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子育て最前線の育児論byはやし浩司 10年 11月 5日
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どうか、お楽しみください。(↓をクリックしてみてください。)
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http://bwhayashi2.fc2web.com/page005.html
メルマガ(6万3000誌)の中で、2008年度、メルマガ・オブ・ザ・イヤーに
選ばれました!
【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
休みます。
【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
【宇宙人の尻尾】
ピラミッドの体積比は、惑星の体積比と一致する?
++++++++++++++++++
もしこれが事実とするならば、かつ、
事実と証明できたならば、私は確実に、
宇宙人の尻尾(シッポ)をつかんだことに
なる。
しかも数学的に、動かぬ証拠として。
もし、これが事実と証明できたならば、
「宇宙人は存在する」と断言できることになる。
+++++++++++++++++++
●じれったい!
今、私はこの原稿を、教室の中で書いている。
が、このパソコンは、インターネットとつながっていない。
つながっていないから、データを集めることができない。
つながっているなら、今すぐ、データを集めることができる。
データを集めて、計算に入ることができる。
しかしそれができない。
この歯がゆさ。
このじれったさ。
・・・ということで、今夜は徹夜になりそう。
家に帰ったら、徹底的に調べる。
たいした作業ではない。
データさえ集まれば、残るのは、簡単な計算だけ。
それで宇宙人の存在を、数学的に証明できる。
●謎のピラミッド
エジプトには、多くのピラミッドが並んでいる。
大きさも高さも、まちまち。
位置については、いろいろな研究がなされている。
天空の星座の位置に合わせて、建造されたと言われている。
だれが、どのようにして建造したかについては、いろいろな説がある。
しかしここでは、それは問題ではない。
問題は、その大きさ。
体積。
その体積が、太陽系の他の惑星の体積と比例するという。
それを書いた本が、今、手元にはないので、(家にはある)、ここではその
道筋だけを書く。
今夜の作業の「道筋」ということになる。
●ピラミッドと惑星
その前に、まずピラミッドの体積を計算する。
ピラミッドは、四角錐の形をしている。
(底面積)x(高さ)÷3で、体積は計算できる。
たまたま手元に、クフ王のピラミッドのデータがある(教育出版「中学数学3」)。
それによれば、「底面の1辺の長さは、約230メートル、高さは約146
メートルとある。
このデータをもとに計算すると、クフ王のピラミッドの体積は、
230x230x146÷3=257466立方メートル。
有効数字を、上3桁とすると、257000立方メートルということになる。
残念ながら、ほかのピラミッドについてのデータは、ここにはない。
ないので、ここにはこれ以上のことは、書けない。
しかしインターネットで調べれば、瞬時に検索できる
一方、太陽系の惑星は、すでにその体積がわかっている。
体積がわからなくても、半径がわかれば、それを使って計算できる。
球体の体積は、つぎの計算式で求めることができる。
4x(Π)x(半径)(半径)(半径)÷3
(ワード文書として式を書くと、このようになる。)
あるいは半径がわかれば、その長さの比を3乗すれば、そのまま体積比になる。
●その前に
今夜の作業の前に、ここで確認しておきたい。
つまりいくら古代エジプト人が、天文学にすぐれた知識をもっていたとしても、
惑星の大きさまでは、知るはずがない。
知る方法も、ない。
目で見る「見かけの大きさ(=体積)」ほど、あてにならない。
近距離にあるものほど、大きく見える。
遠距離にあるものほど、小さく見える。
第一、火星にせよ、木星にせよ、見かけの大きさすら、調べる方法はない。
小さく光っている光体の大きさを、どうやって調べるのか。
木星は火星と比べても、比較にならないほど大きい。
しかし地球で見るかぎり、同じ大きさに見える。
さらに軌道がわかったとしても、それで大きさが計算できるわけではない。
今度は密度の問題がからんでくる。
が、もしそれぞれの惑星と、ピラミッドの体積の比が一致したとなると、
これはたいへんなことになる。
どの惑星とどのピラミッドを対比させるかという問題もあるが、おそらく
