2011年2月23日水曜日

*Magazin Feb. 23rd




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 子育て最前線の育児論byはやし浩司      2月   23日号
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【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●子離れ(親意識との決別)(親の依存性vs親の自立)

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70歳を過ぎても、子離れできない親がいる。
一方、子どもがまだ中学生なのに、さっさと
子離れしてしまう親もいる。
そのちがいは、何か。
どちらがよいのか。
また子離れするには、どうしたらよいか。

+++++++++++++++++++++

●「なりすまし詐欺(オレオレ詐欺)」

 いまだになりすまし詐欺が跡を絶たないという。
電話一本で、いとも簡単に親たち(祖父母たち)が騙(だま)されてしまう。
この話を、オーストラリアの友人(60歳)に話したら、こう言った。
「オーストラリアでは考えられない」と。

 「もしそういう電話がかかってきたら、オーストラリア人の親なら、こう言うだろうね。
それは私の問題ではない。息子(娘)の問題。私は知らない」と。

 つまりなりすまし詐欺というのは、きわめて日本的な現象ということになる。
その根底で、日本人独特の甘えの構造(=依存性)と、深く絡(から)みあっている。

●「二度と帰ってくるな!」

 10年ほど前だが、こんなTV番組を見た。

 深夜、東京のKB町にレポーターとカメラマンが入った。
2人の中学生らしい女の子をつかまえた。
その女の子たちに、「おうちの人は心配してないの?」と。

 が、その女の子たちは、「心配してないヨ~」と。

 そこでレポーターは何とか女の子たちの自宅の電話番号を聞き出した。
自宅に電話した。
電話に母親らしき女性が出た。
が、その母親らしき女性の言い方に驚いた。
娘たちの外出を心配しているかと思いきや、その逆。
「私には関係ありません!」「放っておいてください!」と。

 そこで女の子(=娘)が電話に出ると、母親らしき女性は、電話口の向こうでこう
叫んだ。
「あんたなんか、二度と家に帰って来るんじゃないわよ。わかったア!」と。

●解放

 親はどこまで子どものめんどうをみるべきか。
その内容と基準、それに程度は、それぞれの家庭によって、みなちがう。
子育ての意識そのものが、ちがう。
夫婦(父親vs母親)によっても、ちがう。

 仮に70歳を過ぎても、ネチネチと子離れできない親を、(10)とする。
一方、子どもが小学生、もしくは中学生のころに、「私は関係ありません」と、
子どもを突き放す親を、(0)とする。
上記、テレビに出てきたような母親をいう。

 が、これは意識の問題。
(10)の親から見れば、(0)のような親がいること自体、信じられない。
(0)の親から見れば、(10)のような親がいること自体、信じられない。
その一方で、ほとんどの親は、自分のもっている意識を、標準と考える。
ほかの親たちも、みな、そうと考える。
しかしそう考えてはいけない。
人、それぞれ。
意識も、それぞれ。

●私たち夫婦のばあい

 私たち夫婦ですら、たがいに意識がちがう。
生まれ育った環境がちがうから、ちがって当然。

 私はネチネチとした、濃密な親子関係のある世界で、生まれ育った。
ワイフは、幼いころ母親を亡くし、父親の手だけで育てられた。
そのため私から見ると、「親子感覚」が希薄。
上記(0)~(10)に基準に当てはめるなら、私は、(7)もしくは(8)。
ワイフは、(3)もしくは(4)。

実際、私のワイフが、3人の息子たちに向かって、「勉強しなさい!」などという
言葉を使って、息子たちの世話を焼いているのを、見たことがない。
息子たちがまだ小学生のころから、学校の宿題にしても、「やりたければやりなさい」
「やりたくなければ、やらなくてもいい」という接し方をしていた。

 ほかにたとえばアメリカに住む孫に対しても、毎月のようにプレゼントを送ったのは
私。
ワイフはただの一度も、自分からは送っていない。

 が、おかしなもので、いつも嫌われるのは、私。
好かれるのは、ワイフ。
どうして……?、と書きたいが、俗世間では、こう言う。
『うるさい親は、嫌われる』と。

●子離れ

 子離れとは、何か?
つまるところ、いつ、どの時点で、「私とは関係ない」と、子どもを突き放すかで、
決まる。
言い替えると、子どもにもっている依存性を断ち切ることを、子離れという。
子離れと、親の自立は、紙で言えば、表と裏。

 私も、さんざん辛酸をなめさせられたあと、やっと、こう思えるようになった。
「勝手にしろ!」「知ったことか!」と。
決別したというのではない。
息子たちを見捨てたというわけでもない。
息子たちに抱いていた、期待感を払拭した。
とたん、心の中が、スーッと軽くなったのを覚えている。
つまりそのとき、私は親として自立した。
……というか、親意識と決別した。

●それまでの私

 それまでの私を総括すると、こうなる。
「いつか、めんどうをみてもらわなければならないときがあるかもしれない」
「息子や息子の嫁たちに、嫌われたくない」
「親として、優位な立場にいたい」と。

 いつもそう考えていた。
が、息子たちにその気がまったくないことを知った。
仮に私が心筋梗塞で倒れたと連絡しても、「ああ、そう?」で終わってしまうだろう。
(だからといって、それが悪いというのではない。
それが現代の若者たちの標準的な意識ということになる。
また私自身も、そういうふうに息子たちを育ててきた。)

そういった息子たちの意識を、はっきりと自覚したとき、息子たちに抱いていた
依存性が消えた。
同時に、そこに私の人生があることを知った。
「私は私の人生を生きる」と。
つまり私は、子育てから、解放された!

