●バイオハザード・IV(FOUR)
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今日は日曜日。
夜になって、ワイフが映画に行こうと言った。
で、観てきたのが、『バイオハザード・IV(Four)』。
星は3つの、★★★。
あるいは3マイナス。
ただのバイオレンス・アクション映画。
それを除いたら、何も残らない。
そんな映画。
『バイオハザード』は、(1)(2)(3)と
観てきた。
今回が完結編と思っていた。
しかし「次回へつづく……」で終わってしまった。
たぶん「バイオハザード・V(Five)」は、
もう観ない。
あきた!
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●書斎大掃除
今度の水曜日に、パソコンが修理されて戻ってくる。
メーカーの話によれば、マザーボードの交換をしたとか。
つまり中身はピカピカの新品。
そんな状態で戻ってくる。
そのこともあって、今日は、書斎の大掃除。
ワイフに手伝ってもらった。
おかげで書斎は、見違えるほど、きれいになった。
仕事もしやすくなった。
映画から帰ってきて、2時間余り、書斎にこもった。
●ホームベーカリー
ところで今、自分でパンを焼いてみたいと思っている。
何と言っても、焼きたてのパンは、おいしい。
そこで早速、電気店へ。
ズラリと、20種類ほど、機種が並んでいた。
今、ホームベーカリーというパン製造機が、人気商品のひとつになっている。
機種によっては、お米でもパンが作れるようになっている。
メーカーはいろいろある。
で、家に帰って調べてみると、いちばん人気は、パナソニック製ということがわかった
(価格COM・人気投票調べ)。
値段はいろいろある。
機能が多いのほど高価だが、食パン程度のものが焼ければそれでよい。
どれにしようか、現在、思案中!
(夜中になって、パナソニック製のホームベーカリーにした。
近くの大型店で、1万6500円のものが、ネットで1万3000円で買うことができた。)
●回転寿司戦争
実名を出して恐縮だが、私の家から半径1キロ前後の中に、現在、3つも回転寿司屋
がある。
東から、「かっぱ寿司」、「くら寿司」、「すしおんど」。
最初に、「すしおんど」ができた。
オープンして、6、7年になる。
が、今年、「くら寿司」がオープン。
つづいて最近、「かっぱ寿司」がオープン。
3店舗も並べば、過当競争(?)と思っていたが、どの店も、いつも満員。
で、いちばん老舗の「すしおんど」は、一時は閑古鳥が鳴いた。
客もまばらだった。
が、それがどっこい!
ここへきて客数が、どんどんとふえている。
理由は、すぐわかった。
3貫一皿の寿司が、品目数で、ふえた。
シャリ(米)の量が、見た目にもよくわかるほど、ふえた。
つまり寿司が大きくなった。
実感として、1・3倍~1・5倍になったのでは?
さらに寿司ネタも倍近く、大きくなった。
一方、一皿90円で勝負する、かっぱ寿司。
自然派で勝負する、くら寿司。
くら寿司のわさびは、天然わさび。
個人的には、私はかっぱ寿司の寿司が好き。
口に合う。
くら寿司の寿司は、ややしょっぱいかな(?)。
が、回数的には、このところ、すしおんどに行くことが多い。
(他の2店舗は、いつも満員ということもあるが……。)
つまり今、ものすごい競争が、私の近辺で起きている!
消費者の私たちとしては、ありがたいことだが、しかしこんなメチャメチャな競争が
いつまでもつづくはずがない。
この先、どうなるのか?
