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子育て最前線の育児論byはやし浩司 2011年 1月 12日
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【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
【我が師でもあり、友人でもある、名倉智道先生のご逝去を、心より悼みます】
昨日、2010年12月1日(水曜日)午後、長年の我が師でもあり、友人でもある、
名倉智道先生が、急逝されました。
ご遺族の方々には、この場を借りて、心からお悔やみ申し上げ申し上げます。
小生、ただただ残念でなりません。
つい先日も、長生きしようとたがいに励まし合ったばかりでした。
思えば止めどもなく涙があふれ、今日1日は、放心状態で、過ごしました。
毎週のようにメールを交換し、最後は、11月27日に受け取ったばかりでした。
名倉智道先生に失礼かと思いますが、最後にいただいたメールを紹介させていただき、
小生のささやかな追悼の儀とさせていただきます。
先生、長い間、ご指導、力添え、ありがとうございました。
本当にありがとうございました。
どうか、安らかにお休みください。
【名倉智道先生より、はやし浩司へ】(2010年11月27日付メールより)
はやし浩司 様
きのうは退職公務員連盟・西部地区の研修会がありました。研修会といっても、顔合わせ
懇親会です。昔は盛大に酒を酌み交わして行っていたようですが、最近では申し訳程度の
会になっています。浜松・浜名・磐田・袋井の各支部から45名ほどが集まりました。第
1部研修会は「浜松ホトニクス」研究所の見学です。
浜松に高柳健次郎のTV実験を記念した「イ」の石碑があり、近くで学生時代を送った我々
には懐かしくまた少しばかり誇りに感じるところです。この高柳の精神を抱き創設された
会社の今を見てきました。さすがに最先端技術とあってほとんど理解できませんでした。
また、この先の研究がどう進むのかということも分かりませんでした。
ただ言えることは「光」に研究を置いて、生物体と光、生命と光といった切り口で研究が
進んでおり成果の一端はPETなど医療の分野に、カミオカンデでは物質そのものの研究
分野に光電管という形で現れているということです。
いくつかの実験的なデモを見せてもらい、「光」に特化した研究ではあっても生命や環境と
いった総合的な成果を期待しての研究ということで幅広い知識や技能が要求されるという
ことが分かりました。
将来的にこのような会社(ここばかりではありません)で創造的な仕事をしていくために
学校教育の果たす役割はどうあったらいいか、そんなことを考えさせられました。現職の
教員が見れば本当はいいのでしょうね。
その後、県立浜北森林公園での昼食、散策、解散という日程でした。
このところレッドデータブックの調査のためあちこちを歩いてきました。しかし、相手は
絶滅危惧種とあって簡単には見つかりません。寒さも増してきて紅葉、つまり夏緑性の植
物は観察の限界です。少し疲れも溜まりましたので、このくらいにして体を休めようと思
います。
採集はそれほど疲れないのですが、その後乾燥させる手間が大変なのです。毎日毎日乾燥
用の新聞紙をとり替え、湿った新聞紙は広げて廊下にならべこれを乾燥させます。こうし
た後始末が結構大変なのです。
今日は奥平山という所に行ってきました。お送りしたミカンの産地です。三ケ日の中でも
平山周辺のミカンが三ケ日を代表する味といっても過言ではないと思います。酸味と甘さ
のバランスは最高ではないでしょうか。植物のほうは特別なものもなく、データブックに
関係するものもなく、という結果でした。
それではこれで。名倉
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司2010/12/02
(注)今まで小生の原稿の中で、NG先生と書いてきた先生は、
名倉智道先生のことです。
Hiroshi Hayashi++++Dec. 2010++++++はやし浩司・林浩司
【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
●はやし浩司 2010-12-01
●地球外生命体? NASA「宇宙生物学上の発見」発表へ
●日本経済新聞社のHPに、こんな記事が載っていた。
++++++++++以下、日経NEWSより++++++++++++++++++++
米航空宇宙局(NASA)は29日、「地球外生命体の証拠の探索に影響するであろう宇
宙生物学上の発見」について、米東部時間の12月2日午後2時(日本時間同3日午前4時)
に記者会見することを明らかにした。ワシントンのNASA本部で会見すると同時に、そ
の様子をインターネットで中継するという。
++++++++++以上、日経NEWSより++++++++++++++++++++
●何だろう?
NASAが?
今ごろ?
こうした「公表」には、2つの意図が隠されている。
(1)いよいよ隠しおおせなくなったから。
(2)つぎのウソをつくための、下準備。
NASAが今まで、「地球外生命体」の存在について、さんざん事実を隠してきたことは、あるいは、ウソをついてきたことは、周知の事実。
少し前、日本が月探査衛星の『かぐや』を打ち上げたときも、搭載するカメラの解像度を、
「さげろ」と日本に要求してきた。
それに応じて、日本は、1000万画素から、その約半分の画素まで、わざわざ解像度を
さげたという話も聞いている。
今どき、1000万画素など、ふつうのデジタルカメラでも常識。
「月には何か、見られたら都合が悪いものがあるのだろうか?」と、私も勘ぐった。
そのNASAが、日本時間で3日午前4時に記者会見をするという。
何だろう?
期待半分、懐疑半分。
「月の中には、宇宙人が住んでいます」というような話なら楽しい。
それとも反対に、「もうすぐ宇宙人が、地球を攻撃してきます」かもしれない。
12月3日(日本時間)は、何か記念すべき日になるかもしれない。
Hiroshi Hayashi++++Dec. 2010++++++はやし浩司・林浩司
●今日から12月(2010年)
昨日は、朝、30分、ルームウォーカーの上で歩いた。
仕事に行くとき、4キロを歩いた。
仕事から帰ってくるときは、自転車。
1日の運動量としては、標準的。
今朝も起きると、10分、リークウォーカーの上で歩いた。
いつもは30分だかが、今朝はやや疲れ気味。
昨日、昼飯に食べた魚が、生焼けだった。
夕方まで、吐き気。
ドクターをしている親に相談すると、「ゲボで出しなさい」と。
しかしすでに数時間以上たっていた。
ムカムカする胃をなだめながら、やっとの思いで帰宅。
消化薬を2服ものんだせいか、今朝は反対に、逆流性食道炎ぽい。
胃の入り口あたりで、不快感が停留している。
12月初日というのに、冴えない。
Hiroshi Hayashi++++Dec. 2010++++++はやし浩司・林浩司
【朝鮮半島問題を考えるに当たって】
●意識と平和
かつてインドのネール元首相は、こう書いた。
『ある国が平和であるためには、他
国の平和もまた保障されねばならない。
この狭い、相互に結合した世界にあっては、
戦争も、自由も、平和も、すべて
たがいに連動している』(「一つの世界をめざして」)と。
●意識のちがい?
