2009年10月5日月曜日

*Oct 5th E-mail Magazine

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 子育て最前線の育児論byはやし浩司      10月   5日号
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選ばれました!

【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□



●幻覚

 今日、はじめて、私は(幻覚)なるものを見た。
子どもたち(小4生徒)たちにワークをさせていたときのこと。
シーンと静まり返っていた。
そのとき私は腕組みをして、目を伏せていた。
たぶん、そのとき眠ってしまったのだと思う。
ほんの瞬間のできごとだった。

 目をさますと同時に、ななめ右前の子どもを見た。
見たというより、目に入った。
そのときのこと。
その子どもの背後に、黒いスーツを着た男が立っていた。
その男が、見た瞬間、くるりと体を回すと、そのままドアのほうへ
音もなく消えていった。

 私は思わず声をあげた。
「どちらさんですか?」と。

 今から思うと、それは幻覚だった。
脳の中で、夢と現実が、ごちゃまぜになった。
が、私はワイフにそれを話すまで、それが幻覚だったとは思わなかった。
あとでワイフに電話をして、そういうものを見たと話すと、ワイフは、
「ヘエ~、あなたは幻覚を見たのね」と言って笑った。

 幻覚?
もしそうなら、私は生まれてはじめて、幻覚を見たことになる。
あるいは脳みそが、とうとうおかしくなり始めたのか?
死ぬ直前の母も、よく幻覚を見ていた。

 理屈の上では、視覚野を通して入ってきた情報と、夢として見る
情報が、脳のどこかで交錯したと考えられる。
実に奇怪な経験だった。

 で、その話を子どもたちにすると、私が真顔だったせいもあるが、
何人かが、「先生、こわい!」と言い出した。
「本当にこわいのか?」と聞くと、「こわい」と。
1人の子ども(男児)は、体を小刻みに震わせていた。
「冗談かな?」と思ったが、本当に震わせていた。
いつもは大胆な言動で、みなを笑わす子どもが、である。
それを見て、「そういうこともあるんだ」と思った。

【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●人間不信

++++++++++++++++++

ゆらゆらと揺れるカーテン。
その向こうに、乾いた庭の落ち葉が見える。
台風が、現在、太平洋上を、関東地方に向かっているという。
湿り気を帯びた、あやしげな風。
それがパタパタと、庭をせわしく走り抜けている。

だれもいない朝。
ワイフは、午前中はクラブに出かけて、今はいない。
時間は、先ほどから止まったまま。
私はぼんやりと時の流れに身を任す。

++++++++++++++++++

●自業自得

 「人間不信」というと、(私)の問題と考える人は多い。
まちがってはいない。
しかし「人間不信」には、もうひとつの意味が含まれる。
相手の人から見て、私は、どう見られているかという問題である。
「相手の人は、私を信じているか」と。
人は、他人を信じ、同時に、他人に信じられてこそ、「人間不信」という問題を
克服することができる。
他人に信じられない人が、己の人間不信を嘆いても、それは身勝手というもの。
そういうのを、言葉はきついが、『自業自得』という。
 
●孤立感

 今、ふと我に返る。
私の周りには、だれもいない。
私はひとりぼっち。
孤独ではないが、孤立。
孤立感。
この孤立感は、いったい、どこからくるのか。

 再びゆらゆらと揺れるカーテン越しに、庭の落ち葉を見る。
土の色と化した、葉っぱの死骸。
それがところどころで、小さな山を作っている。
それを見ていると、孤立感が、カプセルとなって、私をすっぽりと包む。

●基本的不信関係

 「他人を信じられない」と嘆いても、意味はない。
「他人に信じられない」と嘆いても、意味はない。
だいたい私は、私自身を信じていない。

 ふわふわとした人生観。
焦点のぼやけた哲学観。
だれにでもシッポを振る、捨て犬のような根性。
「私は私でいたい」といくら願っても、そのつど、世の動きに、そのまま流されてしまう。

 原因は、基本的不信関係。
心理学では、そう説明する。
乳幼児期の貧弱な家庭環境が、私をして今のような私にした。
これは生まれついた、脳みそのシミのようなもの。
簡単には取れないし、また取れるようなものでもない。
本能に近い部分にまで、刷り込まれている。

●心の傷

 だから私には、(その人)がよくわかる。
『同病、相、憐れむ』といったところか。
私に似た人に出会うと、「ああ、ここにも、心のさみしい人がいる」と。

 一見、朗らかで、明るい。
快活で、幸福そう。
しかしそれは仮面。
精一杯、無理をしている。

 そういう人を見ながら、私は、いつもこう思う。
「この人は、自分の心の傷に気がついているのだろうか」と。
あるいは傷があることにさえ、気がついていない?
「かわいそうな人だ」とは、思うが、どうしようもない。
私自身だって、どうしようもない。

●信じられるのは、お金だけ

 私はよい夫を演じているだけ。
よい父親を演じているだけ。
ワイフにしても、私を信じていない。
息子たちとなると、さらに私を信じていない。

 私は、自己愛者。
愛他的自己愛者。
自分勝手で、自己中心性が強い。
プラス、わがまま。
心の中身も、さみしい。
いまだに「信じられるのは、お金だけ」と。
そんな人生観を崩せずにいる。

 だからみんな、去っていく。
楽しそうな顔をしたまま、去っていく。

●希望

 ゆういつの救いは、パソコン。
こうしてパソコンに向かって、心の内を書く。
真新しいパソコンで、キーボードに触れているだけで、気持よい。
その気持よさに陶酔しながら、孤立感をまぎらわす。

 このパソコンの向こうには、私に共鳴してくれる人もいるはず。
数は少ないが、「私もそうだ」と思ってくれる人もいるはず。
今すぐには無理かもしれない。
しかし何か月か、何年かを経て、いつかどこかで、だれかが共鳴してくれるかもしれない。
「文」には、そういう「力」がある。
私にとっては、それが希望。
孤立感を癒す、ゆいいつの方法。

●自分の中のボロ

 しかしどうして私は、こうまで人に裏切られてばかりいるのか。
「人を信じよう」と思ったとたん、そこで裏切られてしまう。
相手は、最初から私をそういう人間と思って、近づいてくる?
それとも最初から、私をまともな人間と思っていない?