ピラミッドの並び方も、惑星と同じはず。
もし、ピラミッドの大きさを、惑星の体積の比に応じて決めたとしたら、
当然位置関係も、惑星と同じにしたはず。
そこまで知っていた古代エジプト人が、ピラミッドをバラバラに配置するはずがない。
何らかの関連性をもたせて、配置するはず。
つまりまだこの段階では、ここに書いたことは仮説でしかない。
が、もしここに書いたことが事実と証明されたら、繰り返すが、これは
たいへんなことになる。
・・・想像するだけでも、ゾクゾクしてくる。
「鳥肌が立つ」というのは、今の私のような状態を言うのか。
古代ピラミッドを建造した人類は、惑星の体積を知り尽くしただれか、
つまり宇宙人の指導のもとにそれらを建造した。
だれかというのは、今さら、言うまでもない。
私たちが「宇宙人」と呼ぶ、人類以外の知的生命体である。
ただしこの仮説は、今夜粉々にされるかもしれない。
体積比の関係が、証明されなければ、万事休す。
つまり駄説として、意味を失う。
どうであるにせよ、私は一度、自分の頭でそれを調べてみる。
自分で結論を出してみる。
その過程は、こういう形で、逐次ありのままをここに書く。
●家で……
家に帰って、その本を開く。
そこには、こうあった。
『ギザの7つのピラミッドは、地球周辺の惑星であるという説がある。
……大ピラミッドの高さは、地球と太陽の距離を表し、基辺の長さは、
1年の長さ(365・242日)を意味するという。
さらにこのピラミッドの底辺は、正確に東西南北の方位に合わされ、
その誤差は、0・05度。
そして3大ピラミッドは、地球、金星、火星の体積比と、ほぼ一致する。
これ以外にも、ピラミッドには、天文学的に意味のある情報が、偶然とは
考えられないほど、ちりばめられているという」(「本当は怖い宇宙」
イースト・プレス・福江純監修・P171)と。
コンビニで500円で買った本である。
監修者の福江氏は、大阪教育大学天文学教授。
が、この際、どんな本であろうが、またどこの大学の教授が監修した本であろうが、
関係ない。
事実は、自分で調べる。
ここが重要。
●整理
もう一度、ここに書かれていることを、整理してみる。
(1)ギザの7つのピラミッドは、地球周辺の惑星であるという説がある。
(2)大ピラミッドの高さは、地球と太陽の距離を表す。
(3)基辺の長さは、1年の長さ(365・242日)を意味する。
(4)さらにこのピラミッドの底辺は、正確に東西南北の方位に合わされ、
その誤差は、0・05度。
(5)3大ピラミッドは、地球、金星、火星の体積比と、ほぼ一致する。
(6)これ以外にも、ピラミッドには、天文学的に意味のある情報が、偶然とは
考えられないほど、ちりばめられている。
今回私が強く興味をもったのは、(1)と(5)。
とくに(5)。
●三大ピラミッド
そこでここに書いてある3大ピラミッドについて、調べてみる(以下、ウィキペディア
百科事典より、底辺の長さについては、別の資料により補足)。
(1)クフ王のピラミッド
クフ王のピラミッドはエジプト最大のピラミッドであり、「大」を付けて呼ばれる。高さが
約138・8m(創建時の高さは146・6m)、底辺が約230mの正四角錐形。
(2)カフラー王のピラミッド
カフラー王のピラミッドは、高さが約136m(頂上部が崩れている)、底辺の一辺の長さ
が約214・5m、であり、完成当時の大ピラミッドと比較すれば、こちらのほうが、ほ
んの少し小さいことになる。
完成時の大きさは、不明。
(3)メンカウラー王のピラミッド
3大ピラミッドのひとつであるが、最も規模が小さい。高さは約65m、底辺の一辺の長さ
は約105mで、どちらも大ピラミッドの半分程度である。体積は大ピラミッドののおよ
そ8分の1となる。
完成時の大きさは不明。
これら3つのピラミッドが、(1)クフ王のピラミッドの位置から、(2)南西の方角に、
カフラー王のピラミッド、(3)さらにその延長線上に、メンカウラー王のピラミッドと
並んでいる。
ほかにもピラミッドはあるが、崩れて元の大きさがわからなかったり、建造途中のまま
放棄されたりしたものも多い。
●地球、金星、火星
では、地球、金星、火星は、どうか(ウィキペディア百科事典より)。
(1)地球の半径……6380キロメートル
(2)金星の半径…… 6098キロメートル(地球の半径の95・7%)
(3)火星の半径……3397キロメートル
ついでにほかの惑星の半径(以下は、赤道半径)も調べてみる。
(1)水星……2349
(2)金星……6052
(3)地球……6378
(4)火星……3397
(5)木星……71398
(6)土星……60000
(7)天王星……25400
(8)海王星……24300
(9)冥王星……2000?
