2010年1月1日金曜日

*Blacl Money for Ichiro OZAWA

●民主党・小沢一郎幹事長(陸山会は、マネーロンダリング・トンネル)(追記、改2)

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それにしてもわかりにくいのが、金(=マネー)の流れ。
さらっと読んだだけでは、何がなんだか、よくわからない。
しかし「?」とは、思う。
思うが、そこまで。

私の脳みその活動が鈍ってきたためか?

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●産経新聞

 産経新聞(09年1月1日)の記事をまず読んでみよう。
そのまま紹介させてもらう。

『・・・民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が購入した土地をめぐる疑惑で、陸山会会計事務担当だった民主党の石川知裕衆院議員(36)=北海道11区=が、独断で資金移動できる状況になかったことが31日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は小沢氏が土地取引に絡む複雑な資金移動を認識していた疑いがあるとみて捜査。実態解明のため、小沢氏本人に任意で事情聴取することを検討するもようだ。

 特捜部は石川氏を政治資金規正法違反容疑で立件する方針で、通常国会開会前の1月中旬までに刑事処分を決めるとみられる。

 関係者によると、陸山会は平成16年10月、東京都世田谷区の土地を約3億4千万円で購入。複数の関連政治団体を経由するなどして、その直前に約4億円が陸山会に入り、直後に約1億8千万円が入金された。その直後には4億円の定期預金が組まれ、小沢氏名義で4億円を借り入れた。石川氏は任意聴取に「運転資金が足りず、小沢氏の個人資金約4億円を土地代金に充てた」と説明している。

 石川氏は陸山会や関連政治団体の資金管理担当だったが、小沢氏か、小沢氏の意向を受けた元会計責任者で公設第1秘書の大久保隆規被告(48)=政治資金規正法違反罪で公判中=の指示がないと資金を動かすことができず、こうした複雑な資金移動を独断でできる状況になかったという。

 特捜部は、(1)不記載とされる土地代金の原資は小沢氏の資金、(2)小沢氏名義で4億円の融資を受けている、(3)19年に小沢氏本人に4億円が返済されているーことなどから、小沢氏が資金移動を認識していた疑いもあるとみているもようだ』(以上、産経新聞)と。

●整理

 この記事に出てくる(数字)を整理してみる。

(1)平成16年10月、陸山会は、世田谷区の土地を、3億4000万円で購入した。
(2)その直前に、複数の関連政治団体を経由して、約4億円が陸山会に入った。
(3)「直後に※」1億8000万円が、「入金された※」。
(4)「直後には※」4億円の定期預金が組まれた。
(5)小沢氏名義で、4億円を借り入れた。(=小沢氏が、4億円の融資を受けた。)
(6)その(?)4億円を、3億6000万円の土地代金にあてた。

 この記事でわかりにくいところは、上記(※)の部分。
「直後」といっても、どの行為に対しての直後なのか?
また「入金された」というのは、どこへ入金されたことをいうのか?

 また産経新聞によれば、平成19年に、小沢氏本人に、4億円が返済されているという。
ざっと読んだだけでは、どこに事件性があるのか、私には、よくわからない。
(やはり、ボケたのか?)

●12月30日の産経新聞

 そこでこの事件(?)を、もう少し深く掘り下げてみる。
その前日の12月30日付けの産経新聞には、つぎのようにある。

『・・・問題となっているのは、東京都世田谷区にある小沢氏の自宅から約700メートルの土地476平方メートル。現在は小沢氏の秘書寮が2棟建つ。陸山会は16年10月5日、都内の不動産会社と約3億4千万円で売買契約を締結。手付金1千万円を支払い、同月29日に残金を支払うことで合意した。

 残金は29日に支払われたが、登記は石川氏の要望で年明けの1月7日に行われた。この支出を16年分の収支報告書に記載せず、17年分に記載したなどとして、石川氏らが政治資金規正法違反罪で告発された。

 小沢氏は会見で「事務方の単純ミス。売買と登記の時間がずれることはある」と釈明したが、不動産関係者は「手続き上、所有権の移転登記が1日遅れることは多々ある。しかし数カ月も遅れることはまれだ。特別な意図があるとしか考えられない」といぶかしむ』(以上、産経新聞)。

●再び整理

 再び数字を整理してみる。

(1)平成16年10月5日、陸山会は、3億4000万円で土地売買の契約をする。
(2)同月(10月)29日に、残金を支払うことで合意。
(3)残金は約束どおり、29日に支払われたが、登記は、翌年の平成17年の1月7日
に行われた。
(4)この支出を、16年度分の収支報告書には記載せず、17年度分に記載した。
(5)このため、石川氏らが、政治資金規正法違反罪で、告発された。

●登記の遅れ

 産経新聞の記事によれば、実際の売買は、平成16年10月29日に完了していることになる。
が、実際の登記は、約2か月と1週間後の、平成17年1月7日になされている。