ひとつの「戦争」をながめるとき、意識によって、その見方は180度、異なる。
たとえば中国人は、つぎのように考えている(人民日報・注※1)。
韓半島で絶えず危機が起きているのはどの国のせいか、という質問に対し、
米国が55.6%で最も多く、
韓国=10.3%、
北朝鮮=9.0%、
日本=4.6%などの順だった
(中国7大都市で行われた1306人を対象に実施したという世論調査)
つまり中国人の過半数は、「朝鮮半島で絶えず危機が起きているのは、アメリカの
せい」と考えている。
これに対して、「北朝鮮」と答えている中国人は、9・9%に過ぎない!
さらに「日本に責任がある」と答えている中国人が、4・6%もいることには驚かされる。
これが意識のちがいである。
●日本が、4・6%?
人民日報の調査結果をみたとき、まず、2つのことが頭に浮かんだ。
ひとつは「意識」というのは、「国家」によって作られるものということ。
もうひとつは、「意識」のちがいが、「戦争」の原動力となるということ。
それにもうひとつ、付け加えれば、「意識」というのは、常に疑って考える必要が
あるということ。
もちろんその中には、日本人の私たちがもっている「意識」も含まれる。
私たちの意識は、本当に正しいのか?
たとえば日本人の私たちなら、「韓半島で絶えず危機が起きているのはどの国のせいか」
と聞かれれば、まずまちがいなく、「北朝鮮」と答えるであろう。
「アメリカ」「韓国」の名前をあげる人は少ない。
「日本」の名前をあげる人は、さらに少ない。
が、ひょっとしたら、それはまちがっているのかもしれない。
私たちはともすれば、富者の論理だけで、ものを考える。
貧者の論理(注※2)には、耳を傾けない。
が、それはともかくも、この調査結果を基礎に置くと、最近の中国の動きが、
よく理解できる。
数日前、中国は突然、6か国協議の開催を、日米韓+ロシアに呼びかけた。
昨日も、2度目の呼びかけをした。
「中国はやるだけのことはやったという体面づくりをしている」というのが、西側、
つまり私たちのおおかたの見方。
しかしそういう見方そのものも、この調査結果を見ると、吹き飛んでしまう。
言い替えると、この「意識のちがい」こそが、戦争の原因ということになる。
言うまでもなく、たがいの意識が乖離(かいり)すればするほど、戦争の危機は増大し、
ひとたび起これば、より悲惨なものになる。
今が、その状況ということになる。
●参考:注※1 韓国「東亜日報」より(以下、東亜日報より転載)
「空母、ジョージワシントンの黄海(西海)進入は、中国に対する警告だ」
中国共産党機関紙「人民日報」の国際版姉妹紙である環球時報が11月29日、再びジョ
ージワシントンの軍事演習への参加に反対した。
同紙は、哨戒艦「天安(チョナン)艦」沈没事件後、行われた7月の韓米合同軍事演習に
も、「ジョージ・ワシントンの参加は、大勢の中国人を憤らせる」など刺激的な記事で、反
対世論を主導した。
26日は、北朝鮮に対し、「渇きを癒そうと毒薬を飲むな」と忠告したが、再び同盟国かば
いに乗り出している。
同紙は、「中国世論の強い反対にも関わらず、米国がジョージ・ワシントンを28日、黄海
に進入させ、中国人を大変不安がらせている」と主張した。
同紙は、合同軍事演習が行われる海域は、山東半島から170海里離れているところで、
国連海洋法で排他的経済水域(EEZ)を200海里と定めていることに照らせば、米空
母が中国EEZ内に入ることもありうることを明らかにした。
しかし、合同演習海域である格列飛列島周辺は、忠清南道泰安(チュンチョンナムド・テ
アン)から27海里離れているところだ。
同紙は同日また、中国7大都市で行われた1306人を対象に実施したという世論調査で、
韓半島で絶えず危機が起きているのはどの国のせいか、という質問に対し、米国が55.
6%で最も多く、韓国=10.3%、北朝鮮=9.0%、日本=4.6%などの順だったと
伝えた。
青華大学・国際情報研究中心の李希光主任が同日付の環球時報に投稿した「北朝鮮は中国
の1級中核利益」と題した寄稿で、「いかなる国であれ、北朝鮮に対し、戦火を起こせば、
これは中国に対する挑戦であり、宣戦布告だ」と主張した。
李主任は19世紀の韓半島の甲午年の日清戦争により、日本の海軍が西海(ソヘ)に侵入
したことを例に挙げ、韓半島安定は東北3省の安定、ひいては、中国の安定と直決される
という論理を展開した。
李主任は、「朝鮮半島の南北間平和維持のためには、『独立的な北朝鮮』が中国と韓米との
間で緩衝役割を果たさなければならない」と主張した。
一方、社説は、「南北や米国を問わず、誰もが戦争を願わないだろうが、今の危機状況は奇
怪な方式で、戦争に近づいている状態だ」とした上で、「戦争を願わなければ、戦争が怖く
ないように振舞うのはやめるべきだ」と書いた。
(以上、韓国、東亜日報より転載)
(補記)そのほかの資料(以下「環球時報」の調査結果より)
「中国にとって北朝鮮とは?」との質問には、
「戦略的な障壁」(44.7%)と「盟友」(43.2%)が最も多く、
「厄介な隣国」が15.1%、
「潜在的な脅威」が15.0%だった。
「北朝鮮の砲撃事件や近年の強硬な行動についてどう思うか」では、
「事情は複雑で、簡単には評価できない」が56.7%、
「北朝鮮が追い詰められた末に取った行動」が22.4%、
「北朝鮮の挑発」が9.5%と答えた。
「中国は北朝鮮と韓国にいかに対応すべきか?」との問いには、
「危機に冷静に対処し、北朝鮮、韓国いずれに対しても平等に対応すべき」が72.3%、
「断固として北朝鮮を支持すべき」は17.1%、
「米国や韓国と連携して北朝鮮に圧力を加えるべき」は2.8%だった。
(以上「環球時報」の調査結果より)
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
●参考、注※2「貧者の論理」
【貧者の論理】
+++++++++++++++++++
近代経済学が、なぜ、世情に合わないか。
国際政治学でも、よい。
近代経済学は、世情を捉えるのに、ことごとく失敗している。
理屈どおりには、いかない。
理論どおりにも、進まない。
そこで経済学者たちは、頭を悩ます。
国際政治は混乱する。
それもそのはず。
経済学者たちには、(こういうふうに大上段に
構えて、ものを書くのも気が引けるが)、
貧者には貧者の論理というものがある。
貧者の論理は、理屈や理論どおりには、動かない。
そのことがまったく、わかっていない。
貧困が、嫉妬、ひがみ、ねたみ、うらみ、いじけを生む。
それらが複雑に屈折し、絶望、虚無主義につながる。
善悪の基準そのものも、ちがう。
リッチな世界では重犯罪でも、貧者の世界では
ただの(遊び)。
窃盗にしても、貧者の世界では、窃盗されるほうが、
悪いとなる。
この(ちがい)が、経済学者が考える経済理論を、
根底からくつがえす。
国際政治学にしても、そうだ。
きれいごとだけでは、国際政治は動かない。
つまり数字や理屈で考える常識では、理解不能。
いくら想像力を豊かにしても、貧者の論理は、その
向こうにある。
+++++++++++++++++++++
●観光事業
たまたまこんな事例がある。
韓国側の1民間企業が主体となって、K国への観光事業を始めた。
その1民間企業にとっては、メリットは大きい。
K国内での観光事業を、独占的に展開できる。
一方、K国側は、観光客の落とす現金で、潤う。
が、その観光事業は、現在、中断している。
理由は、観光客の射殺事件。
K国側は、その事件について、正式に謝罪をしていない。
補償もしていない。
事件の調査すら、韓国側にさせていない。
韓国政府が、観光事業を中断させるのは、当然である。
が、これに対して、1民間企業である観光会社の社長が、K国まで行って、直談判。
社長と、K国の幹部とは、何やら深い関係にあるらしい。
これに対して、K国側は、「観光事業を再開してほしい」と。
その返答を受けて、社長は意気揚々と韓国へ帰ってきた。
が、韓国政府の反応は、こうだ。
「国としての正式の回答ではないので、政府としては、何とも返事をしかねる」と。
これにK国が、反発した。
そのときのニュースが、これ(時事通信11月25日)。
『朝鮮中央通信は25日、中断しているK国の金剛山と開城での観光事業について、韓国
の玄仁沢統一相を、名指しで批判する朝鮮アジア太平洋平和委員会報道官談話を伝えた。
談話は南北間の観光事業について、「南朝鮮(韓国)当局が、対決の目的に悪用し、阻もう
としている」と主張した』と。
とくに「?」なのが、「韓国当局が、対決の目的に悪用し」という部分。
●貧者の論理
どうして、悪用なのか?