(10)月……1738(キロメートル)(以上、赤道半径)
(「インターネットで見る宇宙」サイトより)
なおウィキペディア百科事典では、地球の半径は、正確には、
6356・752キロメートルとなっている。
「半径」と「赤道半径」が異なるのは、惑星自体が自転しているため。
赤道付近では、回転による遠心力が働くため、半径が大きくなる。
以上で、データが出そろった。
●補正
底辺部はともかくも、創建時と現在とでは、高さがちがうらしい。
たとえばクフ王のピラミッドは、創建時の高さは約147m、現在は約139mとなって
いる。
これで計算すると、現在は、5~6%低くなっていることになる。
これで補正してみると、3大ピラミッドの創建時の高さは、つぎのようになる(5・5%
低くなっているとして計算)。
(1)クフ王のピラミッド
創建時の高さは147m(現在139m)、底辺が230mの正四角錐形。
(2)カフラー王のピラミッド
創建時の推定高さは、144m(現在約136m)、底辺が約214・5m。
(3)メンカウラー王のピラミッド
創建時の推定高さは、69m(現在65m)、底辺が約105m。
これらの数字を使い、かつピラミッドが、正四角錐であるという前提で計算してみると、
体積はつぎのようになる(有効数字、上から4桁で計算)。
(1)クフ王のピラミッド……2592000
(2)カフラー王のピラミッド……2219000
(3)メンカウラー王のピラミッド……253600(単位は立方メートル)
●惑星の体積
今度は、惑星の体積を計算してみる。
いよいよ核心部分に近づいてきた。
体積比は、長さ比の3乗に比例する。
それで地球を1・000として計算してみると、
(1)水星……2349……
(2)金星……6052……0・857375
(3)地球……6378……1・000
(4)火星……3397……0・151419
(5)木星……71398……
(6)土星……60000……
(7)天王星……25400……
(8)海王星……24300……
(9)冥王星……2000?
●すでに先人がいた!
あちこちのサイトを調べていたら、私よりずっと先に、地球、金星、火星の体積比を
詳細に調べた人がいるのがわかった。
(残念!)
それをそのまま紹介させてもらう。
【体積比】地球:金星:火星=1.000:0.857:0.151
【質量比】地球:金星:火星=1.000:0.815:0.107
【密度比】地球:金星:火星=5.52:5.24:3.93
(数値は、「古代文明へようこそ」HPより)
ここで、私も自分で、3大ピラミッドの体積比を並べて比較してみる。
クフ王のピラミッドの体積を、「1・000」とすると、
(1)クフ王のピラミッド……1・000
(2)カフラー王のピラミッド……0・856
(3)メンカウラー王のピラミッド……0・098
ウーン、?
体積比は、地球:金星は、ピタリと一致する。
しかし地球:火星は一致しない。
が、質量比でみると、地球:火星はほぼ一致する。
が、ここであきらめてはいけない。
もう一度、冒頭にあげた本の記述を見てみよう。
そこには、こうある。
『……3大ピラミッドは、地球、金星、火星の体積比と、ほぼ一致する』と。
「3大ピラミッドは……」と書いてあるだけで、「3大ピラミッドの体積は」とは
書いてない。
となると、地球:火星比は、質量比なのかもしれない。
●高さの比
念のため、高さ比も求めてみる。
3大ピラミッドの中のクフ王のピラミッドの高さを、1・000とすると、
カフラー王のピラミッド、メンカウラー王のピラミッドの高さとの比は、
147:144:69(m)=1・000:0・980:0・469
やはり体積比ということになるのか。
●結論
こうして私は自分で確かめてみた。
体積比に関するかぎり、たしかに地球:金星:火星の体積比は、ほぼ一致する。
(「ほぼ」というよりは、「完全に」と言ったほうがよいかもしれない。)
計算に疑問をもつ人は、大型の卓上計算機で自分で計算してみるとよい。
ただご存知のように、エジプトのピラミッドは、長い年月の中で、その形が
かなり崩れている。
一度創建時の高さ、底辺の長さを計算しなおして、それらを補正する必要がある。
(ここでは簡単に補正してみたが……。)
その過程で、誤差が生ずることはじゅうぶん考えられる。
そういうことも頭に入れて、もう一度、計算した数値を、ここに並べておく。
【3惑星の体積比】
地球:金星:火星=1・000:0・857:0・151
【3ピラミッドの体積比】
クフ王:カフラー王:メンカウラー王=1・000:0・856:0・098
●疑問
私が計算したところでも、地球:金星の体積比は、クフ王:カフラー王のピラミッドの
体積比と、一致する。
(あまりにも一致しすぎている!)