●依存性

 体にしみついた依存性と決別するのは、たいへん苦しい。
自己否定から、絶望感、さらには襲い来る孤独感と闘わねばならない。
意識を変えるというのは、並大抵の努力では、できない。

 が、この問題だけは、自分たちの問題。
子どものもっている意識を変えようとしても、無駄。
子どものもっている意識と闘っても、これまた無駄。
親の私たちは、それを認め、受け入れるしかない。

 少し前、「デジタル人間」について書いた。
ドライで合理的。
人間関係ですら、ON/OFFだけで片づけてしまう。
そういう人間をデジタル人間という。
「人情」というものが、通じない。
現代の若者たちが、そうであるなら、私たちはそれに合わせて生きていくしかない。
あるいは相手にしない。

 今の私なら、仮になりすまし詐欺の電話がかかってきても、即座にこう言うだろう。
「それは私の問題ではない。息子(娘)の問題。私は知らない」と。

 子離れについて、別の角度から考えてみた。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW はやし浩司 子離れ論 依存性 子離れ 親の自立 はやし浩司 親子感覚)


【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●デジタル人間vsアナログ人間(あなたは、どちら?)

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デジタル人間。
人間関係を、ON/OFFだけで決めてしまう。
つきあうか、つきあわないか、そのつど、スパスパと判断し、行動する。
つきあう価値のある人間とは、つきあう。
つきあう価値のない人間とは、つきあわない。
ドライ、淡泊、計算ずく。
最近の若い人たちの一般的な、考え方。

これに対して、アナログ人間。
ON/OFFの切り替えが苦手。
人間関係が癒着していて、妥協しながらも、相手との関係を維持する。
つきあいたくなくても、嫌われるのを避け、いい人ぶる。
そのつどYES/NOが言えず、ズルズルとあいまいなまま生きる。
人情的、濃密、計算しない。
従来の日本人の一般的な、考え方。

デジタル人間からは、アナログ人間は、ネバネバして見える。
田舎ぽい。
アナログ人間からは、デジタル人間は、サバサバして見える。
都会ぽい。

++++++++++++++++++

●珍現象

 A氏の家に、東京へ出た息子夫婦が、帰ってきた。
孫も2人、連れてきた。
1年半ぶりの帰郷である。

A氏は現在、65歳。
定年まで、地元のバイク会社に勤めた。
現在は、部品管理会社の守衛をしている。
そのA氏が、こう言った。

(1)息子夫婦は、みやげを何も持ってこなかった。
(2)2人の孫の分だけではなく、息子まで、お年玉を請求した。(A氏の妻が、3万円
渡したという。)
(3)正月に来たといっても、嫁は家事をいっさいしない。子ども(孫)を預けて、
同窓会だの、友人宅回りだのと言って、遊んでばかりいた。(A氏の妻が、料理を用意した。)
(4)A氏夫婦は2人の孫を連れて、近くの遊園地へ行ったりした。
(5)みなでレストランで食事をしたが、息子夫婦は、1円も負担しなかった。
そればかりか、帰りの車のガソリン代を、A氏の妻から受け取っていた。

●意識のちがい

 「どうして?」と理由を聞くと、A氏はこう教えてくれた。
「息子夫婦は、生活がギリギリで余裕がないのです」と。

 それもそのはず。
最近の若い人たちは、給料を手にしても、目一杯の生活を始める。
高級マンションに住み、大型の車を乗り回す。
冷蔵庫、レンジ、エアコン、液晶テレビなどなど。
「あって当たり前」の生活をする。

「それに私の方から遊びにおいでと声をかけた手前上、息子夫婦は、お客様です。
嫁さんに家事をさせたら、息子が怒ります」と。

 A氏の息子夫婦を責めても、意味はない。
つまりこの40年間で、日本人の常識が逆転した。

●40年前

 私たちは6畳と4畳のアパートに住んでいた。
車は買ったが、中古のHONDAの小型車だった。
長男が生まれたとき、そうだった。
収入は人並みにあったが、約半額は、毎月実家の母に届けていた。

 盆暮れには、どんなに忙しくても、時間を作って実家詣でをした。
もちろんみやげも、そのつど持っていった。
帰るときには、少なくとも10万円程度の現金を置いてきた。

 ワイフはワイフで、私の実家へ帰ると、家政婦のように働いた。
ときどき家族を連れて、近くの温泉へ行ったりした。
もちろん費用は全額、私が負担した。
が、私たちだけが特殊というわけではない。
それが当時の「常識」だった。

 が、今はちがう。
意識が180度、変わった。
子どもが親の世話をするのではない。
親が子どもの世話をする。
孫の世話をする。
たった40年で、親子の立場が逆転した。
(たったの40年だぞ!)
原因は、何か?
それが冒頭にあげた、デジタル人間の台頭である。

●ドラ息子

 いつごろから、こうなったのか?