そんな人間関係に、ボロボロとまではいかないにしても、もう疲れた。
「信じられたい」と思いつつも、その努力にも限界がある。
私ももうすぐ、満62歳。

 このところザルから水がこぼれ出るように、人々が私から去っていく。
それが実感として、よくわかる。
あの人も、この人も……と。
理由がわかっているだけに、私としてもなす術(すべ)もない。
「歳を取る」ということは、こういうことかもしれない。
自分を支える気力そのものが弱くなる。
孤立に弱くなるというのではない。
自分の中のボロが、そのまま表に出てきてしまう。
それが周りの人たちを、遠ざけていく。

●捨て身

 「今日、1日だけでもいいから、ワイフを信じてみよう」と、今、思った。
だまされてもいい。
裏切られてもいい。
・・・ワイフは、そういうことはしない。
それはわかっているが、こうなれば捨て身で、ワイフと接してみよう。
気を張れば張るほど、疲れるだけ。
ワイフも疲れる。

 「信じてもらおう」などと思う必要はない。
「信じてやろう」と気を張る必要もない。
ただひたすら、「捨て身」。
何も考えない。
何も求めない。

 こうしてぼんやりと、時の流れに身を任す。
どうせ今の私には、それしかできない。
それしかすることもない。

 そうそう心なしか、庭を行き交う風が、強くなったように思う。
カーテンの揺れが、それに合わせて、大きくなった。
さあて、今日もこうして始まった。
まだ朝のニュースは見ていないが、今ごろは選挙一色のはず。
自民党が歴史的敗北を期した。

……となってみると、今まで、あんな党がどうして50年間も、
日本に居座っていたのか、居座ることができたのか、
その理由がよくわからない。

2009年8月31日(月曜日)


Hiroshi Hayashi++++++++AUG.09+++++++++はやし浩司

●980円の時計(脳の中の脳)

++++++++++++++++++

近くのショッピングセンターでは、毎月
30日に、「みそか市」というのが開かれる。
この日は、商品を選んで特別に安く、ものが
売られる。
1万円の自転車とか、6000円の掃除機とか、など。
その中に、9800円のソーラーバッテリーで
動く腕時計(電波時計)というのがあった。

ググーッと物欲が湧いてきた。
が、ここで「待ったア!」。

++++++++++++++++++

●作られる意識

 最近の脳科学の進歩には、めざましいものがある。
その中のひとつが、これ。

 実は(意識)というのは、それを意識として意識する前に、
脳の別のところで、つまり無意識の段階で、その意識の原型が作られる。
私たちが「意識」と呼んでいるのは、実はその無意識に操られてできた意識
ということになる。

 もう少しわかりやすく説明しよう。

●物欲

 私はその腕時計がほしくなった。
腕時計など、この10年以上、身につけたこともないのに、ほしくなった。
で、ワイフに「あとで、この時計を買いに行こう」と誘った。

 が、実はこのときすでに、脳の別のところでは、「買わない」という意識が
作られていた。
もちろんそれは無意識の世界でのこと。
無意識の世界で、別の反応が起きていることなど、私には知る由もない。
意識の世界では、「ほしい」「買いたい」「買いに行こう」という意識が働く。

●無意識の世界の反応

 で、ショッピングセンターに出向く。
時計売り場に立つ。
時計を見る。
「どこかジジ臭い」と、私は思った。
「重そうだ」と、私は思った。
で、結論は、「買わない」。

 ……と書くと、「どうして無意識の世界の反応が、あらかじめ君には
わかったのか?」という質問が出てくるかもしれない。
私は無意識の世界では、「どうせ店に行っても買わないだろう」と反応していた。
無意識の世界での反応だから、意識の世界で、それがわかるはずがない。
わかったとたん、それは無意識ではなくなる。

●訓練

 ところが、である。
少し自分の脳みそを訓練すると、無意識の世界での反応が、おぼろげならも、
自分でわかるようになる。
そのときも、そうだった。

 コマーシャル(DMチラシ)を見たとき、私は意識の世界では、それを
「ほしい」と思った。
が、同時に、脳の別のところで、モヤモヤとした感覚が、それをじゃました。
それは「迷う」という反応とは、ちがう。
意識の世界では、はっきりと「買う」という反応を示していた。
が、そのモヤモヤとした感覚の中に、「買ってはだめ」とか、「買ってもむだ」とか
いう(思い)が、あるのを感じた。

 言葉ではない。
感覚的な反応である。
それが無意識の世界の(反応)ということになる。

●嘘発見器

 私は実物を見たことがない。
嘘発見器なるものに、触れたこともない。
しかし映画などでは、よく見かける。
その嘘発見器だが、今では、脳の奥深くで起きる反応を見分けることが
できるそうだ。

 だからいくら意識的に嘘をついても、脳の別のところが、別の反応をそてしまう
ため、それを嘘と見抜いてしまう。

 そこで……。
ここからはあくまでも映画で知った話だが、一流のスパイともなると、嘘発見器を
だます技術を身につけるのだそうだ。
本当かどうかは知らないが、もしそういう訓練があるとするなら、それは無意識の
世界をだます訓練ということになる。

 が、そういうことはありえることだと私は思う。
訓練すれば、無意識の世界をコントロールし、ばあいによっては、だますこと
もできる。

 その反対の側位にある反応が、催眠術ということになる。

●催眠術

 催眠術については、今さら、改めて、ここに説明するまでもない。
あの催眠術を使えば、心の奥の奥、深層心理までコントロールすることが
できる。

 こんな実験を、私は、直接、目撃したことがある。

実験者(催眠術師)が、被験者(女性、30歳くらい)にこういう暗示を与える。
「あなたは目をさましたあと、隣の部屋に行って、ハサミをもってくる」と。

 で、そのあと被験者は催眠術から解かれ、我に返る。
が、そのあとのこと。
被験者は席を立ち、隣の部屋に行こうとする。
それを見ていたほかの人が、「どこへ行くのですか?」と聞くと、
「ちょっと、隣の部屋まで……」と。

そこで「どうして隣の部屋に行くのですか」と聞くと、
「ハサミを取りにいくのです」と。

「なぜ、ハサミを取りにいくのですか?」
「あら、……どうしてかしら?」
「ハサミで何を切るのですか?」
「でも、ハサミを取りにいかなきゃ……」と。

 その女性は、自分の意思でハサミを取りに行くようにみえた。
が、実際には、他人によって作られた(暗示)に、操られていただけ。
ハサミが、なぜ必要なのか、それについては、まったく考えていなかった。

●もうひとりの「私」

 乳幼児期(0~2歳)から幼児期前期(2~4歳)にさしかかってくる
と、子どもは、「いや」という言葉を連発するようになる。

母「お外へ行こうか」
子「いや」
母「じゃあ、おうちの中で遊ぼうか」
子「いや」と。

 そういう子どもの反応を観察していると、子どもの意思というよりは、
子どもの意思そのものが、さらに奥深い意識によって操られているのがわかる。
何も考えず、条件反射的に「いや」と言う。

 子どもの心の中で、自立に対する意識が芽生え始めているためと考えてよい。
その意識が、親の言いなりになることに対して抵抗する。

 同じような現象がおとなの世界でも、見られる。
私のワイフでも、虫の居所が悪くなったりすると、何かにつけて拒否的な態度
を示すようになる。
私への嫌悪感が、ワイフを裏から操る。
「あれもいや」「これもいや」となる。

●残った物欲

 ……ということで、9800円のソーラー電波時計は買わなかった。
が、ここでまた別のおもしろい反応が、脳の中で起きた。
視床下部の指令を受けて、ドーパミンが放出された。
そのドーパミンが、線条体を刺激した。

 私の線条体の中には、物欲に反応する受容体ができあがっている。
「何かほしい」と思うと、それを自分の意思で止めることがむずかしくなる。
アルコール中毒の人が、酒のコマーシャルを見たときのような反応が、脳の
中で起きる。
ニコチン中毒の人が、タバコの煙をかいだときのような反応が、脳の中で
起きる。

