【韓国から見た、7・11選挙】(民主党の小沢一郎氏に関して)
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時として、日本の姿は、外国から見た方が
よくわかる。
またそのほうが、正確(?)。
韓国の東亜N報は、つぎのように伝える。
「……9月の党代表選挙で菅首相を失脚させたい小沢氏が、執行部叩きに本格的に乗り出したのではないか、という分析も出ている。小沢氏が参議院選挙の敗北を望んでいるようだという観測もある」と。
つまり小沢一郎氏が、(1)管首相の失脚を
望んでいる(?)。
(2)執行部叩きを本格化させている(?)。
(3)小沢一郎氏が、参議院選挙の敗北を
望んでいる(?)。
あの小沢一郎氏なら、やりかねない……というのが、
私たち日本人の共通した認識ではないだろうか。
ともあれ、この記事を読むと、韓国の人たちが、日本の現状を、
どのように見ているか、それがわかって興味深い。
+++++++++以下、韓国東亜N報(7月3日付)+++++++++++
日本の民主党政権の前権力と現権力間の対立が、佳境に入っている。参議院選挙を目前に控え、ライバルの自民党を攻撃するよりも、内部の主導権争いが激しくなる様相だ。
争いは、小沢一郎前幹事長が先に仕掛けた。小沢氏は先月28日、地方選挙の遊説で、昨年の総選挙の代表的な公約だった子ども手当ての満額支給を見送った菅直人内閣に対し、「政権を握ると金がなく、約束を守れないというのは、国民に対して嘘をつくことだ。約束してきたことは、きちんと実行しないと駄目だ」と批判した。小沢氏は、菅首相の消費税10%検討の発言に対しても、「任期中に最善を尽くし、予算の無駄づかいの要因を減らす努力をし、それでも到底だめなら、消費税引き上げを検討することができるだろうが、昨年の総選挙で引き上げをしないと約束した以上、守らなければならない。約束を守らなければ、社会がうまく回らない」と強調した。
これに対し、現権力が反論した。小沢氏の後任者の枝野幸男幹事長は翌日の29日、「(子ども手当ての満額支給の見送りは)税収が落ち込み、やむを得ず国民の理解を求めたものだ。経済状況が変わったのにも関わらず、硬直的な考えで公約を無条件に守らなければならないということこそ、無責任な大衆迎合であり、結果的に国民に迷惑をかける」と反撃した。枝野幹事長は小沢氏に、「菅首相が、しばらく静かにしていただいた方がいいと言わなかったか」と非難した。
これに対し、小沢氏は先月30日、街頭演説で、「党指導部は私に静かにしろと言うが、正しいことを言うことが政治家の責務だ。約束を守らなければならない」と再反論した。
選挙政局で突然、政権内部の対立が激しくなると、政界とメディアでは、9月の党代表選挙で菅首相を失脚させたい小沢氏が、執行部叩きに本格的に乗り出したのではないか、という分析も出ている。小沢氏が参議院選挙の敗北を望んでいるようだという観測もある。
+++++++++以上、韓国東亜N報(7月3日付)+++++++++++
●静岡県のばあい
静岡県(2人区)でも、民主党から2人が立候補している。
そのうち1人は、小沢一郎氏が「チルドレン」として(?)、中央から送りこんできた
候補者。
小沢一郎氏と上下、仲よく並んで写っているポスターが、あちこちに張ってある。
が、民主党2人の当選はむずかしいのでは?
