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子育て最前線の育児論byはやし浩司 09年 11月 18日
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【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
●不安な子育て
【佐賀県にお住まいの、Kさん(母親)より、はやし浩司へ】
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佐賀県にお住まいの、Kさん(母親)より、こんな相談のメールが
届いています。
子どもの不登校の問題です。
この問題を、みなさんといっしょに、考えてみたいと思います。
++++++++++++++++++++++++++++++
【Kさんより、はやし浩司へ】
こんばんは。
メールのお返事本当にありがとうございました。パソコンに不慣れなもので、このメール
も送れているのか心配ですが・・・。
文字化けした部分は母子登校を続けるべきなのかということです。学校恐怖症というのも
拝見しました。
実は今日先生とお話して明日から送迎はするけれど、教室まではついていかないようにす
るという取り決めをしてきたのです。でもメールを拝見するとそれはかえってよくなさそ
うですね・・・。
でも私のなかでまだ学校は行かなくてはならないところという気持ちが、100%に近い
です。引きずってでも連れていくのは、私はしたくありませんが、私がついていくなら学
校へ行くというならついていって連れていくべきなのでしょうか? そして教室にいるべ
きでしょうか? 私自身、教室にいるとほかの子と比べたり、なんで私だけここにいるの
だろうと、悲しくなってきます。
親としては今行かないとずっといけなくなる不安が襲ってきます。これが高学年とか中学
生なら休ませているでしょうが、私は低学年からいかないなんて、どんな将来があるのか
と思ってしまいます。
今までの息子に対する子育ては本当に大変でした。まわりの人たちに、いい子だねとよく
言われるのです。私はそれがずっと嫌で私が息子に圧力をかけてしまっていたと反省の
日々でした。私の身近に精神病を抱えた人がいて、その人がまさに小さい頃いい子だねと
か親のいうことをよくきく子ででもある時から親を困らせていて、自分もこんな未来が待
っているのかと毎日考えてしまいます。
息子はとにかく人前ではにこにこ明るくあまりもめごとをしないことです。でも今まで家
ではいちいち文句いったり、癇癪をおこしたり、てこずる場面が多くて障害があるのかと
考える時もあります。
私からみた息子は感受性が強く、小さな頃から大人の会話に混ざろうとしたり、まだわか
らなくていいことがわかったり、カンが強くていろんなことをわかりすぎる半面、幼さゆ
えに処理しきれなくて悩むといったところが、私の見たところだけですが、そう感じます。
よくいろんなことに気がつくしいろんな状況をみて判断したりできる半面、あんなことで
きるのにここができないの?と、思ってしまう部分もあります。小さなときから大人と話
しているみたいで、私も子供ではなく大人と話している気分になってしまい、息子の返答
がおかしなときに、子供らしいと思ったり、大人っぽくみずぎて、この子おかしいと思っ
たりしてしまいます。ついつい7歳ということを忘れてしまいます。
気になる点は多々ありますが、なかなか次の行動にすんなりうつることができないことで
す。お風呂とか小さいころからすんなりいきません。あと記憶力がものすごいです。こち
らがこわくなるほどです。
息子は本当に今まさに私の不安定さを見事に見抜いています。ついついぼーっとしてしま
うと楽しくないの?とか、ご機嫌取りしにきます。分離不安の症状がでてから、すごく私
の言うことを聞こうとしていて、私はそれが気持ち悪いのです。今の私は息子に対して否
定的でほんとにいけないなあとおもいます。
たぶん何か言ったことに対して反抗的ならほんとうにこの子は言うことを聞かないからお
かしい、と思い素直に、はいと返事されると気持悪いしといったかんじです。今は見捨て
られ不安のためすごく言うことを聞いていたり、わかっていることをわざわざ言いにきた
りそういうときに、私がいらっとした態度や表情をしてしまいます。
先週、学校に行けなかったときに水族館に出かけてきました。そのこともまわりから賛否
両論で私は家で、テレビを見たり、ゲームをやってたら腐っちゃうと思って連れ出したの
ですがまわりから楽しませたら、余計行きたくないんじゃないかといわれましたが、メー
ルをみて安心しました。
今の私は日々が辛くて辛くて、もしもう一度人生があり、結婚したならば子供を持たない
という選択をしてしまうぐらいどん底です。かけがえのない宝なのですが・・・今の私は
子育てが辛いです。でも守るのは私たちしかいないですもんね。私自身、小さなころから
感受性が強く、今の息子みたいにいろいろなことを感じてしまい、辛い思いもしてきて、
今の息子をよみとろうとしすぎる部分も、私自身を追い込んでるきがします。間違ってと
らえたりもしているだろうけど、昔の自分と重ねてしまっているなあと思います。
書きたいことがいろいろありすぎて何からかけばいいのか、てんでばらばらな文章になっ
