●映画『カウボーイ&エイリアン』
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ハシロン・フォードとダニエル・クレイグ。
その2人が主演。
しかも西部劇とSF映画の合体。
そんな映画、見ないわけにはいかない……ということで、
先ほど、『カウボーイ&エイリアン』を見てきた。
今日が公開日。
で、星は、私が3つ、ワイフが、4つの、★★★+。
おもしろかったが、どこかデタラメ。
矛盾だらけの、ボロボロ映画。
『OK牧場』あり、『プレデター』あり、『宇宙大戦争』あり、
『駅馬車』あり……の映画。
最後は、『荒野の用心棒』風に、ダニエル・クレイグが町を去っていく。
むずかしく考えないで、気楽に楽しめば、それでよい。
そういう映画。
来週からは、『三銃士』が始まる。
楽しみ!
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【日韓スワップ協定(10-22)】
●「?」の300億ドル
韓国紙の中央日報は、日韓スワップ協定について、こう考えている(同紙、10月20日)
『9月末現在の外貨準備高額は、3034億ドル』ある、と。
が、韓国でいう「外貨準備」には、多額の有価証券が含まれている(詳細は不明)。
日本とは、いろいろな意味で、経済の算出方式も異なる。
だからそのまま額面通りに、受け取ることはできない。
中央日報紙(=韓国紙の中でも、もっとも反日姿勢の強い新聞)は、こう書いている。
『韓日両国が合意した700億ドルの通貨スワップ規模は現在の130億ドル水準の5倍を超える。当初市場が予想した規模より大きかった。その上世界的安全資産のドルで借りることができる300億ドル規模の通貨スワップが新しくできた。2008年の金融危機の際に韓国は米国と300億ドルの通貨スワップを締結し、その後韓日、韓中とも通貨スワップを締結した』(同日)と。
私には、これ以上のことはわからないが、記事の中には、こうある。
「300億ドル」という数字に注意してほしい。
『……その上世界的安全資産のドルで借りることができる300億ドル規模の通貨スワップが新しくできた』と。
これはどういう意味なのか。
日韓スワップ協定で決められた700億ドルの一部が、300億ドルということなのか?
ふつうスワップ協定といえば、日韓の間なら、(円)と(ウォン)の交換を目的としたものをいう。
が、中央日報紙は、「ドルで借りることができる300億ドル」と書いている。
そのまま読めば、「300億ドルを、緊急時には貸します」と。
日本政府は、本当に「ドルを貸します」と言ったのか?
つまりもし何かのことがあれば、日本政府は、300億ドル、韓国に貸しますよ、と。
その額、300億ドル!
日本円で、約2兆4000億円!
まさか、アメリカを救済するため?
●まず日本の債権者を守る
韓国経済が破綻すれば、日本の金融機関が、大きな傷を負う。
貸し金が焦げ付いたり、貸し倒れになったりする。
それは私にもわかる。
だったらその時点で、日本の金融機関を保護、補償すればよい。
これについて日本政府側は、韓国には、日本企業が多数進出しているから、そういった企業も保護しなければならないというようなことを言っている。
しかし本当に、そうか?
この浜松市にも韓国に工場などを移転した企業は多い。
しかし大半は、現在、撤退している。
韓国で、韓国人を従業員にして工場を経営することについては、ほかの国にはない困難さがつきまとうらしい。
それもあって、韓国に残ったのは、もともと在日韓国人の経営していた企業が多い。
在日韓国人のN氏自身(浜松で工場経営)が、そう話してくれた。
で、中央日報紙は、『……9月末現在の外貨準備高額3034億ドル、中国との通貨スワップ260億ドル相当を含め4000億ドル水準の外貨流動性を確保した』と書いている。
しかし中韓のスワップ協定は、この11月末で、期限が切れるはず。
それはともかくも、韓国の外貨(?)の3034億ドル+日韓スワップ協定で決まった700億ドル=3734億ドル。
中国との協定を含めて、約4000億ドル。
●どうして?