 私が最初に強くそれを感じたのは、すでに30年も前のことである。
当時、昔でいう「ドラ息子・ドラ娘」が、急速に増え始めた。
時はちょうど、高度成長期。
それにつづくバブル経済期。
子どもが生まれると、みなが寄ってたかって、蝶よ花よと、子どもに手をかけた。
金をかけた。
時間をかけた。

 その結果、子どもたちは、自分を中心に世界が回っていると錯覚し始めた。
「もらうのが当然」「してもらうのが当然」と。
その結果が、今。
そのときの子どもたちが、今の親たち。

 正月に実家へ帰っても、ただで寝泊まりする。
親に小遣いを渡すのではない。
親から、さらに小遣いをせびる。
先に書いたA氏の息子夫婦のようなケースは、けっして特殊ではない。
が、悲劇はつづく。

●金の切れ目が、縁の切れ目

 子どもが大学へ入ると、親たちは爪に灯をともしながら、学費を送る。
生活費を送る。
しかしそんな苦労など、どこ吹く風。
子どもたちは、遊ぶ。
ただひたすら遊ぶ。
バイトもするが、それはすべて遊興費のため。

 もちろん勉強の「ベ」の字もしない。
愛だの恋だのと、恋愛ゲームに明け暮れる。
で、何とか卒業。
何とか就職。
で、最後には、ある日突然見知らぬ女性を家に連れてきて、「結婚します」と。

 親の意見を求めることもない。
恋愛を、人生の最大の重要事と考える。
またそれが、す・べ・て。

 で、こんな話を聞いた。

 結婚して間もなくのこと。
B氏の息子が、やはり東京から帰ってきた。
突然の帰郷である。
「どうした?」と聞くと、「結婚式をしたい」と。
「どこでやるのか?」と聞くと、「この浜松でしたい」と。

 で、それについて、結婚式の費用を出してくれないかと。
B氏が、「少しなら負担してやってもいい」と答えると、息子は突然、激怒。
こう言い放ったという。
「親なら、結婚式の費用くらい、出してくれてもいいだろ。
この浜松でしてやるのだから!」と。

 それ以後、1年以上になるが、息子からは音信なし!
どこかで結婚式をしたらしいが、B氏夫婦には招待状は来なかったという。

 以上の話を読んで、「この息子はおかしい!」と思ったら、あなたはアナログ人間。
「息子の言い分の方が正しい!」と思ったら、あなたはデジタル人間。
さて、あなたは、どちら?

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW はやし浩司 デジタル人間 アナログ人間 どら息子 ドラ息子 親子の絆 はや
し浩司 逆転する親子関係 はやし浩司 ON OFF人間 ON-OFF ON・OF
F人間)


【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●1月3日(雑感、思いつくまま)


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時刻は、午前0時15分。
1月3日になったところ。
昨日(1月2日)は、忙しかった。
原稿を書くヒマもなかった。
一日中、動き回っていた。
で、今。
やっと自分の時間ができた。
ホ~~ッ!
ワイフは隣の部屋で、眠っている。
アルコールが入ると、それこそ
コテンと眠ってしまう。
うらやましい!


++++++++++++++++


●年賀状


 毎年、1月2日には、年賀状の配達はないものと思っていた。
が、今年から、2日にも配達をするようになったらしい。
朝、起きて郵便受けを見ると、年賀状が届いていた。


 で、その年賀状。
私が「少なくなったね」と言うと、ワイフは、「当たり前でしょ」と。
数年前、一度、年賀状廃止宣言なるものをした。
みなに、断わりのハガキを出した。
「これからはインターネットの時代なので・・・」とか、何とか、書いた。


またおととしは、喪中ということで、だれにも出さなかった。
知らない人は年賀状をくれたが、そのままにしてしまった。
それもあって、年賀状の枚数は、ガクンと減った。


40代のころは、800~1000枚にもなった。
年賀状を書くのも、1週間仕事。
私が図柄を描き、ワイフがあて先を書いた。
考えてみれば、そのころが私の人生のピーク?
が、今年は・・・まだ数えてないが、150枚前後(?)。
私が出した年賀状の枚数も、それくらい。
年齢に反比例して、年賀状の枚数も、少なくなっていく。

オー・ヘンリーの「最後の1枚」という短編小説を思い出す。
病弱な少女が、枯れ木に残る最後の1枚に希望を託し、生き延びる。
私も、やがてそうなる。
最後の1枚に、望みを託す。
0枚になったとき、死ぬ。
(あるいは、その逆?)