てしまいましたがすみません。きっと忙しい方だからメールくるなんておもってもみませ
んでした。本当にありがとうございます。少し気持ちが楽になりました。またきっと不安
になってメールすると思います。よろしくお願いいたします。
【はやし浩司より、Kさんへ】
「子どもを、全幅に心を開いて信じきれない、母親の葛藤」ということになります。
子どもというのは、親の心をそのまま引き継いでしまいます。
親が「不安だ、不安だ」と思っていると、子どもの方も、自分に自信がもてなく、自己評
価力をさげてしまいます。「ぼくは、ダメな子なんだ」とです。
そういう点では、子どもは、親の(思い)どおりの子どもになるということです。
「うちの子は、すばらしい」「できがいい」と思っていると、その子どもはハツラツとして
きます。
そうでないと、そうでない。
不安先行型の子育てのこわいところは、ここにあります。
Kさんの不安、心配は、恐らく妊娠したときから始まっています。
それが出産→育児→現在……とつながっています。
原因は、母子関係の不全ということになりますが、さらにさかのぼれば、Kさん自身と、
Kさんの母親との関係が、疑われます。
KさんとKさんの母親との関係も、不全だったということになります。
これを子育ての世界では、「世代連鎖」と呼んでいます。
つまりKさんは今、自分が受けた子育てを、そっくりそのまま、自分の子育てで再現して
いるということです。
Kさん、あなたは、あなたのお母さんの前で、いい子(=人形子)だった。
言いたいことも言えず、がまんし、心を開いて、甘えることもできなかった。
あなたはいい子でいることで、母親に認められようとしていた……。
少しきびしいことを書きましたが、実のところ、あなたは自分の子どもにさえ心を開け
ないでいます。
ひょっとしたら、あなたの夫に対してさえも、心を開けないでいるのかもしれません。
「もっと心を開きなさい!」と書きたいのですが、この問題を解決するためには、この先、
5年とか、10年とか、長い年月がかかります。
しかしそうであることに気がつけば、長い年月をかけても、この問題は解決します。
そのつど努力して、自分の心を開いてみてください。
(いい人)ぶるのを、やめるのです。
居直るのです。
「私は私だ」と、です。
で、今、あなたの子どもが、同じことを繰り返しています。
あなたはそういう子どもの中に、自分の過去を見ています。
それが不安の原因と考えてください。
昨日もらったメール(一部、文字化け)を、そのまま紹介させてください。
++++++++++++++++++
【Kさんより、はやし浩司へ】
息子の分離不安で悩んでおります。9月の5連休ごろから様子がおかしくなり、ママがい
なくなるのが怖いといい、登校しぶりがでています。保育園時代から毎年年に1回1か月
ほど登園拒否があります。いつも秋ごろでだいたい同じ時期にでます。年中までは登園拒
否でしたが、ママがいなくなるという不安を訴えるのは、去年の登園拒否のときからです。
その時は1か月ほどでぱたっとなくなりました。でもまた今年も同じ症状がでて対応にこ
まっております。家の中でも私を探したり、友達と遊びに行くのもお迎えの時間を何度も
確認して絶対迎えにきてねと念をおします。現在学校へは母子登校しています。今身体的
にでている症状は腹痛、頭痛、吐き気、チックです。
特に朝腹痛をうったえます。授業中も集中力がとぎれると、おなか痛い、寒い、疲れた、
もうやりたくないと私に助けを求めます。頑張れている時もあるのですが、私が学校にい
ることが彼にとっていいのかぎもんです。私がいることによって甘えがでてしまい逃げ出
す姿勢にさせてしまっているのではないかとおもってしまいます。先生は無理して学校に
こなくていい、早退する?それともお母さんにずっといてもら
……(以下、文字化け)……
……息子には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ちいさなころから甘えさせてなか
ったり突き放した態度ばかりで下の子たちの入院で1か月以上離れて生活したり、執拗に
怒りすぎたり手もあげたりしました。本当に今は反省の日々です。もう過去にはもどれな
いけど今からでも間に合うのでしょうか。彼の心に傷をつけたと自分を責める毎日です。
小さなころから育てにくく癇癪をおこしたり、何か障害があるんじゃないかと思ったこと
もあります。ここに書ききれないくらいいろいろありますが今家族みんなが不安定で下の
子たちも不安定になっていきて私自身子育てが辛すぎて苦しい日々です。少しでもお力を
御貸しいただけることを、ねがっております。
++++++++++++++++++
【Kさんへ、はやし浩司より】
子どもは、あくまでも家族の(代表)です。
子どもに何か問題(?)があると、親は、懸命に、子どもに向かってそれを直そうとしま
す。
しかしこの見方は、親の身勝手というものです(失礼!)。
子どもに何か問題が起きたら、まず自分を疑ってみる。
子どもは、家族のかかえる問題を、別の形で表現しているだけです。
「代表」というのは、そういう意味です。
以下、気がついたことを、箇条書きにしてみます。
●「どうしてうち子だけが……」
子どもに何か問題(?)が起きると、ほとんどの親は、「どうしてうちの子だけが……」
と悩みます。
これは共通した親の心理と考えてください。