この理解不能の部分に、実は、貧者の論理が働いている。
貧者は、「援助してもらうのが、当然」と考える。
援助してもらうことについて、感謝の念は、最初から、ない。
だからその援助が止められることを、「悪用」ととらえる。
誤解がないように書いておくが、「観光事業」とはいうものの、その中身は、「援助」。
道路整備から観光バス、宿泊施設の建設まで、韓国側で提供している。
わずかな距離の観光だが、その費用は、10~30万円。
韓国側の観光客は、法外な費用を払って観光する。
一方、K国側にとっては、そのまま貴重な外貨の収入源となる。
それを韓国側が、取りやめた。
それをK国は、「悪用」という。
●3年前の原稿より
こうした貧者の論理を理解するためには、一度、あなた自身を貧者の立場に置いて
みる必要がある。
それについては、以前にも書いたので、そのまま紹介する。
日付は、06年の10月となっている。
Hiroshi Hayashi++++はやし浩司
●K国の核実験宣言
++++++++++++++++
K国が、核実験をすると、
公式に発表した。
だれにも相手にされなくなると、
悪あがきしてみせる。
「ならず者」の典型的な
行動パターンである。
++++++++++++++++
とうとうというか、ついに、K国が、核実験を公式に宣言した。「アメリカの反共和国(反
北朝鮮)孤立圧殺策動が限界点を越えた状況にあって、われわれはこれ以上、傍観してい
るわけにはいかない」(10月3日・K国外務省)というのが、その理由だそうだ。
アメリカが悪い。だから核実験をするのだ、と。
とんでもない意見に聞こえるかもしれないが、貧者には貧者の論理(※)というものが
ある。その日の食べ物に困っている人にしてみれば、腹いっぱい、おいしいものを食べて
いる人を見ただけで、腹がたつもの。それはわかる。しかしそれを考慮に入れても、K国
のこの言い分には、(?)マークが、何個も並ぶ。
が、もし核実験をすれば、それで本当に、K国は、おしまい。おしまいの、おしまい。
あとは自己崩壊するしかない。つまりK国は、現在、そこまで追いつめられている。K国
というより、金xxによる独裁政権は、そこまで追いつめられている。
日本としては、金xx独裁政権を、自己崩壊させるのが、もっとも好ましいシナリオと
いうことになる。拉致問題も、それで解決する。
しかし、問題は、韓国。いまだに、「同胞、同胞」と、K国にすりよっている。どこか演
歌的? どこか浪曲的? あのN大統領は、「北朝鮮の核は一理がある」とさえ言ったこと
がある。最近にいたっては、「K国が核実験をしても、戦時作戦統制権の単独行使には影響
しない」とまで言い切っている。「K国が核事件をしても、アメリカ軍は、必要ない」と。
天下のおバカ大統領である。K国が核兵器をもてば、韓国内の軍隊は、すべて「紙くず」
(朝鮮N報)と化す。にもかかわらず、そういうことが、まるでわかっていない。あるい
はそのうち、「K国をここまで追いこんだのは、アメリカだ。日本だ」と言い出すかもしれ
ない。
何度も書くが、K国の金xxは、もう(まとも)ではない。はっきり言えば、狂ってい
る。そういう人間を相手に、まともな議論などしても意味はない。金xxの言動を、いち
いち分析しても意味はない。真意はどうの、目的はどうのと、論じても意味はない。
私たち日本人は、そういう前提で、K国問題を考え、K国の核開発問題を考える。K国
が自己崩壊すれば、韓国や中国は困るかもしれない。が、今の段階では、そんなことは日
本の知ったことではない。そういうのを、私たちの世界では、「自業自得」という。
それにしても、とうとうここまで来たか……というのが、今の私の実感である。
【貧者の論理】(※)
若いころ、オーストラリアの大学で、ある教授が口にした言葉である。名前は忘れたが、
その教授は、『貧困による公害(Pollution by Poverty)』という言葉を使った。
つまり貧者には貧者の論理というものがあり、その論理を忘れて貧者を語ることはでき
ないというものだった。
たとえば1人の金持ちと、1人の貧者がいたとする。金持ちは、自分が豊かであること
を、見せつけるともなく、見せつける。そして貧者に向かって、こう言う。「君も、ぼくの
ようになりたかったら、努力しなさい」と。
金持ちは、貧者に努力の大切さを教えたつもりかもしれないが、貧者は、そうはとらな
い。貧者は、やがてその金持ちを、ねたむようになる。そしてこう思うようになる。「お前
たちのような人間がいるから、オレたちは貧しいのだ」と。
そのよい例が、現在のK国である。
情報が遮断(しゃだん)されていることもあるが、K国の人たちは、だれも、自分たち
の指導者がまちがっているとは思っていない。とくに金xxを取りまく人たちは、そうで
ある。
西側の豊かさを見聞きするたびに、それをうらやましいと思う前に、「西側が、オレたち
の発展をじゃまするから、オレたちは貧しいのだ」と考える。豊かな生活といっても、その実感そのものがない。
そのため貧者は、貧者であるがゆえに、屈折したものの考え方をする。そしてそのため、
貧者の世界では、勝者の論理は、ことごとく否定される。「核兵器を拡散させたら、世界は
たいへんなことになる」と説くのは、勝者の論理である。貧者は貧者で、別の論理で考え
る。そしてこう言う。
「自分たちは核兵器をもっていて、何てことを言うのだ!」と。「第三世界」という言葉
も、そういう過程で生まれた。
こうして勝者と貧者は、あらゆる場面で、ことごとく対立する。おおざっぱに言えば、
それがアメリカ流民主主義が、その世界でしか通用しないという理由でもある。さらにお
おざっぱに言えば、西側の経済論理が、その世界でしか通用しないという理由でもある。
こうした貧者の論理にメスを入れ、それを解き明かそうとする努力も、いろいろな場面
でなされている。が、そのどれも結局は中途半端で終わってしまうのは、いつも勝者が勝
者の立場で、貧者を論ずるからである。
(06年10月4日記)
++++++++++++++++++++
07年にも、同じような原稿を書いていた。
こうして原稿を拾い出してみると、私は
ちょうど2年ごとに、同じことを考えて
いるのがわかる。
どうでもよいことだが・・・。
内容が一部、重複するが、許してほしい。
Hiroshi Hayashi++++はやし浩司
●今日・あれこれ
+++++++++++++++
K国は、K国で開発したミサイルを、
イランで実験していたという。
そのイランは、ウランの濃縮を加速
させているという。
K国とイラン。水面下で、深く、結
びついている。
+++++++++++++++
●貧者の論理
貧者には、貧者の論理というものがある。(私はよく知っているぞ!)