メンカウラー王のピラミッドについては、写真で見てもわかるように、かなり崩れている。
つまり創建時より、かなり小さくなっている可能性がある。
もしピラミッドが、惑星の体積比に応じて建造されたとするなら、メンカウラー王の
ピラミッドは、創建時の約3分の2になっていることになる。
となると、やはり……。
最後に残る可能性は、「偶然の一致」。
しかしこうまで数値が一致していると、計算してみた私自身が、それを信じられない
でいる。
これはどうした心理的現象によるものなのか。
肯定したい気持ちよりも、否定したい気持ちのほうが先にきてしまう。
「まさか……!」が、「ありえない……!」となってしまう。
仮にエジプトのピラミッドが、3惑星の体積比のまま建造されたとするなら、
それはもはや地球人(古代エジプト人)によるものとは、考えられない。
金星と火星を、それに地球を自由に行き来した知的生命体、つまり宇宙人の指導の
もとに建造されたということになる。
(なぜ、土星や木星ではなく、火星と金星であるかという疑問もないわけでは
ないが……。)
冒頭で、「尻尾(シッポ)をつかんだ」と書いたのは、そういう意味だが、しかし
これだけで「尻尾をつかんだ」とは、言いがたい。
たとえばピラミッドは、クフ王(地球)→カフラー王(金星)→メンカウラー王
(火星)の順に並んでいる。
どうしてカフラー王(金星)→クフ王(地球)→メンカウラー王
(火星)の順にしなかったのか?
(あるいはその逆配列でもよい。)
そのほうが惑星の並び方としては、自然。
そういう疑問は残る。
が、それにしても不思議!
それが今の私の心境ということになる。
なお、私がここに書いたことは、すでに多くの研究者たちによって調べられたこと
である。
私は私で、独自に自分でたしかめてみたにすぎない。
つまり追認してみただけ。
……ああ、楽しかった!
久しぶりに、頭の中がスッキリした!
みなさんも、秋の空をながめながら、宇宙の大ロマンを考えてみたらどうだろう。
(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司
BW はやし浩司 ピラミッドの謎 ピラミッドの体積比 謎のピラミッド 地球 火星
金星 ピラミッド宇宙人建造説)
Hiroshi Hayashi+++++++Oct. 2010++++++はやし浩司・林 浩司
●10月8日(ピラミッドの謎)(追記)+「13人の刺客」
++++++++++++++++++
昨夜遅く、ピラミッドの体積を計算してみた。
エジプトのギザには、3つの大きなピラミッド
がある。
その3つのピラミッドの体積比が、地球、金星、
火星の体積比が同じという。
そこで自分なりに計算してみた。
こういうことは、自分で計算してみないと、納得できない。
その結果、地球と金星の体積比は、2つのピラミッドの
体積比と、ピタリと一致した。
驚いた。
しかし予想していたほどは、驚きは大きくなかった。
冷静なままだった。
これはどうしたことか?
ただ火星については、3番目のピラミッドの崩壊が
はげしく、体積比を正確に求めることができなかった。
ウィキペディア百科事典には、こうある。
『この2つに隣接するメンカウラー王のピラミッドは何故か規模が縮小し、底辺108m、高
さ66.5mである。この王の威光が前二代の王と比してさほど劣るものではなかったと伝え
られることから、縮小の理由は謎とされている』と。
それらの数値については、もう一度、ここに
並べておく。
【3惑星の体積比】
地球:金星:火星=1・000:0・857:0・151
【3ピラミッドの体積比】
クフ王:カフラー王:メンカウラー王=1・000:0・856:0・098
(注:高さについては風化、破壊分を補正して処理。)
++++++++++++++++++
●宇宙人の介在
「これで宇宙人の存在が証明できる」と意気込んで計算を始めたものの、
実際、数値がここまで一致するとは、思ってもみなかった。
かえって拍子抜けしてしまった。
反対に、それを否定しようとする心理が働いた。
これはどうしたことか?
