2011年9月4日日曜日

*We live forward






☆☆☆この電子マガジンは、購読を登録した方のみに、配信しています☆☆☆
.  mQQQm            
. Q ⌒ ⌒ Q  ♪♪♪……   
.QQ ∩ ∩ QQ         
. m\ ▽ /m 彡彡ミミ      
.  /~~~\  ⌒ ⌒      
. みなさん、   o o β       
.こんにちは!  (″ ▽ ゛)○  
.        =∞=  // 
□■□□□□□□□□□□□□□■□ ================= 
子育て最前線の育児論byはやし浩司   2011年 9月 16日
□■□□□□□□□□□□□□□■□ =================
★ ★★HTML版★★★
HTML(カラー・写真版)を用意しました。
どうか、お楽しみください。(↓をクリックしてみてください。)
************************

http://bwhayashi2.fc2web.com/page009.html

メルマガ(6万3000誌)の中で、2008年度、メルマガ・オブ・ザ・イヤーに
選ばれました!

【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●9月4日

index_pht_guide.jpg

+++++++++++++++++++++

羞恥心が崩壊している?
それとも生徒たちが、私を「男」と意識しなくなった?
このところ、横でだまって聞いていると、
中学生や高校生の女子が、平気で(?)、自分の体の
ことを話している。
「まだ生理がないの」「遅いわね」とか。

ところが、最近は小学生まで、こんな話をしている。
「私のウンチね、最近、コロコロなの」
「私のは、一応、バナナウンチよ」と。
小学5年生の女児たちである。
また、こんなことも……。

「先生、どうして男子は、女子のパンティを見ると、
へんな気分になるの?」と。

そこで私は反対に聞き返してみた。
「君は、男子のパンツを見ても、平気なのか?」と。
するとその女子は、こう言った。
「ぜんぜん……平気」と。

こういう会話を、恥ずかしげもなくするところが
恐ろしい。
今は、そういう時代なのか。
それとも子どもたちが変わってきたのか。

が、先週は、とうとうこんな質問をしてきた中学生(中1女子)
がいた。
(この話は本当だぞ!)

「先生、女子って、おしっこの穴と、膣と、どっちが上にあるの?」と。

私は、思わず、「バカ! そんなこと、知るか!」と言ってしまった。
が、少し自分を取り直して、こう言った。
「そんなのは、風呂で、鏡でも使って自分で調べろ」と。

++++++++++++++++++++++

●明るい話

 先日、ワイフがこう言った。
「あなたの書く文章は、暗い」と。
それについては、も書いた。

 以後、あれこれと反省している。
と、同時に、このところできるだけ明るい話を書こうと、努力している。
……というか、ものごとには、つねに二面性がある。
おなじものでも、見方によって、明るくもなるし、暗くもなる。
それに自分を飾るのもよくない。
よい人間ぶることもない。
私は私。

●信州・駒ヶ岳

 この9月に、ワイフと信州・駒ヶ岳に登ることにしている。
ホテルの予約も取れた。
「登る」といっても、そのほとんどをロープウェイで登る。
頂上までは、そこから歩いて、1キロほど。
ワイフは「自信がない」と言っている。
私は「天気次第」と言っている。

 そのホテル。
「ホテル千畳敷」と言う。
数日前、パンフレットを送ってきてくれた。
日本で最高点にあるホテルとか。
料金も、最高!

 この9月の最大イベントは、これ。
この登山。

●写真

浩司2011.jpg

 今度、ある雑誌に原稿を載せてもらうことにした。
が、予告はできない。
ときとしてキャンセルになることがある。
私の評判は、よくない。
つまり私の名前は、あちこちのブラックリストに載っている。

 この世界では、雑誌社にせよ、週刊誌社にせよ、その会社を批判した原稿を書いたら最後、仕事が回ってこなくなる。
どこかでだれかが、こまめにチェックしている。
さらにあくどいのが宗教団体。
出版社に対して、いやがらせまで仕掛けてくる。

 で、その雑誌社に、その写真を送った。
上の写真が、それ。
今まではイラストを使っていたが、この8月からは、また写真を使うことにした。
この4月に、オーストラリアへ行ったときに撮った写真である。

 ところでこんな話を知っているか?