たとえばあなたが日々に生活に困り、今日の食べ物すらままならない生活をしていたと
する。子どもは腹をすかせて、泣いている。午後には、借金取りがやってくる。
そういうとき、あなたの隣人は高級車を乗り回し、豪勢な買い物をしている。見ると車
の後部座席には、夕食の食材が、どっさり!
そういう隣人を見て、あなたはうらやましいと思うだろうか。その隣人を、すばらしい
人と思うだろうか。が、実際には、そうではない。
ここで貧者の論理が働く。貧者は、こう考える。「お前たちが富を独り占めにするから、
オレたちは貧しいのだ」と。
が、そういう声は隣人には届かない。その隣人は、あなたに向かってこう言う。「あなた
も一生懸命、働きなさい。働けば、いい生活ができます」と。
しかしあなたはそれに反発する。反発するだけではない。怒りすら覚える。隣人のアド
バイスは、こう言っているように聞こえる。「あなたが貧しいのは、あなたがなまけている
からだ」と。
そうではない! この日本では、ほんのわずかでも、チャンスをつかんだ人だけが成功
する。そうでない人は、そうでない。それは個人の力というよりも、(流れ)の中で決まる。
あせればあせるほど、深みにはまり、ますます身動きが取れなくなってしまう。そういう
人は多い。
●富者の論理
K国を理解するときは、この貧者の論理を念頭に置かねばならない。食糧はない。原油
もない。いろいろ経済政策を試みてはみるが、どれも、うまくいかない。失敗の連続。
つまり相手の立場で、ものを見る。K国から見たら、この日本はどう見えるかというこ
と。このことは、日本に住んでいる、在日K国人と言われている人たちを見ればわかる。
彼らは日本に住み、日本のことをたいへんよく知っている。同時に、K国のことも、た
いへんよく知っている。本来なら……というより、常識的に考えれば、K国の政治体制が
おかしいと、だれしも思うはず。しかし彼らは、そうは思っていない。日本の繁栄ぶりを
見ながらも、こう思っている。「この日本が繁栄しているのは、私たちが犠牲になったから
だ」「今も犠牲になっているからだ」と。
貧者の論理がまちがっているというのではない。しかし富者の論理だけでものを考える
と、失敗する。そのよい例が、経済学である。
ほとんどの近代経済学は、その富者の論理だけで成り立っている。国際政治にしても、
そうだ。大きく見れば、アメリカのイラク政策、イラン政策、さらにはK国政策も、アメ
リカという富者の論理ばかりが先行している。だからいつも限界にぶつかる。あるところ
までは正当性をもつが、それを乗り越えることができない。いつもそこで第三世界の反撃
をくらう。
●加工される貧者の論理
だからといって、K国の核開発やミサイル開発を容認せよというわけではない。こうし
た貧者の論理を当てはめても、とうてい理解できないほど、K国の論理は、常軌を逸して
いる。むしろ貧者の論理を、逆手(さかて)に取って、自分たちを正当化している。
そこで今度は、イランでのミサイル発射実験である。K国は、自国で開発した長距離ミ
サイルを、イランで実験していたという(5月16日)。
日本にとっては、とんでもないニュースである。が、ここでもやはり貧者の論理が働く。
この日本でも、かつてこう言ったニュースキャスターがいた。当時は夜のニュース番組を
代表するキャスターだった。
K国の核開発問題に触れながら、こう言った。「何、言っているんですか。アメリカだっ
て、核兵器をもっているではありませんか!」と。どこか吐き捨てるような言い方だった。
つまり、「核兵器を思う存分もっているアメリカが、K国の核兵器開発を問題にするのはお
かしい」と。
しかし忘れてならないのは、K国の核兵器開発は、「日本向け」のもの。かねてから、K
国の政府高官たちは、そう繰り返し述べている。「韓国向け」ではない。もちろん「中国向
け」でもない。「アメリカ向け」という説もあるが、アメリカに対しては、「脅し」にすぎ
ない。
私はこの発言にあきれて、即座にテレビ局に抗議の電話を入れた。あのA新聞社の系列
のA放送である。「拉致問題は、日本政府のデッチあげ」と主張してやまなかった、あのA
新聞社である。
貧者の論理は貧者の論理でも、富者によって加工された貧者の論理である。
●経済制裁
そういうK国に対して、経済制裁は、当然のことである。もっとわかりやすく言えば、
私たちは、目下、戦争状態にある。かつて「戦争は政治の延長である」と言った政治家が
いたが、戦争といっても、ある日、突然、始まるものではない。それまでの(くすぶり)
があって、ある日、ボッと火が燃えあがる。
わかりやすく言えば、すでに戦争は始まっているということ。私たちがなすべきことは、
K国というよりも、K国の体制を崩壊させること。独裁政権であるがゆえに、ほかに方法
はない。
が、この経済制裁を、つぎつぎと骨抜きにしているのが、ほかならぬK国の隣国の韓国
である。それについてはすでにたびたび書いてきたので、ここでは省略するが、今度は、
米中韓Kの、4か国首脳会議を画策している。南北首脳会談も画策している。もっとも4
か国首脳会議については、アメリカが異議を唱えたため、韓国政府は、「6か国協議の枠内
での4か国首脳会議」(5月16日)と、言いなおしている。
どうであるにせよ、現在の韓国は、イコール、K国と考えてよい。つまりこの日本は、
韓国とも、すでに戦争状態にあるとみるべきである。
●東京に核兵器が!