ほかに、自民党、幸福党、みんなの党、共産党から1名ずつ、計6人が立候補している。
私の予想では、民主党1人、みんなの党1人が、当選というところか。
あるいは民主党1人、自民党1人(?)。
どうであれ中央の政治家が、自分の権勢を拡大するために、地方に立候補者を送り込んで
くる。
こうした前近代的な政治手法は、地方をあまりにもバカにしているという点で、許せない。
そこに至る地道な努力なり、道筋があったのならまだしも、ある日突然、中央からやって
きて、「当選させてください」は、ない。
今回の選挙の勝敗は、私たち浮動票層(無党派層)が決める。
今は、じっくりとその思案の時。
今日も6枚のポスターをながめながら、ワイフとあれこれ言い合った。
(7月3日記)
Hiroshi Hayashi+++++++July. 2010++++++はやし浩司
●7月4日
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昨夜(7月3日)遅く、映画『????』を観てきた。
題名は、「~~~とファラオの秘薬」?
そこまでは、思い出せたが、忘れた。
フランス映画だった。
これもボケの始まりか?
で、こういうときすぐインターネットに
頼るクセが、身についてしまった。
何かわからないことがあると、迷わず検索をかけて
しまう。
が、これではいけない。
記銘力がますます弱ってしまう。
もっともヒマつぶしに観に行った映画だから、
題名を忘れたところで、しかたない。
(これは言い訳。)
何か、思い出す方法は、ないものか。
「何とかとファラオの秘薬……」
何だったかな……?
いちばん簡単な方法は、映画館の上映情報を
見ること。
やはり調べてみよう。
……今、調べた。
題名は、「アデル/ファラオ復活の秘薬」だった。
まじめな映画なのか、ふまじめな映画なのか、
それがよくわからない。
みながおおまじめで、ふまじめな演技をしていた。
フランス流ユーモアたっぷりの映画だった。
おもしろかった。
じゅうぶん、楽しめた。
星は3つから4つの、★★★。
帰り道、ワイフにこう言った。
「フランスもすごい映画を作るようになったね」と。
書き忘れたが、先週は、『アイアンマン2』を観てきた。
『アイアンマン」(前作)が、けっこうおもしろかった。
その(つづき)ということで、観てきた。
しかしこうした映画は、続作が出るたびに、より技巧的に
なってしまう。
そのためかえって、おもしろさが半減する。
『アイアンマン2』もそうだった。
こちらは星は2つか3つの、★★。
で、7月中旬から、新作が続々と公開される。
楽しみ!
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●バカ話
昨日ワイフが、「浣腸のことを英語で何て言うの?」と聞いた。
「ichizikuじゃ、なかったかな?」と答えると、「イチジクは、
会社の名前じゃないの」と。
浣腸がイチジクの形をしているから、「イチジク浣腸」と言うらしい。
完全な日本語!
ということは、外国には浣腸はないことになる(?)。
私「外人は、そういうとき何を使っているんだろう?」
ワ「腸内洗浄という方法もあるそうよ」
私「ぼくなんか、シャワートイレで、いつも腸内洗浄をしているよ」
ワ「だいじょうぶかしら、そんなことして?」
私「まあねエ……」と。
和英辞書で「浣腸」を調べてみたら、「浣腸器」とか「浣腸薬」というのはあった。
浣腸器も浣腸薬も、「enema」。
ということは、やはりイチジク浣腸というのは、外国にはないということになる。
私「英語人だったら、『ピン・浣腸』っていう名前をつけるかもよ」
ワ「何よ、そのピン・浣腸って?」
私「ほら、ボーリングのピンに似ているだろ。だからピン・浣腸」
ワ「外国にも、イチジクの木はあるはずよ」
私「fig treeだったかな?」
ワ「だったら、『Fig 浣腸』にすれば?」と。
夫婦生活も40年になると、たがいにこういう話が平気でできるようになる。
●TOYOTAのプリウス
今月の中旬に、TOYOTAのプリウスが届く。
昨日、その手続きに、販売会社へ行ってきた。
リッター38キロというから、すごい!
2リットル入りのペットボトル1本分で、76キロ!