 女性のばあい、できるだけ若いときに撮った写真を載せたがる。
中には20年前に撮った写真を載せる人もいる。

 しかし男性のばあい、(これは私だけかもしれないが)、できるだけ最近、撮った写真を載せたがる。
昔、ある出版社の編集長が、そう話してくれた。

 テレビ局でも似たようなことがあるという。
女性の出演者は、平均2時間以上、化粧をしてからスタジオに入るという。
男性の出演者については、知らない。
今では、専門の化粧スタッフが、男性でも、ササーッと化粧をほどこす。

 で、上の写真。
もちろんまったくの素顔。

●仏壇の掃除と墓参り

 私の母と兄は、晩年、仏壇の掃除と墓参りばかりしていた。
亡くなる20年以上も前から、そうでなかったか。

 が、人間も、そんなことをするようになったら、おしまい。
生き様が後ろ向きになる。
仏壇の掃除にせよ、墓参りにせよ、そんなのは最後の最後にすればよい。
私たちは生きている。
生きている以上、生きていることを、まず大切にする。
ギリギリまで大切にする。

 が、知人の中には、墓参りばかりしている人がいる。
今は東京に住んでいるが、年に3~5回は来ている。
60歳くらいのときから、そうでなかったか。
(現在70歳前後。)
またするならするで、こっそりとすればよい。
信仰心というのは、そういうもの。
が、いつもおおげさに、親戚中に宣伝している。
「墓参りをしに来ました」と。

 そういうことをすることが、立派な(?)行為と思いこんでいる。
価値観のちがいというより、意識のちがい。
でないというのなら、墓参りをすることに、どういう価値があるのか。
それをしたからといって、何がどうなるというのか。

 あえて言うなら、こう。
「信仰」と「儀式」を取り違えてはいけない。
信仰は信仰。
儀式は儀式。
儀式は信仰の上にあるもの。
儀式をしているからといって、信仰をしていることにはならない。

 中には経典を暗記し、いっぱしの信仰者ぶっている人がいる。
が、幼児が掛け算の九九を暗記して、ソラで言うようなもの。
そんなことをしたからといって、どうして釈迦の心を理解したことになるのか。

 私たちは最後の最後まで、つまりギリギリまで生きる。
そのときが来たら、そのとき。
病院と同じ。
病気になったら、病院へ行けばよい。
死ぬときになったら、墓参りをすればよい。
死んだら、墓へ入ればよい。
病気でもないのに、病院へ行ってどうなる?

 もし「信仰」ということを考えるなら、法句経の一冊でも読んでみたらよい。
釈迦は、墓参りについて、一言も述べていないぞ!
むしろ、逆。
こう言っている。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

以前、書いた原稿を転載。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●それ以上、何を望むか(中日新聞掲載済み)

 法句経(ほっくぎょう)にこんな説話がある。
あるとき一人の男が釈迦のところへ来て、こう言う。

「釈迦よ、私は死ぬのがこわい。どうしたらこの恐怖から逃れることができるか」と。
それに答えて釈迦はこう言う。
「明日のないことを嘆くな。
今日まで生きてきたことを喜べ、感謝せよ」と。

 これまで多くの親たちが、こう言った。
「私は子育てで失敗しました。どうしたらいいか」と。
そういう親に出会うたびに、私は心の中でこう思う。
「今まで子育てをじゅうぶん楽しんだではないか。
それ以上、何を望むのか」と。

 子育てはたいへんだ。こんな報告もある。
東京都精神医学総合研究所の妹尾栄一氏に調査によると、自分の子どもを「気が合わない」と感じている母親は、7%。
そしてその大半が何らかの形で虐待しているという。