しかし実際には、問題のない子どもはいないし、みな、そうした問題をかかえながら、必
死に闘っているのです。
(外からはわかりませんが……。)
Kさんのメールを読んでいて気になるのは、その視野の狭さ(失礼!)です。
読んでいるだけでも、読んでいる私の方が窮屈に感ずるほどです。
「学校とは、100%、行かねばならないところ」という部分もそうですが、人生観その
ものが、狭い(失礼!)。
「まだ幼いうちからこうでは、先が心配でならない」という部分も、そうです。
Kさんの子どもは、いわば、心の風邪をひいて、熱を出している。
それを見て、「将来が心配」は、少し飛躍しすぎています。
それともKさん自身が、子どものころ、「学校とは行かねばならないところ」と、親にも迫
られ、Kさん自身も、そういう形で、自分を追い込んでいた(?)。
学校神話というのは、それを言います。
日本人は、明治の昔から、そういう意識を叩きこまれていますから、それが今でも亡霊と
なって、親や子どもたちを苦しめているのです。
アメリカ人でも、オーストラリア人でも、彼らは、学校に対して、もっとおおらかに考
えていますよ。
カナダ人は、もっとそうです。
学校の設立そのものが、自由です。
教科書なんて、もちろんありません。
どの子も、小学生のときから、落第(ドロップアウト)を自由に経験しています。
が、日本人だけは、「学校、学校、学校……!」と。
バカみたいと言ったら、失礼かもしれませんが、少なくとも外国の人から見れば、そうで
しょうね。
●母子登校
母子登校など、何でもないことですよ。
いっしょに学校へ行ってあげてください。
他人の目が気になるようでしたら、そういう人たちは、河原の石ころとでも思えばよいの
です。
まず、あなた自身が、心を開き、大きくなることです。
子どもの心だけを見て、行動すればよいのです。
最近では、子どもを見る親たちの姿勢も変化してきました。
あなたが明るく、さわやかに母子登校をつづければ、みなも、あなたを暖かく見守ってく
れるでしょうし、あなたのすばらしさ(=度量の広さ)に感銘を受けるはずです。
もっと自分に、そして自分のしていることに自信をもちなさい!
「私はすばらしい親だ」とです。
ただ誤解がひとつ、あります。
症状だけを見ると、母子分離不安症のようにも思えますが、神経症による症状もいくつか
出ていますので、やはり「学校恐怖症」に準じて考えたほうがよいでしょう。
7歳という年齢からして、母子分離不安症だけでは、そういった症状は出てきません。
学校恐怖症については、「はやし浩司 学校恐怖症」で検索してみてください。
(これは前回の返事で書いたとおりです。)
ときどきパニック状態になりますが、どうかじょうずに、パニック期を乗り越えてくだ
さい。
コツは、「学校恐怖症」のところで書いたように、無理をしないことです。
ここで無理をすると、本当に不登校児ということになってしまいます。
しかも、長期の、です。
●カルト抜き
Kさんの心には、学校神話が、骨のズイまでしみ込んでいます。
「学校絶対教」と言ってもよいかもしれません。
それを抜くのは、たいへんなことです。
しかし現実には、アメリカだけでも、ホームスクーラー(=家庭で教育を受ける子ども)
が、200万人を超えていますし、EUでは、さらに教育が自由化されています。
みんな学校などほったらかしで、クラブ活動に専念しています。
そういう(自由ぽさ)を見るたびに、「何だ、この日本は!」と、私は感じてしまいます。
あえて言うなら、Kさんも視野を広めて、もう少し高い視点から、一度、子育てを考え直
してみたらいかがでしょうか。
大切なことは、子どもが生き生きと、自分のしたいことをしながら、自分を見つけてい
くことです。
Kさんは、自分の子どもがいい子ぶることを心配していますが、そういう子どもにしてい
るのは、Kさん自身なのですね。
つまりあなた自身が、子どもにその「型」をあてはめようとしている。
子どもにしても、あなたは息苦しい母親だと思います。
何をしても、親が心配そうな目つきで、自分をながめている。
何をしても、「あれはだめ」「これはだめ」と言われる。
私があなたの子どもだったら、「バカヤロー!」と言って、家を飛び出してしまうかもしれ
ませんよ。
仮に、あなたの子どもが学校へすんなりと通うようになっても、あなたの心配や不安は
消えません。
あなたはまた別の新たな心配や不安の種を見つけてきては、心配し、不安に思うのです。
「うちの子は、B中学校に入れるかしら?」
「友だちと仲よくやっていかれるかしら?」とか、など。
●これはあなたの問題です
あなたはあなたで、好きなことをすればよいのです。
目が一方的に、子どもの方ばかりに向いている。
過関心というのは、今のあなたのような状態をいいます。
親ではなく、妻でもなく、女でもなく、ひとりの人間として、したいことをさがし、そ
れに向かって進みます。
そういう形で、自分の中から、子どもを消していきます。
(あるいは、これはあくまでも私の推測ですが、ひょっとしたら、あなたは、あなたの
夫に対して、おおきなわだかまりをもっているのかもしれません。
不本意な結婚であったとか、あるいは愛情を感じない結婚生活であったとか、など。
それが子どもの問題として、転移している(?)。
そういう可能性もありますから、一度、考えてみてください。)
どうであるにせよ、ここは自然体で!
