●今朝のニュースから(はやし浩司 2011-07-12)
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中国が揺らいでいる。
北朝鮮が揺らいでいる。
その陰で、アメリカが揺らいでいる。
中国と北朝鮮は、独裁国家。
彼らがどう言い訳をとりつくろおうと、独裁国家。
北朝鮮は、金正日が倒れたとき、(すでに何度か倒れているが)、
また中国は、一連のバブル経済がはじけたとき、
それぞれ危機的状況を迎える。
さらに……、それ以上にあぶないのが、アメリカ。
今、国家破綻の瀬戸際に立たされている。
最終的には、ドル札の増刷によって回避はするだろうが、
日本や世界に与える影響は、甚大。
8月1日に、オバマ大統領がどのような決断を下すか。
それによって、世界の命運は決まる。
が、忘れてならないのは、EU。
それに日本。
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●EU
日本経済新聞社のHPは、以下のように伝える。(7月12日)
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司(日本経済新聞社)
欧州連合(EU)のファンロンパイ大統領やトリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁らが11日、緊急会合を開いたと伝わった。
欧州の債券市場ではイタリアやスペインの国債利回りが急上昇している。
ギリシャ支援を巡る関係国・機関の調整が難航しているとの見方のほか、債務問題がイタリアなどに波及し金融システムの混乱を招くとの懸念が強まった。
欧州問題の深刻化で金融市場が混乱すれば米金融機関の財務内容の悪化を招くとの懸念から、米市場でも銀行株を中心に売りが優勢となった。(日本経済新聞)
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司(日本経済新聞社)
「緊急会合を開いた」というのは、それだけ事態が急変していることを意味する。
ギリシアやポルトガルはともかくも、イタリアやスペインがコケたら、EU経済は一気に崩壊へと向かう。
ドイツやフランスの力にも、限界がある。
回り回って、日本にも影響が及ぶ。
そのドイツやフランスにお金を貸しているのが、日本やアメリカ。
つまり最終的には、日本が、ババを引く。
●汚染牛肉
汚染牛肉が、すでに全国に広がっている。
TBAーiニュースはつぎのように伝える。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司(TBSーiニュース)
……6頭のうち、東京都府中市の食肉処理業者が購入した肉牛からは、国の暫定規制値500ベクレルのおよそ7倍にあたる1キロ当たり3400ベクレルの放射性セシウムが検出されています。
これは、これまでに肉牛から検出されたなかで最も高い値で、肉の一部については既に飲食店で提供されるなど、一般に消費されているとみられます。
このほか、新宿区の業者が購入した肉からは2200ベクレル、静岡市や横浜市などの業者が購入した肉からは1998ベクレルが検出されました。(TBS-i)
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司(TBSーiニュース)
この静岡県にも、その一部が流通していたという。
「飲食店などに提供された」とある。
しかし福島県の人には悪いが、こんなことは常識ではないのか。
今になってあわてて検査をすると言っている。
が、私はとっくの昔に出荷停止になっているものとばかり思っていた。
放棄された牛やブタが、農地をフラフラと歩いている姿をテレビなどで何度も見たことがある。
こういうことを繰り返しているから、風評とやらが、さらにひとり歩きをし始める。
つまり一方で信頼をこなごなに破壊しながら、「風評被害」はない。
昨日、栃木県から来ていた男性(H自動車会社社員・40歳)も、こう言っていた。
「(栃木県の)、飲食店では、ものを食べないようにしています」と。
理由を聞くと、「何を食べさせられているか、わからないからです」と。
セシウムならまだよいが、これがプルトニウムだったら、どうするのか。
あるいはプルトニウムについても、検査しているのか。
不安が不安を呼ぶ。
そして自分にこう言って聞かせる。
「飲食店では、肉は食べないぞ」と。
汚染牛肉を出荷していたのは、その農家1軒だけだったのか。
あるいはほかにも出荷していた牛はいなかったのか。
原因は、汚染された干し草を与えたということだが、それを知っていたのなら、罪深い。
で、その日本経済も、あぶない。
3・11震災以前から、細い綱を渡るような経済運営を強いられてきた。
その状況は、3・11震災で、さらに悪化した。
それに加えて原発事故。
●勤勉性
が、悪いことばかりではない。
その男性(H自動車会社社員・40歳)は、こうも話してくれた。
「H社の栃木工場は、天井が落ち、操業できなくなりました。
そのとき浜松市を中心に、2500人の応援部隊が来てくれました。
一方、栃木のIT技術者たちは、K市(浜松市郊外にある町)にある工場へ来て、電子部品の増産をしました」と。
その男性は、今は栃木工場に戻り、震災以前と同じように働いている。
「どこかへ避難するということは、考えていないのですか」と聞くと、きっぱりとこう答えた。
「考えていません」と。
つまりこの勤勉さこそが、日本人の美徳ということになる。
またこの勤勉さがあるからこそ、今の今も、日本は日本でいられる。
私たち日本人の未来は、こういう勤勉な人たちによって、支えられている。
Hiroshi Hayashi+++++++July. 2011++++++はやし浩司・林浩司
●年中児(4~5歳児)に、曜日を教えてみる。(2011年7月12日)
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Hiroshi Hayashi+++++++July. 2011++++++はやし浩司・林浩司
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