 それが何であれ、この反応が一度起きると、簡単には止められない。
そのモノがほしくなる。
とくに私は、デジモノに弱い。
9800円の時計については、買うのをやめたが、「時計がほしい」という気持ちは、
そのまま残った。

 そこで私がしたことは、その横にある、安物の時計を買うことだった。
値段は、980円。
10分の1の値段。
ベルトが布製の、けっこうしゃれた時計だった。
色は茶と白と黒の組み合わせ。
小ぶりで、軽いのも、気にいった。
で、買った。
その日は、一日、その時計を腕につけて遊んだ。
こうして物欲を満たし、やがて私の脳は、落ち着きを取り戻した。


Hiroshi Hayashi++++++++AUG・09++++++++++はやし浩司

●9月の抱負

+++++++++++++++++

明日から9月。
講演の季節。
私は最近、講演に招かれると、できるだけ
先方の地で、そのまま旅館に泊まるようにしている。

来週は、F県のN町と、伊豆半島のA温泉で、
それぞれ一泊することになっている。
楽しみ……というより、そういう楽しみを
用意しておくと、心もはずむ。
講演旅行も、ずっと楽しくなる。
言い忘れたが、私はいつもワイフを連れて行く。
ワイフの趣味は、旅行。
それを満足させてやるのも、夫の役目。

++++++++++++++++++

●料理は最低

 N町の旅館では、鮎の塩焼きが出るという。
A温泉では、伊勢海老の姿焼きが出るという。
結構な料理だが、私たち夫婦は、基本的には小食。
回転寿司でも、2人で、7~8皿が限度。
ときには、6皿。
それ以上は食べられない。

 だから旅館を予約するときも、料理はいつも最低の料理を注文する。
追加料理は、なし。
不要。
そのかわり、風呂の設備のよい温泉を選ぶ。
湯質がよければ、文句なし。


【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【熟年離婚】(17% of old couples have been divorced now in Japan)

●ふえる熟年離婚

厚生省大臣官房統計情報・人口動態統計課の「人口動態調査」によると、昭和25年から
平成7年までの間に、離婚率は、4・6倍になったという。

 その中でも、結婚生活20年以上の熟年夫婦の離婚率は、3・5%から、16・9%に
まで上昇しているという。17%といえば、ほぼ5組に1組ということになる!

 実は、私の知人の中にも、今、離婚の危機に立たされている人が、何人かいる。しかし
そういう人たちと会って話をしてみると、どこまでが冗談で、どこから先が、真剣なのか、
わからなくなってしまう。そのわからなさこそが、この熟年離婚の特徴の一つかもしれな
い。

知人「もう、5年も、セックスレスだよ」
私「本当かあ!」
知人「寝室も別々だよ」
私「本当かあ!」

知人「だからさ、オレにも、愛人がいてさ」
私「本当かあ!」
知人「家内も、今ごろは、どこかの大学生と、飲み歩いているよ」
私「本当かあ!」と。

 そんな調子で、会話がかみあわなくなってしまう。が、それでいて、その奥さんからは、
こまめに礼状が届いたり、電話がかかってきたりする。離婚の雰囲気など、どこにも感じ
させない(?)。

 で、それを話題にする私のほうも、疲れた。私の実感では、「離婚する」「離婚する」と、
騒ぐ人ほど、離婚しない。本当に離婚する人は、静かに、だれにも悟られずに、離婚する
……ということか。

 その熟年離婚には、大きな特徴がある。今までの経験をまとめてみると、こうなる。

(1)夫の知らないところで、妻側が、先に離婚の決意をかためてしまう。
(2)それまでは表面的には、従順で、家庭的な妻であることが多い。
(3)夫の職業は、ほとんどが会社勤めのサラリーマン。会社人間であることが多い。
(4)夫は、まじめタイプ。むしろ、家庭思い。家族思い。家庭サービスもしている。
(5)共通の趣味や、目的がない。休日などは、バラバラの行動をすることが多い。
(6)妻側から離婚を申し出られると、夫は、「どうして?」と、ろうばいしてしまう。
(7)子どもの結婚など、子育てが終わったときなどに、離婚しやすい。

 ほかにもいろいろあるが、実は、私たち夫婦も、あぶない。しかし私のように、「あぶな
い」「あぶない」と思っている夫婦は、離婚しない。それを知っているから、「多分、だい
じょうぶだろう」と、自分では、そう思っている。

 そこでこうした熟年離婚を防ぐには、どうしたらよいかということになる。が、それと
て、つまり、「防ぐ」という発想とて、一方的に、夫側の勝手にすぎない。夫としては、離
婚されたら困るかもしれない。しかし一方の当事者である、妻側は困らない。離婚を望ん
でいる。

 だから「防ぐ」という発想そのものが、夫側のものでしかない。妻側にすれば、「どうす
れば、離婚できるか」。さらには、「どうすれば、夫の束縛から解放されて、自分らしい人
生を、もう一度、生きることができるか」ということが、問題なのだ。

 事実、熟年離婚する妻たちは、こう言っている。「残りの人生だけでも、私らしい生き方
を、してみたい」と。だから、「防ぐ」という発想そのものが、そぐわない。そういう妻た
ちにとっては、かえって迷惑になる。

 そこで、これはあくまでも夫側の立場の意見だが、熟年離婚を防ぐためには、とにかく
『協同意識』をもつしかないのではないかということ。共通の目的が無理なら、趣味でも
よい。たがいに、たがいの心の補完をしあうような活動をしなければいけない。土日にな
ると、夫は、ひとりで魚釣り。妻は、テニス仲間と旅行……というのでは、あぶないとい
うこと。

 で、私たち夫婦も、その熟年離婚の予備軍のようなものだから、偉そうなことは言えな
い。しかし最近、私は、こう思う。

 夫は、夫で、妻の生きがいを、いっしょにさがし、育ててやる。それが熟年離婚を防ぐ、
最大の方法ではないか、と。「私は夫だ。お前らを食わせてやっている」という発想では、
熟年離婚されても、文句は言えない。

 そう言えば、離婚の危機にある(?)と思われている、冒頭にあげた知人たちは、どの
人も、どこか権威主義的。夫意識が強すぎるのでは? 「男は仕事だけしていれば、一人
前」「それでじゅうぶん」「妻は家庭に入って、家事をすればよい」と、日常的に、そんな
ふうに考えているような感じがする。つまり、そういう発想をする夫ほど、あぶないので
は?

 今夜もワイフに、「おい、今じゃあ、5組に1組が熟年離婚する時代だそうだよ。20年
間も結婚生活をしていてね……」と話すと、ワイフは、どこか感慨深げ。「じゃあ、私たち
も……」と言いそうな雰囲気だった。うちも、あぶないなア~。

【補記】

 どうせ17%も、熟年離婚するなら、そういう熟年離婚を、積極的に考えなおしてみた
ら、どうだろうか。夫婦も、いつまでも「結婚」というワクにとらわれないで、自由に、
自分たちの時間を楽しむとか……。そういう発想で、たがいの関係を、もう一度、つくり
なおす。

 もっと言えば、「結婚」という概念を、一度解体した上で、つくりなおす。こういう時代
になったのだから、いつまでも、旧態依然の結婚観にしがみついているほうが、おかしい
のかも?