●休日の過ごし方 

 この数年、休日の過ごし方を変えた。
それまでは予定も立てず、家でゴロゴロしていることが多かった。
が、それは私には向いていない。
私のやり方ではない。
それがわかった。

家の中でじっとしていると、かえってイライラ感がつのってしまう。
だから最近は、休日になったら、遊びまくる。
ヒマを見つけては、外出する。
毎日、どこかの旅館やホテル、山荘に寝泊りする。
「だったら、どこか外国へでも行ってくればいい」と思う人もいるかもしれない。
しかし私は飛行機が苦手。
一度飛行機事故を経験してから、飛行機に乗れなくなってしまった。
いや、乗れなくはないが、いつもひどい緊張感に襲われる。
旅先のホテルでは、一睡もできない。
「帰りの飛行機に乗らなければ・・・」と思うだけで、不安になる。
動悸が始まる。
体が宙に浮いたような状態になる。
こういうのを「飛行機恐怖症」というのか。
症状を、列挙してみる。


(1) 飛行機に乗るのが、怖い。(棺おけに入ったような気分になる。)
(2) みなについて、ぞろぞろと乗ることはできる。(前の客の背中に隠れて乗る。)
(3) 席に着いても落ち着かない。(目を閉じて、じっとしている。)
(4) 体から緊張感が抜けない。(体中がコチコチになる。全身に冷や汗をかく。)
(5) 先方のホテルで眠れない。(睡眠薬をのむ。)


 そんなわけで、特別なばあいをのぞいて、飛行機には乗らない。
時間はかかっても、国内では、列車を利用する。


 こうした恐怖症というのは、それがない人には理解できないものらしい。
「思い過ごし」とか、「気のせい」とか、言う。
しかし怖いものは、怖い。
足が勝手にすくんでしまう。
これは脳の奥深いところで起こる反応。
理性でコントロールできるようなものではない。


 話は脱線したが、そんなわけでこれが私の休日の過ごし方ということになる。
つまり人、それぞれ。
私は私。


●骨董市


おととい(1月1日)は、市内のグランドホテルであった骨董市に行ってきた。
昨日(1月2日)も、市の産業展示館であった、骨董大市に行ってきた。
若いころは骨董が好きで、いろいろなものを買い集めた。
が、今は、売りどき。
もっていても、しかたない。
飾るところもない。


 全部で50店ほど並んでいただろうか。
ワイフとああでもない、こうでもないと言いあいながら回った。


 収穫は、明治時代の教科書。
6冊、買った。
ボロボロの本だった。
ワイフはそれを見て、「一度、消毒したらどう?」と言った。


ついでに私がもっている骨董品の写真を見てもらった。
が、どれも「全国版」とか。
おもしろい言い方だった。
つまり私がもっている骨董品は、東京、京都、大阪のような大都市でしか鑑定できない
という。
だから「全国版」。
「この浜松では鑑定できません。京都へ行ってみたらどうか」と、言われた。
「あるいは美術館でもいい」とも。


私が「ニセモノではありません」と言うと、骨董店の男はこう言った。
「ニセモノでないことは、あなたの顔を見ればわかります」と。
瞬間、意味がわからなかった。
が、そう言われて、そのあとうれしくなった。


 全体としてみると、今、骨董品は底値。
中国からニセモノがどんどんと入り、骨董品の価値がさがってしまった。
一時は100万円を超えたような絵皿でも、今では1~2万円で取り引きされて
いるという。


 時代が変わった。
日本人の趣好が変わった。


●無精髪


 今、髪の毛はボサボサ。
「床屋へ行かなければ」と思いつつ、日を延ばしてしまった。
その結果が、今。
正月というのに、何たるザマ!
「明後日から床屋が始まるから、行って来たら?」とワイフは言う。
が、それもめんどう。
もう少し先延ばしにする。
それまで整髪料で、ごまかす。


・・・しかし私の年齢で、これほどまでに髪の毛がフサフサしているのは珍しい。
白髪も少ないほう。
去年、大学の同窓会に出たら、半数以上が照れ照れのハゲ頭だった。
「床屋へ行かなくてもすむからいいなあ」と思ったが、やはりハゲ頭は」いや。
めんどうでも、髪の毛はあったほうがよい。


●正月


 「正月」という言葉から緊張感が消えた。
私たちが子どものころは、正月というと、一大行事だった。
重大事だった。
が、今はちがう。
のんべんだらりというか、正月といっても、ただの休日。


 たとえばこの山荘周辺の農家の様子も、変わった。
20年前には、どこの家の前にも、門松が並んだ。
が、今は、ほとんど見ない。


 私の家にしても、そう。
今年は1月1日になって、あわてて正月らしくあれこれ飾った。
餅つきも予定していたが、市内に住む友人が、その前日、餅を送ってくれた。
そのため餅つきは、中止。