いろいろな意見がある。「原爆の1発や2発、(東京に落ちても)、どうということはない」
という意見もある。どこかの科学者が、ある雑誌で、堂々とそういう意見を披露していた(雑誌「S」)。
あるいは「K国には、核開発をする能力はない」と主張している学者も多い。
しかしそのK国が、どうやら水面下で、イランと結びついているのがわかってきた。K
国はミサイル技術を提供し、イランは、核開発技術を提供する。……となると、今までの
図式が総崩れとなる。「K国、一国だけなら……」と考えていた人も多いかと思うが、それ
がグローバルな問題へと、ここで一気に拡大する。
中東問題もからんでくる。米中、米ロ問題もからんでくる。もしそうなれば、(現実にそ
うなりつつあるが……)、それこそまさにK国の思うツボ。国際社会の混乱を引き寄せなが
ら、つぎに一気に、日本をおどしにかかってくるはず。
そのとき、アメリカとの間に、相互不可侵条約のようなものであれば、仮にK国が日本
を攻撃しても、アメリカはK国に対して、手も足も出せない。日本は日本で、憲法9条に
制約されて、防衛に徹するしかない。
たとえば仮に今、東京でK国の核兵器が爆発しても、日本は、それに対してK国に反撃
することもできない。もちろん今は、日本は、アメリカの核の傘のもとにあるから、一応、
アメリカがK国に反撃してくれることになっている。
しかしそのアメリカにしても、自国を犠牲にしてまでも、日本を守ってくれるだろうか。
そんな疑問もないわけではない。
●ではどうするか?
日本にとっての最良のシナリオは、K国が自己崩壊すること。これはK国の人たちのた
めでもある。あのFさん(韓国へ亡命したK国の元政府高官)や、韓国に脱北した人たち
も、みな、そう言っている。
が、これに猛烈に反対しているのが、韓国政府であり、中国政府ということになる。と
くに韓国のN大統領の論理は、貧者の論理の上に成り立っている。
「朝鮮半島が南北に分断されたのは、アメリカのせい」「しかも、こうした悲劇の基礎を
作ったのは日本」と。
それが反米、反日運動の原点にもなっている。加えて、(1)「日本ごときに韓国が蹂躙
(じゅうりん)された」という憎しみ、(2)独立を自分たちの力でなしえなかったという
不完全燃焼感(以上、M氏談)もある。
以上を考えていくと、私たち日本人がなすべきことは、ただひとつ。現在の日韓経済戦
争に勝利することである。わかりやすく言えば、韓国経済をたたきつぶす。
……こう書くと、かなり過激な意見に聞こえるかもしれないが、日本はそうでなくても、
向こう(=韓国)は、その気で、日本の常に挑戦をいどんできている。それがわからなけ
れば、韓国の中央N報、朝鮮N報、東亜N報の各紙を、ほんの少しでもよいから目を通し
てみることだ。
「日本に勝った」「日本に負けた」の記事が、連日のように、トップ記事として並んでい
る。
……何はともあれ、東京とのど真ん中で、たった1発でも、核兵器が爆発してからでは、
遅いのである。それだけは忘れてはならない。
(07年5月17日記)
Hiroshi Hayashi++++はやし浩司
●母のこと
「貧者の論理」というと、特別の人だけがもつ論理に考えるかもしれない。
しかし実際には、そうでない。
私だって、あなただって、その立場になれば、もつ。
私の母だって、そうだ。……そうだった。
私は結婚する前から、実家に住む母に、収入の約半分を仕送りしてきた。
今のワイフと結婚するときも、それを条件として、ワイフと結婚した。
だからワイフは、以後、20年以上、何ひとつ不平や不満を言わず、それをつづけてくれ
た。
が、一度(保護)(依存)の関係ができると、それを断ち切るのは容易なことではない。
最初は感謝されるが、1~2年もすると、それが当たり前になり、さらに1~2年もする
と、今度は相手側から請求されるようになる。
仕送りの額を減らしたり、遅らせたりすると、かえって相手の反感を買ってしまう。
私の母のばあいは、泣き落とし戦術というか、そのつど、メソメソと泣き言を言ってきた。
兄もそうだった。
何かほしいものがあると、「~~がないで困る」「~~が壊れた」と電話をかけてきた。
こうして冷蔵庫、ステレオ、テレビなどなど。
コンロまで、別枠で、私が買って与えるようになってしまった。
そんなある日、私は私の山荘へ母と兄を招待した。
山荘といっても、小さな山を買い、6年かかって、造成した土地である。
毎週土日に、ワイフと2人で、工事をした。
家だけは、地元の建築会社に建ててもらった。
その山荘を見て、母は、こう言った。
「どうせ建てるなら、M町(実家のある町)に建ててくれればよかった」
「そうすれば、私が使えた」と。
私の夢がかなったことを、母は喜んでくれるものとばかり思っていた。
が、母には、母の論理があった。
「親孝行をするのが、先。息子であるお前が、親よりいい生活をするのは許せない」と。
そうは言わなかったが、私には、そう聞こえた。
だからといって、母を責めているのではない。
母は母で、貧者の論理で、ものを考えていた。
●机上の空論
貧者の論理は、人間が原罪的にもつ(欲望)と深くからんでいる。
そのためにひとたび扱い方をまちがえると、その論理に毒されてしまう。
正常な判断力、思考力すら、見失ってしまう。
これは人間性の問題というよりは、油断の問題と考えてよい。
つまり人は、いつもどこかで、(保護)(依存)の関係を保ちながら、他の人と交わってい
る。
それが複雑にからみあっている。
保護している人も、べつの場面では、だれかに依存している。
依存している人も、べつの場面では、だれかを保護している。
が、ひとたびどこかで油断すると、そうした関係が、貧者の論理に毒されるようになる。
嫉妬、ひがみ、ねたみ、うらみ、いじけが、その人の心をゆがめる。
心そのものがゆがむため、自分でそれに気づくことは、まずない。
その一例が、現在のK国ということになる。
韓国側が、観光事業を止めたことを、「被害」と、受け止める。
そして観光事業を再開しないことを、「悪用」と、とらえる。
韓国政府は先に、トウモロコシ1万トンの援助を申し出た。
それについても、「少なすぎる?」という理由で、K国側は、受け取りすら拒否している。
私たち日本人からすると、「どこまでいじけるか?」ということになる。
しかし彼らは、けっして自分たちが、いじけているとは思っていない。
それが正当な行為と信じ切っている。
貧者の論理に毒されると、そういうものの考え方をするようになる。
で、冒頭の話になる。
経済学にもいろいろある。
そのつどいろいろな学者が自説を披露する。
しかしこと経済については、(国際外交もそうだが)、理論どおりには機能しない。
「援助してやったから、貧しい国の人たちは、感謝しているはず」
「~~億ドル、渡したから、これで国の再建はできるはず」と。
しかしこうした論理は、貧しい国の人たちには、通用しない。
彼らには、彼らを支える論理がある。
それが、「貧者の論理」ということになる。
言い換えると、貧者の論理にメスを入れないかぎり、経済学も、国際政治学も、いつまで
たっても机上の空論で終わってしまう。
私は、それを書きたかった。
(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi
Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 貧者の論理 ゆがんだ心 歪んだ心 嫉妬 ひがみ
いじけ 恨み)
Hiroshi Hayashi++++++++Nov.09+++++++++はやし浩司
●36億円!