Hiroshi Hayashi++++はやし浩司

●疑似・熟年離婚

++++++++++++++++++

9月x日、私は故郷のM町と、絶縁する。
言うなれば、「熟年・離縁」。
故郷と言いながら、私にとっては、腐れ縁。
思いも枯れた。
未練も枯れた。
言い残すことは、何もない。
いろいろ言いたいことはある。
あるが、今さら言いたくもない。
言ったところで、何も変わらない。
説明しても、どうせわからないだろう。
どうにもならない。
いや、それ以上に、私の人生も、秒読み段階に入った。
だからきれいさっぱり、自分の心の中から消す。
だから「熟年・離縁」。

++++++++++++++++++

●熟年離婚

 人は時として、ひとつの人生を生きながら、別の人生を経験する。
ひとつの例が、「熟年離婚」と「熟年・離縁」。
まったくちがうようで、中身は同じ。
心の動きは同じ。
今、私は熟年・離縁を経験しながら、他方で、熟年離婚を経験しつつある。
が、どうか心配しないでほしい。
私とワイフが離婚するわけではない。
そのつもりもない。
あくまでも「熟年・離縁」。

つまり人の心は複雑なようで、ときに、定型化することができる。
似たような例を経験しながら、それをもとに別の経験を定型化することができる。
わかりやすく言えば、私は今、熟年・離縁を経験しながら、「熟年離婚もこんな
ものだろうな」と、想像することができる。

●なぜ離縁?

 いつかゆっくりと、それについて書くときがやってくるだろう。
今はまだ、そのときではない。
話せば長くなる。

 要するに、失望の連続。
裏切られることはあっても、何もよいことはなかった。
が、「それでも……」と思って、故郷にしがみついてきた。
私なりに(縁)を大切にしてきた。
つまりそれも限界に来たということ。
だから離縁!

 もっとも私は故郷を離れて、40年以上になる。
正確には44年!
いまだに故郷にしばられるほうがおかしい。
おかしいが、しばられた。
ずっとしばられた。
その呪縛感には、相当なものがあった。
だから今の気持ちは、「もう、たくさん!」

●香典抜き

 もちろんきっかけは、ある。
私はずっと絶壁のフチに立っていた。
その私を背中から、どんと押すような事件があった。
「事件」というのも、大げさに聞こえるかもしれないが、事件は、事件。
ワイフは、「あの男のやりそうなことね」と言った。
わかってはいるが、私の背中を押すには、じゅうぶんなパワーがあった。

 何と、私の肉親の葬儀のとき、間に立って、香典抜きをしていた親類がいた。
ほかの親類から預かった香典を、自分の懐(ふところ)に入れていた。

それは「浩司君、ところで……」という話から、始まった。
「こんなこと聞きにくいのだけど、ぼくが出した香典、君に届いているだろうか?」と。

 私が「届いていない」と答えると、声にもならないような声を出して、その人は
「ハア~」と言って、驚いた。
そのまま黙ってしまった。

 こうした香典抜きが、いかに親戚関係を破壊するものか、葬儀を経験したことのある人
なら、わかるはず。
私はその親戚づき合いが、つくづくいやになった。
愛想(あいそ)も尽きた。

「あのNS氏というのは、そういう男ですよ。私も、さんざんだまされた。
しかしそこまでやるとはねエ……!」と私。

●熟年離婚

 つまらない話を書いたが、そういう意味では、(貧乏)というのは、恐ろしい。
金銭的な貧乏が、時として、その人の心まで貧しくする。

私「まあ、私は無視します。あんな男、相手にしたくありません。定職ももたず、かわ
いそうな男です」
相「しかし、ぞっとするような話です……」
私「だから葬儀のあと、あなたのところに電話を入れていたのですね」
相「そうだったのか。そうだったんだ。浩司君とぼくが、連絡を取り合っていないか、
それを確かめるために、ね」
私「ハハハ、そこまでやるとはねエ……」と。

 で、そのとき私は、理解できた。
熟年離婚を申し出る、妻の気持ちが、である。
グググッと怒りが増幅し、それが頂点に達したとき、突然、急に、心の中がすっきりする。
許したのではない。
受け入れたのでもない。
「もうどうでもいいや」というニヒリズムが、心を満たす。
そのとたん、ス~ッと、心がすっきりする。

●熟年離婚に至るまで

 そこで自分なりに心の中を整理してみる。
そして自分が熟年・離縁に至った過程を、熟年離婚のそれに当てはめて考えてみる。
つぎのが、それである。

(1)疑問期…「これでいいのか」という疑問をもち始める。
(2)反復期…疑問と否定を繰り返す。
(3)確認期…「これでいい」という確信をもちはじめる。
(4)決断前夜…身辺の整理を始める。
(5)決断期…未練をふっきり、決別を決断する。

 最大の問題は、「悪人としての顔を、どう吹っ切るか」ということ。
私を悪く思っている人を、心の中で、どう処理するかということ。
イギリスの格言に、『2人の人によい顔はできない』というがある。
どちらか一方の人によい顔を見せることはできても、もう一方の人にまで
よい顔を見せるのはむずかしい。
どちらかに好かれれば、どちらかに嫌われる。
嫌われることを恐れていたら、ときとして、真の友を失うこともある。
熟年離婚についていえば、自分の最後の時間を失うことになる。

 内容について考えてみよう。
ただしこれは、先にも書いたように、私の(熟年・離縁)をもとにして
書いたものであり、(熟年離婚)には、そのまま当てはまらないかもしれない。
「似ている?」という点で、私自身が経験した(熟年・離縁)をもとに、
熟年離婚を考えてみた。

(1)疑問期…「これでいいのか」という疑問をもち始める。

 現状への不信感がつのる。(夫への不信感がつのる。)
重苦しい日々がつづく。(悶々たる日々がつづく。)
やがてその原因や理由に気づくようになる。(なぜ、そうなるか、それを考える。)
現状を打開しようとする。(空漠とした日々に耐えられなくなる。)

(2)反復期…疑問と否定を繰り返す。

 「これでいいいのか」という疑問。(「夫婦というのは、どういうものか」と悩む。)
「これでいい」「しかたない」という否定。(自分を納得させる。)
(怒り)と(絶望感)でもよい。(妥協と衝突を繰り返す。)
その2つが、交互に心の中に現れては消える。
家族、親類、社会……もろもろの「糸」にからまれる。(とくに子どもの問題。)
もがく。
苦しむ。

(3)確認期…「これでいい」という確信をもちはじめる。

 苦しんだ分だけ、心が研ぎ澄まされてくる。(ものごとを割り切るようになる。)
拾い出すものと、棄てるものを、選び分ける。(みなによい顔ができないことを知る。)
それらを天秤にかけながら、取捨選択を繰り返す。(居直る。)
「みなにいい顔はできない」ことを知る。

(4)決断前夜…身辺の整理を始める。

 身辺の整理を始め、同時進行の形で、心の準備を整える。(覚悟を決める。)
未練の燃焼。(思い残すことがないよう、準備する。)
後悔しないことの確認。
前に向かって進む勇気の確認、(うしろを見ない。振り返らない。)など。

