2010年9月26日日曜日

*Magazine  Oct 15th





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 彡彡人ミミ      彡彡彡彡彡
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 子育て最前線の育児論byはやし浩司      10月   15日号
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http://bwhayashi2.fc2web.com/page022.html
メルマガ(6万3000誌)の中で、2008年度、メルマガ・オブ・ザ・イヤーに
選ばれました!

【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【BW幼児教室より】(BW子どもクラブの様子)****************

●テーマ:作文指導

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年長児に作文指導をしてみました。
「文を書くことは楽しい」……そんな印象づくりを大切にしました。
子どもたちの笑い声をお楽しみください。
2010年9月20日
by
はやし浩司

BW教室(BW幼児教室)

もっと見てくださる方は、
http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/
より
「BW公開教室」へと、お進みください。

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【1】導入


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【2】展開


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【3】展開


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【4】展開


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【5】作文指導


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(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW はやし浩司 幼児の作文指導、楽しく学ぶ子どもたち Happy Learners learn Best)


【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●易経とDNA

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今日もしつこく調べる。
易経とDNAの関係。
あきらめない。
謎が解けるまで、私は
あきらめない。

いくつかのヒント(手がかり)を
手に入れた。

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 DNA言語は、前にも書いたが、A(アデニン)、G(グアニン)、C(シトシン)、
T(チミン)の4つの塩基が基本となって、構成される。
その4つの中から3つが取り出され、その組み合わせで、遺伝子情報が決定される。
その組み合わせの数は、64通り。

 で、この64通りと、二進数を組み合わせることはできないか?
それがまず謎の(1)。
なおこれから書くことは、はやし浩司という、この道のド素人の(遊戯)に過ぎないので、
その点を前もって了承しておいてほしい。
つまりは、頭のパズル。
ひまつぶし!



 手がかりは、64通りの組み合わせの中で、それぞれの塩基が3つ並ぶばあいが、ある。
たとえば、つぎのように並ぶ。

AAA
GGG
CCC
TTT、と。

たとえば(AAA)のとき、易経の対応表では、二進数では、(00・00・00)
であることがわかる。
同じように、(GGG)のときも、(00・00・00)。
(CCC)のときは、(11・11・11)。
(TTT)のときも、(11・11・11)。

(00・00・00)は、易経では、「」、(11・11・11)は、「乾」。

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【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【一貫性と連続性】

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どんな人でも、その人の過去とつながりがある。
過去の上に、現在の「私」がある。
一方、どんな人にも、周囲とのつながりがある。
周囲の人たちとのつながりの中に、現在の「私」がある。
これを私は「一貫性」「連続性」と呼んでいる。
どちらがどちらでもよい。

しかしこれからの話をわかりやすくするために、
(過去とのつながり)を、「一貫性」といい、
(周囲とのつながり)を、「連続性」という。
(注:先にも書いたように、どちらがどちらでもよい。)

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●A・C疑惑

 先週、私はタレントのA・Cという人物について批評した。
「教育学博士」という肩書きをフルに使いながら、講演活動をしている。
が、その同じ人物が、他方で、霊感商法に手を染めていた。
それを指摘されると、それらの商品はHPから、さっと消えた。
どこか、おかしい?
チグハグ?
「博士」が、「霊感商法」?
・・・ということで、批判記事を書いた。
BLOGに載せた。

 反響は、ものすごかった。
多くは「ファン」と名乗る人たちからのものだが、「ファン」と
いうよりは、「信者」。
それを読んだとき、「さすが霊感商法」と、へんに感心した。

 が、私が本当に問題にしたのは、そのことではなかった。
一貫性の問題だった。
「教育学博士」というくらいなら、少なくともこの私よりはるかに
高い知性と理性をもった人ということになる。
私もそういう目で、よくA・Cのテレビ講演会などを聞いた。

A・Cは、ときにボランティア活動の大切さを説いた。
ときに「二匹のヤマアラシ」の話をした。
しかし私は、首をかしげるばかり。
どこがどうというのではない。
たわいもない話を、たわいもない言葉で話すだけ。
専門用語や専門知識は、ほとんど出てこなかった。

 こんな私でも、一般の人向けに話をするときは、専門用語を使うのを、極力控える。
が、それでもつい油断すると、口から出てきてしまう。

 そうした疑問を感じていたところに、今回、霊感商法疑惑が飛び出した。
A・Cが、自分のHPを使って、五色のブレスレットを売っていたという。
値段は一個、4~5万円!