偶然の一致かもしれない?
計算のミスかもしれない?
ピラミッドは長い年月を経て、5~6%分だけ、低くなっている。
となると、基底部はどうなのか?
砂に埋もれた部分もあるはず、などなど。
つぎつぎといろいろなことを考えた。
●否定
それにもし「そうだ」とすると、今までの常識をひっくり返さなければ
ならない。
「ピラミッドは宇宙人の指導のもとで建造された」ということになる。
そんなことを、簡単に認めるわけにはいかない。
またそれだけではすまない。
宇宙人はピラミッドの建設だけを指導して、それでどこかへ帰ったわけではない。
人間の生活のあらゆる部分に影響を残して、帰っていったはず。
そういうのをすべて、ひとつずつ、拾いあげなければならない。
面倒というよりは、それを想像しただけで、気が遠くなってしまう。
●記念碑
「どうしてピラミッドなの?」と、朝、ワイフが私に聞いた。
鋭い質問である。
仮に宇宙人がこの地球へやってきたとする。
そのとき何かの記念碑を残そうとしたとする。
しかしどうしてそのとき、それがピラミッドなのか、と。
理由はいろいろ考えられる。
第一に、正四角錐ほど、人工性を表すものはない。
ほかの形なら、自然界で偶然できたということも考えられる。
しかし正四角錐なら、それはない。
仮に正四角錐であるとしても、1つなら、ひょっとしたら自然にできたものと
考える人もいるかもしれない。
しかし2つ、3つと並ぶと、そうはいかない。
第二の理由は、正四角錐ほど、数学的なデータを埋め込める形は、ほかにない。
言うなれば、現代のQRコードのようなもの。
高さ、一辺の長さ、さらにそれをからみ合わせて、無数の情報をその中に詰め込む
ことができる。
大ピラミッドの高さは、地球と太陽の距離を表している。
底辺の長さは、1年の長さ(365・242日)を表している。
さらに7つのピラミッドそれぞれが、惑星を表している、など。
ただ単なる墓とか、権力の象徴というのであれば、もっと別の建造物を考えたはず。
つまりピラミッドは、ただのピラミッドではない。
自分で計算してみて、改めて、それを確認した。
●0・857と0・856
地球と金星の体積比は、1:0・857。
金星のほうが、地球よりやや小さい。
クフ王と、カフラー王のピラミッドの体積比は、1:0856。
カフラー王のピラミッドのほうが、クフ王のピラミッドより、やや小さい。
(詳しい計算式は、数日前に書いた原稿を読んでほしい。
そのとき私は、あえて先入観をもたず、現在公表されている数字だけをもとにして、
計算してみた。
その結果が、これである。)
そこでもうひとつの事実(?)を検証してみたい。
大ピラミッドの底辺の長さは、1年の長さ(365・242日)を表しているという。
となると、カフラー王のピラミッドの長さは、金星の1年の長さを表していることに
なるかもしれない。
そこでもう一度、データを拾い集めてみる。
(がぜん、おもしろくなってきた。
ここまで調べた人は、いまだ、いない。)
●金星の1年の長さ
クフ王のピラミッド(大ピラミッド)の底辺の長さを調べてみる。
++++++++++以下、ウィキペディア百科事典より+++++++++++
世界一高いピラミッドは、スネフェルの次のクフ王によってギザに築かれた
ギザの大ピラミッドで、勾配は51度52分。底辺は各辺230m、高さ146mに達する。長
さ・高さの比は黄金比であり、またこれは14世紀にリンカン大聖堂の中央塔が建てられる
まで世界で最も高い建築物であった。第2位のカフラー王のピラミッドもこれに匹敵する、
底辺215m、高さ143.5mである。
++++++++++以上、ウィキペディア百科事典より+++++++++++
数字を整理してみよう。
クフ王のピラミッドの1辺……230m
カフラー王のピラミッドの1辺……215m
比の値は、0・9348