76キロも走る。
目の前にあるペットボトルをながめながら、「これで38キロねえ……」と、
思わずため息を漏らす。
で、韓国でもハイブリッドカーの研究が進んでいる。
数年後に完成するというが、それでもリッター19キロ前後。
それをみても、「38キロ」という数字が、いかにすごいかが、わかる。
アメリカが嫉妬する理由も、よくわかる。
●ゲーム脳
韓国や中国では、若者たちのゲーム中毒が問題になっている。
問題にならない日がない。
そのための矯正施設や、矯正プログラムさえ用意されている。
が、この日本では、「ゲーム」を批判しただけで、猛烈な抗議の嵐にさらされる。
「ゲーム脳」という言葉を使ったM教授自身も、それを経験している。
日本人だけ、脳みその構造がちがうのだろうか?
今朝も東亜N報(韓国)にこんな記事が載っていた。
++++++++++++以下、東亜N報より+++++++++++++
【母親殺しに、懲役20年】
……議政府地裁刑事11部(イム・ドンギュ裁判長)は2日、オンラインゲームに没頭しているのを叱った母親を殺害したとして起訴されたO被告(22)に対し、懲役20年の判決を言い渡した。
地裁は判決理由について、「被告人は説明のしようがないほど反道徳的な行為をした。無期懲役以上の刑に処するべきところだが、心神耗弱(こうじゃく)状態にあることを考慮し、刑を減軽した」と説明した。
O被告は今年2月7日午後1時ごろ、京畿道楊州市の自宅で、マスクや帽子を着用し、昼寝していた母親(53)を鈍器で数回殴打し、殺害したとして逮捕・起訴された。
O被告は、オンラインゲームに没頭しているのを叱る母親に対し、不満を抱いて殺害を決意したという。さらに犯行後、母親のクレジットカードでゲーム機を購入し、インターネットカフェでゲームに興じていたことも分かった。起訴された後、2カ月にわたって精神科の治療を受けたが、検察はO被告に対し死刑を求刑していた。
++++++++++++以上、東亜N報より+++++++++++++
●ゲーム脳
ゲーム、つまりバーチャルな世界にハマることにより、社会との接触が遮断される。
そのため社会性が喪失する。
他者との良好な関わりができなくなる。
その結果として、ものの考え方が極端化する。
同じ仲間同士が集まれば、そこでカルト化することもある。
が、当の本人たちは、それがわからない。
脳のCPU(中央演算装置)が狂うため、自分を客観的に見ることができなくなる。
現実検証能力が衰退する。
自分が何をしているかが、わからなくなる。
「やっつけろ!」「殺せ!」と声を張り上げてゲームをしている子どもは、まだよい。
症状も軽い。
重くなると、無表情のまま、手先だけを動かしてゲームをするようになる。
不気味なほど、無表情のまま、だ。
感情の発露そのものが封殺される。
この先3Dゲームがさらに一般化し、さらにそれが進んで、ゲーマーがゲームの世界
そのものの中に入りこむような機器も開発されるようになる。
視覚器官、聴覚器官を通さず、情報が直接脳に信号として伝達される。
そうなれば、(現実)と(バーチャルな世界)の区別そのものが、できなくなる。
つまりそういう時代は、すぐそこまできている。
ゲーム中毒も、メカニズム的には、ニコチン中毒やアルコール中毒と同じに考えてよい。
もう少しわかりやすい例としては、買い物依存症、パチンコ依存症などがある。
が、この日本では、その一方で、「ゲームは無害です」「ゲーム脳などというものは、
ありません」などということを主張する学者もいたりして、訳がわからない。
またそういう学者ほど、この世界では「神様」のように、あがめられている。
本来なら、心理学者と呼ばれている人が、この問題に真正面からぶつからねばならない。
が、そういう人たちも、その筋の若者たちからの反撃を恐れて、この問題には触れた
がらないようにも見える。
私にはそう見える。
改めて、「このままでいいのか?」という疑問だけを繰り返す。
「このままでいいのか?」。
(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 ゲーム脳 ゲーム中毒 ゲーム依存症)
Hiroshi Hayashi+++++++July. 2010++++++はやし浩司
2010年7月4日日曜日
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