++++++++++++++++++
もちろん私の中にも、貧者の論理が
巣くっている。
「36億円」という数字をみたとき、
それを感じた。
++++++++++++++++++
●ケタはずれ
あまりにもケタはずれなので、驚いた。
鳩山首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる、政治資金収支報告書の
虚偽記載問題に関して、驚くなかれ、鳩山首相の実母が、自己名義の口座から、
何と計約36億円を引き出し、現金化していたという。
36億円だぞ。
新聞などの報道によれば、「現金化された資金の一部が、首相の政治資金に
充てられた可能性もあるとみて、東京地検特捜部が、慎重に調べている」(C新聞)
とのこと。
今のところ、「首相への貸付金なら、法的な問題は生じない」とし、「悪質ではない」
という理由で、直接の担当者については、在宅起訴程度ですませる予定という。
●悪意性はない?
親子の間だから、多少の金銭の動きはあるだろう。
政治活動ともなれば、なおさら。
しかしその額が、問題。
約36億円!
つい先日、民主党のOZ党首の、3億円の献金が問題になった。
そのあと、自民党のAS前首相の、2億5000万円の機密費が問題になった。
しかし36億円というのは、1桁、桁がちがう。
その36億円について、「貸付金なら問題はない」「悪質性はない」とは!
いくらそうであっても、貧者は、それでは納得しない。
●消えた36億円
それにしても興味深いのは、つぎの2点。
(1) 36億円という巨額の資金は、どこへ消えたのか。
(2) 貸付金とはいうものの、そんな借金を、この先、どうやって返済するのか。
この先、その中身は特捜部の捜査によって、少しずつ明らかになるだろう。
しかしいろいろな見方ができる。
ひとつは、母親から鳩山総理大臣に対する、生前贈与。
毎月、小口に分けて送金したということから、それが疑われる。
だから鳩山総理大臣は、政治資金に使ったというよりは、自分の(財産)として、
それをプールした可能性も、なくはない。
仮に政治資金として使われたとするなら、それによって利益を受けた人もいるはず。
どこに、どのように使われたのか。
考えれば考えるほど、疑惑がわいてくる。
●貧者のひがみ
週に1回、温泉街にある温泉に行く。
1回の入浴料金は、1000円。
ゆかたを借りると、プラス300円。
たいてい帰りには、回転寿司の店に寄って、一皿100円の寿司を食べる。
あるいは全国チェーンのラーメン店に寄る。
計、2000円。
夫婦で遊んでも、4000円。
計算するのもバカ臭いから、数字を並べてみる。
温泉+回転寿司 4000円
鳩山首相のポケットマネー 3600000000円
「0」の数だけ並べ比べても、それがわかるはず。
それでも、まあ、自分としては、リッチなほうっだと思っている。
好きなことを、予算を考えないでできる。
(たいした予算ではないが……。)
しかしそれでも、36億円という金額は、想像できない。
しかも新聞報道によれば、毎月5000万円。
それを6年間!
●論理という非論理
いつの間にか、この日本は、こんなバカげた国になってしまった。
こういう話を耳にするたびに、(まじめ)さが、この国から色あせていく。
つまり自分のしていることが、バカ臭くなっていく。
もう少しわかりやすい例で説明しよう。
あなたには3人の子どもがいる。
みんな、腹をすかせている。
電気代もガス代も、節約しなければ、生活できない。
そんな中、隣の家を見ると、煌々と明かりがついている。
垣間見る台所には、食べ物が山のようになっている。
そんなとき、だれかがあなたにこう言ったとする。
「この世は、より働くものが、よりよい生活ができる。
そうでないものは、そうでない」と。
あなたはその論理に、素直に納得するだろうか。
●毎月5000万円、6年間!
そういう人が、日本の総理大臣をしている!
私はこの事実が、許せない。
たとえばあのK国では、首都のP市に住む人だけが、それなりによい生活が
できるという。
P市に住めるというだけで、特権階級。
一方、地方では、09年の秋になってから、餓死者が出始めているという。
そういう話を聞くと、私たちは、こう思う。
「何て、バカげた国なんだろう」と。
しかしそういう国を、だれが笑うことができるのか。
笑うことができないだけではない。
結局は、私たち日本人も笑われている。
いくら「悪意性はない」と言っても、そんな論理は、まともな世界では通用しない。
はっきり言えば、狂っている。
一国の首相の母親が、毎月5000万円だと!
それを6年間も!
●退陣あるのみ
何が、民主主義だ。
民主党だ。
名前を聞いて、あきれる。
民主主義の本質を、根底からひっくり返している。
民主主義そのものを、否定している。
これほどまでの不平等を、自ら放置し、容認するばかりか、その不平等の上に、
どっかりと腰をすえている。
36億円というポケットマネーは、そういうお金。
どうしてそういう人物が、日本の首相でありえるのか。
日本の首相で、いてよいのか。
自民党のあのAS前首相には、うんざり。
がっかり。
その上、鳩山首相まで!
いったい、私たちは何を信じたらよいのか。
最後に一言。
この問題は、「悪意性がない」とか、あるとかいう問題ではない。
私たちが今感じている、このやりようのない(怒り)。
それが、問題。
挫折感。
失望感。
それが、問題。
昨日の世論調査によれば、民主党の支持率こそ、50~60%前後だそうだが、
鳩山首相個人への支持率は、10%前後しかないという。
当然のことだ。
あのAS前首相の支持率より低くなったことを、忘れてはいけない。
「民主党」のために、鳩山首相、ならびに、OZ氏は、即刻退陣したらよい。
がんばればがんばるほど、民主党に与えるダメージは、大きくなる。
日本の民主主義は、後退する。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
【世界の賢者・戦争に関する格言集】by はやし浩司(09年4月8日版)
++++++++++++++++++
勇ましい好戦論ばかりが、聞こえてくる。
しかしそれを唱える人にかぎって、自分では
戦争に行こうとしない。
人、とくに若い人たちに向って、「戦え、戦え」
と言いながら、自分では、奥の座敷でそれを
見物している。
愚かな核武装論にしても、そうだ。
もし日本が核武装するなら、一撃で、中国全土、
あるいはロシア全土を廃墟にできるほどの数の
核兵器をもたねばならない。
が、それができないというのであれば、
(できるわけがないのだが……)、
最初からもつのをやめるべきだ。
日本の平和と安全を守りたいなら、まず、
相手に脅威を与えないこと。
かつてあのインドのネール首相は、こう言った。
『ある国が平和であるためには、他
国の平和もまた保障されねばならない。
この狭い、相互に結合した世界にあっては、
戦争も、自由も、平和も、すべて
たがいに連動している』(「一つの世界をめざして」)と。
では、どうすべきか。
今、世界中が、国際化し始めている。
恩師の田丸先生は、こう教えてくれた。
「中国の若い男女を見ていると、日本の男女と
どこも区別がつかなくなってきています。
情報化がたがいに進めば、やがて中国も日本も
なくなりますよ」と。
私たちがめざすべき未来の世界は、けっして
対立する世界であってはいけない。
仮に為政者たちが対立しても、中身の人間が
同じになれば、やがて戦争は必然的に消滅する。
私たちがめざすべき世界は、そういう世界をいう。
戦争について、考えてみたい。
+++++++++++++++++++
●戦争について
Allow the President to invade a neighboring nation, whenever he shall deem it
necessary
to repel an invasion, and you allow him to do so, whenever he may choose to say he
deems it necessary for such a purpose -- and you allow him to make war at pleasure.