そこで今度は、金星について調べてみる。
公転周期は、224・701日とわかっている。
比の値は、0・6152
比の値は、かなりちがう。
もっともピラミッドは、(底辺の長さ):(高さ)は、黄金比によって建造されていると
言われている(勾配は51度52分)。
つまり写真で見てもわかるように、3大ピラミッドは、形としては、みな同じ。
カフラー王のピラミッドを、金星の公転周期に合わせて建造するということは、
考えなかったということになる。
●吉M作治氏
ところでピラミッドについて調べているとき、こんな記述があることを見つけた。
(出典は、ウィキペディア百科事典)
「……している。吉M作治は、ピラミッド建造は定期的に発生したナイル川の氾濫によっ
て農業が出来ない国民に対して、雇用確保のために進められた公共工事的な国家事業であ
ったと主張している。(しかし、それに関する論文などは存在しない。)ピラミッドが国家
事業として作られたという説も、吉Mのオリジナルではなく、クルト・メンデルスゾーン
によって既出である。(邦訳:ピラミッドの謎/文化放送開発センター出版部) ただしメンデ
ルスゾーンは、ピラミッドを作る目的が公共工事だったとは言っておらず、事業形態が国
家事業であり、建設の目的自体は主に墓であっただろうと述べている」(ウィキペディア百
科事典より、そのまま)と。
吉M作治氏と言えば、ピラミッド研究の第一人者(?)ということになっている。
マスコミにもよく出てきた。
が、4、5前だったか、インチキ大学のニセ博士号を取得していたことが発覚するという
事件があった。
私のところにもその大学(?)から、勧誘の書類が届いたことがある。
「学生の奨学金にあてたいから、80万円出してほしい。その代わりに、あなたに博士号
を授与します」と。
そのときそのインチキ大学の案内書に、吉M作治氏の名前が連ねてあった。
いわゆる教育実態のない、インチキ大学である。
吉M作治氏の名前を信じ、ニセ博士号を購入した人も、この日本には多いはず。
マスコミで騒がれると、吉M作治氏は、論文集を机上に並べ、「私の博士号は正当に評価
されたもので、買ったものではない」というようなことを、テレビの取材で答えていた。
その吉M作治氏である。
このウィキペディア百科事典に書かれている記述を、よく読んでみてほしい。
一事が万事というか、一脈通ずるものを、私は感じた。
●ロマン
クフ王のピラミッドの基底部の1辺は、地球の1年の日数を表している。
しかしカフラー王のピラミッドの1辺は、残念ながら金星の1年(公転周期)とは、
関係ない。
が、ここであきらめてはいけない。
何か、あるはずである。
……と考えていくのは、実に楽しい。
これが私がいつも言うところの「ロマン」である。
「頭の遊戯」と言ってもよい。
こうして空想をめぐらせて、自由に思索を楽しむ。
これがあるから、こうして書くことをやめられない。
10月9日、土曜日朝。
●補記
実は昨夜、深夜劇場に足を運んだ。
見た映画は、『13人の刺客』。
「七人の侍」と、マカロニウェスタン映画を合体させたような映画。
それにわかったような、わからないような武士道の世界をまぶした映画。
俳優ひとりひとりの演技にはすばらしいものがあったが、要するに格好のつけすぎ。
『レッドクリフ(赤壁)』のようなスケール感もなく、また悪役の将軍の弟も、
役不足。
取ってつけたようなセリフというか、説明が多すぎた。
(どうして日本映画には、こういう無駄なセリフが多いのだろう?)
基本的には、子どものころ見た、チャンバラ映画を踏襲しただけ。
最後に、生き残った2人がこんな会話を残す。
「これからメリケン(アメリカ)へでも行って、向こうの女を抱いてみるか」(記憶)と。
が、そう言いながら、自分を待つ芸者(?)のところへ帰っていく。
武士道なるものを、無理にこじつけただけ?