あまり深く考えないで、学校の先生と相談して、母子登校が必要であれば、すればよいで
しょう。
「取り決め」などという、恐ろしい言葉は使わないこと!
そんなものを取り決めて、どうするのですか?
子どもの心と、そのときの状況を見て、自然体で判断してください。
また、今、そうであるからといって、この先も、ずっとそうであると考えてはいけませ
ん。
そういうのを、「取り越し苦労」と言います。
へたをすれば、あなた自身が、育児ノイローゼ(=うつ病)になってしまいます。
すでにその傾向が強く見られます。
それについても、「はやし浩司 育児ノイローゼ」で検索してみてください。
いくつか記事をヒットできるはずです。
●子どもが親を育てる
悪いことばかりではありません。
今、こうして問題にぶつかりながら、実は、あなたは成長しているのです。
あなたは自分の子どもを見ながら、自分の過去まで見ようとしている。
自分を知ろうとしている。
コツは、「十字架のひとつやふたつ、背負ってやろうではないか」と居直ることです。
その思いっきりのよさというか、割り切りが、あなたの心に風の穴を開けます。
風通しをよくします。
大切なことは、今、そこにある(運命)を受け入れてしまうということです。
あなたの子どもがそうであるなら、そうであると、受け入れてしまうことです。
運命というのは、それを避けようとすればするほど、キバをむいて、あなたに襲いかか
ってきます。
しかし一度受け入れてしまえば、向うから、シッポを巻いて退散していきます。
童心に返って、母子登校を、いっしょに楽しみなさい!
楽しむのです。
人生は一度しかありませんよ!
それにそういう思い出……つまり、子どもの心を守り切ったという思い出ほど、あとあ
と光り輝きます。
親子の絆をすばらしいものにします。
仮に万が一、不登校児になったとしても、です。
そしてあなたはあなたで、自分の運命を受け入れます。
もうそろそろその時期に来ています。
「私は私」と、自分を受け入れてしまうのです。
そこは実におおらかで、すがすがしい世界です。
『あきらめは、悟りの境地』という格言は、私が考えた格言ですが、あなたも一度、経験
してみてください。
●では、どうするか?
『許して、忘れる』……何か苦しいことがあったら、この言葉を、心の中で何度も念じ
てみてください。
昔、私が学生のとき、オーストラリアの友人が教えてくれた言葉です。
私の子育て観の根幹にもなっている言葉です。
これも、「はやし浩司 許して忘れる」で検索してみてください。
その意味をわかってもらえると思います。
それとやはり心配なのは、Kさん、あなた自身の心の問題です。
私にも似たようなところがあります。
そういうときは、カルシウム分、カリウム分、マグネシウム分の多い食生活(=海産物)
に心がけ、あとはハーブ系の安定剤を服用しています。
内科でも、軽い安定剤を処方してくれますので、ひどいときには、それを口の中で溶かし
てのんでいます。
一度、ドクターと相談してみてください。
(1) 求めてきたら、すかさず。
これについては、先に書いたとおりです。
(2) 二番底、三番底に注意
こうした問題には、必ず、二番底、三番底がありますから、注意してください。
多くの親は、こうした問題をかかえると、「今が最悪」と思います。
しかしその下には、さらに最悪の状態が、待ち構えています。
ですから、「最悪」と感じたら、今の状態をこれ以上悪くしないことだけを考えて、
対処します。
なおそうとか、そういうふうに考えていけません。
とにかく現状維持です。
今は、何とか学校に通っていますから、今の状況を大切に!