 先にも書いたように、あちこちで寝泊りしているため、おせち料理もなし。
ワイフが2、3品、用意した。
が、それだけ。
そんなわけでますます緊張感が抜けた。
「こんなことでいいのかなあ」という思いが、心をふさぐ。


●不安神経症(パニック障害)

 このところときどき、不安神経症に陥る。
動悸がはげしくなり、不安感が脳内に充満する。
気分が浮いたような状態になり、落ち着かない。
ささいなことで、イライラする。

 で、私のばあい、そういうときは、自分の胸の内を文章にして叩き出す。
(キーボードを叩くから、「叩き出す」と言う。)
たいてい30分もすると、落ち着いてくる。
心が軽くなる。
反対に、そのままにしておくと、頭の中がモヤモヤしてくる。
症状がひどくなる。

 もっともそういうときに書いた原稿は、外に向かっては発表しない。
言うなれば、ボツ原稿。
どうしても愚痴ぽくなる。
読みたい人もいないだろう。
だから書き終わったら、そのまま削除。
趣味の魚釣りと同じ。
魚を釣っても、また水の中に戻す。

 さてさてやっと眠くなってきた。
時刻は、もうすぐ午前1時。
明日も忙しい。
起きたらすぐ、周辺の草刈をするつもり。
一汗かいて、風呂に入る。
それが楽しみ。

 では、みなさん、おやすみ!
(はやし浩司 2011-01-03)


Hiroshi Hayashi++++++Jan 2011++++++はやし浩司(林浩司)

●初夢

++++++++++++++++++++++

今年の初夢。
見たはずなのだが、よく覚えていない。
どこかの温泉に入っていた?
湯船が2つあったが、ひとつには、
レスラーのような黒人の大男が入っていた。
私たちは隣の部屋にあった、もうひとつの
湯船に入った。
隣の客と肩がこすりあうほどの混みようだった。

あのフロイトも「夢判断」を重要視している。
いろいろな説がある。

時計の夢を見るのは、強迫観念の強い人。
旅先であわてる夢を見るのは、不安神経症(パニック障害)の人。
混浴の夢を見るのは、性的に欲求不満の人。
トイレをさがす夢を見る人は、小便がしたい人、など。
(以上、はやし浩司説)

もう10年近くも前のこと。
1月2日の朝、私はヘビの夢を見た。
昔からヘビの夢を見ると、金運がよくなると言われている。
私は喜んだが、その年は最悪だった。
つまり、こういうのは迷信。

ところで中国では、すでに2000年以上も前から、
夢判断をしていた。
そういう話を知っている人は少ない。
『黄帝内経(こうていだいけい)』という本に、
それがちゃんと載っている。
詳しくは小生の『目で見る漢方診断』(飛鳥新社)を
見てほしい。

http://farm1.static.flickr.com/27/44248065_6d77fe9e35_b.jpg

http://farm1.static.flickr.com/32/44248066_dfea74d843_b.jpg

見方によっては、フロイトの夢判断より、はるかに合理的である。
漢方理論にしっかりと基づいている。

で、目をさましてから、ワイフとこんな話をした。

私「よくさあ、認知症か何かになると、どこどこへ帰りたいと言う人がいるよね」
ワ「みんな、言うみたいよ」
私「ぼくの母は、生まれ故郷のID村に帰りたいと、いつも言っていた」
ワ「そうね」
私「でね、ぼくのばあいだけど、ぼくが老人になり、そういう状態になったら、
どこへ帰りたいと言うだろうか」

ワ「どこ?」
私「お前は、どこだ?」
ワ「砂山の実家かしら?」
私「ああ、あそこならいつでも連れて行ってやるよ」
ワ「新幹線の改札口のあたりよ」
私「ハハハ、それはわかりやすい。新幹線の改札口へ連れて行ってやるよ」

ワ「あなたは、どこなの?」
私「それがね、ぼくのばあい、根無し草だから、とくに帰りたいというところがない」
ワ「この家じゃなくて?」
私「夢の中に出てくるとすれば、それがね、おかしなことに、裏のNKさんの家なんだよ」
ワ「あの大豪邸?」
私「そうなんだよ。あの家なんだよ。ハハハ」と。

ワイフの生まれ故郷(実家)は、今は新幹線の浜松駅、その改札口あたりにあった。
もしこの話を覚えていてくれる人がいたら、JR浜松駅で降り、新幹線の改札口を
通るようなとき、こう思ってほしい。
「ああ、ここがあのはやし浩司の妻の実家のあったところか」と。

が、私のばあいはどこか?
やはり郷里のM町か?
それともこの浜松市か?
よく旅先から家に戻る夢を見る。

そのときは岐阜のほうを目指して帰る。
しかし夢の中に出てくる家は、先にも書いたように、裏のNKさんの大豪邸。
オレンジ色の屋根、白壁の家。

+++++++++++++++++++++

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW はやし浩司 夢判断 フロイト 黄帝内経 初夢)