(5)決断期…未練をふっきり、決別を決断する。

 過去を消し、未来だけを前に置く。
行動として、それを表現する。(離婚を申し出る。)

●2人の人によい顔はできない

 どんな形であるにせよ、また人知れずそれをしたところにせよ、
それをよしとしない人は、かならず現れる。
そういった人にとっては、理由など、何でもよい。
(自分たちから去っていくこと)自体が、悪であり、まちがっているという
ことになる。

 似たような現象は、カルト教団でもよく見られる。
カルト教団にしてみれば、去っていくこと自体、まちがっているということに
なる。
理由があるとしても、あとから理由、つまりこじつけすぎない。

「あいつは親の面倒すら、ロクに見なかった」
「親の一周忌すら、簡単にすませた」
「私への借りを踏み倒した」などなど。

 いろいろ理由をこじつけて、あなたを非難する。
自分から去っていく人間を肯定することは、そのまま自己否定につながる。
だから(去られる側)は、周囲を巻き込んで、援軍を求める。

 熟年・離縁を覚悟する人は、そうした人たちすべてとも縁を切る。
誤解を解くという方法も残されているが、それには相当のエネルギーが必要。
また残された時間は、それほどない。
だから、「思いたければ、勝手に思え」という方法で、居直る。
居直るしかない。
「すべてを断ち切る」という覚悟をもつしかない。

●悪役一筋

 たとえば私は、親類の中では、悪役だった。
遠くに住むことをよいことに、母は、私を悪役に仕立てた。
何かつごうの悪いことがあると、すべて私の責任にした。
その中でも、最大の問題が、祖父が残し遺産の相続問題。

 祖父が他界し、数年後に父が他界した。
祖父は3筆の土地を残した。
その土地を自分名義のものするため、母は、私を悪役に仕立てた。
「私は遺産などいらないが、息子の浩司がうるさいから、判を押してくれ」と。
親戚中に泣きついた。
つまり私がうるさくて困っているから、遺産相続放棄の書類に判を押してくれ、と。

 が、私はそういうことを母がしているとは、まったく知らなかった。
また遺産相続について、私が口を出したことは、一度もない。

 結局母は、自分の思い通りに、ことを運んだ。
同時に、私は、悪者になった。

 誤解と言えば誤解だが、私自身も、最終的には利益を享受するという点で、
それ以上のことは、何も言えなかった。
また当時の私にしてみれば、いくら誤解を解くためとはいえ、親の悪口を言うことは
許されないことだった。
私は沈黙を守った。
叔父の1人に顔面を数発殴られたこともあるが、それでも沈黙を守った。

●熟年・離縁

 しかしこれも人生。
私の人生。
世の中には、もっと複雑で、不愉快な運命を背負って生きている人がいる。
またそういう人の方が、多い。

 みな、それぞれが、それぞれの運命を背負いながら、懸命に生きている。
私もそうだし、あなたもそうである。
その(懸命さ)こそに、生きる意味がある。
無数のドラマも、そこから生まれる。

 私の母にしても、一時は、私は母を恨んだ。
心の水が枯れるまで、恨んだ。
しかし今はちがう。
「母は母で、あの時代を懸命に生きた」という思いの方が優勢である。
かく言う私だって、たいした人生を送っているわけではない。
偉そうなことを言える立場ではない。
もし私が母と同じ立場に置かれたら、私もやはり母と同じことをしていただろう。
それを考えると、どうも自信がもてない。

 で、9月X日。
私は故郷のM町と、縁を切る。
怒っているからでも、また不愉快に思っているからでもない。
人生には、結末というものがある。
その準備として、縁を切る。

 私の故郷は、ここ浜松市である。
それをさらに確固たるものにするため、縁を切る。
だから今、さばさばとした気持ちで、
本当にさばさばとした気持ちで、こんな歌を歌う。

「♪さらば、ふるさと、さらば、ふるさと、ふるさと、さらばあ~」と。
(ただし歌のような涙は、一滴も出ない!※)

 恐らく熟年離婚をして夫のもとを去っていく妻も、似たような気持ではないか。
夫には、理解できないかもしれないが……。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW はやし浩司 熟年離婚 熟年離縁 熟年・離縁)

(注※:補記)

♪『故郷を離るる歌』(ドイツ民謡)

 園の小百合、撫子、垣根の千草、
 今日は汝(なれ)を眺むる最終(おわり)の日なり。
 おもえば涙、膝をひたす、さらば故郷(ふるさと)。
 さらばふるさと、さらばふるさと、故郷さらば。


Hiroshi Hayashi++++++++Sep.09+++++++++はやし浩司

●衆議院議員選挙(8月30日)

++++++++++++++++++

浜松7区。
3人の立候補者がいる。

順に、
(1)現職の、片山S氏衆議院議員・元官僚・自民党)
(2)前職の、城内M氏・元官僚・元自民党)
(3)新人の、斉木T氏・元アナウンサー・民主党)

+++++++++++++++++++++

今日(29日)までの予想によれば、この7区だけは、週刊誌によって、みな、ちがう。
片山氏優勢というのもあれば、城内氏優勢というのもある。
新人の斉木氏について言えば、「新人」ということで知名度が低い。
しかし「民主優勢」の流れに乗って、他の2人の候補者に肉薄しつつある。

 こういうとき、浮動票の王様を自称する私は、むずかしい選択に迫られる。
浮動票層には、浮動票層としての、プライドがある。
哲学もある。

 その第一。
自分の入れる票は、死に票にしたくない。
ぜったい敗れるとわかっている候補者には、貴重な一票は入れない。

 その第二。
浮動票は、言うなればバランス票。
バランス感覚を重要視する。
本来なら、今回のように、自民党ベタ負けとわかっているというときには、
自民党に一票を入れるということも、当然、考える。
民主党のベタ勝ちというのは、浮動票層の望むところではない。
またそれは日本の民主主義制度にとっても、よくない。

 が、今回は、異変が起きた。
「激戦区」というよりは、「混戦区」。

 片山氏と城内氏は、いうなれば同じ穴のムジナ。
城内氏は、もともと自民党。
当選すれば、自民党に復帰する。
自民党系の票は、片山氏と城内氏の2人で、分け合う形になる。
こうなれば、斉木氏有利!

 一方、城内氏と斉木氏の関係も、それに似ている。
城内氏は、地元では人気度が高い。
片山氏と一対一の一騎打ちになれば、今回は、城内氏が勝つはず。
これに対して斉木氏は、民主党優勢の流れに乗っている。
反自民党の票は、城内氏と斉木氏の2人で、分け合う形になる。
こうなれば、片山氏有利!

