2010年6月12日土曜日
*SONY DSC-HX5
【コンデジ考察】(SONYのDSC-HX5V)
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迷いに迷って、とうとう買った。
SONYの、コンデジ。
「コンパクト・デジタル・カメラ」。
DSC-HX5V。
(以下、HX5。)
価格は、ネットで、2万9000円。
送料、大引き手数料込みで、3万0025円。
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●ビデオカメラvsコンデジ
この1年間、教室の様子を、ビデオカメラに収めた。
YOUTUBEで公開した。
それがいつの間にか、日課になってしまった。
毎日仕事から帰ってくると、簡単な編集を加え、YOUTUBEにUPLOADする。
編集とレンダリング(数値データを映像化すること)には、さほど時間はかからない。
(私のパソコンは、最高速マシン!)
が、YOUTUBEのUPLOADには、結構、時間がかかる。
その間、メールに返事を書いたり、原稿を書いたりする。
時間を過ごす。
で、この1年間、使ったビデオカメラは、ビクターのEverio(GZ)。
よくぞ私の酷使に耐えた。
あちこちキズまるけ。
が、そのカメラに物足りなさを覚え始めた。
理由はとくにないが、ブレ防止が甘い。
それにハイビジョン映像を撮影できない、など。
レッスン(BW公開教室)の様子を、もっと高画質の画像にしたいという思いもあった。
それで買い替え……ということになった。
最初にねらったビデオカメラは、SONYのHDR-CX170。
手のひらの中に、すっぽりと入る。
それでいてフル・ハイビジョン映像を撮ることができる。
見たとたん、私の中で物欲が、ググーッとわいてきた。
●ビョーキ
私はモノが好き。
とくにメカ満載の、デジモノが好き。
手の中でいじっているだけで、無上の喜びを覚える。
これは私のビョーキ。
マニュアルにしても、分厚ければ分厚いほどよい。
あの独特のインクの臭い。
それをかいだだけで、頭の中は、興奮状態になる。
そんなわけで、電子機器は、いつも最新型を求める。
最新型でないと、気がすまない。
が、今回は、迷った。
理由は、明白。
今、新しいのを買う必要がない。
ビデオカメラにしても、日常的に使うなら、Everioでじゅうぶん。
コンデジにしても、現在、3台使っている。
パナソニックのLumix(TZ-3)が2台、(TZ-7)が1台。
ほかにときどき使うのが、カシオの(EX-S10)。
(EX-S10)は、やや古いカメラだが、それ以後、これより薄型のカメラはどこからも発売されていない。
ポケットに入れていても、それを忘れてしまうほど、薄い。
買うとしたら、ビデオカメラ。
・・・ということで、いつものショップ巡りが始まった。
●ネット販売
大型電気店には申し訳ないが、大型電気店は、言うなれば「見本展示場」。
今では、よほどのことがないかぎり、大型電気店で、モノを買うことはない。
大型電気店で品定めをし、カタログを集め、仕様を比べる。
それをネットで購入する。
私のばあい、数万円以上のものは、価格ドット・コムで購入することにしている。
ほとんどのものが、電気店で買うよりも、20~30%は、安い。
メーカー保証の問題もあるが、最近は、その保証制度も充実してきた。
どこの販売店も、電話一本で、ていねいに応対してくれる。
・・・が、ここでハタと考える。
いくらなんでも、これでは大型電気店に申し訳ない。
そこで私なりに、こう決めている。
価格差が、ある程度の範囲内なら、できるだけ大型電気店で買う。
何か不都合なことがあれば、即、相談に乗ってもらえる。
「ある程度の範囲」というのは、5~10%程度?