 ふつう土地の売買をするときは、買い手の立場を保護するため、代金の支払いと同時に、所有権移転の登記手続きを開始する。
悪意をもった所有者なら、二重売買、さらには三重売買をする可能性もある。
それを避けるために、売買手続きと同時に、即、登記手続きを開始する。

 が、なぜか、登記は、約2か月と1週間後の、平成17年1月7日になされている。
どうしてそういう操作が必要だったのか。
なぜ陸山会側は、平成16年ではなく、平成17年に、所有権の移転登記をしたのか。

●金の流れ

 ここまで読んで、先の疑問のいくつかは、解消した。

(1)「その直前」にというのは、土地代金を支払う、直前にという意味である。
(2)「直後に」というのは、4億円が陸山会に入金された直後にという意味である。

 ということは、小沢氏が土地を購入する直前には、陸山会には、4億円+1億8000万円=計5億8000万円の資金が流入したことになる。

 その5億8000万円のうち、4億円で、定期預金が組まれた。
(だれの名義で組まれたかということは、書いてない。)
その定期預金を担保に、小沢氏は、小沢氏名義で、4億円を、銀行から借り入れた。
俗に言う、「預金担保」という方法である。

 たとえば1億円借りるとき、現金をもっている人は、まず1億円を銀行に預ける。
ふつう定期預金にする。
その1億円の定期預金を担保に、別枠で、1億円を借りる。
「銀行から借りた」という形をつくれば、原資の出所をあいまいにすることができる。
借り入れ利息も相殺され、より少額で済む。

●なぜ平成17年に?

 実際の売買は、平成16年になされた。
それが登記簿上では、平成17年に、移転登記がなされた。

 これには何か、特別な理由があるらしい。
単純に考えれば、「平成16年度の収支報告書には記載したくなかったから」ということらしい。
では、なぜ、平成16年度の収支報告書に記載したら、まずかったのか?

 ここで注目すべき点は、「陸山会」という政治団体の資金を担保にして、小沢氏自身が4億円を借り、それを土地購入の原資としたということ。
わかりやすく言えば、小沢氏が、土地を買い、小沢氏名義にしたということ。
「陸山会」という法人名義ではない。
「小沢」という個人名義である。

 簡単に言えば、小沢氏は、陸山会という組織の資金を流用して、自分名義の土地を買った。
が、小沢氏にまつわる疑惑は、それだけではない。

●計10億円?

 産経新聞(12月30日)は、つぎのようにも伝えている。

 『民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐり、政治団体間の不可解な資金移動や政治資金収支報告書の不記載の疑いが相次いで発覚している。告発されている平成16年の土地取引だけでなく、19年にも小沢氏本人に4億円を支出しながら収支報告書に記載していなかった疑惑も浮上。合わせて約10億円もの政治資金が不記載となっている可能性がある。東京地検特捜部は年明けに、会計事務担当だった民主党の石川知裕衆院議員(36)を政治資金規正法違反容疑で立件する方向で実態解明を進めている』(以上、産経新聞)と。

 世田谷の土地購入だけではなく、平成19年にも、同じような手口で、小沢氏は、陸山会から4億円を引き出し、それを自分のものにしているという。
使途については不明だが、それがどうであれ、陸山会の政治資金として使うなら、わざわざこんな手の込んだ引き出し方をする必要はない。
陸山会から、直接、現金を持ち出せばよい。

 が、小沢氏は、そのつど、陸山会から金を引き出し、それを一度、(自分のもの)として、使っている!
もっとも小沢氏に言わせれば、「民主党は、オレのもの」「陸山会の金は、オレのもの」ということになる。
「だから陸山会の金を自由に、どう使おうと、オレの勝手」・・・とまで言っているかどうかは、知らない。
しかしこれらの金の流れを順に追ってみると、小沢氏が、そう考えているとしか思えない。

●謎の平成17年

 が、最大の謎は、やはり平成17年1月7日である。
なぜ小沢氏は、実際の売買を、前年の10月29日にしておきながら、所有権の移転登記を、平成17年1月7日にしたか?

 何かしらの理由があったとみるべきだが、残年ながら、私にはわからない。
単純に考えれば、平成16年の収支報告書に書くと、まずいことになると判断したためということになる。
が、こう考えたらどうだろうか。

平成16年に、5億8000万円の政治資金が陸山会に入った。
その年に、小沢氏がそれを担保に、4億円を借りた。
実際、その直前に、4億円の定期預金が組まれている。
その「陸山会の定期預金?」を担保に、小沢氏が、小沢氏名義で、4億円を借りている。
そしてその金で、小沢氏名義の土地を買った。

 やはり、これはまずい!

