2010年1月10日日曜日

*Jan 10th 2010

●パソコン恐怖

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昨夜遅く、こんなトラブルがあった。
そろそろ寝るか・・・と思いながら、
何気なくエクスプローラーを開いてみた。
ギョッ!
何と、私のパソコンが・・・!
どこかのだれかのパソコンと、
ネットワークで接続されているでは
ないか!

ギョギョギョッ!

しかもネットワークとCドライブの
内容が、ミラー(相互連動)になっている。
Cドライブの内容が、そっくりそのまま、
どこかのパソコンとつながっている(?)!

あわてて原因さがし。

ヒタヒタとした恐怖感。
ツンとした緊張感。
高まる動悸。
ドキドキ、ハラハラ・・・。

メーカーに相談しても、「OSの
故障ではないですか?」
「リカバリーしてみてください」と。

ゾーッ!

で、真夜中過ぎになって、やっと原因がわかった。

最近買ったプリンターである。
エプソンの902A。
最新型。
このプリンターが無線LANを通して、
勝手に、私のパソコンに接続していた。

・・・ということで、今は、パソコンも快調。
静か。
「もういじらないぞ!」と心に誓う。

そう、パソコンという機械は、それなりに
順調に動いているときは、へたにいじってはいけない。
素人の知ったかぶりが、いちばん、恐ろしい。
私のような素人がへたにいじると、たいていおかしくなる。

が、寝るとき、ワイフがこう言った。
「どうして、そんなことが楽しいの?」と。
で、私はこう答えた。

「サッカーの試合と同じだよ。
ハラハラするところが、楽しい」と。

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●ご注意

 こんなメールが、届いた。
送信者として、「YOUTUBE」の名前。
件名には、「あなたが制作したxxxxの、広告料をお受け取りください」とある。

xxxxは、私が作ったビデオの中でも、アクセス数が15万件近くになっている。
ふと「15万件近くにもなると、広告料が入るのか?」と思った。
が、YOUTUBEが、広告料を支払ってくれるなどという話は、聞いたことがない。
(YOUTUBE社は現在、赤字だそうだ。
そのため2010年の3月ごろから、本格的に広告料収入を始めるという。
そういう話なら、雑誌で読んで知っていた。)
で、そのまま削除。

 インターネットをしていると、こうしたメールが、つぎつぎと飛び込んでくる。
言い換えると、それなりの知識がないと、この世界は、たいへん、危険!
おいしい話は、100%、疑ってかかるべし。

みなさんも、どうかくれごれもご注意ください。


●老後の不安

 おととい、「介護と若者たちの意識」というテーマで、原稿を書いた。
それについて、愛知県の読者の方より、「うちも同じような問題をかかえています」という内容の、コメントが寄せられた。

『私も子離れできていないようです。
子供達は私からすっかり離れていると言うのに。
子供のためと言いながら、実は、私の見栄や、メンツ自己満足に過ぎないことを、私もたくさんしています。

家のローンもまだ残っており、この先二人分の学費を考えると、私たちの老後の資金などあるはずがありません。
子供をあてにするわけにはいきませんので、老後を考えるとぞっとします。
今を生きるのに精一杯です。

私も同じ問題をかかえています。
が、先生の文を読み、気持ちも幾分軽くなり、併せて先生のアドバイスを参考に、私自身の生き方について、老後も見据えながら、よく考えてみようと思っています。

今日は、中学校時代のクラス会があります。
以前、同じメンバーでクラス会があった時は、長女の高校受験の時で、「夕方から塾で、車で送ってもらいたいから、5時までに帰ってきてね!」と、威圧的に長女に言われ、何十年ぶりかで会った旧友と二次会にも行けず、急いで家に帰りました。それが当たり前かのような態度の娘に愕然としたのを覚えております。

そして、今回は長男の大学受験です。「私の夕飯はどうするの?!」と不機嫌な顔で聞いてきます。普段なら「あるもので済ますからいいよ」と言う長男ですが、私が、昨日は職場の新年会、今日はクラス会と出歩いているのが、気に入らない様子です。

とんだドラ娘、ドラ息子たちに育ててしまいました。
子供のためによかれと思い、不自由のないようにと育てたつもりですが、結果、子供のためにはなっていなかったようです。
やはり、私の自己満足に過ぎなかったのですね。

私も、ここまで来ないと気づかないおろかな母で、悲しいです。
それに気がつきました』と。

【はやし浩司より、読者の方へ】

 あなただけではない。
みな、そうです。
が、子育ての最中というのは、それがわからない。
「私だけは、だいじょうぶ」
「私だけは、ちがう」と。
中には、「私は、私の親とはちがう」
「私は私の親のような親にはならない」と思っている人もいます。
みな幻想をもち、その幻想にしがみついている。
で、結局は、同じ道を歩む・・・。

 おもしろいですね。
そしていつか、それが幻想だったことに気づく。
自分も同じ道を歩んでいることを知る。
子育てというのは、そういうものです。

 で、大切なことは、できるだけ早い時期に、それに気づくということです。
そして親は親で、ひとりの人間として、自分の生きる道をさがす。
生きがいを求める。

 率直に言います。
子育てなど、人生の目標にしてはだめですよ。
生きがいにしてもだめですよ。
そんなことをしても、子どもにはかえって負担になるだけです。
子どもに嫌われるだけです。

 だからやるべきことはやる。
親としての責任は、果たす。
しかしそこまで。
あとは、自分の人生を、人類みなのために、還元していく。
(この「還元」という言葉は、恩師のIK先生(藤沢市在住)が、よく使っている言葉です。)

 子どもに嫌われても、バカにされても、気にしない。
私たちは私たちで、自分の道を進めばよいのです。

 でも、あなたは今、それに気がついた。
よかったですね。
私もうれしいです。

 でもね、不思議なもので、その殻(から)を脱いだとき、つまりそれに気づいたとき、それが(子育ての結論)ではないということです。
よく「失敗しました」と言う人がいます。
しかし子育てに失敗は、ありません。
そこがいつも、スタートラインです。
そこからいつも、新しい人間関係が始まります。
つまりあなたは失敗など、していない。
これから新しい世界が、始まるのです。
上下意識のある古い親子関係から、一対一の、対等の人間関係へ、とです。

 子どものほうから顔をそらし、あなたはあなたで、前に向かって進めばよいのです。
いっしょに、がんばりましょう!


Hiroshi Hayashi++++++++Jan.2010+++++++++はやし浩司

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