2012年10月31日水曜日

拡大する汚染米の恐怖

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Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司 ○流通する汚染米  汚染米が、堂々と市場に流通している。 どう流通しているかは、ネットで、「福島 汚染米 流通」で検索をかけてみればわかる。 方法はいろいろあるようだ。 が、もっとも日常的になされているのが、産地偽装。 米の世界では、産地偽装は、日常茶飯事だそうだ※。 珍しくも、何ともない。 もうひとつは、他の県の米や、外米とブレンドする方法。 ブレンドすることによって、放射線の測定値をさげる。 主に業者米として、出荷されているという。 ホテル、旅館、外食産業など。 ○I県、A県……  内部告発もつづく。 I県のある農協。 1粒の米から、~~ベクレルの放射線が測定された。 (たった1粒だぞ!) キロ単位にしたら、数万~数10万ベクレル! が、その農協は、測定値を公表しなかった。 公表しなかったばかりか、他の県の米とブレンドして、出荷した、など。  あちこちのサイトを読んだ。 気分が悪くなった。 つまり現在、汚染米は、垂れ流し状態。 が、マスコミから流れてくるニュースは、当たり障(さわ)りのないものばかり。 ある農協職員は、テレビ画面に向かって、こう言っていた。 「私たちは消費者のみなさんが、安心して食べていただけるよう、全量検査をしています」(F県)と。  よくまあ、こういうことを、ヌケヌケ、シャーシャーと言えるものだ。 が、それだけではない。 そういった言葉を、何ら検証することなく、そのまま報道するマスコミ。 さらに言えば、そういった米であることを知りながら、テーブルに並べる、ホテル、旅館、外食産業。  ○福島県、白河産  かく言う私は今、市内のSというレストランで、食事をしている。 そのテーブルで、この文を書いている。 で、ここでも聞いてみた。  「どこのお米を使っていますか?」と。  全国規模のファースト・フード店。 「S」。 しばらくすると、プリントアウトした1枚の紙をもってきた。 それには、「10月XX日より、白河米」とあった。 白河というのは、福島県の白河。  白河米が悪いというのではない。 が、どうしてこの静岡県で、白河米? そういった産地表示をしている店は、まだ良心的なほう。 で、私は2か月ほど前、浜松市内の主だったホテル、旅館に電話をかけた。 電話をかけ、どこの米を使っているか、確かめてみた。  ぜんぶで10か所に、電話をかけた。 その結果、何と9か所までが、東北産の米を使っているのが、わかった。 1か所だけ、「鳥取産」と答えた。  たいはんのホテルや旅館では、明らかに私の電話に戸惑っているといったふうだった。 中には、返答をもらうのに、5~10分ほど待たされたところもあった。 以下、その結果。 Aホテル……茨城県産 Bホテル……「国産米です」「それ以上のことはわかりません」の一点張り Cホテル……栃木県産とオーストラリア産のブレンド米 Dホテル……山形県産 Eホテル……岩手県産の「秋田こまち?」 Fホテル……愛知県産とのブレンド米 Gホテル……栃木県産 Hホテル(旅館)……茨城県産 Iホテル(旅館)……地元の米屋で調達しているので、不明 Jホテル(旅館)……鳥取県産 (以上、記憶によるものなので、不正確。) またレストランについては、行く先々で、米の産地を確かめることにしている。 SK……栃木県産(10月現在) サイZ……秋田県産と長野県産のブレンド米 KP(回転寿司)……「国産米」 DO(弁当屋)……「米は本部から送られてくるので、不明」 ST(和食)……「今月は、茨城県産。使い切ったら、岩手県産」ほか。 (以上、記憶によるものなので、不正確。)  総じてみると、この浜松市のホテルや旅館では、茨城県産が多く流通しているようだ。 そんな印象を強くもった。 が、その茨城県。 農協職員ですら、他県の米を食べているという(某BLOG)。 ○「今、ただちに健康に影響はない」  現在、福島県内で、43%の子どもたちの甲状腺に、放射線障害が現れているという(2012年8月現在)。 