「愛情面で自分の母親とのきずなが弱かった母親ほど、虐待に走る傾向があり、虐待の世代連鎖もうかがえる」とも。

七%という数字が大きいか小さいか、評価の分かれるところだが、しかし子育てというのは、それ自体大きな苦労をともなうものであることには違いない。
言いかえると楽な子育てというのは、そもそもない
。またそういう前提で考えるほうが正しい。いや、中には子どものできがよく、「子育てがこんなに楽でいいものか」と思っている人もいる。
しかしそういう人は、きわめて稀だ。

 ……と書きながら、一方で、私はこう思う。もし私に子どもがいなければ、私の人生は何とつまらないものであったか、と。
人生はドラマであり、そのドラマに価値があるとするなら、子どもは私という親に、まさにそのドラマを提供してくれた。

たとえば子どものほしそうなものを手に入れたとき、私は子どもたちの喜ぶ顔が早く見たくて、家路を急いだことが何度かある。
もちろん悲しいことも苦しいこともあったが、それはそれとして、子どもたちは私に生きる目標を与えてくれた。

もし私の家族が私と女房だけだったら、私はこうまでがんばらなかっただろう。
その証拠に、息子たちがほとんど巣立ってしまった今、人生そのものが終わってしまったかのような感じがする。
あるいはそれまで考えたこともなかった「老後」が、どんとやってくる。
今でもいろいろ問題はあるが、しかしさらに別の心で、子どもたちに感謝しているのも事実だ。「お前たちのおかげで、私の人生は楽しかったよ」と。

 ……だから、子育てに失敗などない。絶対にない。今まで楽しかったことだけを考えて、前に進めばよい。
 

++++++++++++++++++++++++++++++++++はやし浩司 

●己こそ、己のよるべ(中日新聞掲載済み)

 法句経の一節に、『己こそ、己のよるべ。己をおきて、誰によるべぞ』というのがある。
法句経というのは、釈迦の生誕地に残る、原始経典の一つだと思えばよい。
釈迦は、「自分こそが、自分が頼るところ。その自分をさておいて、誰に頼るべきか」と。
つまり「自分のことは自分でせよ」と教えている。

 この釈迦の言葉を一語で言いかえると、「自由」ということになる。
自由というのは、もともと「自らに由る」という意味である。
つまり自由というのは、「自分で考え、自分で行動し、自分で責任をとる」ことをいう。
好き勝手なことを気ままにすることを、自由とは言わない。子育ての基本は、この「自由」にある。

 子どもを自立させるためには、子どもを自由にする。
が、いわゆる過干渉ママと呼ばれるタイプの母親は、それを許さない。先生が子どもに話しかけても、すぐ横から割り込んでくる。

私、子どもに向かって、「きのうは、どこへ行ったのかな」
母、横から、「おばあちゃんの家でしょ。おばあちゃんの家。そうでしょ。だったら、そう言いなさい」
私、再び、子どもに向かって、「楽しかったかな」
母、再び割り込んできて、「楽しかったわよね。そうでしょ。だったら、そう言いなさい」と。

 このタイプの母親は、子どもに対して、根強い不信感をもっている。
その不信感が姿を変えて、過干渉となる。
大きなわだかまりが、過干渉の原因となることもある。
ある母親は今の夫といやいや結婚した。
だから子どもが何か失敗するたびに、「いつになったら、あなたは、ちゃんとできるようになるの!」と、はげしく叱っていた。

 次に過保護ママと呼ばれるタイプの母親は、子どもに自分で結論を出させない。
あるいは自分で行動させない。
いろいろな過保護があるが、子どもに大きな影響を与えるのが、精神面での過保護。「乱暴な子とは遊ばせたくない」ということで、親の庇護(ひご)のもとだけで子育てをするなど。子どもは精神的に未熟になり、ひ弱になる。
俗にいう「温室育ち」というタイプの子どもになる。外へ出すと、すぐ風邪をひく。

 さらに溺愛タイプの母親は、子どもに責任をとらせない。
自分と子どもの間に垣根がない。
自分イコール、子どもというような考え方をする。ある母親はこう言った。「子ども同士が喧嘩をしているのを見ると、自分もその中に飛び込んでいって、相手の子どもを殴り飛ばしたい衝動にかられます」と。

