●BW教室、今日、あれこれ
(出る出る、うんち)
小3の子ども(男児)が、こう言った。
「先生、出ちゃう出ちゃう、うんこって、知っている?」と。
「出る出る……」と聞いて、ピンと来た。
薬局で売っている、あの便秘薬である。
私は一度、試供品を飲んで、ひどいめにあっている。
私「知ってるけど、『出る出る、うんち』じゃあ、なかったかな?」
子「そう、それ!」
私「それがどうしたの?」
子「うちに、ある」と。
こういうとき、「だれが使っているの?」と聞いてはいけない。
そう聞くと、子どもは、口を閉ざす。
私「だれが使っているか、言ってはいけないよ。わかった?」
子「ママだよ」と。
(カイロ)
今日、背中にカイロを入れた。
接着テープがついていなかった。
夕方になると、それがだんだんと下がってきて、尻のあたりまできた。
私「困ったヨ~。カイロがこんなところまで、下りてきちゃったあ」
子「どこ、どこ?」
私「ほら、お尻だ!」と。
カイロは、ズボンの分け目のところで、止まっていた。
それを私はうしろから手を入れ、外に取り出した。
取り出しながら、「いけねえ、うんちがついてしまったア!」と。
とたん、子どもたちが、蜂の巣をつついたように騒ぎ出した。
ギャーッ、と。
私はそのカイロを、A君に向かって、投げた。
A君はそれをB君に投げた。
投げながら、子どもたちは、ギャーギャーと喜んだ。
私の言ったことが冗談であることを、みな、よく知っている。
うんちなど、ついていない。
つきあいは長い。
年中児のときからだから、もう5、6年になる。
言い忘れたが、小学3年生の子どもたちである。
みなでカイロを投げて遊んだ。
楽しかった。
(年少児クラス)
子どもたちが、母親に連れられて、教室の見学にやってきた。
みな、年少児(4歳児)である。
この4月から、私の教室へ入ってくれるかもしれない。
で、たまたま年中児の子どもたちが欠席していたこともある。
そのため今日は、そのクラスは、年少児クラスになった。
1人、2歳の子ども(生徒の弟)も、加わった。
ところで数の臨界期は、4歳前後ではないか?
この時期に、(数)の感覚を教えておかないと、あとあと(数)に鋭い子どもにはならない。
わかりやすく言えば、(数)の得意、不得意は、この時期に決まる。
が、相手は4歳児。
見た目には反応のない子どもたちだが、見た目にだまされてはいけない。
脳は、その裏で、猛烈な勢いで記憶を蓄積している。
そこで重要なことは、この時期、(数)についての感覚を、ちょうど種まきのように
植えつけておくこと。
(できる、できない)は、どうでもよい。
(楽しんだか、どうか)、それが重要。
「楽しかった」という前向きな姿勢が、子どもを伸ばす。
(数)を好きな子どもにする。
それが(数)に鋭い子どもにする。
本当は、年少児あたりの指導を、もっとしてみたい。
……と思いつつ、今日はレッスンを始めた。
ていねいに、かつ、慎重に!
その模様は、ビデオカメラに収めた。
YOUTUBEに、アプロードした。
興味のある人は、どうか、見てほしい。
Hiroshi Hayashi++++++++Feb.2010+++++++++はやし浩司
2010年2月16日火曜日
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