If today, he should choose to say he thinks it necessary to invade Canada, to prevent
the British from invading us, how could you stop him? You may say to him, 'I see no
probability of the British invading us' but he will say to you, 'Be silent; I see
it, if you don't.'" -
Abraham Lincoln(A・リンカーン)
すべての大統領に、彼が侵略を追い払うためにそれが必要と思うなら、隣国を侵略するこ
とを許せ。またその目的のためにそれが必要だというのなら、隣国を侵略することを許せ。
そして大統領が望むまま戦争することを許せ。もし今日、英国がわれわれを侵略すること
を防ぐため、カナダを侵略するのが必要という判断を大統領が下したのなら、だれが彼を
止めることができるのか? あなたは「英国が我々を侵略する可能性はありません」と言
うかもしれないが、私は、こう言うだろう。「黙っていろ。もしあなたがわからないなら、
私がそれを知る」と。
The pioneers of a warless world are the youth that refuse military service.
Albert Einstein(A・アインシュタイン)
戦争のない世界における囚人は、軍役を拒否する若者たちである。
A country cannot simultaneously prepare and prevent war.
Albert Einstein(A・アインシュタイン)
国というのは、戦争を準備することと、戦争を防ぐことは、同時にはできないものである。
Never has there been a good war or a bad peace
Benjamin Franklin(B・フランクリン)
今だかって、よい戦争もなければ、悪い戦争もなかった。
Every gun that is made, every warship launched, every rocket fired signifies, in the
final sense, a theft from those who hunger and are not fed, those who are cold and
not clothed.
Dwight D. Eisenhower(D・D・アイゼンハウワー)
どんな銃であれ、戦艦であれ、ロケットであれ、つまるところ、それらは、食物を与えら
れず飢えている人から、ものを盗むようなもの。衣服がなく、寒さに震えている人から、
ものを盗むようなもの。
We have to face the fact that either all of us are going to die together or we are
going to learn to live together and if we are to live together we have to talk.
Eleanor Roosevelt(E・ルーズベルト)
私たちは、つぎの事実に直面しなければならない。私たちみなは、いっしょに死ぬか、で
なければ、いっしょに生きるかのどちらかである。もしいっしょに生きるならば、まずた
がいに対話をしなければならない。
●恐れについて
Taking a new step, uttering a new word, is what people fear most.
Dostoyevsky(ドストエフスキィ)
新しい行動に出ること、新しい言葉を発すること……それが人々がもっとも恐れることだ。
Without fear and illness, I could never have accomplished all I have.
Edvard Munch
恐れと病気がなかったら、私は今私がもっとているものすべてを完遂できなかっただろう。
If someone betrays you once it is their fault, if someone betrays you twice it is your
fault.
Elenor Roosevelt (E・ルーズベルト)
誰かが1度、あなたを裏切ったら、それは彼らの責任だ。しかしもしあなたが2度裏切ら
れたとするなら、それはあなたの責任だ。
To suffering there is a limit; to fearing, none.
Francis Bacon(F・ベーコン)
苦しみに対しては、制限がある。しかし恐れることには、制限はない。
I must not fear. Fear is the mind-killer. Fear is the little-death that brings total
obliteration. I will face my fear. I will permit it to pass over me and through me. And
when it has gone past I will turn the inner eye to see its path. Where the fear has gone
there will be nothing. Only I will remain."
Frank Herbert, Dune ―Bene Gesserit Litany Against Fear
私は恐れてはならない。恐れは、心を殺す。恐れは小さな死であり、それはすべてを忘れ
させる。私は恐れに立ち向かうだろう。私はそれを私の中を通過するのを許すだろう。そ
してそれが過ぎ去ったとき、それが通り過ぎた道を見るため、心の中の目に振り向く。恐
れが去ったとき、そこには何もない。ただ私が残っているだけ。
The fear of aesthetics is the first symptom of powerlessness.
Fyodor Dostoevsky, "Crime and Punishment"(F.ドストエフスキィ・「罪と罰」)
美の哲学としての恐れは、無力の同意語である。
One of the things which danger does to you after a time is -, well, to kill emotion. I don't
think I shall ever feel anything again except fear. None of us can hate anymore - or love.
Graham Greene ―The Confidential Agent (1939)
危険というものをしばらく経験したあとにやってくるものの一つは、感情を失うというこ
と。恐れ以外に再び何も感じないだろう。だれもなにも恨むこともなければ、愛すること
もない。
War is an ugly thing, but not the ugliest of things. The decayed and degraded state of
moral and patriotic feeling which thinks that nothing is worth war is much worse. The
person who has nothing for which he is willing to fight, nothing which is more
important than his own personal safety, is a miserable creature and has no chance of
being free unless made and kept so by the exertions of better men than himself.