であるなら、なおさら、「主君」暗殺など、ありえない話。
念のため、暴君とされた、「松平斉宣」について調べてみた。
++++++++++以下、ウィキペディア百科事典より+++++++++++
映画『十三人の刺客』(1963年)には、暴君として「将軍の弟である明石藩主・松平斉韶」
が登場する。2010年のリメイク版も同様であるが、史実の斉韶とは関係がない。ただし、
将軍の弟という出自や、参勤交代中のトラブルといったエピソードは、後を継いだ
松平斉宣に見られる。2010年の映画化に伴って刊行された小説版(谺雄一郎作)では、暴
君の名を「斉宣」としている。
++++++++++以上、ウィキペディア百科事典より+++++++++++
……ということで、星は残念ながら、2つか3つの★★。
「切って、切って、切りまくれ!」という映画だが、無駄な殺戮映画が、延々とつづく。
一方、相手方の侍たちは、みな丸い笠をかぶっていた。
スターウォーズに出てくる、ロボット兵のよう。
恐らく同じ俳優を何度も使うため、そうしてわざと顔を隠したのだろう。
そうした小細工を、私は随所に感じた。
きびしい映画評論で申し訳ない。
年齢のせいか、それとも仕事の疲れのせいか、殺戮シーンでは眠気さえ覚えてしまった。
(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司
BW はやし浩司 13人の刺客 ピラミッドの謎 謎のピラミッド クフ王 カフラー
王 地球 金星)
【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
●10月10日(日曜日)(2010-10-10)
昨夜は稀に見る大雨。
叩きつけるような大雨。
山荘へ来る途中、滝のような雨を経験した。
山道のアスファルトの上を、川のように雨水が流れていた。
車のライトで雨がカーテンのようになり、1メートル先が見えなかった。
「こんなに降ったら、山崩れになるわ」と、ワイフは数回、言った。
●山荘にて
今日の予定は、とくになし。
家に帰ったら、マガジンの発行予約とホームページの更新。
あとはもろもろ。
人に会う約束もなし。
思う存分、原稿が書ける。
楽しみ。
●損得
朝早く、風呂に入る。
その風呂の中で、こんなことを考えた。
損得論。
「私は人生で、損をしたのか、それとも得をしたのか」と。
金銭的な損得論をいう。
が、こと金銭的な損得論ということになれば、生涯、損ばかりしてきた。
他人から、お金を貰った(?)といえば、ワイフの実父が亡くなったときだけ。
義理の兄が亡父の通帳を解約し、それを7等分(兄弟姉妹分)し、私たち
に10万円を分けてくれた。
あとにも先にも、それだけ。
一方、私は結婚する前から、収入の約半分を実家へ届けてきた。
経済的負担感というより、社会的負担感には、相当なものがある。
私はこの40年近く、それに苦しんだ。
だから実家を法外な価格で売却したときも、「損をした」という
感覚はなかった。
「損をした」と言えば、長い間、社会的負担感に苦しんだこと。
時間を無駄にしたこと。
だから実家を売却したときも、「これで実家から解放される」という喜びが先に立った。
さらに言えば、息子たちがいる。
私は「学費は惜しんではいけない」という、古風な哲学を信奉していた。
だから息子たちの学費については、惜しまなかった。
いつも息子たちに満額で送った。
親バカだった。
気がついてみたら、そこにあったのは、私たちの老後。
貯金は使い果たしていた。
が、損得論も考え方。
つまり金銭的な損得論を考えれば、損に決まっている。
しかし私はその分だけ、人生を楽しんだ。
息子たちが楽しませてくれた。
それについては感謝している。
が、この先はまだ長い。
引退するわけにはいかない。
「死ぬまで仕事」。
「ピンポク」という言葉がある。
前日までピンピンしていて、翌朝、ポックリと死ぬ。
どうせ死ぬなら、そういう死に方をしたい。
つまりそれが今の私を生かす原動力になっている。
お金がなかったら、働けばよい。
稼いだお金は、どんどんと使っていく。
●神経痛
先週、山荘へ来たとき、こんなことがあった。
私は、不用意に頭をひねると、首のうしろ、頭寄りの神経が、
ギクリと痛むことがある。
瞬間のことで、そのまま痛みは消える。
それまでは床についてから、枕元で頭を浮かせた状態で首をひねると、
ときどきそうなる。
この部分に大きな神経があり、それをぐいと引っ張ることによる
痛みということになる(素人判断)。
それが先週、廊下を歩いているときに起きた。