がんの前駆症状。 しかしふつう小児がんのばあい、この段階で、体の各部にすでに転移しているという(某サイト)。 「今、ただちに……」という言葉を信じたがために、そうなった。 たった2か月で、36%(6月)から43%(8月)に。 このままだと、来年1月までには、(2か月ごとに20%ずつ増加するとして)、62%。 62%の子どもに障害が現れるようになる。 さらに来年3月までには、74%! が、それがつぎの段階では、全国へと広がっていく。  フクシマの汚染度があがれば、その分だけ、すそ野が広がる。 時間差はあるだろうが、やがて東京、浜松、名古屋も、同じ運命をたどる。 放射線汚染というのは、そういうもの。  とにかく売って、金に換えたい米農家。 安く買いたたいて、どこかへ売りたい、流通業者。 安い米で、利益をあげたいホテル、旅館、外食産業。 こうした場所では、産地表示の義務はない。 プラス、「私は食べないからいい」と言って、問題から逃げる一般消費者。 こうした4者が一体となって、日本全土を汚染し始めている。  が、この結果は、20年後、40年後に顕在化する(大江健三郎)。 そのあとも、つづく。 現在のチェルノブイリを見ればわかる。 ○声をあげよう! (1) 飲食店では、「どこのお米を使っていますか」と聞こう。    そうした声が、圧力となる。 圧力となって、検査を厳格化させる。 ホテル、旅館、流通業者も、自ら産地表示をするようになる。 それが回りまわって、放射線汚染の拡大を食い止める。  風評被害?  何が風評被害か? 今にして思えば、風評のほうが正しかった。 現実には、風評以上の被害が出始めている。 「43%」という数字も、そのひとつ。 どこかのアホ副院長(F県立医科大学)のYSは、こう言っていた(2012年8月ごろ)。  「チェルノブイリでは、2年後から症状が出始めました。 まだ2年たっていませんから、フクシマとは関係ありません」(記憶)と。 さらに「検査結果の数値が高かったのは、検査機器の精度があがったためです」(記憶)とも。  もっとも「風評被害」というのは、生産者側の利益を心配した言葉。 消費者側の被害など、もとから論外。 (2) 食事拒否  あやしいと思ったら、即、食事拒否。 退散する。  「こんなことを聞くと、相手も不愉快だろうな」と思う必要はない。 遠慮する必要はない。 命の問題。 DNAと染色体の問題。 わが身は自分で、守る。 私たちには、それを問いただす権利がある。 そしてそれが怪しげな米だったら、即座に拒否。 店を出るのがよい。  もちろんたいはんの農家の人たちや、業者の人たちは、善良な人たちだろう。 そう信じたい。 またこう書くからといって、そういう人たちの責任を求めているのではない。 が、10人のうち、1人がこわい。 20人のうちの、1人でもよい。 そういった悪徳業者が、放射線による汚染米を、全国に垂れ流す。 それがこわい。 Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司 以下、「日々坦々」BLOGより転載。 2011年(昨年)11月の日付になっていることに注意。 昨年の11月ですら、こんな状況。 現在は、もっと悪質になっていると考えてよい。 Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司 ○放射能汚染米 こうして全国に流通している (日刊ゲンダイ紙・2011/11/30) いくら出荷停止にしてもムダだ ◆産地偽装の悪徳手口 原発被害に苦しむ福島県で、コメから国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが立て続けに検出され始めた。 福島市に続いて、きのう(29日)は伊達市でも今年収穫されたコメが出荷停止となり、地元農家からは「やっぱり……」と、あきらめに似たタメ息が漏れている。 しかし、出荷停止によって汚染米がシャットアウトされるのかというと、全然違う。 28日には、仙台の米卸業者が福島県産コシヒカリを宮城県産と偽り販売していたことが発覚した。 原発事故後、コメの産地偽装は以前にも増して日常茶飯事になりつつある。 