Hiroshi Hayashi+++++++JAN. 2011++++++はやし浩司・林浩司

Hiroshi Hayashi+++++++JAN. 2011++++++はやし浩司・林浩司

●東亜日報の反日記事

● 동아 일보의 반일 기사

+++++++++++++++++


東亜日報(韓国紙)は、「あきれた日本の新聞」と題して、つぎのような
記事を掲げた。

そのまま紹介する。

++++++++++以下、東亜日報、1月4日記事より++++++2011

国防部が発表した「2010年国防白書」に独島(トクト・日本名竹島)の写真がなかっ
たことについて、日本の産経新聞が昨年12月31日、「日本への配慮ではないかと関心を
呼んでいる」とし、その背景に注目した。

韓日間に独島の領有権問題が起こった08年には、韓国政府が国防白書の表紙に独島を背
景にした大型強襲揚陸艦のカラー写真を載せ、本文にも、海軍艦艇の独島防衛訓練のカラ
ー写真を載せたが、今回は2つの写真が削除されているということだ。2010年度版に
は、独島関連の写真として、島の上空を哨戒飛行する空軍戦闘機の小さな写真1枚だけが
掲載された。

これについて、軍当局は、「ひと言で言って、あきれた」と述べた。軍関係者は、「これま
で表紙に写真が3枚入っていて散漫であるうえ、毎回デザインが同じだという反応もあり、
今回はデザインに変化を与えたのだが、過剰な解釈だ。表紙の写真を抜いただけであり、
独島に対する韓国の確固たる守護意志の内容はすべて含まれている」と反論した。

++++++++++以上、東亜日報、1月4日記事より++++++2011

●検証

 そこで産経新聞を調べてみた。
実際、そのような記事があることがわかった。

++++++++++以下、産経新聞、記事より++++++2011

【ソウル=黒田勝弘】

 韓国国防省は30日、2010年版の国防白書を発表したが、前回の08年版白書の表
紙に掲載されていた竹島(韓国名・独島)の写真が表紙から消えており、日本への配慮で
はないかと関心を呼んでいる。

 韓国では近年、金大中・盧武鉉政権(1998~2008年)時代の対北融和策で北朝
鮮への警戒心が後退。代わって竹島・独島をめぐる日韓の領有権紛争から「独島防衛」が
強調され、マスコミなどはまるで日本が“仮想敵”かのような雰囲気になっていた。

 国防白書(08年版)では表紙に「独島」を背景にした大型強襲揚陸艦のカラー写真が
掲載され、本文でも北朝鮮などによる「局地挑発に対する備え」の項に、海軍艦艇による
「独島防御訓練」のカラー写真が出ていた。

 今年の白書ではこの2枚の写真は削除され、「独島」がらみでは島上空を哨戒飛行する空
軍機の小さな写真1枚だけになった。

 韓国では今年、哨戒艦撃沈事件や延坪島砲撃などで北の軍事的脅威が大問題になり、政
府はこれまでの安保政策の立て直しを迫られている。韓国政府として現実離れした“日本脅
威論”をあおるような写真は不必要と判断したものとみられる。

++++++++++以上、産経新聞、記事より++++++2011

●「日本への配慮ではないかと関心を呼んでいる」

 産経新聞の記事の中で、最大の問題点は、「日本への配慮ではないかと関心を呼んでいる」
という部分。

 いつ、だれが、どこでそのような「関心を呼んだ」のか?
記事には、「黒田勝弘」の記者名がある。
となると、こういう独断的判断を下したのは、黒田勝弘氏自身ということになる。
黒田勝弘氏は、勝手に国防白書を自己流に解釈し、最後に、こう結んだ。

「韓国政府として現実離れした“日本脅威論”をあおるような写真は不必要と判断した
ものとみられる」と。

●韓国側の反発

 これに対して、韓国側は、強く反発した。
それが東亜日報の記事である。

 が、私は黒田勝弘氏のこう言いたい。
「日韓問題は、貴殿が考えているような、底の浅い問題ではない。
韓国の人がもっている反日感情は、そんな甘いものではない。
認識不足もよいところ」と。

 つまり私はこれほどまでに、オメデタイ記事を、そうは知らない。
産経新聞というよりは、黒田勝弘氏の、視野の狭さに驚く。
つまりこの程度のことで、一喜一憂してはいけない。
自己流の解釈を加えて、日韓関係が改善に向かっていると安易に判断してはいけない。
東亜日報が反発して、当然である。

 私も、この記事には、日本側の立場で、あ・き・れ・た!


Hiroshi Hayashi+++++++JAN. 2011++++++はやし浩司・林浩司

【1月5日朝記】(さあ、今日も始まった!)