 そこで小沢氏は、知恵を働かせた。
登記を1年ずらせば、収支報告書は、別年度のものになる。
「隠す」ことはできないが、しかし「金の流れをわかりにくくする」ことはできる。
それで所有権の移転登記を、翌年の平成17年にずらした?

 こうした一連の金の流れは、小沢氏の視点で考えると理解できる。

●小沢氏の視点

 「民主党も陸山会も、オレのもの」
「だからそこへ入ってくる金は、オレのもの」
「オレがその金を自由に使って、何が悪い」と。
しかし法律がいろいろあって、自由に使うことはできない。
そこでどうするか?
・・・というより、あなたなら、どうするか?

 もっとも簡単な方法は、たとえば陸山会へ入ってくる政治資金を、銀行に預ける。
定期預金にしたあと、それを担保に、金を借りる。
ほかの役職の人間にはそれはできないが、幹事長になら、それができる。
その借りた金で、自分名義の土地を買う。
便宜上、つまり私利私欲のために土地を購入したと疑われないようにするため、その土地の上には、秘書たちの寮を作る。
見かけ上は、民主党の土地、建物ということになる。

 こういうのを小細工という。
小沢氏は、その小細工を重ねた。

●東京地検特捜部

 正月早々、東京地検特捜部が動き出すという。
名目は、「複雑な資金の流れの究明」ということらしい。
しかしそれはあくまでも名目。
東京地検特捜部が、収支報告書の記載漏れ程度で動くはずがない。
言い換えると、私たちは、それだけでは納得しない。

 問題は、政治資金の流れそのもの。
「計5億8000万円(平成16年)という巨額の政治資金は、どこからどのようにして入ってきたか」ということ。
つまり陸山会が、ひょっとしたら、闇献金(=ワイロ)のトンネルとして使われた可能性がある。
またそう考えると、一連の金の流れにまつわる疑問が、氷解する。

 もしそうなら、小沢氏は、陸山会の資金を私的に流用したのではない。
もともと小沢氏は、陸山会に入ってくる金を、自分の金と認識していた。
つまり小沢氏は、自分のところに集まる闇献金を、一度陸山会にプールした。
政治資金と見せかけるために、である。
そのプールした金を、ほとぼりが冷めるのを待ちながら、少しずつ自分のために使った。
言うなれば、陸山会は、汚い金を洗う、マネーロンダリング機関として、利用された。
だから小沢氏は、平気で(?)、陸山会の金を、私的に利用することができた。

 ・・・というところまで、メスが入るか、どうか。
またそこまでメスが入らないと、私たちは納得しない。
正月早々、たいへん気になる!

(2010年1月1日記)

【付記】

 同じく産経新聞(12・28)には、つぎのようにある。

『・・・陸山会は2004年10月、東京世田谷区の土地を約3億4000万円で購入した。だが、04年の収支報告書には記載せず、05年分に支出計上したとして、石川氏のほか、陸山会の会計責任者だった公設秘書の大久保隆規被告=西松建設違法献金事件で公判中=らが、政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で刑事告発されている。

 小沢氏側は土地購入の原資について、「4億円の定期預金を担保に金融機関から借りた4億円を充てた」と説明していたが、融資を受ける前に土地代金の支払いは済んでいたことが判明。陸山会の口座には土地購入の直前、収支報告書に記載されていない4億円以上の資金が小沢氏関連の複数の政治団体から入金にされていたとされ、この簿外資金が土地代金などに充てられていた可能性がある』(以上、産経新聞)と。

 この記事によれば、4億円の定期預金を担保に、金融機関から4億円を借りる前に、土地代金の支払いは済んでいたことになる。

 産経新聞は、「収支報告書に記載されていない4億円以上の資金が小沢氏関連の複数の政治団体から入金にされていたとされ、この簿外資金が土地代金などに充てられていた可能性がある」と書いている。

 まともに記事を読めば、4億円を定期預金にしたのは、簿外資金を隠すためだったということになる。
つまり簿外資金で土地を買った。
しかしそれでは、簿外資金があったことが、バレてしまう。
そこであわてて、つまりそれをカモフラージュするために、新たに4億円を定期預金にして、それを担保にお金を借りる。
つまり土地は、簿外資金ではなく、担保で借りたお金で買ったことにする。

 もしそうだとするなら、小細工に小細工を重ねたことになる。
東京地検特捜部は、「こうした巨額の資金を自由に操作できたのは、ただ1人だけ」と読んでいる。
もちろん一介の事務担当者ができるようなワザではない。

【追記】(2)

●秘書が認める

 読売新聞(10・01・01)は、つぎのように伝える。
一部抜粋して、転載する。

『民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が2004年に購入した土地の代金を政治資金収支報告書に記載しなかった問題で、土地代金に充てられた現金4億円について、同会の事務担当者だった石川知裕衆院議員(36)(民主)が東京地検特捜部の事情聴取に、「小沢先生に資金繰りを相談し、現金で受け取った」と供述していることが、関係者の話でわかった』と。