また別の母親は、自分の息子(中二)が傷害事件をひき起こし補導されたときのこと。警察で最後の最後まで、相手の子どものほうが悪いと言って、一歩も譲らなかった。
たまたまその場に居あわせた人が、「母親は錯乱状態になり、ワーワーと泣き叫んだり、机を叩いたりして、手がつけられなかった」と話してくれた。

 己のことは己によらせる。一見冷たい子育てに見えるかもしれないが、子育ての基本は、子どもを自立させること。その原点をふみはずして、子育てはありえない。


Hiroshi Hayashi++++++Sep. 2011++++++はやし浩司・林浩司

●やっぱり暗いかな?

 がんばって、前向きな原稿を書いてみた。
これからはもっと前向きな原稿を書いていきたい。
読んでくれた人が、明るく、元気になるような原稿を!

 ワイフへ、

これでいいか?

2011/09/04

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 死ぬのがこわい 法句経 己こそ己のよるべ はやし浩司 私は明日死ぬ)


Hiroshi Hayashi++++++Sep. 2011++++++はやし浩司・林浩司※


【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●9月3日

+++++++++++++++++

今日、「あなたの書くことは暗い」と、ワイフに
叱られた。
「もっと明るいことを書きなさいよ」とも。

もっとも親愛なる読者様であるワイフ。
そのワイフにそう言われた。
で、私、はやし浩司は、深く反省。
しっかりと反省。

このところ、何かにつけ、ジジ臭い。
暗い。
陰鬱。
自分でも、それがよくわかっている。

+++++++++++++++++

●勇気

 今日、こんな勇気をもらった。
昼食をとっているときのこと。
山荘から、5分ほどのところに、今度、
新しいレストランがオープンした。
で、そこへ行ってみようということになった。
そこでのこと。

 私たちは、その場所をよく知っている。
というのも、その隣には、大豪邸が建っている。
ふつうの豪邸ではない。
高級旅館を思わせるような大豪邸。
私たちは、それが個人の家ということは知っていた。
今度できたレストランというのは、その横。

ざるそばが、800~900円前後。
おいしかった。
で、帰り際、レジの女性と、その大豪邸の話になった。
「どんな人が住んでいるのですか?」と。

するとレジの女性は、こう教えてくれた。
「男の人ですよ。
このレストランの経営者です」と。

が、つぎのことを聞いて、さらに驚いた。
「年齢は73歳。ひとり住まいです」と。

73歳!
ワオ~!
73歳!

私「すごい人ですね」
女「でしょ……」
私「だったら、ついでに温泉でも掘って、旅館でもすればいい」
女「そんなことも考えているみたいですよ」
私「ホント……!」
女「前の土地が広く空けてあるのは、そのためですよ」と。

私の中から、ジジ臭さが吹き飛んでいくのを感じた。
73歳!
73歳で、この元気。
大豪邸に住み、レストランを開き、さらに旅館の経営まで考えている……。
そんな男性から見れば、私など、ただのヒヨコ。
そう思ったとたん、モリモリと勇気が湧いてきた。
「ぼくにも、できる!」と。

+++++++++++++++++++

●映画『ピラニア』3D

 よい映画がなかったので、暇つぶしに、昨夜遅く、『ピラニア』を観てきた。
おもしろかった。
が、星は1つか、2つの、★★。
要するに、おバカ映画。
が、ぜったい、子どもには見せられない映画。
女性の裸と残酷シーンの連続。
それにあのピラニアの面(つら、顔)。

 魚とはいえ、よくもまあ、あそこまで憎たらしい顔を作ったものだ。
これ以上、憎たらしい顔はない……と言えるほど、憎たらしい顔をしていた。
それに感心した。
興味のある人は、観たらよい。

 来週から、つづけて観たい映画がやってくる。
『猿の惑星』とか『ロサンジェルス大決戦』とか。
『ライフ』は目下、上映中。
今週中に、『ライフ』も観るつもり。

●映画『猿の惑星』

 『猿の惑星』の猿のモデルになったのが、日本人。
よく知られた話である。
 最初知ったときには、少なからず、頭にカチンときた。
しかしたしかに我ら、日本人は、猿に似ている。
若いときはそうでなくても、歳を取って猿に似てくる人は多い。
が、何とも失敬な話ではないか!