 つまり三つ巴の混戦状態。
地元の雰囲気からすると、(あくまでも私の印象だが……)、
城内氏が有利、そのあとを、片山氏と斉木氏が猛追しているといった
ところか。

 が、自民党の片山氏に票を入れても、死に票になる。
今回は、当選は無理。
そこで城内氏に入れるか、斉木氏に入れるか……?
そのとき第一に考えるのが、城内氏が元自民党であること。
(繰り返すが、当選すれば、当然、自民党に復帰。)
斉木氏が民主党であること。

 自民党か民主党かということになれば、今の流れからすれば
民主党ということになる。
が、先にも書いたように、城内氏の支持基盤は固い。
となると、最終的にそれを決めるのは、私たち浮動票層ということになる。
つまり、投票率。
投票率で決まる。
投票率が高ければ高いほど、斉木氏(民主党)に有利になる。
(一方、投票率が低ければ低いほど、片山氏に有利になる。)

 現在までの予想によれば、明日のこの7区の投票率は、80%近くになると言われて
いる。
ということは、斉木氏が、がぜん有利ということになる。

 では、どう判断したらよいのか。

(1)バランス感覚が働かない

 今回の選挙で特徴的なのは、本来なら働くはずのバランス感覚が、
働かないということ。
AS首相は、昨日、「自民党の支持率が低いのは、今までの自民党に責任が
ある」というような発言をした。
これなどは、言い逃れもよいところ。
AS首相という人は、自分のことがまるでわかっていない。
わかっていないから、鉄槌を加えてやるしかないということになる。

 AS首相は、こう述べている。

『……自民党にとって、今回の衆院選で、与党が「3分の2」を失うというのは早くから
の既定路線だった。AS首相は衆院解散後「与党で過半数なら、引き続き信任をいただい
たことになる」と、事実上の勝敗ラインを過半数の241議席に設定した』と。

(もしここで自民党が善戦したということにでもなれば、AS首相の続投
が決まってしまう。
それだけは生理的にも、許せない。)

 ……ということで、私は明日の投票率をにらみながら、だれに一票を入れるかを
決める。
投票率速報をにらみながら、夕方遅く投票所に向かうつもり。

投票率が低いようであれば、XX氏。
投票率が高いようであれば、YY氏。
同時に片山氏だけには、勝たせたくない……。

(GOOD NEWS)

 今回の選挙で、自民党が大敗北を期したとしたら、自民党の派閥そのものが
消滅することになる。
あの悪名高い、派閥政治の終焉。
親分(領袖)が落選する。
資金の流れも、止まる。
族議員も消える。
つまり派閥そのものが、成り立たなくなる。

 これだけでも、とてもすばらしいことだ。
どこかのタブロイド紙は、「日本の革命」と書いていたが、まさに「革命」。
「革命」と言うにふさわしい。
明日、その日がやってくる。

(付記)

 総選挙の結果は、
(1)城内M氏が、小選挙区で当選。
(2)斉木T氏は、小選挙区で落選したものの、比例区で当選。
(3)片山S氏は、落選。

 投票率が予想外に低く、70%に届かなかった。


Hiroshi Hayashi++++++++AUG 09++++++++はやし浩司

●日本の総選挙(General Election of Japan, Farewell to the Rotten Politics of Japan!)

We feel something has been changing rapidly and dynamically. We hope this would be
the end of rotten politicsof Japan.

+++++++++++++++++++

昨夜は、眠い眼(まなこ)をこすりながら、
夜遅くまで、選挙報道をテレビで見ていた。
結果は、みなさんご存知の通り。

民主党が、最終的に308議席。
自民党が、119議席。
民主党の完全圧勝で終わった。

これからは、30代を中心とした若い人たちが、
政治の中心を担うことになる。
すばらしいことである。

言い換えると、今までの自民党政治は、あまりにも
ドロドロしかった。
薄汚かった。
カネと権力。
言うなれば、腐敗したゴミの山。
それがその底流で、渦を巻いていた。

今回の総選挙は、一応、それを一掃してくれた。
これから先のことはわからないが、民主党政権の
これからに、強く期待したい。

がんばれ、民主党!

+++++++++++++++++++

●AS首相

 それにしても醜いのが、AS首相。
この場に及んでも、自分の責任を認めるどころか、安倍首相、福田首相の辞任劇を、
敗因の理由にあげている。
自分だって、国民の審判を受けて総裁になり、総理大臣になったわけではない。
そのAS首相が、そう言う。
そのおかしさ。

今回の敗因の理由の第一は、もちろん、AS首相、彼自身にある。
それを棚に上げて、テレビ画面に向かって、さかんに「自民党の3分の2の支持を得て、
総裁になった」と主張していた。
「私には責任はない」と言わんばかりの口調である。
自己矛盾もはなはだしい。

 本来は、選挙までの暫定内閣として発足したAS内閣。
そのAS内閣のAS首相は、そのつどああでもない、こうでもないという理由を
こじつけて、政権の座に居座った。
その見苦しさ。
つまりその結果が、今回の総選挙ということになる。

 本来なら自民党内部でさえ、袋だたたきにあってもしかたない立場。
ところがその袋叩きする人すら、今の自民党には、いない。
AS首相は記者の質問に答えて、「政治は大きなうねりの中で、よいときもあれば、
悪いときもある」というようなことを言っていた。
が、それはどうか?
へたをすれば、自民党は、このままバラバラになってしまうだろう。
もともと主義主張、つまり正義が(柱)にある党ではない。
金(マネー)と権力。
この2つだけで、これから先、どうやって自民党をひとつにまとめていくつもりなのか。

 先ほどざっと世界の報道記事に目を通してみた。
世界中が、速報の形で、日本の総選挙の結果を伝えていた。
「日本は今、大きな転換期を迎えた」というのが、おおかたの見方である。
そう、今、日本は、大きく変わりつつある。
この流れは、もうだれにも止められない!

(8月31日記)


Hiroshi Hayashi++++++++AUG.09+++++++++はやし浩司

最前線の子育て論byはやし浩司(090901)

●米朝平和協定・絶対阻止!(Down with the Peace Treaty between USA and North
Korea)

+++++++++++++++++

今日から9月。
9月1日。
ときに書きたいことが枯渇することがある。
書きたいことが何もなくなり、ただぼんやりと
時間を過ごす。
が、今朝はちがう。
書きたいことが、山のようにある。
あれも、これも、と。
どこから手をつけてよいのか、わからない。

++++++++++++++++++

●米朝平和協定(We should never accept or admit the “Peace Treaty between USA and
North Korea, which would bring Japan the greatest political damage.)

++++++++++++++++++

日本よ、民主党政権よ、どんなことがあっても、
米朝平和協定なるものの締結だけは、阻止しろ!
ぜったいに結ばせてはならない。
これは日本の死活問題。

もしアメリカと北朝鮮の間で、「米朝平和協定」
なるものが結ばれたら、それこそ日本はそのあと、
たいへんなことになる。
まさに北朝鮮に言いなり。
言いなりになるしかない。
北朝鮮の核兵器におびえながら、日本は、莫大な戦後補償費
なるものを絞り取られる。

「金を出せ」「出さなければ、戦争だ」と。

わかるか?