John Stuart Mill(J・S・ミル)
戦争は醜いもの。が、もっとも醜いものではない。道徳や愛郷心が腐敗し、堕落すれば、
何も価値がないと思うようになり、それが戦争をさらに悪くする。喜んで戦うべきものを
もたない人、つまり己の安全のみ以上に、大切なものをもたない人は、あわれな生き物で
あり、もし、今以上によりよい自分になるためにそうしているのでないというならば、自
由の感覚を味わうことはない。
(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司
BW はやし浩司 戦争の論理 意識の乖離 意識のちがいと戦争の原因)
【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
【中国の人たちへ】(到中国人民)
要使用外国金正日的威胁,只是想打击他们的公民。
现在,如果你们保卫北方,将在历史上留下一个污点很快。
你们是捍卫者,就像一个独裁者谁屠杀了成千上万的人。
请打开你的眼睛,在朝鲜看情况良好。
●世論調査
中国の人民日報の姉妹紙、『環球時報』の世論調査によれば、つぎのようだ、そうだ。
(中国の世論調査は、あまり信用しないほうが、よいアルヨ。)
「中国にとって北朝鮮とは?」との質問に、
「戦略的な障壁」(44.7%)と「盟友」(43.2%)が最も多く、
「厄介な隣国」が15.1%、
「潜在的な脅威」が15.0%だった。
「北朝鮮の砲撃事件や近年の強硬な行動についてどう思うか」では、
「事情は複雑で、簡単には評価できない」が56.7%、
「北朝鮮が追い詰められた末に取った行動」が22.4%、
「北朝鮮の挑発」が9.5%と答えた。
●ちがう考え方、アルヨ
このとおりの事実とするなら、私たち日本人がもっている意識とは、かなりちがう。
平たく言えば、中国は、天安艦爆破事件にしても、今回の延坪島砲撃事件にしても、
北朝鮮の行動は「やむをえなかった」と考えている人が多いということ。
そういうものかなあ……?、という疑問もないわけでない。
人民日報という公営新聞社が、中央政府に都合の悪い調査結果を公表するはずがない。
ないことは、ノーベル平和賞受賞者を軟禁していることからもわかる。
つまりこの調査結果を公表することによって、「中国人は、君たちとは違う考え方、
アルヨ」ということを、あえて私たちに伝えたかったのかもしれない。
しかし「意識」というのは、恐ろしいもの。
立場がちがうと、善・悪の判断基準そのものが、180度ちがうことも珍しくない。
夫婦の間でも、それをよく経験する。
●仕事
昔、木下恵介監督の、『喜びも悲しみをも幾歳月』という映画を観た。
当時私は子どもだったが、子どもながら似涙を流した。
灯台守の夫婦を描いた映画だったが、灯台守の有沢四郎を演じた、佐田啓二、妻のきよ子
を演じた、高峰秀子らは、名優中の名優。
俳優自身の誠実さというか、人間性が、そのまま画面に出ていた。
それはそれとして、その映画の中で有沢四郎は、自分の息子が危篤状態になっても、
職場を離れず、灯台の灯を守った。
「仕事を家族に優先させた」と言えば、それまで。
しかしそれが当時の、そして現在の私の常識でもある。
私はどんなに体の調子が悪くても、また天気が悪くても、職場に向かう。
が、ワイフはそうでない。
ささいな口げんかをしただけで、仕事の手伝いをやめてしまう。
「仕事」に対するきびしさそのものが、ちがう。
で、私がそれをなじると、ワイフはすかさず、こう言う。
「あなたは仕事だけが大切なの?」と。
何もワイフを責めているのではない。
家庭に入った主婦なら、おおかた、そのような考え方をする。
最近では職場をもっている男性だって、ワイフのような考え方をする。
「自分の息子が危篤状態になったら、親はどんなことがあっても、息子のところへ
駆けつけるべき」と。
あまりよい例ではないかもしれない。
映画『喜びも悲しみをも幾歳月』がまっさきに思いついたので、それを例にあげてみた。
●中国の人たちへ
中国語に翻訳するため、簡単な日本語で書く。
北朝鮮の金正日は、ありもしない外国の脅威を作りあげているだけ。
外国の脅威を利用して、金正日は、自国の国民を弾圧しているだけ。
今、君たちが北朝鮮をかばえば、やがて歴史の中に汚点を残すことになるだろう。
君たちがかばっているのは、何十万人という同国民を虐殺した独裁者にすぎない。
どうか目を開いて、北朝鮮の現状をよく見てほしい。
要使用外国金正日的威胁,只是想打击他们的公民。
现在,如果你们保卫北方,将在历史上留下一个污点很快。
你们是捍卫者,就像一个独裁者谁屠杀了成千上万的人。
请打开你的眼睛,在朝鲜看情况良好。
●意識
アインシュタインは、かつてこう言った。「常識などというものは、その人が18歳のと
きにもった偏見のかたまりである」と。
その(常識)の上に、人は知識や情報を塗り固める。
そのときほとんどの人は、自分にとって都合のよい情報を、より好んで求める。
都合の悪い情報には、目をつむる。
こうしてやがてその人の(意識)が作られる。
その結果が、現在私たち日本人がもっている(意識)ということになる。
現在、中国人がもっている(意識)ということになる。
が、それにしても……。
こうまで意識がちがうとは、私も思っていなかった。
善良な中国人なら、北朝鮮の一連の行動に、眉をひそめているはず。
私はそう考えていた。
が、中国という大陸に視点を置いてみると、ものの考え方が、180度変わる。
中国にとって、直接的な脅威は、韓国でも日本でもない。
もちろん北朝鮮ではない。
アメリカなのだ。
だからこの世論調査の結果どおりとするなら、北朝鮮による核兵器開発についても、
「やむをえない」と考える中国人がいても、おかしくない。
実際、中国にしてみれば、北朝鮮の核兵器など、痛くもかゆくもない。
その気になりさえすれば、1日で、すべてを灰にすることさえできる。
●意識の溝(みぞ)を埋める
どんなばあいでもそうだが、たがいの間に意識の溝(みぞ)を感じたら、まず
相手の意識を尊重する。
意識には上下はない。
優劣もない。
人間がみな平等であるように、意識もまた平等。
先のワイフの意識にしても、そうだ。
私の意識が正しいと言う前に、なぜ私はそういう意識をもっているかをさぐる。
それには私の生い立ちが深くからんでいる。
その生い立ちを無視して、私の意識を語ることはできない。
一方、ワイフにはワイフの生い立ちがある。
私とはまったくちがった環境で、生まれ育った。
当然、意識もちがう。
そこで大切なことは、たがいの意識を認めあい、尊重しあうこと。
「私はこうだから……」と思うのは、その人の勝手。
しかし「だから、あなたはまちがっている」と、相手を切り捨ててはいけない。
それが「国家」というレベルにまで昇ったとき、そこで戦争が起きる。
●意識の差
今回の世論調査結果を見て、私は驚いた。
「このままでは戦争、不可避!」と。
夫婦でも、ここまで意識がちがったら、もういっしょには住めない。
はげしい夫婦げんかの末、離婚。
言い替えると、「平和」か「戦争」かという問題は、「意識の差」の問題ということに
なる。
意識の差が小さければ、問題はない。
が、その差が限度を超えたとき、戦争が起きる。
つまり「平和を守る」ということは、「意識の差」を縮めること。
その努力を怠らないこと。
その結果として、平和は保たれる。
これは「はやし浩司の平和論」ということになる。
どこかで参考にしてもらえれば、うれしい。
(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司
BW はやし浩司 平和論 意識の差 意識の差が戦争を引き起こす 中国の世論調査
はやし浩司 アインシュタイン 常識 18歳のときにもった偏見)
Hiroshi Hayashi++++Dec. 2010++++++はやし浩司・林浩司
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はやし浩司のホームページ http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/
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