が、日本人だけではない。
ブッシュ前大統領だって、猿そっくり。
ジェスチャまで、猿そっくり。

 そこで笑い話。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 あのはやし浩司が、不敬罪で逮捕された。
アメリカ前大統領に向かって、「猿!」と言った。

裁判官「どうしてあなたは、猿と呼んだのか」
はやし浩司「猿、そっくりだからです」
裁判官「それは失礼だ。我が国の大統領に向かって!」

(傍聴席にいるブッシュ前大統領)「そうだ! 猿とは何だ!」

はやし浩司、ブッシュ前大統領に向かって、「猿、猿、猿……」
裁判官「やめなさい。でないと、刑務所へ送りますよ」
はやし浩司「結構です。が、裁判長、ひとつだけ、質問があります」
裁判官「何だ、言ってみろ」
はやし浩司「ブッシュ前大統領に向かって、猿と呼ぶのは、不敬罪ということはわかります。
が、もし、猿に向かって、前大統領と言ったら、どうなのですか」
裁判官「……それは、構わない。不敬罪にはならない」

はやし浩司、ツカツカとブッシュ前大統領の前に行ってこう言う。
「前大統領、ごきげんいかがですか?」と。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 どうか私を逮捕しないでほしい。
何かの本に出ていた笑い話を、少し改変しただけ。
それに猿に似ているからといって、ブッシュ前大統領をバカにしたのではない。
何かの動物に似ているからと言っても、それはその人をバカにしたことにはならない。
漢字では、バカは「馬鹿」と書く。
「馬」と「鹿」。

 猿の方が、馬や鹿より、ずっと賢い。
しかしそれにしても、日本人がモデルだったとは!
彼ら欧米人は、日本人をバカにするときは、いつもこう言う。
「イエロー・ヤンクス(ヤンキー)」と。
そういうのが、下地になっている?

 それはともかくも、昔、私をバカにしたアメリカ人がいた。
で、私はそのアメリカ人に、こう言ってやった。

 「君は、動物にたとえると、体が大きく、馬のようだ。
それに鹿のように足が長い。
だから君は、馬と鹿ということになる」と。
するとそのアメリカ人は、たいへん機嫌をよくし、私に、「サンキュー」と言った。

 つまり私は、ブッシュ前大統領に、「馬と鹿」と言っただけ。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●オーストラリア旅行

 オーストラリアで撮った写真を、YOUTUBEにUPした。

(1)ボーダータウンから、アデレードへ




(2)アデレードの町(世界でもっとも美しい町と言われている)




Hiroshi Hayashi++++++Sep. 2011++++++はやし浩司・林浩司

【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●お馬鹿狂騒曲(放射線量に関して)

(1)まず、このニュース。

『……厚労省が新たに始めた抜きうち検査で判明したもので、埼玉県産の茶葉からは最高で国の基準の3倍にあたる1530ベクレルが検出され、千葉県産では 5倍を超える2720ベクレルが検出されました。埼玉県産の茶葉から、基準値を超えるセシウムが検出されたのは初めてです。

 埼玉県と千葉県では同じ時期に製造された商品を回収する方針で、周辺の産地でも調査を始めましたが、厚労省は「お湯を入れて飲めば濃度は30分の1以下に薄まるのでただちに健康への影響はない」としています』(9月3日TBS)と。

 「お湯を入れて飲めば、30分の1になる」?
バ~カ!
いくら30分の1になっても、30杯飲めば、内部被爆量は同じ!
5杯ずつ、6日でもいい。
放射性物質の大半は、流れ出る分もあるかもしれないが、大半は、体内で積算されていく。