米朝平和協定が結ばれたら、アメリカ本土が攻撃され
ないかぎり、いくら北朝鮮が日本を攻撃しても、
アメリカは、それに対して手も足も出せなくなる。
つまりそれこそが、北朝鮮のねらい。
つまりこの時点で、こと北朝鮮に関するかぎり、
日米安保条約は死文化する。

「アメリカと北朝鮮が仲良くなればいい」という
ような単純な問題ではない。
またこれはそういう問題ではない。

北朝鮮の立場で、ものを考えてみれば、それがわかる。
北朝鮮にとっては、在日米軍は、まさに目の上のタンコブ。
在日米軍が日本に駐留しているかぎり、北朝鮮は
日本に対して、何もしかけることができない。
そこで「米朝平和協定」ということになる。

また今回、鳩山内閣が組閣されるについて、TJ氏
(私の三井物産時代の元同僚)が、首相の顧問団に
加わることになった。
TJ氏は、かねてより、「対米追従外交反対」を
唱えている。

行き過ぎたアメリカ追従主義にも問題がある。
あるが、しかし現実には、日本の平和と安全は、アメリカ軍
によって守られている。
この事実は、(現実)であり、だれにも動かしがたい。
それを忘れてはならない。
けっして理想主義に突っ走ってはいけない。

聯合ニュースは、つぎのように伝える(09年8月31日)

+++++++++++以下、聯合ニュース+++++++++++

【ソウル8月31日聯合ニュース】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が、北朝
鮮の緊張状態を緩和し戦争の危険を取り除く問題は「米国がわが共和国に対する敵対視政
策を捨て、朝米(米朝)間で平和協定を締結してこそ解決できる」と述べたと、北朝鮮の
対外用放送、平壌放送が31日に報じた。ただ、金総書記がいつどこで、こうした発言を
したかについては明らかにされなかった。

 平壌放送は1999年9月29日にも、金総書記が「戦争の危険を取り除き平和を担保
するには、われわれと米国間で平和協定を締結し平和保障体系を策定するべき」だと述べ
たと伝えている。(聯合ニュース)

+++++++++++以上、聯合ニュース+++++++++++

 アメリカには、北朝鮮を攻撃する意図など、最初からみじんもない。
ないことを知りつつ、「平和協定」の締結を求める。
その理由は、ここに書いたとおりである。

 繰り返す。
米朝平和協定の締結は、どんなことがあっても、日本は阻止しろ!


Hiroshi Hayashi++++++++Sep.09+++++++++はやし浩司

●「明治維新以来の大変革」

++++++++++++++++

今回の総選挙について、外国のメディアは、
おおむねつぎのように伝えている。
オーストラリアの(ジ・オーストラリアン紙)の
記事を紹介する。

++++++++++++++++

【ジ・オーストラリア紙より】
(翻訳は、Lingoes)