「コメほど汚い世界はない」などの著書がある福島在住のジャーナリスト、吾妻博勝氏が言う。 「先週、私が福島県内のとある米卸業者を訪ねると、その業者は倉庫から次々とコメを出し、大型コンテナ車に積んでいました。 関西に向かうというのですが、ふつうは常磐道から東名高速に入るところを、新潟経由で行くと言っていた。 実はこれ、新潟など別の産地に偽装するためです。 福島県産のまま関西の業者に卸しても、デパートやスーパーが買ってくれないため、別の産地の袋に詰め替えるわけです。 こうした偽装米は、首都圏や近畿地方、沖縄などに運ばれて、当たり前のように消費されています」 福島県内では、県外の10年産米のコメ袋が写真のように山積みで売られていて、これも偽装に使われているという。 「悪徳業者はこれまで新米に古米を混ぜていたが、今は古米にどれだけ新米を混ぜるかを考えている。 こんな事態になったのは、県が57カ所しか土壌のモニタリング調査をせずに、米作りにゴーサインを出したからです。 その後の予備検査、本検査も県だけがやって、中立機関のチェックがなかった。 案の定、汚染米が出てきて、不正に走る農家や業者が出てきたのです」(吾妻博勝氏) Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司 以下、「阿修羅」BLOGより転載。 元記事は、「女性自身」(2012年6月4日前後)。 Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司 ○週刊「女性自身」より 放射能汚染の風評被害で、深刻な消費者離れを起こしている福島県産米。 その生産量は全国7位の35万トンで、国内産流通米の4.1%を占めている。 しかし、福島県産の米を福島県外の小売店の店頭で見かけることは少ない。 いったいどこへいっているのだろうか?  先だって長野県駒ヶ根市の米卸業者『橋本商事』が米の産地偽装の疑いで家宅捜索を受けた。 「長野県産として発売した26トンの米が、実は21トンの福島県産米と5トンの青森県産米をまぜたものだった。 偽装米の大半は福島県産のものだったのです」(社会部記者)  しかし、福島県の米の流通業者は「そんな偽装のリスクを背負わなくても流通させることは可能だ」と語る。 「外食や給食用なら福島県米を『国内産』として販売しても、法律的に問題はないのです。 多くの福島県産米が、外食産業や給食用として卸されている。 外食産業のほとんどのお店では『国内産』の表示ですませています。 病院の入院食などの場合、少しでも安い価格の米が求められます」 米の消費者表示はJAS法およびトレーサビリティ法で決まっているが、「ブレンド米の場合、国内産ならば産地の表示はしなくても構わないことになっています」と流通に詳しいジャーナリストは言う。 消費者は産地の確認がしようもない『国産米』を食べているのだ。 「新米が出回り多くの注文がはいるはずだった昨年11月ごろ、うちは放射能物質が検出されていない米しか扱っていなかったのですが、県外からほとんど注文は入りませんでした。 でもここにきて昨年より若干高いところまで価格も持ち直しています」(前出・流通業者) 風評被害にさらされる福島に罪はない。 だが、産地を隠して福島産の米を流通させる現状があることも事実のようだ。 Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司 ○日本人論  こうして「日々坦々」氏や、「阿修羅」氏のBLOGを読んでいると、やがてムラムラと、 はげしい怒りが、こみあげてくる。 やりようのない怒り。 やり場のない怒り。 どうしようもない怒り。 日本人がもつ、基本的なレベルの低さに、ア然とする。 これがかつて世界第2位を誇った、経済大国の結末なのか。 無知とインチキ。 この2つが、渾然一体となって、放射線被害を拡大させている。  ついでに言うなら、こうした汚染米、産地偽装米は、何と沖縄にまで流れているという。 遠方であればあるほど、疑われないということらしい(某サイト)。  もちろん政治も悪い。 本来なら、真っ先に出荷停止。 違反者は、厳重に処罰。 やるべきことを、まったくやっていない。 