あとは半年単位、1年単位で、子どもの様子を観察します。
1~2週間程度の範囲で、一喜一憂してはいけません。
また今こそ、あなたの真の愛が試されているときです。
親は子どもを産むことで、親になりますが、しかし真の愛への道は、遠くて険しい
ものです。
ですから勇気をもって、前に進んでください。
そういう姿に、みなが、気高さを感ずるようになるでしょう。
顔をゆがめてはいけません。
暗い表情をしてみせてはいけません。
明るく、さわやかに、みなにこう笑って言うのです。
「ハハハ、うちも母子登校ですよ」と。
(3) 先生と父親との連携プレーを大切に
この問題は、あなたひとりでは、荷が重すぎます。
ですから、学校の先生や、あなたの夫との連携プレーを大切に。
今のあなたはひとりで問題を抱え込みすぎています。
自分に責任を求めすぎています。
いいですか、今、あなたがかかえている問題など、何でもありませんよ!
今どき、不登校など、何でもない問題です。
母子登校にしても、保健室登校にしても、何でもない問題です。
それで子育てに失敗したとか、私はだめな母親だとか、そういうふうに考えて、自
分を追い詰めないこと。
私のマガジンでも読んで、もっと視野を広くしてください。
たまたま昨日、別の母親から、こんなメールが届いています。
紹介します。
++++++++++++++
M件のEさんより
++++++++++++++
はやし浩司 様
いつもHPの記事で勉強させていただいております。
5歳の息子と2歳の息子がいます。
先生があちこちで何度もおっしゃっている通り、
上の息子に対しては、不安先行、心配先行の子育てをしてきました。
(今でもその気はまだあると思います…)
若干、上の息子に神経質な面があると感じられるのは、そのせいだと思います。
…ここまで書いて、あとが続かず、そのままメールソフトの下書きに保存していました。
当時、5歳と2歳だった息子は、7歳と4歳になりました。
上述のようなことを自分で書いていたことが信じられないほど、
今は、楽な気持ちで子どもと過ごしています。
イライラしたりすることもありますが、
子どもたちに対して、不安や心配に思うことは、ほとんどありません。
子どもたちを見て、そのままでいいと思い、細かいことにこだわらない。
それだけで、こんなに楽になるとは思いませんでした。
神経質な面があるなと思っていた上の息子が、
意外と動じないところがあったり、飄々としていたり、
こんな子だったんだ、と面食らう思いです。
下の息子は、最初から、ものすごくあけっぴろげで、
いつもニコニコしており、
「ありがとう」「ごめんね」「可愛いね」「きれいだね」
という言葉を、なんのてらいもなくスッと口にできる子どもです。
荷物を持っていれば、「持ってあげる!○○、力持ちだから!」と言い、
私が台所で何かしていると、「手伝ってあげる!これ、洗うね」と言い、
うーん、逆にオジャマなんだけどなぁと苦笑しつつ、
苦笑してしまうしかないくらい、ものすごく可愛げのある子どもなのです。
この下の息子が、非常にストレートに愛情を表現し、
上の息子は、それに比べるとわかりにくい感じだったのですが、
ここ最近は、素直に甘えてくるようになり、ああ、なんだか変わったなぁと思っています。
私の受け取り方、見る目が変わっただけかもしれません。
子育ての癖・心の癖は、なかなか治らないものだと思いますので、
できるだけ頻繁に先生の記事を読み、
いつも頭の中にあるよう、意識して心がけて行きたいと思っています。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
先生とご家族の皆様のご健康をお祈りいたします。
++++++++++++++
【Kさんへ】
では、今朝はこれで失礼します。
「心を解き放て! 体はあとからついてくる!」
おはようございます。
浜松市・はやし浩司
(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hay
ashi 林浩司 BW はやし浩司 不登校 母子登校 許して忘れる 許して、忘れろ
許して忘れろ はやし浩司 学校恐怖症)
【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
休みます。
【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
【雑感・あれこれ】
(あまり深く考えないで、思いついたまま……)
●TOSHIBAのミニ・ノート
今日、ネットで、TOSHIBAのミニ・ノートの価格を調べたら、3万円前後にまで
下落していた。
10月6日に、私は、3万5000円前後で購入したから、2週間足らずの間に、500
0円も下落したことになる。
WINDOW7の発売を前に、各社がパソコンの叩き売りを始めたよう。
パソコンは、今が買い時?