歩きながら、風呂場のほうを振り向いたときに、ギクリ!、と。
今までに経験したことのないほど、強い痛みだった。
その瞬間、私はその場にうずくまってしまった。
そのときのこと。
おかしなことに、本当におかしなことに、私はこう思った。
「これで死ねる!」と。
●死の恐怖
「死の恐怖」という言葉がある。
人間、生きていくのもたいへんだが、死ぬのもたいへん。
私の年齢になると、私も含めて、「どう生きるか」よりも、「どう死ぬか」
のほうを先に考える人が多い。
私もよく考える。
が、その一方で死に対する不安や恐怖はある。
ないとは言わない。
死の恐怖を克服するのは、相当な宗教家でも、また哲学者でも、無理。
(こう決めつけて書くのも、失礼なことかもしれないが・・・。)
しかしそのときたしかに、私は、こう思った。
「これで死ねる」と。
幸いにも(?)、いつものように痛みはすぐ消えた。
つまり私はその瞬間になったら、「これで死ねる」と、意外とあっさりと、
死を受け入れることができるのではないか。
そんなふうに、今、考えている。
●無
この大宇宙も、いつかは消滅してしまう。
すべての星々が燃え尽き、すべての大銀河も光を失う。
物質の原点である陽子さえ、半減期を繰り返し、やがて分解し、消える。
ブラックホールですら、最後は、蒸発して消える。
何10兆年も先の話らしい。
そのとき、この大宇宙は闇と冷気に包まれた、「無」の世界に返る。
つまりこの大宇宙は、「絶対的無」の状態から、インフレーション
が起こり、つぎの瞬間に「ビッグバン」と呼ばれる大爆発を経て、生まれた。
再び、この大宇宙は、いつか「無・無・無……」の世界に戻る。
が、何も何10兆年も待つ必要はない。
固体の死イコール、大宇宙の死と考えてよい。
私も死ねば、この大宇宙もろとも、消滅する。
チベット密教や和式仏教では、「生まれ変わる」と教えるが、根拠が
あるわけではない。
第一、 釈迦自身そんなことは、一言も口にしていない。
ウソだと思うなら、一度、法句経を読んでみたらよい。
仏教徒を名乗るなら、また法事、法事と儀式に明け暮れるなら、一度は
自分で読んでみたらよい。
頭が熱くなったが、もとからこの宇宙は「無」と考えれば、「損」など
何でもない。
とくに金銭的な損など、何でもない。
●お金(マネー)
今、ここに生きている。
それにまさる価値は、ほかにない。
目が見える。
音が聞こえる。
歩いたり、話をしたりすることもできる。
こんなことを書くと、そうでない人に対してたいへん失礼なことは、
よくわかっている。
しかし私は、今、健康だ。
疲れやすくなった。
気力も、集中力も弱くなった。
が、それをのぞけば、私は健康だ。
成人病とも無縁。
あと何年生きられるかはわからないが、ここ1、2年でどうかなるという
ことはない。・・・だろう。
だったら、今日も、10月10日という1日を、懸命に生きる。
損か得かということになれば、そういうかぎりある1日を、だらしなく
過ごすことほど、損なことはない。
そういう意味では、私たちはこの資本主義社会の中で、お金(マネー)に
あまりにも毒されすぎている。
この日本においても、貨幣が一般社会に流通し始めたのは、江戸時代の中期。
貨幣は奈良時代の昔からあったが、貨幣の性格そのものがちがった。
そんなお金(マネー)に、どうしてこうまで毒されるようになってしまったのか。
余計なことだが、そんなことも考えた。
●生きる価値
私たちは本来、価値あるものを、価値のないものと思い込む。
その一方で、価値のないものを、価値あるものと思い込む。
その基準となるのが、「損得論」ということになる。
言い換えると私たちは常に、損得論に振り回されながら、生きている。
そこで大切なことは、「価値」とは何か。
もう一度、自分に問いただしてみること。
何が大切で、何が大切でないか、と。
一朝一夕には結論は出ないかもしれない。
それこそまさに哲学の分野ということになる。
しかしそう問いつづけることによって、その先に何かが見えてくる。
「価値」というのは、そういうもの。
●今日もがんばろう!
風呂から出ると、昨夜の雨は消え、低い雲の向こうに高い雲が見え、
その先に水色の空が広がっていた。
・・・こうして今日も、始まった。
10月10日、日曜日。
祭日。
今日も、がんばろう!
やるべきことを、しっかりとやろう!
では、みなさん、おはようございます。
Hiroshi Hayashi++++++Oct 2010++++++はやし浩司(林浩司)
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