先にも書いたように、「(風評)被害」を口にするなら、消費者側の被害を優先する。 業者側のいう被害は、経済的損失。 マネーの問題。 消費者側の被害は、それよりも重大な、生命的被害。 命の問題。  ……あのN町の入口には、道路を横切って、こんな看板が立っている。 「原発で創る、豊かな町づくり」と。 ここでいう「豊か」というのは、マネーのこと。 文化ではない。 心でもない。 マネー。 が、そのN町は、現在は、ゴーストタウン。 何をもって「豊か」というのか、私たち日本人は、今一度、原点に立ち返って反省しなければならない。 ○終わりに……  2011年……私は、弁当屋の弁当を食べつづけた。 2012年になってからも、食べつづけた。 知らぬが仏とは、まさに私たちのこと。 がんになるのも、時間の問題。 若い人ほどがんになりやすいという。 が、実際には、がん年齢の人ほど、がんを加速させやすいという。 つまり私たち老人組のほうが、がんになりやすい。  死に方もいろいろあるだろう。 しかしたとえ原因がはっきりしなくても、放射線障害によってがんになった可能性が残るかぎり、死んでも死にきれない。  ……この怒り、だれに向けるべきか? 今の今も、ななめ前の席では、女子高校生たちが、その白河米をパクパクとほうばっている。 おいしそうにほうばっている。 その結果は、自分自身に出るのか。 それとも彼女たちの子どもに出るのか。 孫に出るのか。 思わず「食べるのをやめたほうがいいよ」と言いかけたが、やめた。 (提言)  全国のホテル、旅館、飲食業のみなさんへ  使用している米、食材の産地表示を、厳格にしてほしい。 そのほうが、客もふえる。 はやし浩司 2012-10-30 (はやし浩司 教育 林 浩司 林浩司 Hiroshi Hayashi 幼児教育 教育評論 幼児教育評論 はやし浩司 放射性物質 放射能 汚染米 流通 放射性物質汚染 流通経路 謎の東北米 東北米 汚染米 流通経路 放射性 汚染米 ブレンド米 はやし浩司 放射能被害 ブレンド米という汚染米) Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司 【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 【10ー28、私の満65歳の誕生日に】 ○孤独  私はずっと、人を恨んでばかりいた。 人を信じず、人からも信じられない。 何があっても、裏切られた。 だまされた。 そんなふうに考えていた。  が、私はまちがっていた。 私は与えることを恐れ、失うことを恐れていた。 ケチでためこみ屋。 何を見ても、裏から見ていた。 考えることは、批判ばかり。 批評ばかり。 あれが悪い、これが悪い、と。  そんな私に与えられた代償は、「孤独」。 私は子どもころから、ずっと孤独だった。 さみしかった。 ひとりで寝ることもできなかった。 ○喜び  大切なことは、与えること。 相手が喜ぶように、与えること。 私がうれしいときは、それをだれかに分け与えること。 けっしてその喜びを、自分だけのものにしてはいけない。  モノでも、心でも。 何でもそうだ。  それを与えきったとき、私たちは心の重荷から解放される。 真の自由を手に入れることができる。 ○プレゼント  今日は私の誕生日。 昨日、2人の友が、我が家に来てくれた。 オーストラリアから、わざわざ、来てくれた。 そして今夜、3人の家族と1人の友が、私の誕生日を祝ってくれた。 うれしかった。 メールを開くと、孫たちが、写真を送ってくれていた。 それが届いていた。 大きなバースデー・ケーキの写真だった。 うれしかった。 ただただ、うれしかった。 happy_bday_jijipng  そのあと私は友に、2台のパソコンをあげた。 1台は2年ほど前に買ったもの。 もう1台は、1年ほど前に買ったもの。 「どちらかあげるよ」と言ったら、友は3時間も迷った。 一長一短。 それで私はこう言った。  「パソコンというのは、ぼくにとっては恋人のようなもの。 君なら大切にしてくれると思うから、2台とももっていってほしい」と。  息子には、iPadをそのままあげた。 ワイフが、誕生日プレゼントにと、買ってくれたものだった。 