中央日報紙は、前回(2008年)の金融危機のときも、日韓スワップ協定はあったが、日本の世話にはならなかった。
アメリカの世話にはなった。
今回も、日本の世話にならないだろうというようなことを記事の中でにおわせている。
あくまでも韓国ウォンの安全策のため、と。
『……2008年の金融危機の際に韓国は米国と300億ドルの通貨スワップを締結し、その後韓日、韓中とも通貨スワップを締結した。だが、実際に通貨スワップを活用して金を借りた先は米国だけだった』(同紙)と。
だったら、疑問が振り出しに戻る。
それほどまの外貨があり、貿易も順調なら、韓国政府は、そもそも日韓スワップ協定など必要ないはず。
にもかかわらず、なぜ協定を求めてきたのか、と。
●世界は見抜いている
今回の日韓スワップ協定で、韓国の総合株価は、2日連続で上昇している。
(日本を含め、アジア各国の株価は、2日、連続で下がっている。)
つまり今回のスワップ協定は、韓国国内ではプラスに働いた。
(=韓国国内では、通貨危機への不安が、和らいだ。)
が、ウォンについては、こう書いている。
『……韓日通貨スワップ拡大のニュースにウォン相場は1ドル=1130ウォン台まで上がった(日本式に言えば、下がった)。19日のソウル外国為替市場でドルに対するウォンの相場は前日より13・70ウォンのウォン高(安)ドル安(高)となる、1ドル=1131・90ウォンで取引を終えた。これは先月16日の1112・50ウォン以来の高値(安値)水準だ』と。
が、日韓スワップ協定のあとも、韓国ウォンは、1ドル=1130ウォンにまで下落。
ついでながら、韓国では、通貨の上下を、逆に表現するので注意。
「これは先月16日の1112・50ウォン以来の高値水準だ」は、「これは先月16日の1112・50ウォン以来の安値水準だ』と読む。
今日(10月22日)現在、1ドル=1153ウォン。
この2日間で、さらに22ウォンも下落したことになる。
つまり世界は、韓国の経済危機をしっかりと見抜いている。
わかりやすく言えば、外資の逃避がいまだにつづいている。
(外資が逃げるときは、ウォンを売って他の国の通貨に乗り換える。
だからウォンが下がる。)
●お人好しはやめよう!
日本よ、もうこれ以上のお人好し政策はやめよう。
ついでに大国意識も捨てよう。
こんなことを繰り返していたら、日本の企業は、本当に消えてしまうぞ。
こういうお人好しばかり繰り返しているから、日本人はどんどん、職場を奪われていく。
鉄鋼、造船、土木、そして電子産業……。
昨日、日本のパナソニック社は、1000人の人員解雇を発表した。
3・11大震災のとき、アジア株は、韓国をのぞいて、すべて下落した。
韓国だけは数日後から大上昇。
それが「日本の大地震をお祝い(し)ます」という、あの垂れ幕事件へとつながった。
(韓国側サポーターは、「日本の旭日旗はどうなのか」と、反論しているが……。)
もう一度、その株価を示すグラフをここに掲載しておく。
3・11日以後、韓国の株価がどのように動いたか。
またどうしてか?
それをみなさんの目で、しっかりと確かめておいてほしい。
●日韓友好
日韓友好が重要なことは言うまでもない。
私も1967年から、してきた。
しかしおかしなことに、韓国という国は、それをすればするほど、反日に傾いていく。
日本を攻撃する材料がなくなると、秀吉の朝鮮出兵や、ベトナム戦争まで持ち出す。
今度は、従軍慰安婦問題。
この状態は、恐らくこれかもつづく。
日本側の問題ではない。
韓国側の問題。
ゆがんだ民族主義と国粋主義。
これが改まらないかぎり、野田首相が求めるような「未来志向型の両国関係」など、育つはずがない。
政治はどこまでも現実的に。
国際政治は、さらに現実的に。
甘いロマンをいだき、国際外交を推し進めてはいけない。
「これだけのことをしてやったのだから、相手もそれに応じてくれるだろう」などという幻想は、もってはいけない。
そんな甘えは、日本を一歩でたら、通用しない。
とくに韓国には通用しない。
きびしい意見ばかり書いているが、私は私なりに40年間、日韓関係を外からながめてきた。
これが私の現在の結論ということになる。
(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 日韓関係 日韓スワップ協定)
Hiroshi Hayashi++++++Oct. 2011++++++はやし浩司・林浩司
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