自分のパソコンを叩きながら、「お前の価値は、3万円だよ」と話しかける。
●「♪オラは死んじまったぞ」
私が学生のとき、「♪オラは死んじまったぞ……」という歌があった。
大ヒットした。
どこかのスナックで、はじめてそれを耳にしたときの衝撃を、今でも忘れない。
その歌を歌っていたメンバーの1人の、KTという人が、自殺したという。
享年62歳。
あと10日前後で、私も満62歳になる。
だからこういうニュースを耳にするたびに、ドキッとする。
気が重くなる。
理由はわからないが、「音楽に行き詰った」というような遺書が見つかったという。
62歳といえば、まだこれからではないか。
何があったかは知らないが、……この先が書けない。
(5分ほど、時間が過ぎた。
目の前では、ワイフが、ウォーキングマシンの上で、黙々と運動をしている。)
人の死だけは、軽く論じてはいけない。
静かに冥福を祈る。
●年賀状
2010年の正月から、年賀状を再開する。
この数年、年賀状を出すのをひかえてきた。
枚数も、一時の10分の1以下にしてきた。
しかし2010年から再開。
「これからは、一生、つきあう人だけに出そう」と。
ワイフも、快く、賛成してくれた。
で、古い、宛名書きソフトを取り出して、ノートブックにインストールしてみた。
ソフトは、「筆まめ・15」。
OSはビスタだったが、難なくインストールできた。
新しく70人前後の住所と名前を、登録。
そのあたりで疲れてしまい、今日の作業はここまで。
(追記)これを書いたあと、近くのパソコンショップで、「筆まめ・20」
というのを購入してきた。
以前は毎年のように購入していたが、「15」から「20」へ。
5年間もブランクがあったことになる。
さっそくインストールしてみた。
が、機能的には、ほとんど差がなかった。
●K国の政治犯収容所
K国には、何か所か政治犯収容所というのがあって、現在、15万人前後の人たちが収
容されているという。
1日10時間労働。
死ぬまで働かされるという。
まあ、何もかもメチャメチャな国だから、今更驚くこともないが、そういう国が、すぐ隣
にあるということ自体、信じられない。
いつか今の時代が、K国の人たち自身によって総括されるときがやってくるだろう。
そのときたとえば収容所の責任者たちは、どのように処罰されるのだろう。
あるいは自らを、どう恥じるのだろう。
あるいは、どこかへ逃げてしまうのだろうか。
文化のない国、人間性に欠ける国は、恐ろしい。
本当に恐ろしい。
●国の予算、90数兆円!
民主党政権になってからはじめての、国家予算の概略が発表された。
その額、90数兆円。
日本の国家税収が、40数兆円だから、その倍以上の額ということになる。
(昨日のニュースによれば、40兆円に足らなくなるかもしれないとあった。)
わかりやすく言えば、月収40数万円の人が、90数万円の生活をしていることになる。
差額の50数万円は、借金。
しかも、だ。
驚いていけないのは、公務員の給料(人件費)だけで、38兆円。
国家税収の95%を、自分たちで使っている!
ふつうなら生活の質を落として、借金の額を減らす。
公務員の人件費を減らす。
それができないところに、日本経済の硬直性がある。
しかし日本の経済は、安定している(?)。
ここが日本経済の不思議なところ。
韓国の新聞は、15年近くも前から、「今に日本は、破綻する」と書いている。
が、いまだに破綻していない。
理由の第一は、日本という国は、外国からは、お金を借りていない。
言うなれば、一家のおやじが、息子や娘たちからお金を借りている。
だからのんき。
理由の第二は、日本という国は、いわゆる国有財産というのをもっている。
その額が、100兆円はあると言われている。
だからのんき。
日本経済はあぶない、あぶないと言われつづけて、もう15年。
しかし日本の(円)には、まだまだ力がある。
その(力)だけで、何とか、生き延びている。
アメリカのドルにしても、そうだ。
本来なら、紙くず同然になってもおかしくない。
しかしそのドルをほしがる国がある以上、アメリカ政府は、印刷機を回せばよい。
が、それにも限度がある。
ドルを大量にかかえこんでしまった、日本や中国は、アメリカがこけたら最後、大損をす
ることになる。
数日前、中国が、アメリカにドルを安定させるように注文をつけた。
当然のことである。
一方、この日本は、アメリカの機嫌を損ねたらたいへんと、手持ちのドルを売ることもで
きない。
ほかの通貨や金(きん)に交換することもできない。
これは時限爆弾のようなもの。
(それとも腐れ縁?)