いつも心のどこかでそんな心配をしながら、(私が心配したところで、どうにもならないが)、
口の中に寿司を入れている。
で、こういう店を利用するたびに、(何も寿司屋にかぎらないが)、個人の小売店の
ことが気になる。
おとといには、やはり近くに巨大な靴屋ができた。
その向こうには、やはり巨大なメガネ屋もある。
それ以前からあった旧街道沿いの靴屋やメガネ屋は、とっくの昔に姿を消した。
今はまだ何とか生きながらえている個人の自転車屋だが、つぶれるのも時間の問題。
すでにA店など、全国規模の自転車店が、この不況下、どんどんと店舗数をふやしている。
1店舗で、数100台規模の自転車を並べている。
個人の店には、勝ち目はない。
その悲しさというか、つらさを、私はいやというほど、経験している。
私の家は、その自転車屋だった。
中学生のとき近くにショッピングセンターができ、そこでも自転車を売るようになった。
とたん、客足は、パッタリと止まってしまった。
父は毎日、火鉢に身を丸くして、来るはずもない客を黙ったまま待っていた。
弱肉強食とはいうが、その苛酷さは、経験したものでないと、わからない。
がんばれ、自転車屋!
負けるな、自転車屋!
●反撃
もっとも個人の自転車屋にも、問題がないわけではない。
15年近くも前のことだが、どこの自転車屋にも、こんな張り紙がしてあった(浜松市内)。
「よそで買った自転車は、修理しません」と。
そのころすでにショッピングセンターでは、自転車を売り始めていた。
しかし問題は、修理。
自転車を修理するには、それなりの技術が必要。
消防法の適応もあり、油で汚れた店では、修理が許可されない。
それで苦肉の策。
個人の自転車屋は、先のような張り紙を張って、ショッピングセンターに対抗した。
しかしそこは大型店。
規模がちがう。
やがてショッピングセンターでも技術者を置き、消防法に抵触しないような清潔な店
づくりを始めた。
とたん、個人の自転車屋は再び、窮地に立たされた。
と、同時に、今度は、こんな張り紙をするようになった。
「他店で買った自転車でも、修理します」と。
●イメージダウン
「よそで買った自転車は、修理しません」と書くのも、「他店で買った自転車でも、
修理します」と書くのも、気持ちは理解できるが、自転車店の品格を落とすだけ。
それだけ自転車店が危機感をもったというふうにも解釈できるが、かえって加速度的に
客離れを誘発してしまった。
客の立場で書くなら、そうした張り紙で、敷居が高くなってしまった。
気楽に店へ入れなくなってしまった。
こと自転車店について言うなら、気楽に入れること。
それが客を招く第一条件ということになる。
店へ入ったとたん、店員にぴったりとマークされるようでは、落ち着いて自転車も
選べない。
それに率直に言えば、いくらサービスを売ると言っても、大型店より2~3割も値段が
違うようでは、勝ち目はない。
さらに最近では、ネットでも自転車が買えるになった。
それがまた、びっくりするほど、安い!
となると、「修理はどうするか?」という問題もあるが、1台の自転車に乗る平均年数は、
長くて4~5年前後ということがわかっている。
平均して、3~4年。
そのあたりで、みな新しい自転車に乗り換えている。
つまり修理を繰り返して自転車に乗る人は、少なくない。
パンクにしても、今では、ほとんどパンクしない。
わかりやすく言えば、自転車が「財産」というよりは、「消耗品」になってきた。
客の自転車を見る目そのものが、変わってきた。
もっと言えば、立派な店舗に、自転車を飾って売る時代は終わった。
そのあたりの切り替えがうまくできないと、個人の自転車店には、明日はない。
ちなみに、ごく最近、高級住宅地の大通りに面したところにあった自転車店が店を
閉めた。
間口は、角地ということで、ぐるりと10間はあっただろうか。
繁盛しているときは、二階の陳列室にも、ぎっしりと自転車が並んでいた。
一時は高級自転車店をめざしたようだが、どうやらそれが裏目に出たらしい。
私も何台か自転車を買ったことがあったので、店が閉まったと聞いたときには、
少なからず、ショックを受けた。
私の実家の自転車店と比べたら、御殿のような自転車店だった。
その1週間前まで、店のおやじは景気のよい大声で、あれこれと私に話しかけて
くれていたのだが……。
話を戻すが、小売店の第一は、「黙って静かに仕事をすること」。
「お客様は神様」。
それを忘れては、小売店は成り立たない。
「よそで買った自転車は、修理しません」と書いたとき、勝負はすでについていた。
Hiroshi Hayashi++++++++Sep. 2010+++++++++はやし浩司
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