前からほしかった。 やっと手に入れた。 が、息子はもっとほしがっていた。 ワイフにはこう言った。 「お前にも、何かあげるよ。ごめんね」と。 ○別れ  明日、その友はオーストラリアへ帰る。 セントレア(名古屋空港)まで、見送る。 さみしい。 直行バスで行く。 先ほど、その予約を入れた。 それが終わったとき、ワイフがこう言った。 「帰りにどこかへ泊まらない?」と。 即座に私はこう言った。 「いいよ」と。 私「2人だけで、祝いなおしか」 ワ「そうね」と。 ○感謝  失うことを恐れない。 減ることを恐れない。 命にしても、そうだ。 どう願ったところで、「時」は、どんどんと過ぎていく。 その分だけ、命は短くなっていく。 あがいても、もがいても、無駄。 なるようになる。 なるようにしか、ならない。  私は生きてきた。 今も生きている。 今まで健康に生きてきた。 今も、健康。 病気らしい病気は、何もしなかった。 この先のことはわからない。 が、そのときはそのとき。 私のような人間が感謝をしなかったら、だれが感謝するのか。  みなさん、ありがとう。 この文を読んでくれた、みなさん、ありがとう。 2012/10/28記 Fuurintei-2 Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司 【10月28日~29日・雑感】勝手な空想 ○昼食  今日は、みなで食事をした。 D君とB君(オーストラリア人)、それにワイフと私。 メニューは、カレーライス。 それに先日、従弟が送ってくれた、特大のアユ。 3時間ほどかけ、昼食を終えた。 ○罪の意識  私はこう言った。 「遊んでいると、おかしなことに、ぼくらは罪の意識を覚える」と。 それについてD君は、こう言った。 「ぼくは、仕事ばかりしていると、罪の意識を感ずる」と。  意識の方向が正反対なのには、驚いた。 貧しい国から這い上がった、日本。 戦後、ラッキーカントリーと呼ばれた、オーストラリア。 私たちの意識は、180度、ちがう。 ……というか、ちがった意識を作られた。 (ただしこうした意識は、1940~50年代生まれの世代についてのもの。 日本でも、若い世代は、別の意識をもっている。)   ○RegClean Pro(詐欺サイト)  おととい、RegClean Proという、インド発の、マルウエア(悪意をもったソフトウエア)の侵入を許してしまった。 「いやに動きが遅くなったな」と感じていたところへ、「あなたのパソコンを無料で診断します」と。 (ウィルスが、わざと動きを遅くした可能性がある。) マイクロソフト社のロゴと並んで、「パートナー」というようなことが書いてあった。 そのロゴと、「無料」という言葉に、だまされた。  以後、どんなことをしても、しつこく、しつこく、画面に表示される。 通常の削除方法では、削除できない。 そのつど「検査中」とかなど。 で、ネットで検索してみると、いくつかのサイトにヒットした。 が、ここでもつぎの落とし穴。  そのサイトから、さらにつぎの落とし穴に落とすサイトもある(英語版)。 うっかり「削除ツール」なるものをダウンロードすると、さらに恐ろしいソフトをインストールしてしまうことになる。 この世界、油断もスキもあったものではない。 で、日本語版サイトで、親切なサイトを見つけ、無事、削除成功。  ちょうどパソコンを買い替えようと思っていたところだった。 ウィルスの話をワイフにすると、「買い替えたら、どう?」と。 半分、その気になっていた。 つまりそろそろ買い替えどき。 が、買い替えは、しばらく延期。 うまく処理できたので、しばらく延期。 ○iPad  ということで、誕生日のプレゼントは、iPad。 が、それはそのまま息子に。  ……といっても、私には、あまり使い道はないよう。 パソコンにしても、文章を書くのが目的。 iPadというのは、いわばキーボードのないパソコンのようなもの。 もっていても、どうしようもない。 一方、今度、WINDOW8が、発売になった。 こちらはキーボード付のiPad。 そう考えると、わかりやすい。 買うなら、WINDOW8……ということにした。 ……というように自分を慰め、iPadは、あきらめた。 ○バス  (この間、ほとんど文章を書かなかった。 で、日は替わって、今日は10月29日、月曜日。)  ……今、浜松西インター発のバスの中にいる。 友人を送りながら、セントレア(中部国際空港)まで。 前回、オーストラリアで会ったときには、家族で空港まで見送ってくれた。 その返礼。 ○ナンバー・スリー  いきさつはともかくも、大便、小便の話になった。 で、日本では「大」「小」と言う。 それについて、「どうしてだ?」と。 オーストラリアの友人が、そう聞いた。  で、オーストラリアでは、「ナンバー・ワン(小便のこと)」「ナンバー・ツー(大便のこと)」と言う。 「じゃあ、どうしてオーストラリアでは、小便がナンバー・ワンなのか」と私。 たがいに答はなし。 どうして「大」なのか。 どうして「ナンバー・ワン」なのか。 いつも使っている言葉。 私たちはほとんど意味を考えない。 私「日本には、ナンバー・スリーがある」 オ「ナンバー・スリー?」 私「そうだ」 オ「女性のことか?」 私「ちがう。男はトイレで、マスターBションをする」と。  みなが笑った。 私も笑った。  のどかな朝。 のどかな会話。 ○R631  友人は、じっと窓の外の景色を見ている。 ワイフは、横で眠っている。 私は、キーボードの軽やかな感触を楽しんでいる。 このR631(Toshiba Dynabook Ultrabook)も使い始めて、もうすぐ1年。 先日、別のダイナブックを買ったが、同じキーボードのはじなのに、微妙に感触が異なる。 「慣れ」というのは、そういうもの。 今は、このパソコンが、もっとも打ちやすい。 指がすべるように、キーボードの上を走る。 それが心地よい。 ○悪夢  今朝は悪夢で目が覚めた。 偏頭痛があるときは、いつもそうだ。 いやな夢だった。  ……自分の足を見ると、小さな穴があいていた。 そこから小さなヘビが出てきた。 見ると、マムシの子ども。 私は即座に、そのマムシの子どもを足で踏みつけた……。 床から起きて、お茶を飲む。 そのあと10分ほど、ウォーキングマシンの上で、運動。 が、偏頭痛は、消えなかった。 しかたないので、「Z」という薬を半分に割ってのむ。 血管収縮剤。 偏頭痛はそれで消えた。  それにしても……不気味な夢だった。 マムシが夢に出てきたのは、友人たちを案内するとき、どこかの店でマムシ酒を見たこと。 小さなマムシが焼酎漬けになっていた。 そのマムシが、強烈な印象となって脳の中に残った。 またマムシだけは、見つけたら、即座に殺すようにしている。 生殺しは、かえって危険。 つぎに人間を見たとき、マムシのほうが人間を襲うようになる。 殺すなら、徹底的に殺す。 バラバラにする。 小さいのだったら、足で踏みつぶす。 それがそのまま夢になった。  ……偏頭痛による頭痛のばあい、眠っていても痛い。 同時に、怪奇な夢をつづけて見る。 これは脳の、どういう作用によるものなのか? ○前向きに生きる  老人組は、少しちがった考え方をする。 「前向きに生きる」といっても、夢や希望があるわけではない。 目標も、あいまい。 老人組にとって「前向き」というのは、「過去にしばられない」を意味する。 去る者を追わない。 失ったものを嘆かない。 楽しい思い出にひたるのはよいことだが、その世界とは一線を引く。 回顧の世界に溺れない。  加えて、私は私。 万事、自然体。 過去を取りつくろったり、修復しようとしない。 あるがまま。 みなによい顔はできない。 どうせ私は嫌われ者。 やっかい者。 過去のしがらみは、切る。 腐れ縁は、切る。 あとは居直って生きる。 それが前向きに生きるということ。 ○老後の光  が、だからといって、若い人が自分の老後を悲観するのは、待ってほしい。 老後……といっても、老人組の話だが、老後は老後で、まさに第二の人生。 けっして若い人をなぐさめているのではない。 事実だから、話す。  本当の人生は、老後にある。 その老後の入り口に立ってみて、私ははじめてそれを知った。 ちょうどたそがれ時の夕日が、金色に輝くように、老後は老後で、黄金色に包まれる。 欲望からの解放。 名誉欲、出世欲、所有欲、物欲、それに性欲からの解放。 その解放感が、これまたすばらしい。 