●一貫性

 人も50歳を過ぎると、一貫性が明確になってくる。
それまでの(積み重ね)があって、現在の(その人)になる。
こうして一貫性は生まれる。
が、もしその一貫性がないというのなら、まずその人の人間性を
疑ってみたらよい。
たとえば一方で教会の牧師をしながら、他方で子どもを性的に虐待しているとか。
こういうケースのばあい、(実際にはよくあることらしいが)、その
人の人間性を疑ってみる。
人格的に何かの障害者ということも考えられる。

 が、ふつうの人で、ふつうの人生を歩んできたなら、そこに一貫性が
生まれてくる。
「この人は、こういう人だ」という(つかみどろこ)と言ってもよい。
たとえば若いときから、ホームレスの人を助けてきたとか、あるいは
孤児の施設でボランティア活動をしてきたとか。
そういう過去が積み重なって、NPO法人を設立し、貧しい人たちの
救済活動をする。
そういう話なら、無理がない。
それが(その人らしさ)ということになる。

●連続性

 また連続性にしてもそうだ。
たとえば遠くアフリカの難民救済運動をしている人がいる。
それはそれで立派な活動だが、そういう人が、東京でたいへん
豪勢な邸宅に住み、リッチな生活をしている。
どこかへん。
どこかおかしい。
仮に何かのチャリティ・コンサートを開いたとしても、そこに別の意図を
感じてしまう。

 こういうケースのばあい、まず連続性を疑ってみる。
たとえばあのマザーテレサは、日本へ来たとき、弁当箱はもちろんのこと、
弁当箱についていた箸まで洗ってもって帰った。
それが「連続性」ということになる。
行動に矛盾がない。
もしその連続性がないとするなら、たとえば難民救済活動について言えば、
「偽善」を疑う。

●偽善

 この日本では、「偽善」に甘い。
本音と建前をうまく使い分ける。
『ウソも100ぺんつけば、本当になる』と教えている仏教教団もある。
偽善でも100回つづければ、本物になるということか?

 しかし欧米では、偽善にきびしい。
偽善者は、悪人以上の悪人と位置づけられている。
表向き、善人の顔をしているから、ふつうの悪人より性質(たち)が悪い。
しかも弱者を食い物にして、それを自己の名声、権力、財力へとつなげる。

私の恩師の故松下哲子先生(A幼稚園元園長)はいつもこう言っていた。
「林さん(=私)、悪人の餌(えさ)にだけはなってはいけませんよ」と。
このばあいの悪人というのは、「偽善者」をいう。
相手が見るからに悪人なら、だれも近寄らない。

 その連続性があるか、ないか。
一貫性と同じように、その人を判断するときの材料としてみる。

●三浦和義の自殺事件

 私たちの世代には、忘れられないひとつの事件がある。
『ロス疑惑事件』(1981年)というのが、それ。
その主人公が、三浦和義という男だった。
私と同じ、昭和22年生まれ。
段階の世代。
だからというわけでもないが、あの事件は、私たちに強烈な衝撃を
残した。

 で、その三浦和義が、(あえて呼び捨てにするのは、一美さん殴打事件では、
最高裁で懲役7年の実刑が確定しているから)、サイパンの拘置所で、自殺した。
が、この自殺に真っ先に疑問をもったのは、ほかならぬ妻のY氏だった。
「ぜったいに自殺のはずがない。殺された!」と。
長年、そばにいた人だから、そう確信したのだろう。