●カメラのビデオ化
ところが、今回、おもしろいことに気がついた。
ビデオカメラで、静止画が撮れる。
かぎりなくコンデジに近い、静止画が撮れる。
つまりビデオカメラが、コンデジ化している。
一方、コンデジで、動画が撮れる。
かぎりなく……どころか、ハイビンジョン映像が撮れる。
つまりコンデジが、ビデオカメラ化している。
もちろんそれぞれに長所、短所はある。
あるが、その境界が、あいまいになってきた。
たとえばビデオカメラでは、芸術的な(?)な静止画は撮影できない。
一方、コンデジでは、長時間の動画が撮れない。
そういう(ちがい)はあるが、あいまいになってきた。
そこで私は迷った。
ビデオ機能のすぐれたコンデジを買うか、静止画機能のすぐれたビデオカメラを買うか。
冒頭で、「迷いに迷った」というのは、そういう理由による。
が、第一印象というのは、こわい。
最初に、私はSONYのHDR-CX170を、と思ってしまった。
その呪縛を解くのは容易なことではない。
私は、とことん、CX-170にこだわった。
私は毎日、仕事から帰ってくると、価格ドット・コムのサイトをチェックした。
●価格
大型電気店では、4万8000円前後で販売されていた。
ネットでは、3万8000円前後で販売されていた。
「買うか、買わないか・・・?」。
数日あいだ迷っている間に、値段が、4万3000円前後になってしまった。
ネットショップでは、価格は毎日のように変動する。
で、私は、再び価格が、3万8000円前後まで戻るのを待った。
その間、約1週間。
価格はさがるどころか、徐々にあがりはじめた。
CX-170は、ビデオカメラの中では、人気商品ナンバー1に、ランクされている。
最初にも書いたように、手のひらに入るサイズが受けたらしい。
パナソニックやビクターでも、同じようなサイズのカメラを出している。
わずかな差だが、実際、手にとってみると、その差を大きく感ずる。
●飛躍的な進歩
最近のカメラには、ビデオカメラ、コンデジにかぎらず、「裏面照射型CMOS」というセンサーが使用されている。
雑誌などによると、この世界では、画期的な発明だそうだ。
これによってセンサーの感度が、2倍近くに向上したという。
SONYが開発した。
発明されて3年になるが、他社もSONYからこの技術の提供を受けて、新製品を続々と発売している。
その結果、従来の撮影素子ではできなかったようなことが、できるようになった。
たとえば1ルックス程度の光さえあれば、撮影が可能になった。
(1ルックスというのは、直径2センチのローソクから、1メートル離れたところの明るさをいう。)
ふつうなら暗くて、本を読むのもたいへん。
が、この「裏面照射型CMOS」によって、たとえばHX5でも、秒10コマの連写、さらにフラッシュなしでも、夜景が撮れるという。
●ドーパミン効果
迷っている間というのは、イライラが蓄積する。
脳内にドーパミンが分泌されたままの状態になる。
わかりやすく言えば、欲求不満状態になる。
この状態が病的にまでなったのが、たとえば「買い物依存症」ということになる。
このタイプの人は、そのものがほしいから、買うのではない。
「ほしい」という欲望を満たすために、それを買う。
いうなれば条件反射のようなもの。
だから同じモノをいくつも買ったりする。
ヘビースモーカーが、タバコの臭いをかいだとき、同じような反応が起きる。
あるいは、アルコール中毒者が、酒の臭いをかいだとき、同じような反応が起きる。
若い男が、裸の女性を見たときの反応と同じと言ってもよい。
それが満たされないから、イライラする。
●写真
が、私を惹きつけたのは、何枚かの写真だった。
SONYのカタログに、それが載っていた。
1枚は、夕焼けの海。
もう一枚は、スキンダイビングをしている人の写真。
その写真が、すごい!