しかしこんな状態がいつまでも、もつはずがない。
明日かもしれない。
来年かもしれない。
またドカーンと爆発する。
そのとき日本は、本当に破産する。
●ワイフの妹さん
美しい人といえば、私のワイフの妹さんは、美しかった。
残念ながら、私のワイフより、ずっとずっと美しかった。
その妹さんに、おととい、会ってきた。
若いときから活動的で、何ごとにも積極的。
行動派で、バイクに乗ったり、少林寺拳法をたしなんだりしている。
その妹さんも、もうすぐ60歳になる。
今でも美しい人だが、「この人も60歳なんだなあ」と思ったとたん、生きることの切なさ
を、しんみりと感じた。
みんな順送りに歳を取り、若い人たちががんばる分だけ、私たちはそのワクの外に追い
出されていく。
今は、それを少しずつ、受け入れていく。
受け入れながら、生きていく。
●同窓会名簿
数日前、高校の同窓会名簿が送られてきた。
G県でも、かつては3本の指に入る名門校だったが、今は、見る影もない。
G県でも名だたる、ボトム(最下位)校になってしまった。
同窓会に出ても、そんな話ばかり……。
その同窓会名簿を見ながら、名簿の各年度末ごとに書いてある、「物故者」という言葉が
気になった。
「すでに亡くなった人」という意味はわかるが、私ははじめてこの言葉に出会った。
その中に1人、旧制YM君という名前があった。
高校を卒業すると同時に、警視庁の機動隊に入隊したというところまでは知っている。
当時、かなり話題になった。
背が高く、スポーツマンだった。
私の家から、歩いて1分足らずのところに住んでいた。
同窓会名簿を見ながら、どういうわけか、そのYM君がとくに気になった。
しかし「物故者」というのは、どういう意味なのだろう?
どうして亡くなった人のことを、「物故者」と言うのだろう?
(補記)
「物故(ぶっこ)」というのは、「人が死ぬこと」(三省堂国語辞典)とある。
だから「物故者」というのは、やはり「亡くなった人」ということになる。
だったら、素直に、「亡くなった人」でもよいのでは?
「亡くなられた方」なら、もっとよい。
「物」というと、「モノ」を連想してしまう。
次回発行の同窓会名簿には、「物故者……林 浩司」と、名前が載るかもしれない。
●「白」
私はデジモノは、「白」が好き。
パソコンにしても、デジカメにしても、白が好き。
できるだけ白を選ぶ。
選ぶが、買うときになると、おかしなことに、その直前に、ほかの色にしてしまう。
どうしてだろう?
そしてしばらく使ったあと、「白にすればよかった」と後悔する。
ビデオカメラは、赤色。
最近買ったミニ・パソコンは、茶色。
デジタルカメラは、黒色。
ひとつだけ例外なのは、ノートパソコン。
純白の「白」。
そのパソコンだけは、たいへん気に入っている。
これは私のどういう心理によるものなのか。
好きな色に、あえて背を向けてしまう。
私の心は、どこかゆがんでいる。
●夢
私たち夫婦は、結婚以来、ずっと一枚の布団の中で眠っている。
昨晩のように寒い夜は、ワイフの温もりがありがたい。
が、それだけではない。
体を離して眠っていると、私は、恐ろしい夢を見る。
子どもの世界には、母子分離不安症という言葉があるが、私のは、さしずめ、「夫婦分離不
安症」ということか。
恐ろしい夢といっても、お化けが出るとか、そういうのではない。
どこかの見知らぬ場所で、迷子になってあわてふためく。
まちがった電車に乗って、どこかへんなところへ行ってしまう。
「そんな夢のどこがこわいのか?」と聞かれそうだが、私には、こわい。
そういうときはあわてて、ワイフにしがみついていく。
62歳の男が、夢がこわくて、ワイフにしがみついていく?
まあ、そういう私だから、分離不安症の子どもを見かけたりすると、私は母親にこう言う
ことにしている。
「いいから、抱いてあげなさいよ」と。
●薬ジュース
たとえば頭痛薬をのむ。
漢方薬をのむ。
そういうとき私は、それらの薬をお湯に溶かして、小さなペットボトルに入れる。
それを少しずつ、チビリチビリとのむ。
言うなれば、点滴方式。
本当は血中の濃度を一気に上げて、薬の効果を高めたほうがよいのかもしれない。
しかしその方法だと、肝臓に負担がかかる(?)。
だからこうした薬は、チビリチビリとのむ。
こののみ方が正しいのかどうかは知らない。
しかし私のばあい、この方法で、今のところ、うまくいっている。
薬の効き方もおだやか。
胃もやられない。
ふつう甘いジュース類を混ぜてのむことが多いので、私は、勝手に「薬ジュース」と呼ん
でいる。
とくに2~3種類の薬を混ぜてのむときは、この方法を使っている。
●モザイカルチャ博
近くのフラワーパーク(浜松市運営)で、モザイカルチャ博というのを、やっている。
一応、「国際博覧会」。
しかし盛り上がりは、イマイチ。
ふつうなら、子どもたちのほうから話題が出てきそうなのだが、そういう話題が聞こえて
こない。
私たち夫婦も、まだ行っていない。
モザイカルチャというのは、平たく言えば、木や草花を使った造形美術のこと。
私は、それがどういうものであれ、そういうものには、あまり興味はない。
木にせよ、草花にせよ、自然なままの姿のほうが、好き。
それを無理にひん曲げたような作品(?)には、どこか痛々しさを覚えてしまう。
今日も、昨日も、野暮用で、フラワーパークの前を車で通ったが、「見てみたい」という
思いは起きてこなかった。
本来なら、デジタルカメラに収めて、私が発行している電子マガジンを飾りたいのだが、
そういう意欲がわいてこない。
草花を使って作った、うなぎのモザイを見たからといって、それがどうだと言うのか。
そんなものを見て、感動する人などいるのだろうか?