●目と口

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感情は口に先に表れる。
目は、それにつづく。

わかりやすく言うと、喜怒哀楽、
とくに驚き、笑いは、まず口に現れる。
ついでそれに対して目の動きが追従する。

つまりそれによって、作られた表情か、
本物の表情かを、判断することができる。

……というような話を、若いころ、
何かの本で読んだことがある。

++++++++++++++++++

●日本映画

 日本映画が、全体として、演技ぽいのは、「演技」を意識しているから。
たとえば1人の男が町を歩いている。
そのとき突然、後ろから、だれかに肩を叩かれる。
その瞬間のこと。
その男は、相手の顔を確かめる前に、つまり振り向く前に、目の筋肉が先に緩(ゆる)む。
その状態で振り返る。
相手は男で、彼の友人だった。
(ふつうなら、まず相手を見てから笑う。
笑うとしても、口の方が先に笑う。)

 ……というような「瞬間」を、私たちは見落とさない。
笑顔についても、同じことが言える。

 たとえば1人の女性が、何かのジョークを聞いて笑うようなばあい。
まず口の方が先に反応して、笑う。
目が笑うのは、そのあと。
それが本当の笑い。

 が、日本映画では、あらかじめ用意した表情で、笑う。
こういうときは、こういう表情をしてみせるもの……というような表情で笑う。
たとえて言うなら、ショッピングセンターに立つ売り子のような表情をしてみせる。
ニコニコ笑うが、作り笑い。
どこか不自然。
演技ぽい。
ここでいう「演技」というのは、それをいう。

 こうした稚拙な演技を防ぐゆいいつの方法は、俳優が、その人物になりきること。
その人物の心になりきること。
演技はそのあと、ついてくる。

●孤独は心のがん細胞

 数日前、「孤独は心のがん細胞」という内容の原稿を書いた。
孤独感がつのると、精神状態が変調する。
その先に「死」が見え隠れするようになる。
そのまま自殺してしまう人も少なくない。
だから「孤独は心のがん細胞」。

 ところが、である。
孤独は心のがん細胞だけではなく、肉体のがん細胞であることもわかってきた。
絶望感を味わった人ほど、心臓病、脳卒中、さらにはがんになる人が多いのだそうだ。
理屈としては、納得できる。
絶望感が、体内の免疫機能を減退させる。
孤独感にしても、同じ。
孤独感ほど、強烈なストレスはない。

 私の学生時代の友人も、そう言った。
彼はこの6年、胃がんと闘っている。
「林、がんはね、ストレスが原因で起こるんだよ」と。

 ストレス、イコール、がんということでもないだろう。
しかしストレスは、体によくない。
2008年に、その友人について書いた原稿を、再掲載する。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●S君の生き方(Immunocyte & Cytokine)
A cytokine brings the effect that multiple functions, that is, a single cytokine varies in
the condition of the target cell.

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昨夜、T県T市に住んでいる、S君と
電話で、1時間ほど、話す。

大学の同窓生である。

彼も、4、5年前、内臓にガンを患い、
現在も、「闘病生活をしている」(同君)
とのこと。

「毎月、いろいろな検査を受けている」
「毎週、リハビリに通っている」
「毎日、いろいろな薬をのんでいる」と。

しかし生き方が、すばらしい。
何ごとにつけ、前向き。

「ぼくはクラシック音楽が好きだから、
チケットはいつも、何枚ももっている」と。

心配して電話をかけたつもりだったが、
かえって私の方が、教えられた。

「なあ、林君、ガンなんて、治せば
いいんだよ。すぐ死ぬというわけでも
ないからね。ていねいに検査を受けていれば、
転移も、それでわかる。わかったとき、対処
すれば、まにあうよ。これで最初のガンから
5年になるから、あと10年は生きられるよ。
これからの10年は、(もうけもの)と
思って生きるよ」と。

「悪いのは、ストレスだよ。ストレスが、
ガンを引き起こすと考えていいよ。
ぼくの周囲でガンになった人を見てもね、
何らかのストレスが引き金になったと
思われるのが、多い。ストレスが免疫細胞の
力を弱めてしまうんだよ。ガン細胞なんて
ものはね、みな、もっているんだよ」とも。

次回の同窓会には出ることを約束して、
電話を切る」

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●ストレス

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以前、ストレスについて書いた原稿を
さがしてみた。

++++++++++++++++

●ストレス
 
人間関係ほど、わずらわしいものはない。もし人が、そのわずらわしさから解放されたら、
どんなにこの世は、住みやすいことか。いうまでもなく、我々が「ストレス」と呼ぶもの
は、その(わずらわしさ)から、生まれる。

このストレスに対する反応は、二種類ある。攻撃型と、防御型である。これは恐らく、人
間が、原始動物の時代からもっていた、反応ではないか。ためしに地面を這う、ミミズの
頭を、棒か何かで、つついてみるとよい。ミミズは、頭をひっこめる。

同じように、人間も、最初の段階で、攻撃すべきなのか、防御すべきなのか、選択を迫ら
れる。具体的には、副腎髄質からアドレナリンが分泌され、心拍を速くし、脳や筋肉の活
動が高まる。俗に言う、ドキドキした状態になる。

ある程度のストレスは、生活に活力を与える。しかしそのストレッサー(ストレスの原因)
が、その人の処理能力を超えたようなときは、免疫細胞と言われる細胞が、特殊な物質(サ
イトカイン)を放出して、脳内ストレスを引き起こすとされる。

そのため副腎機能の更新ばかりではなく、「食欲不振、性機能の低下、免疫機能の低下、低
体温、胃潰瘍などのさまざまな反応」(新井康允氏)が引き起こされるという。その反応は
「うつ病患者のそれに似ている」(同)とも言われている。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 孤独感、絶望感は、ただ単なる感情ではない。
肉体をもむしばむ「がん細胞」ということになる。
こわいのは、脳内ストレス。
年齢的なことはよくわからないが、50歳を過ぎたら、要注意!