すがすがしい。 まさに私が私になれるのは、老後をおいてほかにない。  ただしそれには大きな条件がある。 「老後の統合性」(エリクソン)というのが、それ。 無私、無欲。 その状態で、真・善・美を追求する。 その目的が明確になっていること。 それがないと、老後も、老後であるだけにみじめで、さみしいものになる。  そのためにも、ある時期から、欲望とは決別する。 闘う。 年齢的には、人生の正午と言われる40歳前後。 それでも遅すぎるかもしれない。 そのころから準備を始め、基盤を作る。 「60歳になりました。明日からゴビの沙漠でヤナギの木でも植えてきます」といっても、 そうはいかない。 長つづきしない。 統合性というのは、(やるべきこと)と、(現実にしていること)を一致させることをいう。 その(やるべきこと)を見つける。 育てる。 それが60歳前後に、花となって咲く。  それができるかできないか……。 老後はそれで決まるが、それができれば、若いときとは比較にならないほど、すばらしく、充実した老後を送ることができる。  けっして悲観し、老後を暗くとらえてはいけない。 ○限界状況  もう少しわかりやすく説明しよう。  たとえば3~4か月の旅をしたとする。 大型客船による世界一周の旅でもよい。 毎日、毎晩、おいしい料理を食べ、音楽を聞き、デッキで日向(ひなた)ぼっこをする。  が、そんな旅からは、何も生まれない。 たいてい、「ああ、楽しかった」で終わってしまう。 が、それだけでは終わらない。 そのあとがこわい。 「時間を無駄にした」という虚しさが、どっと襲ってくる。  若いときは、まだよい。 未来はずっとつづく。 時間も、永遠にあるように感ずる。 しかし老人組は、そうでない。 そこに限界を感ずる。 哲学の世界では、「限界状況」という。 「それがどうしたの?」と自問したとき、ふと我に返る。 もとに戻るだけ。 つまりそこには、何もない。 ナッシング。 ナッシングの恐怖。  アハハハ、オホホホだけでは、老後は送れない。 ○別れ  先ほど、友は、国際線出発ロビーの中へと、消えていった。 ワイフと私は、椅子に座って時を待つ。 午後3時発の、浜松行の高速バス。 先ほど、2人で分けて、ういろうを食べた。 名古屋名物。  ちょうど目の前が、「駐車場事前精算機」になっている。 ひっきりなしに人がやってきて、またどこかへと消えていく。 その印象。 若い女性が、大きくなったこと。 高い靴をはいていること。 ファッショナブルになったこと。 もうひとつ。 それにつづく親たちが、みな、小さくなったこと。 息子や娘が、親の前を堂々と歩く。 殿様か王様のよう。 そのあとを、親たちが体を丸め、とことことついていく。  スネかじりのほうが、威張っている。 おかしな、おかしな国。 それが、この日本。 ○帰りのバスの中  左側に管制塔を見ながら、セントレアを離れる。 しばらく行くと荒れた海が見え、その向こうに、淡くかすんだ山々が連なっている。 近代的な道路、近代的な建物。 貨物船も見える。  セントレアでは、飛騨高山のラーメンを、みなで食べた。 おいしかった。 ○虫説  ここ数日、『謎の点と線』については、何も書いてない。 いくつか書きたいテーマはあるが、どれもスケールが小さい。 今ではどこかとどこかが線でつながっても、私はもう驚かない。 当たり前というか、ジグソーパズルのように、点がビシッ、ビシッと決まっていく。 で、考える。  異星人たちは、どこに住んでいるのか、と。 UFOの目撃例は多いが、UFOが着陸したところを目撃した人は、少ない。 YOUTUBEで検索をかけても、ほんの数例しかない。 何か理由があるのだろう。 が、それがわからない。 ただ、私のワイフが言うには、「虫」。 称して、「虫説」。 「虫が入り込むのがいやだから、着陸しないのよ」と。 突飛な説に思う人もいるかもしれないが、一理ある。 この地球は、あまり知られていないが、「虫の世界」。 人間ではない。 虫。  ……が、私は「火山説」を唱える。 異星人たちは、地球上では、火山の中に住んでいる。 「火山」と聞いて、驚く人も多いかと思う。 しかし異星人にしてみれば、2000~3000度の温度など、地球の気温と同じ。 