Pivotal moment in Japan's history(日本の歴史のターニングポイント)
Greg Sheridan, Foreign editor | August 31, 2009
Article from: The Australian
YUKIO Hatoyama's victory is a pivotal point in modern Japanese history.
鳩山由紀夫氏の勝利は近代日本の歴史において極めて重要なポイントです。
And when Japan pivots, the consequences for Australia are enormous.
Hatoyama and his Democratic Party of Japan promise to break down the influence of Japan's
all-powerful bureaucracy and put power into the hands of politicians.
そして、日本が枢軸、オーストラリアの巨大されている結果。
鳩山氏と民主党の政治家の手に渡って、日本のすべての強力な官僚制とputの力の影響を打破す
る日本の約束。
They also promise to reverse the crippling fertility decline, which has led to Japan's population
starting to decrease, to seek a more independent foreign policy, to redistribute money and
spending power to the consumer and most of all to normalise Japanese politics - to create a
competitive two-party system. It's a grand sweep of history, to wipe away the post-war settlement
under which Japan has changed government just once since the mid-1950s.
彼らはまた、日本の人口が減少し始めてつながっている壊滅的な出生率低下は、逆に、消費者に
お金と購買力を再配布して、すべてのほとんどは日本の政治を正常化する-競争力を作成するた
めに複数の独立した外交政策を追求することを約束二大政党制。これは、歴史のポストの下で日
本は1回以来、政府が変更されて戦争の和解をぬぐうための壮大な掃引、の1950年代半ば。
It could be as big and bold and thunderingly significant as the last two great Japanese pivots –
the Meiji Restoration in the late 1800s and the post-war economic revival.
Both of those pivots had colossal consequences for Australia.
これは大きくて大胆かつthunderinglyの最後の2つの偉大な日本の枢軸として大きな-明治維新
後、1800年代後半に、戦後の経済復興ことができる。
両方のこれらのピボットのオーストラリアの巨大な影響をもたらした。
The Meiji Restoration modernised a previously feudal society. But Japan took on some of the
most unpleasant aspects of modernisation - such as colonialism and militarism. The Meiji
Restoration led to the industrial and military behemoth Australia fought in World War II.
明治以前は封建社会の近代化。しかし、日本のいくつかの近代化の中で最も不快な側面をした-
植民地主義や軍国主義など。明治維新オーストラリア二次世界大戦に参戦した産業や軍事巨大に
つながった。
The post-World War II restoration, when Japan embraced defeat and took all the opportunities an
enlightened US dominance provided, was also of profound importance to Australia. Japan's
economic growth in the second half of the 20th century, more than any other external factor,
powered Australian economic growth.
後の日本が敗戦を受け入れて悟りを開いた米国の独占提供するすべての機会だった二次世界大
戦の修復も、オーストラリアへの深い重要なものでした。 20世紀の後半に日本の経済成長は、
他の外部的な要因より、電源がオーストラリアの経済成長率よりも。
So we have our war legends because of the Japanese, and we also have our contemporary
prosperous Australian society because of the Japanese.
Japan is still Australia's largest export market. It is still the biggest Asian investor in Australia.
And because the US strategic position in Asia depends utterly on Japan, Tokyo is still the most
important player in regional security for Australia.
How will Hatoyama make things different?
だから我々は戦争をするための伝説、日本語、また日本語のための私達の現代的な豊かなオース
トラリアの社会にしている。
日本はオーストラリア最大の輸出市場である。まだオーストラリアではアジア最大の投資家であ
る。とはアジアでの米国の戦略的位置は全く日本に依存し、東京がまだオーストラリアの地域の
安全保障の中で最も重要なプレーヤーです。
どのように鳩山氏は物事を一味違ったものでしょうか?
Some of his economic populism is dangerous. Some of it opposes the market-based reforms
that Japan's economic system, which has its brutally efficient parts and its astonishingly
bureaucratic and inefficient parts, still needs.
いくつかの彼の経済的ポピュリズムは危険です。それのいくつかは、市場は反対に、その残酷な
効率的な部品とは、驚くほど、官僚主義や非効率な部分が日本の経済システムは、まだそのニー
ズに改革した。
In some areas, Hatoyama has not so much repudiated the ruling Liberal Democratic Party as
simply made a takeover bid for some of its constituencies, offering for example the same antique
protection to Japan's wildly expensive and inefficient agricultural sector as the LDP has done.
Hatoyama himself began his political career in the LDP, and one of the dangers of the new
situation is that the DPJ simply inherits the LDP's patronage system of politics and perpetuates
the iron triangle - of bureaucrats, business leaders and politicians scratching each other's backs.
But Japan hungers for change. Japan's last successful prime minister, the redoubtable Junichiro
Koizumi, already tried to push greater power to politicians and away from the bureaucracy. This
process, if Hatoyama completes it, would make Japanese politics more transparent, competitive
and nimble in its responses.
一部の地域ではそれほど単純に、いくつかの選挙のための買収提案を行ったとして、例えば、自
民党の行っているとしての日本の非常に高価で、非効率的な農業部門には、同じアンティークな
保護を提供する自民党を否定、鳩山しています。
鳩山氏自身は、自民党内の政治的キャリアを開始し、1つの新たな状況の危険性については、民
主党は、単に政治の自民党の庇護のシステムを継承し、鉄の三角形の官僚は、ビジネスリーダー
や政治家が互いの背中スクラッチ-を永続させています。
しかし、変化は、日本ハンガー。日本の最後に成功した首相は、恐るべき小泉純一郎首相は、す
でに政治家に大きな力をプッシュするとの距離は官僚から試みた。このプロセスは、場合、鳩山
氏は、それが完了する、日本の政治の透明性を作ると競争し、その応答に軽快。
But it is hard to read Hatoyama's policy pronouncements. He has softened earlier opposition to
free trade agreements, such as the one Canberra is trying hard to negotiate with Tokyo.
Hatoyama will certainly never give total free access for Australian farmers to the Japanese food
market, but he might be prepared to move enough to make an FTA of some kind a possibility.
Hatoyama wants a more independent foreign policy for Japan. In the past this was code for
Japan seeking a more equal alliance with the US.
しかし、鳩山氏の政策の公式見解を読むことは難しい。彼は、1つのキャンベラなどのハード東
京都と交渉するとしている自由貿易協定に、以前の野党軟化しています。
鳩山氏は、確かに日本の食品市場、オーストラリアの農民のための合計の無料アクセスを提供す
ることはありませんが、彼に移動する準備かもしれないFTAのいくつかの種類の可能性を確認
するのに十分。
鳩山氏は日本の複数の独立した外交政策を望んでいる。過去には、この日本のコードでは、米国
との対等な協力関係を求めていた。
But the irony was that greater independence allowed Tokyo to do more things that Washington
wanted, such as dispatching troops to peacekeeping operations, making the US-Japan alliance
reciprocal, or supporting the US military logistically in the war on terror.
Hatoyama has opposed Japan's refuelling ships engaged in the conflict in Afghanistan.
But he won't stop the practice immediately. He will let the current arrangements run their course
until early next year and simply then plans not to renew the relevant legislation.
しかし皮肉なことに一層の自立東京より多くのものは、ワシントンなど、平和維持活動に軍隊を
派遣するなどやりたいことができたの日米同盟は、相互に、または論理学対テロ戦争で米軍の支
援を行っていた。
鳩山氏は、日本の給油発送アフガニスタンでの紛争に従事して反対している。
しかし、彼はすぐにその習慣をやめることはありません。彼は、現在の取り決めは来年初めまで、
そのコースを実行し、単純にしてできるようになる関連法規を更新しない方針だ。
But all this is a work in progress. It could all change. The DPJ, though it contains fundamental
internal divisions on the US alliance, will not threaten the alliance fundamentally.
Hatoyama will want to get on well with the Obama administration and co-operate, especially on
issues such as climate change and the shaping of the G20 summit process as the key
instrument to respond, at the policy co-ordination level, to the global financial crisis.
Hatoyama will almost certainly continue close co-operation with Canberra as well.
しかし、これは進行中の作業です。これはすべての変更があります。民主党はしかし、これは、
韓米同盟関係を根本的に内部分裂が含まれて根本的に同盟を脅かすことはありません。
鳩山氏も、オバマ政権と共同で、問題は特に、気候変動などとして動作するとうまくやってする
必要がシェーピングポリシーのコーディネーションのレベルには対応するキーの楽器として、
G20首脳会談のプロセスのグローバルな金融危機。
鳩山氏は、ほぼ間違いなくキャンベラとも緊密な協力を継続されます。
It is instructive to examine the experience of the late Roh Moon-hyun in South Korea. Roh,
whose presidency finished last year, came to office with a background in radical labour union law
and was a harsh anti-American and well to the left of the Korean political spectrum. He looked
much more radical than Hatoyama.
これは、後半に盧大統領はムーンの経験は、韓国の大統領を調べることは有益です。盧大統領は、
その大統領は、昨年完成のオフィスに過激な労働組合法の背景に来て、過酷な抗され、また、韓
国の政治的スペクトルの左側にあるアメリカ。彼は多くの急進的な鳩山も見えた。
But in office he negotiated a free trade agreement with Washington and sent thousands of
Korean troops to Iraq, essentially to make sure the alliance with the US stayed healthy.
Hatoyama's other big foreign policy challenge is integrating China into Asia-Pacific and regional
institutions.
しかし、オフィスで彼はワシントンとの自由貿易協定を交渉し、イラクへの韓国軍の何千もの送
信、本質的に確認して、米国との同盟関係を健全に宿泊された。
鳩山氏の他の大きな外国の政策課題、アジアの中に中国に統合されて太平洋地域機関。
A centre-left leader is expected to get on well with China, but as Kevin Rudd shows, this doesn't
always work out. Further, when Japan has self-confident prime ministers with strong political
bases, they tend to squabble with China.
Almost everyone in Japan, and almost everyone in the world concerned with Japan, wants
Hatoyama to produce key changes.
But they also want him to produce key continuities.
He may not get the balance right. He won't please everyone. But we may be witnessing another,
gigantic, Japanese pivot.
中心リーダー左だけでなく、中国との上を取得するが、期待されてケビンラッドを示し、これは
常にうまくされません。さらに、日本が強力な政治的拠点と自信の首相が、彼らは中国と口論す
る傾向にある。
世界は日本との関係で日本では、ほとんどみんな、ほぼ全員が、鳩山氏は主要な変更点を生成す
る望んでいる。
しかし、彼らも彼のキーの連続性を生成します。
彼は正しいバランスを得ることはできません。彼は全員を満足されません。しかし、我々は、日
本ピボット別の、巨大な目撃されることがあります。

++++++++++++++++++++

●オーストラリアの友人たちからも、メールが届いている。

Hi Hiroshi,

Interesting times in Japanese politics!
(日本の政治に、興味深いことが起きている。)

What do you think about it.?
(君は、どう思うか。)

One of our local commentators has the opinion that this is an event in
Japanese history as important as the Meiji Restoration & the Economic
miracle after WW2.
ぼくたちの地方のコネンテイターは、今回の選挙結果は、明治維新や、戦後の
高度成長というあの奇跡に匹敵するほど、日本の歴史には重要なできごとである
と述べている。

Cheers,
バイ
B

+++++++++++++++++++++

G'day mate,
(やあ、こんにちは!)

I am interested to know what you think about the election result. I guess the important thing is
politicians think about the nation first.

D
今回の選挙結果について、君がどう考えているか、興味をもっている。
重要なことは、政治家が、国家をまず第一に考えることだと思う。

++++++++++++++++++++++++

【民主党政権へ】

 世界の期待は大きい。
こうした期待を裏切らないよう、どうかがんばってほしい。
(090901記)


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