 実は私も、当時、半分だけそう思った。
「半分」というのは、「絶対に自殺のはずがない」と。
ただ「(拘置所のだれかに)殺された」ということは、考えなかった。
また状況からして、ありえない話だった。
というのも、あの『ロス疑惑事件』を知っている人ならだれでも、そう
思うだろうが、三浦和義は、自殺をするような人間ではない。
もし本当に自殺だったら、私が言う、三浦和義がもつ一貫性が崩れてしまう。

 三浦和義は、マスコミから総攻撃を受けても、かつ裁判所で裁判を
繰り返しながらも、一度もひるむことはなかった。
むしろ逆に、自分を疑ったマスコミを片っ端から名誉既存で告発し、
莫大な慰謝料と損害賠償金を手にしている。
「冤罪(えんざい)の会」(仮称)まで主宰している。
そんな男が、自殺?

 が、これについて、『文藝春秋』(2010年10月号)は、こんな興味
深い手記を載せている。
「自殺でも、他殺でもない。狂言自殺が失敗して、本当に死んでしまったのだ」
と。
安倍隆典氏が、こう書いている。

「ロス市警による他殺説はまったくのナンセンス」
「狂言自殺の失敗である」
「絶体絶命になったとき、自殺をちらつかせる。これは三浦氏の
行動パターンである」
「・・・ここから先は、読者の皆さんで考えていただきたい。
考えるヒントは、縊死による自殺未遂では、しばしば脳障害の後遺症
が残ることである。そして三浦氏が実にすばらしい演技能力を持って
いることは、皆さんがよくご存知のはず」(以上、原文のまま)と。

 冤罪なのか、冤罪でないのか。
今では事件のすべてが、三浦和義とともに、闇の世界に入ってしまった。
が、ここで私がいう「一貫性」をあてはめてみると、一本の筋道が見えてくる。
それを安倍氏は指摘した。

なお三浦和義は、「縊死による自殺」、つまり首吊り自殺といっても、
天井からそれをしたのではなく、もっと低い位置から、足が床についた状態
でそれをしたという。
私には、「本気性」が、どうしても感じられない。
本気で自殺を考えたら、そんな方法は考えない。
その本気性が感じられないという点でも、三浦和義には、一貫性がある。

●安倍氏の手記より

 『文藝春秋』の中で阿部氏は、こんな興味深い事実を指摘している。
三浦和義事件については、隅の隅まで知り尽くしたはずの私ですら、知らなかった。
阿部氏は、こう書いている。
そのまま転載させてもらう。
(以下、『文藝春秋』より転載。)

 「・・・『週刊文春』が発売されたころ、中年の女性の声で奇妙な電話が
編集部にかかってきた・・・。
「昨日、八重洲にあるブックセンターへ行ったら、三浦さんがいた。
サングラスをかけていたが、三浦さんとすぐにわかったので、後をつけて
いったら、『自殺』という本を買っていた・・・」

 翌日の午前、今度はやくざ風の男から電話がかかってきた。
「てめえ、このクソ野郎、おめえたちが、いい加減なことを書きやがるから、
和さんが自殺したじゃねえか」

 しかし、これはまったくのデマだった。
本の話が気になった私は、本当に『自殺』が売れたのか、問い合わせてみた。
答えは、「一冊も売れていません」。

 絶体絶命になったとき、危機から脱出するために、自殺をちらつかせる、
これは三浦氏の行動パターンである」(以上、『文藝春秋』P296より)。

 安倍氏の話には一貫性がある。
三浦和義の行動にも一貫性がある。

●化けの皮
 
 が、その一方で連続性があるからといって、そのまま信じてもいけない。
こんな話もある。

ある女性(当時60歳くらい)は、近所で、「仏様」とさえ呼ばれていた。
小さな村だったが、毎週、独居老人の家を回って、そうした老人の世話を
していた。
話術にたけた人で、自分でもそうした話を、みなに吹聴して回った。
「・・・私ね、見るに見かねてねエ・・・」と。
市の福祉協議会から感謝状を渡されたこともある。
が、それは仮面だった。

