の懐(ふところ)に入ったか。
(うち1億円については、贈賄側の土建業者が、それを認めている※。
一方、小沢一郎氏は、「タンス預金をしていた、そのお金」と弁明している。)
私たちは、それを問題にしているし、それを知りたい。
つまり金(マネー)の出所。
さらに言えば、「本当に4億円だけだったのか」という疑問も残る。
一連の流れからすると、「4億円どころではなかった」と私は推測する。
が、もしそうなら、それこそ「民主主義の世界では、考えられないこと」ということにな
る。
今回の判決について、裁判官は、つぎのように断じている。
「……小沢事務所は談合を前提とする公共工事の本命業者の選定に強い影響力があり、影
響力を背景に公共工事の受注を希望する企業に多額の献金を行わせていた。規正法の規制
の下で、引き続き企業からの多額の献金を得るため、他人名義の寄付を受け、報告書上、
明らかにならないよう虚偽記入した」(判決要旨より)と。
注※「「大変びっくりした。何の証拠もないのに推測に基づいて決めてしまうのは民主主義
国家では考えられない」と批判した」(Yahoo News)と。
注※当時の水谷建設社長は胆沢ダム建設工事の受注に絡み、大久保被告の要求に応じて、
04年10月に5千万円を石川被告に、05年4月に同額を大久保被告に手渡したと証言して
いる。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
●野田内閣
野田内閣の性質(性格ではなく、性質)が、少しずつ明確になってきた。
TBS-iは、つぎのように伝える(一部抜粋)。
『……「事務次官会議の復活、まさにこれが官僚依存であります」(自民党 石原伸晃 幹
事長、9月26日)と。
「“脱官僚依存”の政治を今こそ」(鳩山由紀夫 首相【当時】、2009年9月)
「“政治主導の貫徹”“脱官僚依存”」(菅 直人 首相【当時】、去年7月)』と。
鳩山由紀夫元首相や管直人前首相は、「脱官僚」を旗印にあげた。
が、野田首相は、その「逆」に進んでいる。
数日前、官民の所得格差が、2倍程度になっているという報道(中日新聞)が、あった。
で、人事院は、0・2%程度の給与引き下げを勧告したが、たったの0・02%?
管直人前首相は、「20%」という数字をあげていたはず。
20%から0・2%。
実質、100分の1!
年収850万円の国家公務員のばあでも、たったの1・7万円!
野田総理への期待感が、急速にしぼんでいくのが、自分でもよくわかる。
残念!
Hiroshi Hayashi++++++Oct. 2011++++++はやし浩司・林浩司
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