2011年10月6日木曜日

*Japanese Films *Math Problem

【日本映画vs外国映画】(映画論byはやし浩司)

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以前は、「バージンシネマ」と呼んだ。
今は、「東宝シネマ」と呼ぶ。
詳しくはわからないが、経営母体が変わった(?)。
そのこともあって、邦画がぐんとふえ、
洋画が減った。
邦画:洋画=15:4。
たとえば、10月6日公開中のMENU。
(●印が洋画)

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ドッグポリス(純白の絆)
ワイルドスピード●
はやぶさ
監督失格
とある飛空士への追憶
モテキ
セカンドバージン
サンクタム●
ロサンジェルス決戦●
神様のカルテ
アンフェア
探偵はBARにいる
ラビット・ホラー
ライフ●
コクリコ坂から

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●邦画

 映画(洋画)は、家庭の大型液晶画面で観る。
あわてて映画館へ行かなくても、少し待てばDVDで観られる。
家族で観られる。
料金も安い。
加えて最近は、ブルーレイで観る人も増えてきた。
そんなこともあって、かなりの話題作でも、映画館での入りはガラガラ。
「サンクタム」も「ロスアンジェルス決戦」も、それぞれ公開初日と2日目に観たが、ガラガラ。

 その一方で、「東宝シネマ」という名前からもわかるように、邦画がふえた。
ふえたというより、邦画ばかり。
ときどき足を運ぶが、邦画には、そのつど期待を裏切られる。
理由の第一。

 日本の俳優の演技は、「演技、演技しすぎ」。
力(りき)みすぎ。
もっと自然な演技ができないものか。
「これが演技です」というような演技をするから、おもしろくない。
観る方も、感情移入ができない。
何度も書くが、見るからに正義感に欠けるような俳優が、セリフだけで正義を語ったりする。
だから、おもしろくない。
顔(表情)と声だけで、演技する。
形も決まっている。
そういう演技をされると、観る方も疲れる。

●粗製濫造

 近く「猿の惑星・ジェネシス」が公開される。
前評判は、たいへんよい。
楽しみ。
予告編を観たが、予告編だけでも迫力満点。
つまり本気度がちがう。
一方、東宝映画は、どれも粗製濫造(失礼!)といったふう。

 昔とちがって、フィルムを使わない。
ビデオで撮影。
余計に粗製濫造?
CG技術も、お粗末。
たとえば「沈まない太陽」。
旅客機が離陸するシーンが、何度か出てきた。
が、飛行機が不自然に傾いていた。
その上、みな同じカット。

 先日も何かの戦争映画を観たが、そこでもアメリカ軍のプロペラ機が、見た感じ、ジェット機よりも速く飛んでいた。
何でもないシーンだが、そういうシーンが一か所でもあると、興がが冷めてしまう。

 人口80万人の浜松市に、大きな劇場は2つだけ。
これも時代の流れか?
映画の楽しみ方が、変わった。

●東宝シネマに一言

 その映画館。
たとえば午後8:00~とあっても、実際にその映画が始まるのは、15~20分後。
その間、お決まりの説教と予告編。
プラス意味のない「紙うさぎ」(東宝シネマ)のバカ話。
だから私たち夫婦は、「8:00~」とあっても、5~10分後に中に入る。
それでもじゅうぶん、間に合う。
(それにしても、どうしてあんな意味のない「紙うさぎ」のバカ話を、流すのか?)

 ……説教にしてもそうだ。
「鷹の爪何とか団」というのが、「あれをしてはダメ、これをしてはダメ」と、いろいろ説教を並べる。
毎週のように劇場へ通っている私たちにしてみれば、うるさくてしかたない。
レベルも低い。

 ……とは書きつつも、私たち夫婦は、劇場での映画を楽しんでいる。
ボケ防止にも、よいのではないか。
「今度は、あれを観よう」「これを観よう」と話し合っているだけで、楽しい。


Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●難問?
 
img217.jpg

 中3のMさん(進学校)が、こんな数学の問題をもってきた。
「Xを求めろ」という問題だった。
私は一見して、「円」を用いればできると直感した。
が、そこまで。
問題というよりは、パズル。

 問題を解きながら、(解こうとがんばりながら)、1時間もかかってしまった。
ほかにも、7~8人の生徒がいたので、そういった生徒を指導しながらの1時間だった。
が、言い訳は無用。
ふと私が「もしこの問題を解けなければ、君はぼくの教室をやめてもいいよ」と言うと、Mさんは、「イヤッ!」とだけ言った。

 よけいに気合いがはいった。
時間だけが無情に過ぎていった。
が、思考が堂々巡りするだけ。
まとまらない……ア~ア!

が、「今日のレッスンはここまで!」と言ったとたん、不思議なことに、同時に問題が解けた。
「わかった!」と。

 私が苦しんだ分だけ、みなさんも、苦しんでほしい。
解き方と解答は、あえて省略する。

しかしそれにしても、最近になく、手こずった。
私の力の限界を感じた。
(頭がボケてきたせいもあるのかも?)

 で、今朝(10月6日)、再度、挑戦してみた。
が、今は、こう思う。
「どうしてこんな簡単な問題が解けなかったのだろう」と。
「問題」というのは、そういうもの。

 あのファーバーは、苦労に苦労を重ね、空中窒素の固定化に成功した。
で、その手順を教え、学生に同じことをさせたら、数日で、空中窒素を固定化することができたという。
合成ゴムの製造のときも、そうだったという。

 今、その問題を見ながら、改めて先人たちの苦労に思いを馳せる。

『先人の後をついていくのは、簡単なこと』と。

(補記)

 やはり不親切に思う人がいるかもしれないので、
ヒントだけ書いておく。

(1)右下の角度は、上から、10度、20度※(円周角)、30度。
(2)左下の角度は、20度、80度。
(3)左上の角度は、下から50度、80度(円周角)、Y度。
(4)Yは、Y:80=10:20で求まる。つまり40度。
(5)Yが求まれば、Xは、簡単に求まる。

……?
アレッ!
今、求めてみたら、X+40=30(外角)で、X=-10度(マイナス10度)
になってしまった。
どこかで、問題の数字を書きまちがえたのかもしれない。
記憶に従って、書き出したので……。
ごめん!

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司2011/10/06朝記

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