(2)つぎは、これ。

『……福島県は3日、野生キノコの検査で、棚倉町のチチタケから1キロ当たり2万8000ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。国の暫定規制値(同500ベクレル)を上回り、キノコのセシウム濃度としては過去最大。県はチチタケのほか、同町内の野生のマツタケやホウキタケなどについて、採取と販売自粛を関係団体に要請した』(ヤフー・NEWS)と。

 「2万8000ベクレルと……、国の暫定基準値の500ベクレルを上回り……」と。
バ~カ!
こういうのは、「上回った」とは言わない。
2万8000÷500=56倍!
さらに、そのあとも「?」。
「採取と販売自粛」???
即刻、「販売禁止」とすべき。


(3)まだある。

『愛知県は2日、県内で販売された栃木県産腐葉土から暫定許容値の約150倍の1キロ当たり6万800ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県は「人への影響はない」と説明している』(毎日JP)と。

 「人への影響はない」?
その腐葉土で育った作物は、どうなるのか。
だれが食べるのか?

 本来なら、民衆の側に立って、民衆の健康と命を率先して守らなければならない行政が、「だいじょうぶ」「だいじょうぶ」の一点張り。
こんなことばかり言っているから、民衆は、行政側の説明を信用しなくなる。
いったい、行政というのは、だれのため、また何のためにあるのか?
日本は、民主主義国家ではなかったのか?

(補記)

●おかしな論理

 もしこれらの論理がまかり通るなら、こうも言える。

(1)汚染された牛肉も、オーストラリア産の牛肉と混ぜて食べれば安心?
   仮にキロ当たり、1000ベクレルでも、1キロに対して、0ベクレルのオーストラリア産の牛肉1キロを混ぜて食べれば、放射線量は、半分になる。だから、心配しなくてもよい。

(2)1キロ当たり1000ベクレルの牛肉でも、500グラムまでなら、心配ない。
   500グラムなら、500ベクレル以下になる。

(3)「福島県産の腐葉土は食べてはいけません」(文科省通達)。

(4)汚染キノコを、20グラム(これだけで500ベクレルを超える)食べた人は、1
   年間、ほかに、何も食べるな。
もちろん牛肉を食べてはだめ、お茶も飲んではだめ、ついでに水も飲んではだめ。


Hiroshi Hayashi++++++Sep. 2011++++++はやし浩司・林浩司

●おかしな論理(2)

 昨夜遅く、寝る前に、「お馬鹿狂騒曲」を書いた。
測定された放射線量についてのエッセーである。
その一部。

「……厚労省は「お湯を入れて飲めば濃度は30分の1以下に薄まるのでただちに健康への影響はない」としています』(9月3日TBS)と。

 つまり基準値を超えたお茶でも、実際に飲むときは、お湯で溶かして飲むから、30分の1の(濃度?)になる。
だから、「ただちに健康への影響はない」と。

 私はこの記事を読んだとき、改めて、日本人の脳みそを疑った。
そこらの2チャンネルやBLOGなどへのコメントではない。
ちゃんとした政府機関のコメントである。

●積算(蓄積量)

 もしこんな論理がまかり通るなら、どんな汚染物質だって、薄めて飲食すればだいじょうぶということになる。
が、これは誤解。

 放射性物質と通常の毒物を混同している。
放射性物質は、一度体内へ取り込まれれば、以後どんどんと積算(蓄積)されていく。
もちろん対外へ排出されていく分もあるだろうが、基本的には積算(蓄積)されていく。
しかも毒物とちがい、「しきい値」はない。
「これ以下なら安全」という「量」はない。

 お湯で溶かして30分の1になったところで、そのお茶を、30杯飲めば、積算(蓄積)量は同じ。
もしこの論理が正しいとするなら、汚染牛肉であっても、0ベクレルの外国産牛肉と混ぜて食べれば安全ということになる。

 一度体内へ取り込まれた放射線物質は、以後、永久にその部位の細胞を破壊しつづける。
「半減期」という言葉もある。
中には、数週間というのもあるそうだ。
が、もしそうなら、3月11日以後、6か月もたった今、どうして各地で放射性物質に汚染されたキノコやお茶が見つかっているのか?

