2012年6月29日金曜日

Ugly Ozawa Ichiro (Ichiro Ozawa)

●民主党マニフェスト(小沢一郎について)


Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司


国会は、小沢一郎という政治家1人のために、大混乱。
「消費税導入反対」を口実にしている。
で、改めて、民主党のマニフェストは、何だったのか。
何なのか。
それを調べてみた。


正直に言うが、消費税問題はともかくも、こんなにもたくさんのマニフェスト(選挙公約)があったとは、知らなかった。
以下が、民主党マネフェストである(2010年度・菅直人総理就任前後)。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司


+++++++++++以下、参考:日経225サイト++++++++++++


【民主党マニフェスト・2010年度】


★事業仕分けなどによって全ての特別会計の見直しを行って不要なものは廃止していくこと。
★新政策の財源については、既存予算を削減するか収入増によって捻出すること。
★消費税を含む税制改革に関しての協議を超党派にて行うこと。
★20年度までには基礎的財政収支が黒字になるようにすること。
★法人税制は簡素化を前提として、見直しを実施すること。
★中小企業向けの法人税率は引き下げをすること。
★連帯保証人制度や個人保証の廃止について見直すこと。
★自動車重量税や自動車取得税について簡素化して全体的に負担を軽減することなど。


★20年度までの平均経済成長率の名目成長率は3%、実質成長率は2%を目指すこと。
★日銀と協力して早期にデフレを克服すること。
★官民一体となり、高速や鉄道、原発や上下水道などインフラシステムについて国際的な展開ができるようにすること。
★先端医療技術をいかして国際的な医療交流の促進を行うこと。
★映像、アニメ、音楽などを通じて海外への情報発信を強化していくこと。
★幼保一元化へ向けて施設区分を撤廃すること。
★首都圏などの大都市活性化をするために「大都市圏戦略基本法」を制定すること。
★介護ロボットの実用化や再生医療支援、医療機器などのイノベーションを支援すること。


★「消えた年金」について11年度までに集中して取り組み、納めた保険料や受け取る年金額がすぐにわかる年金手帳を作る。
★年金制度を一元化して、1ヶ月7万円の最低保障年金の実現のために抜本改革を行うこと。
★後期高齢医療制度の廃止をして、13年度から新たな高齢者医療制度にしていくこと。
★診療報酬の引き上げを行うこと。
★地域の医師不足解消のため、医師を増やせるように医学部生を増やしていくこと。
★がん予防のため検診体制を強化して、肝炎治療への支援なども行う。
★ヘルパーの給与を挙げるなどして介護職の人材を確保することなどを掲げています。


★財源を確保して、現在支給されている子ども手当の1ヶ月13,000円に上積みをしていくこと。
★地域の実情によって保育園の定員増のため、子どもの医療費の負担を減らすため、給食の無償化をするためなどのサービスへ換えられるようにすること。
★出産育児一時金、不妊治療支援といった出産関係の支援策の拡充を行うこと。
★大学生や専門学生に対して希望者全てが受けることのできる奨学金制度を創ること。
★就学前の子どもに関して保育と教育の提供をしていくこと。
★少人数学級の推進をしていくことなどが掲げられています。


★日米同盟の深化、普天間基地移設問題での沖縄負担軽減へ力を尽くすこと。
★中国や韓国などアジアの国々との信頼関係構築のため「東アジア共同体」を実現すること。
★国連安全保障理事会において常任理事国入りを目指すこと、自衛隊などによる海外への対処活動を継続すること。
★北東アジア地域での非核化、北朝鮮の拉致問題解決へ全力を尽くすこと。


★参議院の定数を40ほど減らして衆議院では比例代表の定数を80ほど減らすようにしていこと。
★国会議員の歳費は日割り、国会委員長手当の見直しなどによって議員経費を削減していくこと。
★通年国会を目指すこと。
★各種公法人を廃止にして天下りをなくすこと。
★国家公務員の総人件費を削減すること。
★幹部職員の降格人事を可能として、民間登用を勧めていくことなど。


★高速道路を無料化にするとどうなるのか状況を確認しながら段階的に無料化を行っていくこと。
★農業以外にも所得補償制度を拡大していくこと、トレーサビリティーを義務付けしていくこと。
★「地産地消」を学校給食や老人ホームにて進めていくこと。
★口蹄疫の感染を阻止、全国のダム事業について検証を行う、ハブ空港の整備を行うことなど。


★再生可能エネルギーの買い取り制度の導入すること。
★スマートグリッドの開発と普及を支援すること。
★エコカーやエコ家電、エコ住宅の普及について支援していくこと。
★11年度に地球温暖化税の導入を検討していくいこと。


+++++++++++以上、参考:日経225サイト++++++++++++

●ただの口実?

 消費税導入問題は、国民全体に与える影響、生活全般に与える影響という点では、大問題である。
それはわかる。
しかしそれだけがマニフェストではない。
ないことは、ここにあげた民主党マニフェスト(2010)を見てもわかる。

 が、私の印象では、(あくまでも私個人の印象だが)、小沢一郎という政治家は、己の権勢欲実現のために、消費税を口実にしているとしか、見えない。
中身は、旧態依然の国盗り物語。
ちょうど北朝鮮が、ありもしない日本やアメリカの侵略を口実に、核武装しているのと同じ。
中身は独裁政権の維持のため。

 もし公約違反を内部で取りあげるなら、ほかにもいろいろある。
たとえば……

★参議院の定数を40ほど減らして衆議院では比例代表の定数を80ほど減らすようにしていこと。
★国会議員の歳費は日割り、国会委員長手当の見直しなどによって議員経費を削減していくこと。
★通年国会を目指すこと。
★各種公法人を廃止にして天下りをなくすこと。
★国家公務員の総人件費を削減すること。
★幹部職員の降格人事を可能として、民間登用を勧めていくことなど。

 これらのマネフェストは、いったい、どうなっているのか。
それに有権者の1人として一言。

 民主党に前回の総選挙で1票を入れた人にしても、マニフェストすべてに目を通し、賛成したからではない。
「おおかた、こんなものでよいだろう」ということで、票を入れたはず。

(当時の世相によれば、「麻生総理大臣ではだめだ」という、反自民票が民主党候補に流れた。
小沢一郎は、「民主党が支持された」とはしゃいでいたが、民主党が支持されたわけではない。
行き場を失った浮動票層が、民主党に流れた。)

 だいたい私にしても、今日はじめて、こうしてマニフェストなるものを、精読してみた。
ほかにも未達成の重要案件が、ごろごろしている。
正義の味方よろしく、「増税強行なら離党」と声を荒げなければならないほど、……というか、私はそれほどの信念を、小沢一郎の中に感じない。
最近の週刊誌によれば、小沢一郎には愛人がいた。
隠し子までいた。
「妻」という最重要の「友」ですら、平気で裏切るような男である。
そんな男なら、平気で、仲間を裏切る。
国民を裏切る。
ウソもつくだろう。
少なくとも、私は信用しない。

 どこかのBLOGで、ある政治評論家が、こう書いていた。
「今の日本の政治で、いちばん重要なことは、小沢一郎が消えることである」と。
まったく、同感である。
離党するなら、子分たちを道連れにしないで、ひとりで堂々と離党すればよい。
何人小沢一郎についてくるか。
それはあくまでも結果。

 報道によれば、何回もそれぞれの国会議員を呼びつけ、その意思を確認しているそうだ。
その見苦しさ。
おぞましさ。
2012/06/29朝記


Hiroshi Hayashi+++++++June. 2012++++++はやし浩司・林浩司

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