夕焼けの海の写真では、小さな波ひとつずつが、まるで銅画のように表現されていた。
またスキンダイビングしている人の写真では、海面から海の底まで、連続したパノラマ写真になっていた。
それを見た瞬間、「私も、こんな写真を撮ってみたい!」と思った。
とたん、ビデオカメラよりも、「このカメラだ!」と思うようになった。
●パノラマ写真
カタログを見て、さらに驚いた。
シャッターを押して、カメラを上下、もしくは左右に動かすと、そのまま長大なパノラマ写真が撮れるという。
さらにGPS・コンパス機能までついているという。
これによって、撮った写真を、グーグル・アース上に、ピンポイントで示せる。
ここ数年、デジタルカメラについては、ほとんど知らなかった。
が、ここまで進歩しているとは、想像もしていなかった。
ほかにも、こんな機能がある。
たとえば逆光状態で、人物の写真を撮ったとする。
ふつうなら、フラッシュを使わないかぎり、人物の顔は、真っ黒になる。
人物の顔を明るく写そうと露出を開放すれば、今度は写真そのものが、真っ白になってしまう。
そこで、このカメラでは、同時に2枚の写真を撮り、それを瞬時に合成することによって、ちょうどよい写真にするという。
感心するというよりは、驚いた!
●DSC-HX5
HX5は、注文した翌日、つまり昨日(6月11日)、届いた。
カタログなどで、機能については、ほとんど知っていた。
が、ここでトラブル発生!
静止画を撮影していると、ときどき、「SDカードを入れ直してください」という表示が出る。
さっそくSONYの相談窓口に電話。
電話は、1~2分前後でつながった。
しかしこういうサービスが重要。
メーカーによっては、電話がほとんどつながらないところがある。
その点SONYの相談窓口は、「優良」+「親切」。
あれこれ相談しているうちに、「SDカードに問題あるらしい?」ということがわかった。
一応「クラス4」の高速SDカードということになっているが、裏をよく見ると、「中国製」となっていた。
どうもあの国の電子製品は、信用できない。
本当にクラス4?
電話に出てくれた女性は、「一度、こちらの修理センターに送ってください」と言った。
私は、それに答えて、「しばらく使って、様子をみてみます」と言った。
●撮影開始
フルハイビジョンの映像は、たしかにすばらしい。
庭の様子を撮影し、それをテレビ画面に映してみたが、「美しい!」。
まさに感動モノ。
ワイフもそれを見て、「進歩したわねエ~」と。
たまたま来週は、講演旅行もかねて、知多半島のほうへ行くことになっている。
そのときからの写真は、HX5で撮った写真ということになる。
電子マガジンのほうでは、7月号の初旬からということになる。
すばらしい写真を撮るつもり。
請う、ご期待!
(注)
ただし教室の様子を撮ったビデオは、従来通りのまま。
ハイクオリテイでレンダリングしても、YOUTUBEにUPLOADする段階で、画質が落ちてしまう。
YOUTUBEでは、画質をワンランクあげるだけで、UPLOADする時間が、10倍近くにもなってしまう。
(UPLOADする時間は、画像のメガ数によって決まる。)
やがてすぐ、YOUTUBEでも、ハイビジョン映像が楽しめるようになるだろう。
しかしその前に、UPLOADする時間の問題が解決されなければならない。
ハイビジョン映像は、それだけデータが大きくなる。
時期的には、まだ5~6年先ということになるのでは?
……ということで、おはようございます。
今日は、6月12日、土曜日。
以下に、昨日の年少児・年中児クラスのレッスン風景を載せておきます。
「楽天」の読者の方は、
http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/
より「BW公開教室」へお回りください。
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Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
【BW公開教室】(年少児・年中児クラス)
テーマ:地図(おうちのまわり)
この時期、子どもの空間図形弁別能力は飛躍的に発達します。
それに合わせて、空間感覚、つまり自分の家を、空の上から客観的に見た様子を、想像できるようになります。
(最近は、車のナビの発達で、子どもたちも、その影響を強く受けているように思います。
以前よりも、地図らしい地図を描ける子どもがふえてきました。)
ちょっとした「種まき(=刺激の糸口)」をしておくだけで、あとは子ども自身の力で、子どもは伸びてくれます。
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(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 BW公開教室 BW子どもクラブ BW教室 幼児教室 幼児の空間感覚)
Hiroshi Hayashi+教育評論++June.2010++幼児教育+はやし浩司
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