●「ただちに」というウソ

 これはあくまでも仮定の話である。
数字については、あくまでも仮定として、私が考えた。
こうだ。

 仮に年間被爆量が2ミリシーベルトで、10年以内のがんの発生率が、1%だったとする(仮定1)。
100万人のうち、1万人が、がんで死ぬことになる。

 そこで今度は、年間被爆量が、2倍の4シーベルトだったとする。
(仮定1)を基準にすれば、つぎのようになる。

(1)10年以内のがんの発生率は、2%になる。
(2)5年以内のがんの発生率は、1%になる。
(3)しかし20年以内のがんの発生率は、4%になる。
(4)40年以内のがんの発生率は、8%になる。

 被爆量とがんの発生率は、「一次関数的に」相関関係を保つ。
「これ以下なら安全というしきい値はない」というのは、そういう意味。

 そこで改めて聞きたい。
「ただちに」というのは、どういう意味なのか、と。
「10年以内は、安心」という意味なのか。
「20年以内は、安心」という意味なのか。

 チェルノブイリ事故のときは、2年後から5年後にかけて症状が出始め、10年後にピークを迎えたという(「週刊現代」)。
この先、東北地方では、とんでもないことが起こる。
というのも、放射性物質は、何も飲食物のみから、体内へ取り込まれるわけではない。
呼吸によっても、取り込まれる。
むしろこちらのほうが、こわい。
プルトニュームなどの微細粉末(ホットパーティクル)は、そのまま肺へと蓄積されてしまう。
政府は、プルトニュームは比重が重いからだいじょうぶと言っている。
しかしいくら重くても、プルトニュームのホットパーティクルの大きさは、大腸菌ほど。
この大きさだったら、自由に風に乗って、宙を舞う。
アスベストを例にあげるまでもない。

●では、どうすればよいのか

 今、この日本ではたいへんなことが起きている。
たとえば今回、福島第一原発事故で飛び散った放射性物質は、広島型原爆の160倍と言われている(保安院)。
しかしだれも、こんな数字を信じない。

 原発1機で、年間250倍もの放射性物質が生ずる(「原発事故」宝島社)。
10年で、2500倍。
30年で、7500倍。
原発4機だったら、3万倍!

 仮に「160倍」としても、意味がよくわからない。
海側へ飛び散った分については、除外しているのか?
あるいはしていないのか?
桁(けた)が、2桁ちがうのではないのか?

 3・11大震災から、ちょうど半年。
日本人の間から、ますます緊張感が薄れていく。
むしろ私は、そちらのほうを心配する。

 ついでに……。

『愛知県は2日、県内で販売された栃木県産腐葉土から暫定許容値の約150倍の1キロ当たり6万800ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県は「人への影響はない」と説明している』(毎日JP)という。

 どこのだれが、腐葉土など、食べるものか!
2011/09/04記


Hiroshi Hayashi++++++Sep. 2011++++++はやし浩司・林浩司

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 はやし浩司のホームページ http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■□コマーシャル★★★★★★コマーシャル□■

【BW生・募集中!】

 (案内書の請求)

   http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/page228.html

 (教室の案内)

    http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/page025.html

●小学生以上の方も、どうか、一度、お問い合わせください。

■□コマーシャル★★★★★★コマーシャル□■

***********************************

このマガジンがお役にたてそうな人が、あなたのまわりにいませんか?
よろしかったら、どうか、このマガジンのことを、お友だちの方に
話していただけませんか?

よろしくお願いします。              はやし浩司
***********************************
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  
まぐまぐプレミア版(有料版)のお申し込みは……
http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/page141.html
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■                      
.   *※※
.※※  ***※
.*※※…※}※**   
. **++ ※))
. {※}※※ /
. ※*… /mQQQm
.**/| |Q ⌒ ⌒ Q  Bye!
.  = | QQ ∩ ∩ QQ   
.       m\ ▽ /m~= ○
.       ○ ~~~\\//
.=================================
.みなさん、次号で、またお会いしましょう!
.=================================

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。