 このほかにも、石川議員が翌05年にも、別の現金4億円を同会の口座に入金しながら、収支報告書への記載がないことも新たに判明している。特捜部は、この4億円も小沢氏から受け取った可能性が高いとみて調べているという(同新聞)。

 土地取引を巡る資金移動で小沢氏本人の関与が明らかになるのは、今回が初めて。今後、資金移動の経緯について、特捜部が小沢氏から任意で事情聴取するかどうかが焦点となりそうだという(同新聞)。

 『同会は04年10月29日、東京都世田谷区深沢の476平方メートルの土地を約3億4000万円で購入した際、現金で用意した簿外の資金4億円を同会の口座に入金し、代金の支払いに充てたことが判明している。

 関係者によると、石川議員は特捜部の事情聴取に、「当時の陸山会には土地を購入する資金がなく、小沢先生に相談し、4億円を受け取った」と供述。4億円は小沢氏の個人資産で貸付金として出してもらったと説明しているが、小沢氏が05年4月に衆議院に提出した資産等補充報告書に、該当する貸付金の記載はない。

 石川議員が小沢氏から土地代金に充てる現金を受け取ったのは04年10月上旬とみられる。同月中旬以降、石川議員が同会の複数の口座に1000万~5000万円程度に小分けにして入金し、その後、同会の一つの口座に集めて、同月29日、土地の売り主の口座に送金するなどした。

(中略)

 一方、石川議員は05年3月にも、04年分とは別の現金4億円を受け取り、陸山会や小沢氏の関連政治団体などの口座に分散して入金していた。同議員はこの4億円をいったん陸山会の口座に集めた後、05年5月に一度に引き出していた。同会の05年分の収支報告書には、この4億円の入出金に該当する記載はない。

 特捜部は、05年の4億円についても、小沢氏から受け取った資金だった可能性が高いとみて、政治資金規正法違反(不記載)に当たらないか調べる。

 小沢氏はこれまでの記者会見で、04年の土地購入を巡る問題について、「資金のことは聞いていない」などと述べていた』(以上、読売新聞)。

●問題は、金の出所

 まともな金なら、こんな複雑な経緯を経て、外に出るはずがない。
まず、そこに注目しなければならない。
まともな金でないから、こういう複雑な操作が必要となる。
「石川議員が同会の複数の口座に1000万~5000万円程度に小分けにして入金した」という部分にも、それが表れている。

「4億円」という大金が、つぎつぎと登場し、闇から闇へと消えている。
いったい、これらの金は、どこからどのようにして、陸山会へ入ったのか?
一部は、小沢一郎名義の土地に化けたが、そのほかの金は、どこへ消えたのか?

 読売新聞は、最後の部分でこう書いている。

「小沢氏はこれまでの記者会見で、04年の土地購入を巡る問題について、『資金のことは聞いていない』などと述べていた」と。
ここを読んで、がくりと肩を落としたのは、私だけではないだろう。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 小沢一郎 民主党 陸山会 4億円)

●私見

 「民主党だから、自民党とはちがう」とだれしも考えた。
私もそう考えた。
が、フタをあけてみたら、中身は同じ・・・。
こうした現象は、ユングの「シャドウ論」を使って説明できる。

 民主党は自民党を反面教師として、あるときは自民党を攻撃し、いろいろ学んできたはず。
ところが自分で政権を取ってみると、当初こそ、いろいろと(ちがい)を強調してみせたが、時間がたつにつれて、同じになってきた。
それもそのはず。
民主党は、自民党しか知らない。
自民党という「教師」しか知らない。
あるいは日本の政治を覆う、巨大な暗雲は、民主党くらいでは、どうしようもないのかもしれない。
むしろ自民党よりも、さらに邪悪な部分を引き継いでしまった。

 鳩山首相は、母親から、36億円という援助を受けながら、みじんも恥じていない。
ほかの人には何でもない話かもしれないが、私にとっては、そうでない。
私は結婚する前から、収入の約半分を、実家へ送り届けていた。
母親にだまされても、だまされても、送り届けていた。
その金銭的負担感というより、社会的負担感には、相当なものがあった。
40代のころには、経文を唱えないで、実家のあるM町には入ることができなかった。
それくらい、苦しんだ。
だからこそよけいに、鳩山首相の36億円が気になる。

 民主党は小沢氏が作りあげた政党かもしれない。
しかし今、その政党が、国盗物語よろしく、小沢一郎という個人の野心達成のために利用されようとしている。

 今、問われているのは、民主党の政権能力そのものよりも、民主党そのものがもつ自浄能力である。
自浄能力を失ったとき、その政党は早晩、崩壊する。


Hiroshi Hayashi++++++++Jan.2010+++++++++はやし浩司

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