何でも太陽の中へ、自由に出入りしているUFOもあるとか。 大きさもハンパではない。 この地球と同じくらいの大きさがあるという。 人間の常識と尺度で、ものを考えてはいけない。 ○フクシマの女性  YOUTUBEに、こんな女性が紹介されていた。 外国の報道番組が、それを伝えていた。 年齢は、45~50歳くらい。 髪の毛は抜け落ち、歯も半分くらい、抜けていた。 ふだんは大きなヘアーピースをつけているという。 その女性の体も紹介されていた。 大腿部だけだったが、そこには、蜘蛛の巣様の紫色の模様が不気味に広がっていた。  放射線による障害と考えてよい。 43%の子どもの甲状腺に異常が見つかっているという報告もある(2012年8月)。 が、これまたおかしなことに、そういった報道は、この日本では、ほとんどなされていない。 だからというわけでもないが、ほとんどの子どもたちは、こう思っている(浜松周辺)。 「原発事故は、片づいた」と。  が、現実には何も終わっていない。 終わっていないばかりか、今の今も、水蒸気に混ざって、放射性物質はもうもうと空中に飛び散っている。 そういった状態が、この先何十年もつづく。  どうしようもないということは、私にもよくわかる。 不安をあおったところで、しかたない。 それもよくわかる。 しかし先の女性のような人にしてみれば、こう思うにちがいない。 「私たちは見捨てられた」と。 私なら、そう思う。  ……たった今、ワイフとそんな話をした。 しながら外を見た。 近代的な道路。 地上、30~40メートルの高さ。 縦線と横線だけの、灰色の世界。 殺伐とした風景。  こんな世界のどこに、人間的な心があるというのか。 ……というような批判はやめよう。 ○異星人  ワイフがこう聞いた。 「どうして異星人は、助けに来てくれないのかしら?」と。 が、私はこう答えた。 「何度も来た。しかしそのつど、人間は彼らを裏切った。『もうこりごり』というのが、彼らの本音ではないのかな」と。  つまり私が異星人なら、そう思う。 もうこりごり!  助けても助けても、人間は異星人を裏切る。……裏切ってきた。 自分がもてる最高の知識を、そのまま欲望の追求のために使ってしまう。……しまった。 利口にはなったかもしれないが、賢くはならなかった。 中身は、バカ。 私「ぼくが異星人なら、こう言うよ。『どうぞ、ご勝手に!』とね」 ワ「それじゃ、助けを求めても無理ね」 私「期待しても、無駄」 ワ「じゃあ、なぜ地球に現れるの?」 私「どこかで利害を共有しているからではないかな?」 ワ「利害って?」 私「たとえば食物とか、ね」と。  勝手な空想がつづく。 言うなれば、ロマン。 しかしこんな会話が楽しい。  見ると、ワイフは眠っていた。 私もここでひと眠り。 バスは、岡崎を過ぎた。 あと40分ほどで、浜松。 では、おやすみ。 2012年10月29日記 Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2012++++++はやし浩司・林浩司 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  はやし浩司のホームページ http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■□コマーシャル★★★★★★コマーシャル□■ 【BW生・募集中!】  (案内書の請求)    http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/page228.html  (教室の案内)     http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/page025.html ●小学生以上の方も、どうか、一度、お問い合わせください。 ■□コマーシャル★★★★★★コマーシャル□■ *********************************** このマガジンがお役にたてそうな人が、あなたのまわりにいませんか? 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