 実の父親の介護をすることになったときのこと。
実の父親である。
内々では虐待に近い行為を繰り返していた。
食事といっても3食とも、ごはんと味噌汁だけ。
部屋から部屋へ移動するときも、うしろ首をつかんで、床を引きずっていた。
が、他人の視線を少しでも感ずると、一転、できのよい娘を演じた。
かいがいしく介護してみせた。
その介護の仕方が過剰というか、実に演技ぽいものだった。

 この心理学の世界には『代理ミュンヒハウゼン症候群』という言葉がある。
一方で子どもを虐待しながら、一方でよき母親(父親)を演ずる。
精神障害のひとつに考えられている。
代理ミュンヒハウゼンというと、相手が子どものばあいをいうが、相手が親
というケースも、実際には同じくらい多い。

 さらに・・・。
父親は財産のほとんどを現金にし、タンスの奥に詰めていた。
父親が亡くなったときには、その現金もそのほとんどが消えていたという。

 この女性のばあい、父親を介護することになったとき、その一貫性が
崩れた。
「化けの皮がはがれた」という言葉のほうがふさわしいかもしれない。

●50歳という年齢

 50歳を過ぎたら、その人の一貫性と連続性をみる。
あなた自身の一貫性と連続性でもよい。
が、このことは、さらに重大な意味を含む。
『統合性の問題』である。
正確には「自我の統合性の確立」という言い方をする。

 老齢期にさしかかったら、(自分がすべきこと)を決定し、実際に
(それをする)。
これら両者を一致させることが、『統合性』ということになる。
が、この統合性は、一朝一夕には確立しない。・・・できない。
それまでの(積み重ね)が必要。
「定年退職をしました。明日からゴビの砂漠で、ヤナギの木の苗を
植えてきます」というわけにはいかない。
そんな取ってつけたようなことをしても、長続きしない。
すぐボロがでる。

 言い換えると一貫性と連続性をもつということは、それだけたいへんという
ことになる。
(もちろん悪い意味での一貫性では、困るが・・・。)

エリクソンは、それを始めるのは、40歳くらいからと説いている。
「それ」というのは、統合性の確立のための準備をいう。
その下地をつくる。
そのための努力を重ねる。

 が、実際には40歳では遅すぎるのではないか。
早ければ早いほどよい。
30歳でも早すぎるということはない。
たとえばボランティア活動にしても、少しずつの積み重ねが、時間をかけ、
行動として熟成していく。
「一貫性」とは、それをいう。

●終わりに・・・

 あえて付け加えるなら、一貫性と連続性は、その人の人格の完成度を
計るバロメーターにもなる。
ピーター・サロベイも、人格の完成度のひとつに、「良好な人間関係」を
あげている。
一貫性と連続性がなければ、良好な人間関係を結ぶのもむずかしい。

また道徳の完成度においても、「公平性」が問題になる(コールバーグ)。
その公平性を決定するのも、一貫性と連続性ということになる。
相手に応じて善悪の価値基準を変えていたのでは、公平性は保てない。

 で、ここから先は、自分の問題。
さて私には、一貫性と連続性があるやなしや、と。
しかしそれを判断するのは、実際には私ではない。
私の近くにいる周囲の人たちである。

 が、こういうことなら言える。
「私は一貫性と連続性をもって生きてきたか」と。
それについては、残念ながら、答は「NO!」。
私は子どものころから、どこかいいかげんな人間だった。
今もそうだ。
つまりそれだけ人格の完成度も、道徳の完成度も低いということになる。

 ……ということで、今日もがんばろう。
9月20日。
祭日ということになっているが、今日の私にはフルタイムの職場が待っている。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW はやし浩司 一貫性 連続性 人格の完成度 サロベイ 道徳の完成度 コールバ
ーグ はやし浩司 ロス疑惑 ロス疑惑事件)


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よろしくお願いします。              はやし浩司
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