私には、どうも理解できない。
どうであるにせよ、一度は行ってやる。
浜松市民のこれは、義務のようなもの。
(ということで、明日、見に行くことにした。)
(注)「モザイ」というのは、「モザイク」のこと?
旺文社の国語辞典によれば、「モザイク」……「さまざまに彩色した大理石,ガラスな
どの小片を組み合わせて床や壁にはめ込み,装飾したもの」とある。
(補記)
10月18日、そのモザイカルチャ博に行ってきた。
途中まで車で行って、そこからシャトルバスで会場まで。
日曜日ということもあって、混雑していた。
浜松市民の努めを果たした。
が、評価は、星2つの、★★。
何が悪いかといって、食べ物屋。
値段ばかりが高くて、ま・ず・い。
東南アジア系、南アジア系の店が、ベニア板で建てたような即席の店で、それ
ぞれの国の軽食を売っていた。
車の駐車料金が、1000円。
入場料が、1800円。
その上、ギョーザの揚げ物風のもの(スリランカ)が、3個で500円。
紙皿のカレーライスが、800円前後。
ソフトクリームが、300円。
公営(=税金)で運営しているのだから……という期待は、ここ浜松市では通
用しない。
役人たちが、目いっぱい、儲けている!
会場のフラワーパークへは、1年に1~2度は足を運んでいる。
しかし「やるべきことはやります」「言われたことしかしません」「それ以上
のことはしません」と。
いつ行っても、無難第一主義ばかりが目立つ。
一度でたくさん。
一度でこりごり。
何が国際博覧会だ!
●脳みその底の穴
脳みその底には、穴があいている。
たしかにあいている。
その穴が、加齢とともに、どんどんと大きくなっていく。
たとえるなら、バケツの底の穴。
水がこぼれるように、知識や知恵が、そこから外へ、どんどんとこぼれ出ていく。
たった1週間前に覚えたことですら、忘れてしまうということも、よくある。
もっとも最近の脳科学の研究によれば、脳みそには、そういう作用もあるということがわ
かってきた。
いわば、脳の掃除のようなもの。
脳が勝手に、脳みその掃除をする。
それがあるからこそ、脳みそは、いつも軽快に動く。
が、先週、私はこんな経験をした。
脳みそがスランプ状態になってしまい、書きたいことはたくさんあるのに、それを文とし
てまとめることができない。
あせればあせるほど、脳みそが勝手に空回りをしてしまう。
そうなってしまった。
「いよいよボケの始まりか?」と、かなり心配したが、昨日あたりから、また調子が戻
ってきた。
ほっとした。
つっこみはまだ甘いが、しかしキーボードを叩く指の動きは悪くない。
この状態をしばらくつづけていると、またものを書けるようになる。
思考能力が高くなり、つっこんだ文章が書けるようになる。
今は、その慣らし運転といったところ。
読んでくれる人には申し訳ないが、今は、そういうときと思って、どうかがまんして読ん
でほしい。
あと数日もすれば、さらに調子が戻ってくるはず。
で、今回、調子が悪くなったのには、理由がある。
ちょうど1週間前に、「怒りのメカニズム」というテーマで原稿を書き始めた。
何度も何度も、迷った。
書き直した。
それがよくなかった。
書いているうちに、自分でも何を書いているか、よくわからなくなってしまった。
それでまた最初から書き直し。
要するに、思考がループ状態になってしまった。
こうなると、思考は停止したのと同然。
それで調子が狂ってしまった。
で、いくら脳みその中をさがしても、頭の中は、カラッポ。
新聞を読んでも、本を読んでも、読んだ先から、内容を忘れてしまう。
まるで脳みその底に穴があいたような状態になってしまう。
しかしこれだけは言える。
文章というのは、毎日、書くこと。
その努力を怠ったとたん、文章というのは、書けなくなる。
書けるかもしれないが、自分の考えていることを、的確に表現できなくなる。
まとめられなくなる。
今夜は早く寝て、明日から、またがんばろう!
そうそう、明日は、モザイカルチャ博に行くことになっている。
写真は、電子マガジンのほうに掲載する。
お楽しみに!
(10月17日の夜に)
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2009年10月21日水曜日
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