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Hiroshi Hayashi+++++++JAN. 2011++++++はやし浩司・林浩司

●2つのニュース(はやし浩司 2011-01-05)

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「?」と思った、2つのニュース。
ひとつは、アメリカのアーカンソー州で起きた、鳥の大量死事件。
もうひとつは、北朝鮮の金xxに関するニュース。

並べて考えてみる。

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●花火で、鳥が大量死?(Yahooニュースより)

【ニューヨーク山科武司】

 米アーカンソー州で野鳥が大量に死ぬ“事件”が発生した。原因は不明だが、「新年を祝
う花火の音が鳥のストレスを高めた」との見方が出ている。

 CNNなどによると、アーカンソー州中部の人口5000人の町ビーブで、先月31日
の夜から今月1日未明にかけ、ハゴロモカラスやムクドリが約5000羽、1.6キロ四
方の範囲で死んだ。落下してくる鳥のため車の運転は困難となり、住民は傘をさして鳥を
避けたという。

 夜行性の鳥ではなく、なぜ巣から一斉に飛び立って死んだかは不明だ。研究機関で死体
を解剖したが、感染性の病原はなかった。31日夜には同町で新年を迎える花火を打ち上
げており、AP通信は「その音に鳥が驚いたのでは」との見方を紹介している(以上、Y
ahooニュースより。)

●金xxの公開活動(朝鮮日報より)

 統一部は4日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記による昨年の公開活動が161
回に及んだと明らかにした。ちなみに2009年には159回で、脳卒中で倒れた2008年は97
回だった。

 分野別では工場や企業所など経済部門での視察が63回で最も多く、軍部隊の視察など軍
事部門の現地指導が38回でその次に多かった。さらに公演の観覧28回、中国訪問など対
外活動12回、大学訪問や政治関連行事などが20回だった(以上、朝鮮日報より)。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●思いつくまま

 花火が原因なのか。
それとも何かの伝染病によるものなのか。
しかし私にはこんな経験がある。

 子どものころのこと。
私が住んでいた町では、「川開き」といって、川のそばで毎年、花火大会が催された。
8月1日だったと記憶している。

 で、その直後の、その翌朝のこと。
近くに小倉公園と呼ばれる小さな山がある。
そこを歩いていたとき、無数の小鳥が死んでいるのを見かけた。
無数といっても、点々と、何十羽という数だった。
それを見て、だれかがこう言った。

 「昨夜の花火で驚いて、死んだのだろう」と。

 で、それから30年後。
そのことについて、本に書いた。
『受験に克つ子育て法』(三一書房)という本の中だった。
が、それについて、ある人がこう言った。
「花火で、鳥は死なない」と。

 以来、私はどちらが正しいのか、迷うようになった。
が、今回、アメリカのアーカンソー州で、似たような事件が起きた。
まだ花火と確定されたわけではないが、疑ってみる価値はじゅうぶん、ある。

 人間にとっては「楽しみ」の花火だが、小鳥にとっては、恐怖そのもの。
小鳥だけではない。
私はこの30年近く、犬を飼っているが、犬だっておびえる。

 花火大会イコール、人間の傲慢さの象徴と考えてよい。
人間だけが、地球の住人ではない!
花火が原因とまだ確定したわけではないが、そうであっても、またそうでなくても、
人間の傲慢さの象徴と考えてよい。

●公開活動が161回?

 常識で考えて、161回は、ありえない。
ほぼ2日に1回の割合である。
それがいかにハードなスケジュールであるかは、自分のこととして考えてみると、わかる。

 私は健康なほうだが、1泊旅行をして帰ってきただけで、ヘトヘトになる。
翌日は1日中、横になっていることもある。
いわんや、脳梗塞を経験した人が?
年齢も68歳。

 私は替え玉ではないかと、疑っている。
重要な公開活動については、本人自身がすることもあるだろう。
しかしそれ以外は、替え玉による、公開活動。
そう考えてよい。
以前、やはり何かの本で、金xxには、何人もの替え玉(=影武者)がいると
読んだことがある。
そのときは、身の保全のためにそうしているという話だった。

 それに年に161回もあちこちに出かけていたら、動きがすべてわかってしまう。
これはアメリカの暗殺を恐れる金xxにしては、たいへん、まずい。
あの国は、何からなにまで、ウソで塗り固めている。
こういう話は信じないほうがよい。


Hiroshi Hayashi+++++++JAN. 2011++++++はやし浩司・林浩司

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